ユング心理学の視点から見た日記。スーパー戦隊シリーズ キョウリュウジャー、トッキュウジャー、東のエデンのレビューと感想。エニアグラム、子どもが育つ魔法の言葉、話が通じない人の心理、自分に気づく心理学。ドラマやアニメから学ぶ人生観。
 
「祭」「祭り」(まつり)というのは、「祀り」という言葉からきているそうな。

つまり、「神を祀る」ことですね。



ただ、現代の祭りというと、「神を祀る」「祖先を祀る」「地鎮」「鎮守」「鎮霊」などの他に、「何らかの祈願」(五穀豊穣、豊作祈願、無病息災、家内安全など)、そして、それらを建前とした、「普段できないことをする」といった意味もあるような気がします。

普段できないことというのは――今ではその意味は薄いのかもしれないけども――贅沢なものを食べるとか、たらふく酒を飲むとか、思いっきり羽目を外すとか、普段なれないもの――異性、獣、神や悪魔、など――になるとか、そういった意味もあるような気がします。

(普段できないことができるんだから、そこはある種の、異空間であって、赦された場所なんでしょうね)

それは結果として、「ガス抜き効果」にもなっただろうし、普段は現れない人間の中の異質なものを、うまく、限られた場所と期間内に、この世に顕現させるといった、暴走を防ぐ役割もあったかもしれない。

というか、そういうのがないと、「やってられない」面もあったでしょう。



そういうことを考えると、世の中全体の裕福度がアップして、「贅沢感覚」が薄れてしまった今、祭りの意味はどうなっていくんだろうか? とか、祭りの意義が失われていく中、また、祭りに参加すること自体があまりなくなった今、我々現代人は、内なる異性なり、神なり、悪魔なり、獣なりを、どうやって、発現させていけばいいのだろうか? とか、そういうことも考えてしまいます。

特に、後者においては、「事件」として、それが顕現したりしているわけだから、ちょっと、考える必要があるのかもしれませんね。



こういうことには異論を唱える人もいるんだろうけども、人間は、やっぱり、その内側、あまり意識しない領域に、(内なる)異性とか、獣とか、神とか、悪魔とかを持つのだと思うし(←それを本能や衝動と呼んだり、影とか、アニマ・アニムスという風に呼んだりもしますが)、そういうものとどうしても付き合わざるを得なくなっちゃったりするんだから、それを抑えつけたりコントロールしようとするばかりではなく、うまく発現させる方法を、考えないといけないのかもしれない。

それはいわば自然であって、ストレスが蓄積すれば地震も起こるし、電荷が蓄積され飽和すれば、雷(神鳴り)も落ちるし、マグマが溜まれば、噴火もします。

それは人間の中のものだって同じ。

まあ、内側のものも、外側のものも、そういう意味では、自然であり、神なんでしょう。

その付き合い方ってものを、もう少し考え直すべきかもしれませんね。

(今までのやり方では、どうしようもなくなっている感がある)





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【蛇足】

(本来の)祭りがなくなってきているんだから、もう、やってられないのかもしれない。あるいは、別の祭りを作り出しているのかもしれない。

そういう意味では、祭り願望というものは、どうしようもなくて、我々が当たり前に持つものなのかもしれません。

(我々は、内なるものを発現させるような、異空間なり、赦された場所なりを、欲しているのかもしれない)
(それを社会の中で、どうやってうまく組み込んでいけるか、ってことなのかな)


(案外、カラオケなんかも、そうかもね)
(コスプレとかも)
(どうやって、うまくハジけるか、みたいな…)




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Author:南方 城太郎
生息地:関西
分類:昭和人間
生まれ:
黒電話、赤電話が主流で、冷房は扇風機、暖房は石油ストーブと炬燵という時代


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