ユング心理学の視点から見た日記。スーパー戦隊シリーズ キョウリュウジャー、トッキュウジャー、東のエデンのレビューと感想。エニアグラム、子どもが育つ魔法の言葉、話が通じない人の心理、自分に気づく心理学。ドラマやアニメから学ぶ人生観。
 
前回からの続き…)

このように、世の中には、
比較的簡単にみなで共有できるような現実、外的現実もあれば、
個人的な体験だけに、なかなか共有できないような、内的現実もあるのです。

後者は、なかなか共有できないので理解されず、
ウソだとか非現実的だとか、そういう風に言われることもありますが、
その個人にとっては、実際に(内的に)体験した、紛れもない現実であって、ウソでもなんでもなかったりします。

外的現実には起こりえないことが、内的現実においては起こり得るわけです。

ただ、こういう同じであって同じでないものを混同すると、話がややこしくなるだけです。

また、こう言うと、「あちらの世界」を大事にする人のみが混同するのかと思われてしまうかも知れませんが、
「あちらの世界」を毛嫌いする「こちらの世界」の信奉者にしても、混同しているが故に怒ったり、毛嫌いしている場合もあるので、まあ、どっちもどっちといえるかもしれません。

(「(内的に)体験した」と告白する人に対し、「そんなもの現実に(外的現実として)起こるか!」と言って怒る場合もあるわけです)



我々は「あちらの世界のもの」に直接には触れられないし、
見ることも、意識することも困難だったりしますが、
そういうものも、
例えば、夢というカタチでその一端に触れる場合もあれば、
「我を忘れたように」という言葉があるように、そういうものが突如として態度や行動として表に現れる場合もあります。

そういうことからも分かるように、
我々の意識し得ない何かが、確かに、内的現実の世界で生きているんでしょう。

そういう、意識化の難しい何かが、「あちらの世界」に存在するわけですね。
そして、時として、意識に何らかの影響を与えたりもするのです。

我々は時に、「実際に」見たり触れたりしないものは、無いものと断罪してしまいますが、
実際には傍にあっても、それを意識しない限りは無いも同じというだけであって、身近なところに、何かが存在しているのかもしれません。

そして意外と、その片鱗というものに、いろいろと接触しているかもしれません。

これは別にオカルト的なものを指すのではなくて、
不可解な人間のメカニズムがそこにあるということです。

その不可解なものを理解しようとしたひとつのカタチが、
ある時は、神や悪魔だったり、怪物だったり、霊だったり、狐や狸といったものになるのかもしれませんね。



まあ、何にしろ、現実には、
みなで共有できるような外的現実もあれば、
みなで共有することが困難な、非常に個人的な、内的現実もあるということです。

前者が「こちらの世界」で生じる現象であり、
後者が「あちらの世界」で生じる現象であり、
その差こそあれ、共に現実だということですね。

で、心理学の一端というものは、
その「こちらの世界」にも影響を及ぼす、「あちらの世界」に存在する何かを、明らかにしようという試みなのだと思います。

「あちらの世界」にある「そのもの」は、観測不可能なわけですが、
「あちらの世界」のものに影響されて生じる、「こちらの世界」の現象というものがあるわけで、
そういうものを手がかりに、
「あちらの世界」を探求しようという、試みなのだと思います。



では、次回は、
そんな、あちらの世界のものとの関係が深いと思われる、夢について考えたいと思います。





「夢という自然」に続く…)





アマゾン:人間と象徴 上巻―無意識の世界

「人間と象徴の目次」




関連記事
[サイト内タグ]:  人間と象徴



ブログランキング・にほんブログ村へ
BlogPeople「人間・哲学/人間考察」
blogram投票ボタン


ランキングに参加しています
よかったらクリックしてね


秋だから、実をためる


↑ページトップへ


■ 最近のエントリ

■ 人気ページランキング


↑ページトップへ




// HOME //
Powered By FC2ブログ.
copyright © 2005 枕石漱流 日記(ユング心理学の視点から) all rights reserved.
ブログパーツ アクセスランキング
■ Amazon
■ 注目記事
■ アーカイブ
■ カテゴリ

■ 月別アーカイブ

■ 検索ぷらす


【注意】 ENTERキーだとうまく表示されないようです。申し訳ございませんが、ボタンを押してください。

■ キーワードハイライト機能

検索時、検索語句がハイライトされます。

■ BlogPeople リンクリスト

リンク集と更新状況↓



☆登録する by BlogPeople☆

■ RSSリーダーに登録

 RSSリーダーで購読する

 メールで購読する


(リンク切れを修正しました)


■ 最近のトラックバック
■ スポンサードリンク

■  
■ スポンサードリンク



■ 最近の記事
■ カレンダー

07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

■ FC2カウンター



現在の閲覧者数:

■ プロフィール

南方 城太郎

Author:南方 城太郎
生息地:関西
分類:昭和人間
生まれ:
黒電話、赤電話が主流で、冷房は扇風機、暖房は石油ストーブと炬燵という時代


日記について


拍手する

プロフ
電脳露店マイアソシエイトストア
おバカ映画

■ リンク
■ RSSフィード
■ インフォメーション


検索サイトiscle
(検索サイトさんです)

■ QRコード

QRコード

携帯でも御覧になれます。

■ 地域情報



ジオターゲティング





■ にほんブログ村

■