ユング心理学の視点から見た日記。スーパー戦隊シリーズ キョウリュウジャー、トッキュウジャー、東のエデンのレビューと感想。エニアグラム、子どもが育つ魔法の言葉、話が通じない人の心理、自分に気づく心理学。ドラマやアニメから学ぶ人生観。
 
加藤諦三 著「自分に気づく心理学」(PHP)より。



第7章 自分を大切にすることから すべてが始まる

(P215)積極的な生の感情を育てるために



加藤さんは気づいた。


一口で言うと、小さい頃から私は心理的に父の“おもり”をしていたのである。どう言ったら父を喜ばすことができるか、そればかり気にして生きていた。




これは、日本社会によくある布置ですね。

「親と子の逆転現象」

 ・子どもが、親を気遣う。

 ・子どもが、親を喜ばせようと頑張る。

 ・子どもが、親を世話しようとする。




このような布置は、伝承される傾向にある。

 ・親の保護を受けられず、逆に、子どもが保護する立場に。

これが繰り返されます。



人間の中には、子どもの自分がいるものです。

上のような布置の場合、「親の中の子どもを、実際の子どもが世話している」構図になる。

けれど、それだと、「子どもの中の子どもが満たされない」。

なので、大人になってからも、「子どもの中の子どもは、満足することなく残ったままになる」のです。

そしてやがて、「処理されることのなかった自分の中の子どもの感情が爆発」し、様々な問題を生み出してしまう。



人間には、実年齢があります。

また、それに見合った理性も持つことでしょう。

けれど、それと同時に、実年齢よりも幼い「自分の中の子ども」も存在しているんですね。


健康的に生きている人は、この「自分の中の子ども」との付き合い方が、うまい。

理性的であると同時に、ちゃんと「自分の中の子ども」にも耳を傾け、言うことを聞いてあげます。

たまには息抜きもするし、ふざけたりもする。ハメも外せば、自由に楽しむ時間も持つ。

また、それ以前に、「自分の中の子ども」は抑圧されていないので、心の目詰まりも、あまりないようです。



私達の心の中には、内面化した親から、消化されない幼児までいろいろのものがある。そうした自分に気づいて、そのなかから自分を育てあげていく努力をすることが大切なのである。

自分の心の中のさまざまな状態に気づかないと積極的な感情は育たない。信頼、親しさ、情熱、喜び、魅力などさまざまな人生の良いものは、実際の自分から眼をそむけると同時に逃げていく。

(P216~217)






人間関係で困るのは
愛という名の幼児性、
道徳という名の幼児性、
正義という名の幼児性である。

(P217)







自分に気づく心理学



子ども・大人 (考える絵本)







<<「第52回 心理的親離れ」│「第54回」>>


 → 「自分に気づく心理学の目次 前半 第1章~第3章」




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Author:南方 城太郎
生息地:関西
分類:昭和人間
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黒電話、赤電話が主流で、冷房は扇風機、暖房は石油ストーブと炬燵という時代


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