ユング心理学の視点から見た日記。スーパー戦隊シリーズ キョウリュウジャー、トッキュウジャー、東のエデンのレビューと感想。エニアグラム、子どもが育つ魔法の言葉、話が通じない人の心理、自分に気づく心理学。ドラマやアニメから学ぶ人生観。
 
久しぶりの特撮です。


レインボーマンのDVDを買ったので、レビューします。

見るの、久しぶりだな~。

昔はサンテレビで再放送してたけど、今はないもんな~。



レインボーマン 第1話 奇跡の聖者




第1話「奇跡の聖者」


1947年に始まった、インドとパキスタンの紛争。

1971年には三度目の全面戦争に突入していた。

第三次印パ戦争である。


なんと、その戦火の中に、ひとりの日本人が。

「あ~あ、ひでえめにあった」などと呑気なことを言ってる、この青年。

彼こそが、物語の主人公、ヤマトタケシであった。


彼は何のために、銃弾飛び交うインドに来たのか?

目の前には兵士たちの死体が転がり、時には自分も撃たれそうになる。

そうまでして、何を得ようというのか?


クリシュナガールの国境に差し掛かろうとした時、タケシはジープに乗ったインド兵に止められた。

パスポートを提示し、自分が日本人であることをアピールする、タケシ。

その時、パスポートから、雑誌の切り抜きらしいものが落ちた。


それを見て驚く、インド兵。

「ダイバ・ダッタ…」


ダイバ・ダッタの記事


そう、この 妖怪 老人こそ、ヤマトタケシが求める人であった。

この人に会うため、はるばる日本から来たのだ。


インド兵は写真に手を合わせ、祈り始めました。


「おいおい、何も拝むことたぁ…」

そう言いかけたタケシであったが、ハッとした。

「ダイバ・ダッタってのは、そんなに怖ろしい人なのか」


ジープで送ってもらおうとしたタケシでしたが、インド兵は険しい顔で、帰れと言う。

もう、すごい剣幕です。

よほどの聖人なのだろうか。


が、タケシもガキの使いじゃない。

死ぬかもしれないような場所に来て、今更帰れるもんか。


無理やり止めようとしたインド兵でしたが、これがまずかった。

考えるより先に、タケシの体が反応してしまったのだ。

手を払いのけたと思ったら、持ち上げて、肩車。さらに、大回転。

そのままインド兵を、数メートルも放り投げてしまった。


これそ、下町の黒ヒョウ・ヤマトタケシの必殺技“回転落とし”だった。


そして、タケシは思い出す。

この技が、自分の運命を変えたことを…。


-----------------------------------------------------

全国高校レスリング関東地区大会優勝決定戦。


タケシの相手は、まるでオッサンのようであった。

顔もオッサンなら、体もオッサン。

パワーも高校生を超えて、オッサン並みである。

さすがのタケシも、圧されてしまった。

片足を取られて倒され、ポイントを失うのでした。


あわやフォール寸前でしたが、タケシはこれをブリッジでこらえた。

そして一度離れ、あの技を放ったのだ。


相手の懐に飛び込み、肩口から抱え上げる。

肩に担いだまま、大回転。

平衡感覚をなくした相手を、放り投げる。

まさに、殺人技であった。


これで、ヤマトタケシの勝利!

みんなから称えられる――はずだった。


が、タケシを取り囲んだ人たちの口から出たのは、非難の声でした。

反則だぞ!

骨が折れてるぞ!

貴様、何人ダメにすれば気がすむんだ!

放課後電磁波倶楽部め!


目をむいて、タケシは返した。

「甘ったれるんじゃねえ!」

「レスリングってのはなあ、お嬢さんのダンスじゃねえんだぜ!」

「男と男の真剣勝負なんだ!」

「骨が折れるなんてえのはよぉ、未熟な証拠だい!」





後日、タケシは、レスリング部から除名されることになった。


当然、タケシは反発します。

弱小チームである城東高校を関東2位に押し上げたのは、誰のおかげだ!


もみあげキャプテンの言い分は、こうである。

「君の功績は認める」

「しかし、君は今度の大会で、4人もの負傷者を出した」

「(確かに相手が)未熟(なの)かもしれん。しかし、我々は、アマチュアのレスリングをやっているんだ」

「相手を野獣のように倒すことが目的ではない」

「君のはスポーツじゃない。野獣の格闘だ!」







タケシは、レスリング部を去った。

「こんな ぬるま湯みてえな学生レスリングなんか、こっちから願い下げよ!」と吐き捨てて。




タケシはその情熱を、プロになることに向けました。

必ずプロレスラーになって、頂点を取ってやる。


うさぎ跳び → 縄跳び → うさぎ跳び → 縄跳び → 飯もがっつり食う。

松の木に、キック! 松の木に、チョップ!

松の木に、タックル&キック!

(松木安太郎に物申す)




猛特訓の後、タケシはプロレス道場の門を叩き、テストを受けた。



が、思ってたのとちが~~う!

まったく歯が立たないのだ。

まるで子ども扱い。

打撃は容易に跳ねのけられ、まったく組ませてもらえない。

やがて、ボディスラムで撃沈。

「出直してこい」と、吐き捨てられたのでした。





タケシは、ガソリンスタンドで働く先輩のもとを訪れた。

(のちの警視庁湾岸警察署副署長であった)

(科捜研の女の父でもある)



黒木進(小野武彦)


彼は、アマレスの元チャンピオン。

現役の頃は、逆風車投げという技を使う猛者でした。

しかし、そんな先輩でも、プロレスラーには歯が立たなかったらしい。


「とにかく、プロで生きるには、技だけでなく、たとえ相手に刃物を持たれたとしても、かすり傷ひとつ負わないぐらいの特殊な訓練と、肉体を持たなければだめだ」


(プロレススーパースター列伝に出てきそうな言葉だった)


そんな人間離れした技なんて…。

タケシがそう言いかけると、先輩は教えてくれた。


「インドに、ダイバ・ダッタという老人がいる」

「一種の超・能力者だ」



先輩は、ある雑誌を見せてくれました。

白髪の老人が、修行僧のような格好で、岩場を飛んでいる。


「この老人は、世界でただ一人、奇跡を行う力を持っている人だ」


言葉だけ聞けば、にわかに信じられないことでした。

しかし、タケシは、写真の中の老人に引き込まれてしまった。

何か、言葉にできない「何か」が、そこにはあるような気がする。


先輩は続けた。

「七色の光の中から現れ、七つの違った超・能力者に、化身(げしん)するという」

ある時は岩を割り、ある時は炎を放ち、ある時は水や風を操る。

「これまで世界各国の武道家やスポーツマンたちが、弟子入りに押し掛けたが、誰一人として、彼の術を教わった者はいない」


「よし! オレがもらった!」

タケシの腹は決まりました。

「インドへ行って、ダイバ老人の弟子になってやる!」


-----------------------------------------------------





キャラクター大全 特撮全史 1970年代ヒーロー大全





<Bパート>


インド兵からジープを奪ったタケシは、ヒマラヤの麓を目指しました。

服を奪い、一応 変装している。

(人間誰でもみな同じだ。肌や言葉の違いを除きゃ)



が、インド兵もバカではありません。

検問で見破られ、追われることに。

(肌や言葉の違いでバレたか)


タケシはジープを捨て、山中に身を隠した。


そこで出会ったのは、インド人の母と娘でした。

戦闘に巻き込まれたのか、娘の方が負傷しています。


このぐらいの年の娘を見ると、ムラムラ――いや 日本を思い出す。

元気にしてるだろうか?


タケシは傷を消毒して、包帯を巻いてあげた。

そうしながら、心の中で誓うのでした。

「(みゆき、元気でいるか? おまえの足も、このオレがきっと、治してやるからな)」



-----------------------------------------------------


幼い日のこと、タケシは友達と公園で遊んでいた。

サッカーボールを思いっきり蹴ると、友達がヘディング。


その時、ボールが公園の外へ転がってしまった。


タケシは、妹のみゆきに命令しました。

「みゆき、ボール取って来いよ!」


喜んでボールを取りに行く、みゆき。


が、そこへ車が。





幸い、命は取り留めたものの、みゆきの左足は、もう思うように動かなくなっていました。

装具をはめ、杖なしでは歩けない。


みゆきとタケシは、重い十字架を背負うことになったのです。

(おのれ~車め~! クルマニクラスになってやろうか~!)




インドへ旅立つ前日、みゆきは寂しがった。

「明日から、母ちゃんとあたしと、二人きりね」


(事故のショックが大きかったのだろうか、幼き日と人相が変わっていたとか、いないとか)



修行が終わるまで、半年になるか、一年になるか。


タケシは約束します。

「兄ちゃんなあ、インドでうんと強くなって、世界で一流のプロレスラーになるんだ」

「そしたら、お金もたくさん入るし、おまえの足も治してやる」

「母ちゃんだって、働かなくてもすむようになる」



みゆきは斜め下を向きました。

「あたし、足も治してほしいけど、お兄ちゃんと一年も離れて暮らすなんて、いやだな」


タケシは、みゆきをおぶったあげた。

今は走れないけど、こうすれば一緒に走ったも同じだ。

そして、いつかきっと、走ることができるようにしてやる。


妹を背にして走りながら、タケシは誓った。

「(オレはどんなことをしても、おまえの足を治してやるぞ。おまえがお嫁に行くまでに、オレと かけっこができるようにな)」



-----------------------------------------------------



手当をしてあげると、インドの少女は、頬にキッスのお礼を。


!!


そこに インド兵たちが。


オレは日本人だと必死に訴えるタケシでしたが、兵隊たちには通じない。

(日本語を話しているような気もするが、勘違いだそう)

銃を構えて、今にも引き金を引きそうだぞ。


!!


その時、空に、七色の光が。

かと思うと、炎の中に、老人が見える。


空飛ぶ聖者


あれは、空飛ぶ浮○者!

いや、違う。


あれこそは、ダイバ・ダッタか!


宙に浮き、何やら呪文を唱えてるぞ。


ついに会えた。

歓喜する、タケシ。

「ダイバ~!」


!!


が、その時、インド兵が引き金を引いた。





ライフルの銃弾を至近距離で腹に受け、タケシは倒れた。

薄れゆく意識の中で、家族の名を呼びます。

「(ちくしょう)」

「(母ちゃん、みゆき~! オレは、オレは…死にたくない)」





タケシは、こと切れてしまったのだろうか?



ダイバ・ダッタは降り立ち、彼に触れた。

「う~む、やはり、日本人か…」

「近き日に、東方の国 日本から、若い男がワシを訪ねてくるというお告げがあったが…」

「あるいは、この男かもしれん」


ダイバは、タケシのシャツの前を、はだけました。

できたばかりの銃創がある。

鋭い目つきのまま、ダイバは言った。

「ワシが150年の間、待ち続けていた運命の男かもしれぬ」

真言を唱える、ダイバ。


!!

??


なんと、ダイバの手に、タケシの腹に撃ち込まれていたはずの銃弾が。


ダイバは続ける。

「この男がワシに遣わされた者なら、必ず生き返る!」

真言を唱えるダイバ・ダッタの体を、七色のオーラが包んだぞ。

気合一閃!


と、タケシの体まで、七色に包まれた。



やがて傷がふさがり、タケシの顔に血色が戻りました。



奇跡の技は、本当だったのだ。

(少年アシベのあの人とは違うのである)



「目覚めるのだ! ヤマトタケシ~~!」


ダイバの声を、タケシは聞いた。

目覚めると、その人が確かに、目の前にいます。

しかも、死んだはずの自分が生きていて、傷まで消えている。


「ついて来なさい」

ダイバ・ダッタは印を結ぶと、浮上した。


何から何まで信じられないことばかり。

しかし、追わないわけがありません。

弟子にしてもらう、最初で最後のチャンスかもしれぬ。

タケシは、ダイバを追った。








険しい山の頂に、ダイバ・ダッタは立っていました。

見上げるタケシに言う。

「ヤマトタケシ! ワシの弟子になりたいのなら、おまえ自身の力で、この断崖を、登ってこ~~い!」


それはとても人間が装備無しで登れるような崖ではありませんでした。

あのタケシが「そりゃ無茶だよ」と言うぐらいです。


しかし、ダイバは言うのでした。

「このぐらいの断崖が登れなくて、どうする!」

「ワシの弟子になれば、修行はもっと厳しいぞ~~!」

「さあ、どうするのじゃ!?」



これで、タケシのスイッチが入った。

「ようし! 登ってやらぁ!」

「日本男児の肝っ玉を、ぽっくり見せてやるぜ!」




断崖を登る、ヤマトタケシ。

途中、滑落しそうになるも、何とかこらえた。


ここには死にに来たんじゃない。

生きるために来たんだ。



と、ダイバがこんなことを言った。

「頑張るのじゃ」

「ワシの命は、もう先がない!」

「ワシにはおまえが、必要なのじゃ~!」




ダイバ・ダッタには、ビジョンが見えていた。

150年間目指し、求め続けた、あの存在が。

虹の男、レインボーマンが。

それこそが、ダイバ・ダッタの夢。



運命の人とダイバ・ダッタの夢




命がけで登る弟子を、ダイバは見守った。

「(ヤマトタケシ、頑張れ!)」

「(長い間、ワシが描き続けてきた夢を、おまえが実現してくれるのだ)」

「(タケシ、早く登って来い)」

「(ここに立ってお前の未来の姿を、己が目で見るがよい)」

「(この美しく雄々しい、レインボーマンの姿を)」





ヤマトタケシこそ、ダイバ・ダッタが出会うべき運命の人だった。

しかし、彼は知らない。

この先にある、厳しく険しい道を。

逃れることのできない、地獄道を。





愛の戦士レインボーマンVOL.1 [DVD]





(エンディングより)

原作:川内康範

ヤマトタケシ:水谷邦久

母 たみ:本山可久子

妹 みゆき:石川えり子


堀田:黒木進(小野武彦)

片山(後に吉岡?):倉田始


チム・サンバ グループ

ガズーダル

土屋晋次


堀切文雄

鈴木常明

岩下純二


ダイバ・ダッタ 井上昭文




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Author:南方 城太郎
生息地:関西
分類:昭和人間
生まれ:
黒電話、赤電話が主流で、冷房は扇風機、暖房は石油ストーブと炬燵という時代


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