ユング心理学の視点から見た日記。スーパー戦隊シリーズ キョウリュウジャー、トッキュウジャー、東のエデンのレビューと感想。エニアグラム、子どもが育つ魔法の言葉、話が通じない人の心理、自分に気づく心理学。ドラマやアニメから学ぶ人生観。
 

マンガ家の浦沢直樹先生が、読売テレビの「マヨなか芸人」に出演されていました。


浦沢直樹 in マヨなか芸人


イラスト対決にも、注目です。

テーマは、「恥じらうババァ」。



□ 制作秘話


「YAWARA!」


本当は、小難しい医療ものを描くつもりだったという、浦沢直樹先生。

けれど、打ち合わせの際、担当編集の反応が、悪かった。

プロ野球(日ハム)の話をしている時はノリノリだったのに、医療ものに対しては、つまらなそうな顔をする。

この人(編集者)はスポーツが好きなのかな? そう思った浦沢先生は、「女子柔道マンガでも、やります?」と、何気に口にしたのだそう。

すると、編集者の目が、キラッ! と光った。

女の子だから、「やわら」って名前で、おじいちゃんが鬼コーチで、という風に、その場で すぐに決めていったのだそう。

スケッチを見た担当者は、「それでいこうよ!」と即決。

わずか数分で、あの名作漫画が生まれたのでした。


YAWARA!誕生秘話


当時、女子柔道に興味がある人は、今ほど多くなかったという。

浦沢先生の「YAWARA!」をきっかけに、田村亮子というスターの存在も相まって、人気となり、競技人口も増えていったのだ。



ラフスケッチを見ると、柔の祖父・猪熊滋悟郎の雰囲気が違っています。

浦沢先生いわく、「マンガの人気キャラの鉄則というか、人気になると、小っちゃくなるんですよ」。

(例:ドラえもん、パタリロ)


すると笑い飯西田さんが、「男塾の3年生も、死ぬほどデカかったですよね」と。




「20世紀少年」


テニス漫画「Happy!」が最終回を迎え、打ち上げが催された。

「YAWARA!」からずっと週間連載だったため、もう二度とやりたくないとの思いが先生にはあったという。

打ち上げで、乾杯の後、「二度と週刊誌になんか描くもんか~!」と、叫んだのでした。


その日、家に帰って、お風呂に入っていると、イメージが降りてきた。

国連総会で、演説が行われている。

「彼らがいなければ、我々人類は、21世紀を迎えることは なかったでしょう」

お風呂から出た浦沢先生は、あわてて、それをメモ。

小学館の週刊スピリッツ編集部に、FAXしたのでした。


浦沢直樹 in マヨなか芸人


「二度と週刊誌になんか描くもんか~!」と宣言した直後だったが、誰かに先にやられるのはイヤだと思い、送ってしまったらしい。





□ キャラが勝手に動く?


浦沢先生によれば、「勝手に動いちゃわないと、ダメかもしれないですね」とのこと。

描き手のコントロールを離れ、そのキャラクター独自の動きをしてもらわないと、困る。

生きている人がそうであるように、定まったキャラは、思い通りにはならない。

時には、描き手が「あっ!」となるのが、本物。


水島新司先生は、大三振するシーンを描いていて、あまりにいいスイングだったため、「ホームランだ~!」と、本塁打にしたという噂がある。





□ 今の漫画界について


1995年以来、右肩下がりらしい。

マンガ喫茶や古本の大手を、「大規模な回し読み」と表現した。

増刷も、かなり減ったという。


漫画界のことを思うなら、コミックを買うのが一番。

それがないと描く場所も減るし、こちらの読む機会も減ると。

コミックを買うことは、「この作品はいいぞ!」という読者側の表現となる。





□ イラスト対決


絵のテーマは、「恥じらうババァ」


浦沢先生いわく、「マンガっていうのは、ババァだけじゃダメなんですよ。そこに演技が入るから」と。



ブラックマヨネーズ小杉さん作


恥じらうババァ マヨなか芸人


恥じらうババァに吉田さん、ブチ切れ。「ええ年してんのやから、出てきて、スッと言え!」「結果ハッキリ出したるから、出てこい!」

それに対し小杉さんは、「オレのババァ、気になってるやん。メロメロやん」と。



銀シャリ 鰻さん作


恥じらうババァ マヨなか芸人


イヤン! といったポーズ。

垂れた乳が、ちょっと出ている。



笑い飯 西田さん作


恥じらうババァ マヨなか芸人


入れ歯を見せている。

「誰に見せてんねん!」と吉田さん。

入れ歯を外したから、口元がシワシワに。



モデル 宮田聡子さん作


恥じらうババァ マヨなか芸人


お化粧して、お見合い写真を撮る時のババァ。


西田さんは、「思ってたタッチと違う(笑」と。

ネイティブアメリカンの雰囲気?


右目と左目の大きさが違うのが、妙にリアル。



ブラックマヨネーズ吉田さん作


恥じらうババァ マヨなか芸人


30円やるからパンツ見せろ! と言われ、葛藤しながらも 30円欲しさにパンツを見せているババァ。




浦沢先生が一番漫画家に向いていると思うのは、鰻さん。

ストーリーがありますよね、と。



みんなから頼まれ、浦沢先生がお手本を描くことに。

ライブドローイングです。

下描きなしで、スラスラと書いちゃう。


恥じらうババァ 浦沢直樹


観客席からは、感嘆の声が上がっていた。

と同時に、絶妙な表情に、笑い声も。




「浦沢直樹展 描いて描いて描きまくる - 大阪の巻 -」

1月25日まで開催中。

会場は、大阪南港 ATC特設会場(ITM棟2階)


浦沢直樹展





□ 学生時代に起こった事件


小室哲哉にレコード事件


「20世紀少年」のオープニングにある、主人公ケンヂ が放送室で T. Rex(T・レックス)の「20センチュリー・ボーイ(20th Century Boy)」をかけるシーン。

あれは、浦沢先生の実体験。

中学1年の時、(放送部の女子生徒を縛ったわけではないが)放送室に行って、女の子の放送部員に、「これかけてください」と、レコードを差し出した。

これをかけたら 府中第四中学校がひっくり返るぞ! とワクワクしていたが、生徒たちの反応は「何が?」といったもの。

ひっくり返るどころか、気づいてさえいなかった。

結局、何も変わらなかったのだ。


しかし、後年、「20世紀少年」を読んだ小室哲哉さんから、分厚いファンレターが届くことになる。

実は、小室さんは同じ中学で、一年上の放送部の部長だったのです。

マンガを読んだ小室さんは、「ボクのことが描いてる!」と思ったのだそう。

中学時代、小室さんの留守中に、誰かがT・レックスの「20センチュリー・ボーイ」をかけたという記憶があった。




5歳くらいからマンガを描いていたという浦沢直樹先生。

チラシの裏に手塚キャラを描いては、手塚治虫とサインしていた。

小学生の頃には、自作のマンガを描き上げていたそうです。


12歳(小6)にして、公害問題を扱ったマンガ。

公害により人間の血が汚れてしまっているので、ドラキュラも人間の血を吸うと、病気になってしまう。

なので、ドラキュラは、毎日トマトジュースを飲んでいるのであった。




9年で 全54巻


同じように、小学生時代、マンガを描いていた、銀シャリの鰻さん。

小1から中3まで、(ノートに)全54巻を描き上げた。


影響を受けたのは、「星のカービィ」。

ストーリーは、ドラゴンボールのようなバトル系の話から始まり、40巻くらいで野球をやる。

最終的に、死んで終わるとのこと。


枠(コマ割り)が無いのが特徴。

読むのに、コツがいりそうです。



銀シャリ鰻 全54巻の漫画


カービィのバトルシーンを見た吉田さんは、「西成のオッサン描いてんの?」と。


風を描く画力が無かったため、字で表現。


銀シャリ鰻 全54巻の漫画


逆に、新しい気がする。




学生服の下に…事件


笑い飯 西田さんは、学生服の下に、自作の鎖帷子(くさりかたびら)を着ていた。

誰にもバレないようにしていたが、半日ほどで、体中が金属アレルギーでかゆくなったという。


誰からも切りつけられなかったが、切りつけられたと同じくらい、肌が荒れたとのこと。




ラブレター切手事件


これも、西田さんの話。

昔、片思いの女の子に、手紙を出すことにした。

相手を気遣う気持ちから、切手をなめて貼るのは失礼だと思った、若き西田さん。

ミネラルウォーターをコップにとっておき、それを使うことにした。

それだけ神聖な心持だった。


手紙を投函したのだが、帰ってみると、切手が置いてある。

あっ! 貼り忘れた!

西田さんは切手とコップを持って、ポストへ。

集配時間を確認しようとしたが、雨でズルンズルンになり、読めない。

このままだと、相手がお金を払うことになる。それだけは避けなければ。

そう思い、仕方なく、切手とコップを手に、そのまま待つことに。


それを見た近所の人が、こう言った。

「幸(こう)ちゃん、何や? 日本酒 飲んでんのか?」


その後、無事、切手を貼らせてもらったとのこと。




東京受験事件


これも西田さん。

受験のため、東京に出てきた時のこと。

満員電車に乗っていると、前に立っている男の人が、西田さんの腰を両手で持ち、お尻を押し付けてきた。

何これ? チカン?

狼狽しながらフリーズしていると、その男の人が屁をこいた。

股間に屁をかけられた格好の、若き西田さん。

男は着いた駅で降りて行ったが、残された西田さんはさらに混乱。

何で? 何で? 何で?

そのまま受験会場にたどり着いたが、うまく答えられなかったとのこと。




浦沢直樹 描いて描いて描きまくる (原画集・イラストブック)



 → 「マンガのアーカイブ」




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Author:南方 城太郎
生息地:関西
分類:昭和人間
生まれ:
黒電話、赤電話が主流で、冷房は扇風機、暖房は石油ストーブと炬燵という時代


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