ユング心理学の視点から見た日記。スーパー戦隊シリーズ キョウリュウジャー、トッキュウジャー、東のエデンのレビューと感想。エニアグラム、子どもが育つ魔法の言葉、話が通じない人の心理、自分に気づく心理学。ドラマやアニメから学ぶ人生観。
 
ABC朝日放送「ビーバップ! ハイヒール」より、「敏腕精神科医が斬る! 今ニッポンを蝕む 心の病」より。


「あなたは大丈夫?現代社会に潜む家族の闇」

マインドコントロールされやすい人の特徴。

DV夫から離れられない妻。

友達親子の落とし穴。


依存性パーソナリティ。

境界性パーソナリティ。


カシコブレーン:精神科医 岡田尊司。


岡田さんは言う。

「現代の日本には、およそ3人に1人が、親子関係に問題を抱えていると言われています」

「最近、相談に来られる人で、『自分が何に もがき苦しんでいるのか分からない』という人が少なくありません」

「でも、突きつめて聞いていくと、実は親子関係に問題があるというケースが、ほとんどです」






愛着障害 子ども時代を引きずる人々 (光文社新書)





<マインドコントロールされやすい人の特徴>


カギになるのは、幼少期の親子関係だという。

良好な関係を築くために必要な、「オキシトシン」というホルモンがある。別名「愛情ホルモン」とも呼ばれ、抱っこされたり、撫でられたりなど、親からのスキンシップによって分泌される。

このオキシトシンがたくさん分泌されれば、子どもは幸せな気分に満たされ、親子の絆は強固なものとなる。が、逆に、オキシトシンが少ないと、親子の絆は形成されない。

特に、生後1歳半までに この仕組みが発達するため、この時期は特に大切になる。たくさんの愛情を受け、親と良好な関係を築けた場合、子どもはそこを確固たる拠り所とし、安心して外の世界に羽ばたいていける。

しかし、幼少期に親と良好な関係を築けなかった場合、子どもは拠り所がないまま、大人になってしまう。結果、何かにすがろうと、カルト教団やドラッグに、ハマることも出てくる。

マインドコントロールされる側だけでなく、実は、かける側にもこれがいえる。親から幼少期に無条件の愛情をもらえず、親子関係がうまく築けていない場合が見られる。


親子の絆(愛情)の根幹を作るのは、1歳半までまで。

ただし、その後の体験も年輪として蓄積される。

必ずしも、手遅れになるというわけではない。


 基本:強く影響を与える。
 例外:ただし、それがすべてではない。




 → 「エリクソンのライフサイクル」





<DV夫から離れられない妻>


DV夫から離れられない妻


ケース(1)

友人に連れられてやって来たのは、専業主婦のAさん。

1年前に職場の先輩と結婚。しかし、入籍から3ヵ月が経ったある日、夫の態度が急変した。「洗濯物のたたみ方が悪い」など、気に入らないことがあると、暴力を振るわれるようになった。

(成人女性の3人に1人が、配偶者から、身体的・心理的な暴力を受けていると言われている。暴力を振るわれているにもかかわらず、なぜか、夫から離れられない人も多いのだとか)

Aさんは、自分を責めます。「わたしの出来が悪いから」「いつだって、彼は正しい」「彼がいないと、生きていけない」。


ここにも、マインドコントロールの可能性が。ただし、マインドコントロールしているのは旦那さんではなく、彼女の親御さん

DVを受けながらも我慢してしまう女性に多いのが、「依存性パーソナリティ」。主体性に乏しく、過度に周りに気を遣ってしまう人格。

幼少期、同じことをしても、怒られたり、怒られなかったり。親の気まぐれで、予想のつかない行動に振り回される子どもたち。自分を抑え過ぎて、親の顔色ばかり見て生きるようになってしまいます。

代表的なケースとしては、親がアルコール依存症で、酒を飲むと家族に暴力を振るう環境で育った子どもがある。

アルコールは飲まないし、暴力も振るわない。むしろ、かわいがられていた。表面的にはそうでも、同じようになるケースも。

 あなたが与えられたものは、本当に、あなたが望んでいたものだったろうか?


人形化


子どもに流行りの玩具やブランド品を買い与えることで、親が自分の虚栄心を満たしている場合がある。勉強させるのも、親自身のため。子どもが親を満足させる「お人形さん」にさせられている場合がある。

「あなたのため」は、必ずしも言葉通りではないことがあるのです。

 本当に、望んだものだったろうか?
 本当に、必要なことだったろうか?
 イヤイヤ付き合わされては、いなかっただろうか?


「あなたのため」と言われることで、無用な罪悪感を抱かされてはいなかっただろうか?


依存性パーソナリティの子どもが生まれるのは、暴力によるものだけではありません。

最近、問題になっているのが、「子どものお人形化」

子どもがすることを、親が奪ってしまう。世話が過ぎて、過保護の状態に。

よかれと思い親はやっているのですが、いつの間にか、子どもの主体性が侵害され、いつしか子どもは、考えることを止めてしまう。すべてを親に頼ってしまい、親がいないと何もできなくなってしまうケースも。





<友達親子の落とし穴>


ケース(2)

シングルマザーのBさん。16歳になる娘が、万引きで補導されたのだという。その後も、リストカットしようとしたりと、問題を起こした。ちょっと前までは、「友達親子」とママ友たちから羨ましがられるほど、仲が良かったのに。


最近よく見かける、まるで友達のような親子。腕を組んで仲よく歩いたり、服を貸し借りし合ったり。一見、良好な親子関係に見えますが…。


ひょっとしたら、友達みたいな親子だと思っているのは、母親の方だけかも。

 何でも相談する → 相談しているのは、自分だけでは?

 自分は話すけど、相手の話は(自分が聞きたいことしか)聞かない。


子どものことを、何でも相談できる相手だと思っている精神的に幼い母親。

これでは、母親不在です。戸籍上は存在しても、役割として存在してない。


このようなケースの子どもに多いのが、「境界性パーソナリティ」。一見、明るい性格なのだが、強い自己否定を抱えている。実は、とても傷つきやすい性格。

笑顔で母親の話を聞いていても、心の底には、甘えたいという子どもらしい想いがある。(それに本人が気づいているケースもあれば、気づいていないケースも)

そんな苛立ちがある日、爆発することもある。これは、子どもが本来の親子関係を取り戻そうとした現れ。やっと、親に甘えられるようになってきた、初期段階です。

しかし、母親はいい子だった頃の子どもの幻影を追い続け、自立しよとしている子どもを、なかなか認められない。

こうした親子のすれ違いが続くと、決定的なこととなってしまう場合も。





(017)母という病 (ポプラ新書)





岡田尊司さんによれば、自己愛的なお母さんが多いのだという。


<自己愛的な母親>

[特徴] 自分が主人公でいたい。輝いていたい。

[背景] 母親としてだけでなく、仕事もしたいし、いろんな役割を背負わされている。






―― 続きます。





 → 「自分に気づく心理学」




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[サイト内タグ]:  親子



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Author:南方 城太郎
生息地:関西
分類:昭和人間
生まれ:
黒電話、赤電話が主流で、冷房は扇風機、暖房は石油ストーブと炬燵という時代


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