ユング心理学の視点から見た日記。スーパー戦隊シリーズ キョウリュウジャー、トッキュウジャー、東のエデンのレビューと感想。エニアグラム、子どもが育つ魔法の言葉、話が通じない人の心理、自分に気づく心理学。ドラマやアニメから学ぶ人生観。
 
既に述べてきたように、それぞれのタイプの発現というものは、限定的になると困ったことになります。縛りがきつすぎると、どうしても現実にそぐわないものになったりもするでしょう。

例外なく○○でなければならない、
例外なく△△しなければならない、

こうなると無理が出てくるのは、容易に想像できますよね。

ぴったり嵌れば(はまれば)いいですが、外してしまうとトホホになってします。しかも例外がないから対応できない。絶えず○○してしまう。



さて、人間の態度や行動、感情といったものが限定的に現れやすいのは、やはり余裕やゆとりが持てない時に、そうなりやすいように思います。余裕がある時には、視野を広くとれて、それだけ性格的なものも幅広く働いていたりするのですが、余裕がなくなってくると、視野が狭まるのと同じく、性格的な働きもまた限定されてくるのかもしれません。

限定された性格が、さらに例外を認めない頑固さをもって発現してくるので、これは無理が出ますよね。

こうなると、しんどいです。



例外なく○○でなければならない、
例外なく△△しなければならない、

あるいは逆に、
例外なく○○してはならない、
例外なく△△であってはならない、

こういった決め付けや思い込みを、エニアグラムでは 「囚われ」 と呼びます。

多くの人間が自分のタイプにそって、このような制限を自分に課していたりするんですね。

まあ、この辺は、タイプによって自覚しやすいタイプもあれば、それが難しいタイプもあるようですが、人間というものは、このような囚われに少なからず支配されているようです。知らず知らず、自分自身に制限をかけてしまうんですね。そして、狭い方、狭い方に、自身を追い込んでしまいます。



××であることはイヤ、
××であることが赦せない、
××であるのが怖い、

こういうのは程度の差こそあれ誰でも持つものだと思うのですが、「制限」や「囚われ」となると、

例外なく××であることはイヤ、
例外なく××することが赦せない、
例外なく××であるのが怖い、

少しでも××であることはイヤ、
少しでも××することが赦せない、
少しでも××であるのが怖い、

こういう風になってしまいます。

これでは身動きが取れなくなって当たり前ですよね。



こうなると、思考や行動のパターンが制限され、エネルギーの多くもそれに費やされてしまうので、他のことが疎かになりがちです。同じところをぐるぐる回り、他に目がいきません。

制限が制限を呼んで、その制限が更なる制限を呼んで――という風に、際限がありません。

当たり前に疲れるし、当たり前に物事が好転せず、それでいて視野が狭まっているので、そういうことが見えてきません。

壁に頭をぶつけたまま、それでもガンガン前に進もうとしているようなものです。これでは「前に進む」が「頭を打ちつける」になってしまいます。(*1

で、そうなるのを防ぐためにも、自分たちが無意識のうちにこだわっている、「制限」や「囚われ」というものに目を向けましょうというのです。

それによって、上記のような事態を回避しましょうというんですね。

自分が知らず知らずのうちにこだわってしまっている、「囚われ」や「制限」を知って、そこからいろんなものに気づいていこうというのです。



そういうわけで、次回は、それぞれのタイプの「囚われ」について見ていきたいと思います。





「エニアグラムの目次」

次回は、来週火曜日に…





 





(*1

>壁に頭をぶつけたまま、
>それでもガンガン前に進もうとしているようなものです。
>これでは「前に進む」が「頭を打ちつける」になってしまいます。

でも、こういうことが必要な「時」もあって、

硬い壁を<穿つ(うがつ)こと>が必要な場面もあります。

何が必要かは、その時々で違いますな。




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[サイト内タグ]:  エニアグラム  囚われ  余裕



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生息地:関西
分類:昭和人間
生まれ:
黒電話、赤電話が主流で、冷房は扇風機、暖房は石油ストーブと炬燵という時代


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