ユング心理学の視点から見た日記。スーパー戦隊シリーズ キョウリュウジャー、トッキュウジャー、東のエデンのレビューと感想。エニアグラム、子どもが育つ魔法の言葉、話が通じない人の心理、自分に気づく心理学。ドラマやアニメから学ぶ人生観。
 
はじめに――


どこまで伝わるかは、実のところ分からないのだけれども、人間、人生のどこかで、「変わらなければならない時期」が来るように思います。

それは自身の内部から来るかもしれないし、外部から来るかもしれません。

理由もなく、にっちもさっちもいかなくなる場合もあれば(=明確な理由もなくガス欠状態になって、動けなくなることもあれば)、外的な――いわば現実的な――理由で、にっちもさっちもいかなくなる場合もあるでしょう。あるいは、この世の中で生活する以上、その両方が複雑に絡み合うかもしれません。

で、そういうものに際して、人は自分なりにいろいろと考えるのだと思うのですが――というか、考えざるを得なくなるのですが――その、私なりのひとつの答えが、「変容への要望」です。

内的にせよ、外的にせよ、変わることが要望されるわけです。(「変われ、変わらんことにはどうしようもあらへん」そういう声が直接聞こえるわけではないですが、メッセージや意味として、全体の布置の中にそういうものが含まれていると思うのです)。ともかく、そうしないことには、どうにもならんのですね。

まあ、このひとつの答えを武器に、すべてをぶった切る気はさらさら無いのですが、多くある答えの、大事なひとつだとは思います。



まあ、人の数だけ人生があるとして、そして、その個人が、生まれてから自分なりの人生なり性格なりを築いていくとして――何かありがちな言葉になってしまいますが――やがて「壁」とか「行き詰まり」とかに遭遇するものだと思います。

まあ、それも当たり前で、例えば、性格というものを考えると、ひとつの性格を築いていくということは、多くある人間の傾向のうち、ある一点を強調するみたいなものですから、下の図のように、どうしても歪なものになってしまうんですよね。

突出した性格


例えば、病気と呼ばれるものはいくつもありますが、それだってある見方をすれば、ある性格が極端に大きくなったものだと言えなくもありません。(まあ、乱暴な言い方をすれば、ですが)

病気云々は措いといても、
やさしいのはいいけれど、やさしすぎるとにっちもさっちもいかないわけで、
多少怒るのはいいけれど、何にでも怒るようだと困ります。

厳しすぎるとしんどいし、厳しさがないと緩んでしまう。
寛容なのはいいけれど、犯罪的なものにまで寛容だと社会が維持されない。

空気を読むのはいいけれど、その空気で窒息したら困ります。
個性的なのはいいけれど、個性的でなければならないとなると、これまた息苦しいです。

このように、人間というものは、一方向のみには進めないんですね。

進めるにしても、どこかで不都合が生じるのです。


もっと現実的な問題にしても、今まで頼りにしてきた○○が通用しなくなるということもあるでしょう。
例えば、ある技術を持っていて、それで今まで十分にやっていけたのが、ある日突然、通用しなくなることだってあります。

それは職業的なものもあろうし、もっと身近な挨拶的なもの、付き合い方、それが何であるにせよ、突然今まで当たり前だったものが通用しなくなることもあります。



これじゃあ、まいっちゃいますよね。心が沈んじゃうのは当たり前。身動き取れません。拠り所や支えが、ふっと消えちゃうわけですから。

で、理由はどうあれ、こういう時は変わることが要望されるのだと思います。

いや、誰が悪いとか、あれが悪いとか、こうしとけばよかったとか、そういうのでは全然無いのです。

善悪関係なく、ともかくどうにかしなければならない。

変わらなければならない。

そういうことだと、私は思うのです。

(それを避けたから生じたであろう不幸も、ニュースなどで報じられたりします)


息が詰まって死にそうになっているとしたら、何とかしなくちゃいけないでしょ?
血を吐きながら、それでも走り続けているとしたら、そのままでは危ないでしょ?
何かが失われていくまま放置していると、それも怖いでしょ?

今までが通用しなくなったら、これからを探す必要が生じます。
足りないものがあれば足さなければならないし、
余計なものがあれば、切り離さなくてはなりません。

何かをするにしても、何かを止めるにしても、
何かを身につけるにしても、何かを棄てるにしても、

方向転換みたいなものは必要になるわけです。
特に、一方向に進んでいればいるほど、ですね。

善悪関係なく、誰のせいとかも関係なく、ともかく、そのままだと苦しかったり、危なかったりするんだから、変わらないことにはどうしようもないでしょう。

それが「やりなおす」ってことです。



で、その時に役立つ羅針盤のひとつではないかと思うのが、『エニアグラム』なんですが、このシリーズでは、下記の本を参考にしながら、自分なりに理解したこと、思ったこと、考えたこと、振り返ったことなどを、記事にしていこうと思います。

どういうシリーズになるかは分かりませんが、どうぞよろしくお願いします。




 





次回は、火曜日に…


「エニアグラムの目次」





【注意】

でも、まあ、変わるってことを全面的に肯定しているわけではないし、ちょくちょく記事に書いてますが、変わるということは痛みを伴うものです。

「生まれ変わる」となると、文字通り「死」を経ることですから、もう言葉にならないほど大変です。

なわけで、「変わる」ということは、どうしても変わらなければならないとか、変わらないとしょうがないとか、変わらないことには破滅してしまうとか、そういう人がやるのだと思います。逆に、手軽な気持ちで変わろうとしたら、今まで問題なかった人が病気になるかもしれません。

変わるってことは、そういうことでもあるんでしょう。

心理学とか、心の問題、変容というものはそういうものなので、業の深い人だとか、にっちもさっちもいかない人が、変容すべきなのだと思います。

まあ、変わるということはそれくらいたいへんな仕事です。

それは今まで否定してきた方向――あるいは、見逃していた方向――に進むようなものなんですから。

他の性格の人はなんとも思っておらず、しかし自分にとってはなかなかできないこと、踏ん切りがつかないこと、それをやるようなもんなんですから。

(まあ、その辺のことも、後ほど…)




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[サイト内タグ]:  エニアグラム  性格  変容



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Author:南方 城太郎
生息地:関西
分類:昭和人間
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黒電話、赤電話が主流で、冷房は扇風機、暖房は石油ストーブと炬燵という時代


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