ユング心理学の視点から見た日記。スーパー戦隊シリーズ キョウリュウジャー、トッキュウジャー、東のエデンのレビューと感想。エニアグラム、子どもが育つ魔法の言葉、話が通じない人の心理、自分に気づく心理学。ドラマやアニメから学ぶ人生観。
 
烈車戦隊トッキュウジャー

第45駅「君が去ったホーム」


(ネタばれ注意)



昴ヶ浜が、元に戻った。

しかし、5人のことは、忘れられてしまっている。

ライトが下した決断とは?

チケットくんは、本体なのか?



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[前半のレビュー]


ライト(志尊淳)が、黒いトッキュウジャーに変身した。

まるで、闇のトッキュウ1号。


さすがの闇の皇帝ゼット(大口兼悟)も、驚(おどろ)いています。

「ライト…」

「オレが見たキラキラは、やっぱり、てめえだったってことか?」

「だったら…」

「なんで、てめえは今、闇の中にいる?」

「まるで…オレじゃねえか」

「ったく…」


自身も闇を噴(ふ)き出し、怪人態(かいじんたい)に変身したぞ。

「誰がそんなもん、見てえと言った!」

いきなり剣で、斬(き)りかかる。

「ライト…」

「てめえも、もう、闇から戻(もど)れねえなあ~」




グリッタ嬢は、地下の機械室に、潜入成功(せんにゅう せいこう)。

キャッスルターミナルを、移動(いどう)させるつもりだ。


地響(じひび)きを立てながら、キャッスルターミナルが動き出した。


モルク侯爵は城(しろ)の中で、足を踏(ふ)み鳴らし、激(はげ)しく怒(おこ)った。

「グリッタめ、よくも!」


「急いで止めねば!」

ネロ男爵も、動き出したぞ。





モルクとネロの前に、ハイパートッキュウ6号が。

「グリッタのジャマをされるのは困(こま)る」

なんと、ふたりに組み付くと、城の外にジャンプした。



キャッスルターミナルが移動。

それは何を意味するのか?


建っていた場所は、昴ヶ浜(すばるがはま)です。

それが、キャッスルターミナルがなくなったことで、解放(かいほう)された。

つまり、ライトたちの町が、元に戻った。

地上の元あった場所に、復活(ふっかつ)したのでした。


止まっていた時間が、動き出します。

星祭(ほしまつ)りのあの日から、再(ふたた)び、時計が動き出した。


人々に、町がシャドータウンと化していた時の記憶(きおく)は、ないようです。

祭囃子(まつりばやし)の中、笑顔が行きかっている。


その中には、ライトの母・鈴樹優美(安藤知夏)の姿(すがた)も。

「もう…。また、秘密基地(ひみつきち)、行っちゃったのかな? ライト…」

そう言ってから、首を傾(かし)げた。

「って、誰(だれ)?」


??

ライトのことが、忘れられている?



ついに故郷(ふるさと)の町が戻った。

トカッチ(平牧仁)、ミオ(梨里杏)、ヒカリ(横浜流星)、カグラ(森高愛)は、懐(なつ)かしい浜辺(はまべ)の松林へ。


!!


爆発音と共に現れたのは、トッキュウ1号と皇帝ゼット怪人態。

激(はげ)しく斬り合っています。


何より驚いたのは、1号が黒くなっていることだ。


と、モルク侯爵、ネロ男爵、トッキュウ6号まで集結(しゅうけつ)。


「何なのだ、この状況(じょうきょう)は…」

さすがのモルク侯爵も、唖然(あぜん)としています。


皇帝が、黒いトッキュウジャーと戦っている。

しかも、両者が発しているのは、間違(まちが)いなく闇だ。


モルク侯爵は、皇帝ゼットの前に出て、1号が繰(く)り出した拳圧(けんあつ)を受けました。

「くっ! この力は…!」


どう考えても、闇の力です。

しかも、かなり濃(こ)い。

(阿部寛、北村一輝、谷隼人の顔ぐらい、濃い)


「陛下(へいか)、引き上げますぞ!」

モルク侯爵はクライナーを呼び、皇帝と男爵と共に、撤退(てったい)した。


黒い1号




倒れる、トッキュウ1号。

変身が解除(かいじょ)され、ライトの姿で、地面に伏(ふ)した。


「ライト!」


駆(か)け寄(よ)る4人ですが、トッキュウ6号が制(せい)しました。

「触(さわ)るな!」

ライトの体からは、闇が噴き出ています。

「そいつの闇は、ゼットの闇だ」

「オレが連(つ)れて行く」


虹野明(長濱慎)の姿に戻ると、ライトを抱(かか)えた。




明に運ばれながら、ライトは夢を見ていました。

いや、記憶か。


闇に町が呑(の)まれようとした、あの時、ライト少年(馬渕誉)たちは5人で、空を見上げながら、「きらきらぼし」を歌っていた。

空が闇に包まれ、秘密基地の大樹(たいじゅ)まで、覆(おお)ってゆく。

5人は手をつなぎ、勇気をふりしぼりました。


町が、闇に呑まれていく。


その時、ライトは駆け出した。

「やめろ!」

悪への抵抗(ていこう)。

大切なものを守りたい心。

でも、すぐに、ハッとした。

手を離(はな)してしまったのだ。


ライトの名を呼ぶ、仲間たち。

必死(ひっし)に、手を伸(の)ばします。


ライトもまた、仲間たちの方へ、手を。


!!


その時、闇の中から手が出てきて、ライトの腕をつかんだ。


それが、分かれ目でした。

直後(ちょくご)、4人はレインボーラインに飛ばされ、ライトだけシャドーラインに飛ばされた。


闇に呑まれる寸前




レインボーラインの烈車が停車しているのは、昴ヶ浜駅。


総裁(そうさい)が、話しはじめたぞ。

「これまでのことと、ライトの話から、わたしが推測(すいそく)したことは、ひとつ」

「単刀直入(たんとうちょくにゅう)にいえば、ライトはゼットだ」



ライトはゼット?

どういうことだ?


チケットくんも、混乱(こんらん)してる。

「えっ? ちょっ、ちょっ、ちょっと!」

「単刀直入すぎて、分かりませんよ!」



総裁は続けます。

「簡単にいえば、ゼットはライトだ」


言う順番、変えただけ?


「ふざけてるんですか?」

チケットくんは、ご立腹(りっぷく)です。

「この、オカズ~!」

惣菜 ―― いや 総裁の耳に、噛(か)みついちゃった。


気を取り直して、総裁が説明する。

「つまり、昴ヶ浜から、キミたち5人を脱出(だっしゅつ)させた時、ライトは、ゼットの闇と一緒に、大人(おとな)になってしまった」

「そのせいで、レインボーラインから弾(はじ)かれ、シャドーラインで目覚(めざ)めたのだ」



映画「ハエ男の恐怖」では、物質電送機にハエが入り込み、人間とハエが交り合ってしまった。

初めて見た時の驚きといったら、もう、すごかった。

特に、顔を隠していた布が取れた時なんか、もう。

小学生の時だったかな~。


それはともかく、ライトはあの時、ゼットの闇と交り合ってしまったのか。

ライトとゼットの一部が、ひとつになった。


総裁は言います。

「ライトと共に、闇も成長(せいちょう)し、さらに、ゼット自身の闇と共鳴(きょうめい)した」

「それがあの、黒いトッキュウ1号だ」



ライトは、自分の手を見つめた。

この中に、ゼットの闇がある。

倒すべき敵の一部が、ずっとここにあったのか。


総裁の説明は続く。

「反対にゼットは、ライトの強烈なイマジネーションをキラキラとして知り、ライトと共鳴した…」

「ふたりとも、相(あい)いれないものを、抱えてしまったのだ」

「想像(そうぞう)以上にキミたちの成長が早かったのも、そのせいかもしれない」

「おそらくシャドー側(がわ)にも、キラキラの影響はあったはずだ」



ザラムがシャドーを抜(ぬ)けたのにも、関係しているかもしれない。


トカッチが立ち上がって、聞いた。

「何とかならないんですか?」


「検討(けんとう)する」と、総裁。

「何しろ、初(はじ)めてのケースだからな」



皇帝たちを乗せたクライナーは、キャッスルターミナルを追っていました。


運転席のネロ男爵が、叫(さけ)ぶ。

「見つけましたぞ!」


キャッスルターミナルに、主(あるじ)と幹部(かんぶ)が戻りました。


ネロ男爵は、地下室へと向かうつもりだ。

「グリッタめ! このワシが、引きずり出してくれる!」


が、皇帝が言った。

「オレが行く」


踵(きびす)を返す、ネロ男爵。

「陛下! この期(ご)に及(およ)んで、まだグリッタを…!」

そう言いかけたものの、皇帝ゼットに睨(にら)まれ、口をつぐみました。




地下の機械室に入る、皇帝ゼット。

「よう、グリッタちゃん」

おびえるグリッタ嬢に、聞いた。

「分からねえんだがな…」

「こいつはいったい、何のまねだ?」



透(す)き通る声で、グリッタは答えます。

「陛下を、元の深い闇に、お連れしようと…」

体は多少 震(ふる)えても、声はまっすぐだ。


「なるほど」と、ゼット。

「それがてめえの、敵討(かたきう)ちか」


「いいえ!」

グリッタは顔を上げた。

「敵討ちなど、したいと思っていません!」

なぜ? と聞かれると、答えた。

「わたしは陛下が…ただ、お気の毒(どく)だとしか…」


グリッタとゼット




トカッチたち4人は、故郷の浜辺へ。

潮(しお)のにおいが、なつかしい。

自分たちの町に戻ったことを、あらためて、確認(かくにん)します。


それにしては、ミオは浮(う)かない顔。

「でも、実感(じっかん) わかないっていうか…」

「うれしいけど…」

「なんか…」

「ライトのこともあるし」



「うん」

ヒカリも、うなずいた。

「だいたい、この姿じゃ、家に帰れないしね」


カグラは言う。

「でも、元に戻ったんだから…」

「町のみんなは、きっとだいじょうぶ」


何とか、希望をふりしぼろうとします。


そんな姿に、仲間も、ほっこりした。


あの日のように、4人で手をつなぐ。

ただ、ライトはそこにいません。



レインボーラインの烈車の中は、静(しず)まり返っていた。

長い間、沈黙(ちんもく)が続いていました。


口を開いたのは、ライトだった。

「本当にだいじょうぶなんだよな? 町は」


その点は、総裁も太鼓判(たいこばん)を捺(お)します。

「シャドータウンの状態だった町も、傷がふさがるように、自然に違和感(いわかん)が消えていくものだ」

でも、こんな面も。

「ただ、レインボーラインにいるキミたちのことは、誰も覚えていないだろう」


どんな時にも明るさを失わなかったライトですが、今回ばかりは違うようだ。

気持ちが、沈(しず)んでいってしまう。

目に力がなく、自然と顔が下を向いた。


「では、わたしはターミナルに戻って、キミの件(けん)を検討しよう」


帰ろうとする総裁を、ライトが呼び止める。

「ちょっと待って、オカズ!」


「総裁だ」


立ち上がると、ライトは総裁の前へ。

「あのさ…」

「まだ、子どもに戻れる可能性(かのうせい)は…残(のこ)ってるのかな?」

「ほら、トカッチたちは、オレより、闇の影響(えいきょう)が少ないはずだろ?」






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[第45駅 Bパート]


グリッタの言葉に、ゼットはカチンときたようだ。

「てめえ…オレを、哀(あわ)れんでるのか?」


「陛下…」

気圧(けお)されながらも、グリッタは言う。

「キラキラは、自分で自分の中に灯(とも)すものだと思います」

恐怖がありながらも、その声は、まっすぐに進んでゆく。

それは、心根(こころね)のせいか。

それとも、声の響きのなせる業(わざ)か。

「他人(ひと)の灯したキラキラは、決して陛下のものには、なりません」


「かもな…」

グリッタを見つめてそう言ったあと、ゼットは視線を自らの左手に落とした。

「オレの手に入らねえから、てめえはキラキラなんだろう」

左手をグリッタのアゴにあてると、闇を噴き出しました。

怪人態となったその手には、剣が握られている。

「戻らねえよ」

「もう、オレの闇も、止められねえ」




城に、グリッタの悲鳴が、響(ひび)き渡(わた)りました。


ややして、モルクとネロの前に、皇帝ゼットが戻ってきた。

怪人態の姿で、剣を手にしている。

殺(や)ったということだろうか。

でも、誰も聞けなかった。


「城を地上にあげろ」と、皇帝ゼットは命(めい)じました。


「城を?」

モルク侯爵は、頓狂(とんきょう)な声を上げてしまった。

「何をなさるおつもりか?」


「決まってるだろ」と、ゼットは言う。

「地上を、闇で制覇(せいは)する」

剣を床(ゆか)に突(つ)き刺(さ)し、王座についた。

「てめえらが、やりたかったことだ」


「おお~! 陛下!」

ネロ男爵は、喜(よろこ)びに打(う)ち震(ふる)えている。

「どれほど、そのお言葉を待っていたことか!」


モルク侯爵の方は、慎重(しんちょう)です。

まず、確(たし)かめる。

「キラキラの呪縛(じゅばく)から逃(のが)れたと思って、よろしいか?」


王座の皇帝ゼットは答えました。

「オレは最初から…闇でしかねえ」


若干(じゃっかん)、うなだれているように見えるのは、気のせいか?


「よくぞ申(もう)された!」

モルク侯爵にとっては、願(ねが)ったり叶(かな)ったり。

闇の侵攻(しんこう)、地上の制覇(せいは)が、念願(ねんがん)です。

錫杖(しゃくじょう)で床を叩(たた)き、叫んだ。

「一同(いちどう)、聞け!」

「これよりシャドーラインは、地上へ侵攻する!」

「皇帝陛下の闇を、地上の者どもに知らしめよ!」



ネロ男爵が、命じます。

「キャッスルターミナル、浮上(ふじょう)!」



地響きとともに、キャッスルターミナルが地上に出現。

世界は、どうなってしまうのだろうか?



浜辺で遊ぶ4人のもとに、ライトがやって来ました。

波の音を聞いて、塩のにおいを嗅(か)ぐ。

「オレたちの…町…」

海を見つめていたライトですが、やがて、振り返った。

「そうだ、みんな! パス出して」

? となってる仲間に言う。

「さっき、オカズに聞いたんだ」

「シャドーと戦うのに、いい方法があるって」

「ほら、早く!」


みんなを、急(せ)かします。


よく分からないまま、トカッチ、ミオ、カグラは、ライトにパスを渡した。


ヒカリもパスを差し出しましたが、手は放さなかった。

「ちょっと待って」

指に力を入れて、まだ渡しません。





そこに、明が駆けてきました。

「キャッスルターミナルが地上に浮上した!」

「かなりの闇を出しているらしい!」



グリッタは、失敗したのか?

無事なんだろうか?

心配して、みんな、下を向いてしまった。


ライトはさりげなく、ヒカリの手からパスを取り上げました。





ライトと明が、目くばせ?

気のせいか…?


仲間の顔をひとりずつ見つめる、ライト。


警笛が鳴って、チケットくんのアナウンスが。

「間もなく、烈車が発車いたしま~す!」

「ご乗車の方は、お急ぎくださ~い!」



ん?

ライトが駆け出したぞ。

少し離れると、振り返って、叫んだ。

「みんなは、子どもに戻れるって!」

「よかったな!」



どういうことだ?


4人を置(お)いて、ライトは走って行ってしまったぞ。




駅へと走る、ライト。


4人はそれを追いかける。


ライトは、烈車の中へ。


4人の前で、ドアは閉まってしまいました。

ドアを叩いても、開きません。

パスがないと、烈車には乗り込めないのです。


仲間がドアを叩き、呼んでいる。

でも、ライトは振り返りません。

4人のパスを、ワゴンさんに手渡した。


外から、ヒカリが聞きました。

「おまえ…ひとりで行く気か!?」


やっと、ライトが、仲間の方を見ました。

何も言わず、さみしそうに、手を振る。


「え?」

ヒカリは、絶句(ぜっく)。


「ウソでしょ? 待って!」

ミオも、声を震(ふる)わせた。


ライトは、さみしそうに笑った。

「おまえたちだけでも…」

「戻って欲しいんだ」

「あの秘密基地の頃(ころ)に…」


涙をためて、壁(かべ)にもたれかかります。

「オレはもう…」

「戻れないから…」



別離


警笛が鳴って、烈車が発車した。


チケットくんのアナウンスも、やや涙声のように聞こえるぞ。

「危険ですから、白線の内側まで、お下がりくださ~い!」


4人はホームを走る。

烈車を追いかけます。


カグラが、窓越(まどご)しに叫んだ。

「車掌さん! お願い、止めて!」


車掌さん(関根勤)は、チケットくんと共に、じっと前を向いていた。

唇(くちびる)を噛んで、グッと、こらえます。

見れば、情がわいてくる。


ワゴンさんは、薪(まき)ストーブの前へ。

手にしているのは、4人のパスだ。

「トッキュウジャーの記憶が消えれば、子どもに戻れる…」

覚悟(かくご)を決めて、パスを火の中へ。


烈車を追いかける、トカッチ、ミオ、ヒカリ、カグラ。

その姿が、子どもに…。



ライトは、あの日のことを思い出す。

5人で決めた、秘密基地の掟(おきて)。


 1つ、基地のことは絶対秘密。

 1つ、ピンチの時は、秘密の合図を出す。


その合図とは、ヘン顔だ。


そして、秘密基地の掟、最後のひとつ。


 絶対、5人で助け合うこと。




走る4人の子どもを、明が止めました。

ホームは、もうおしまい。

別れの時だ。


子どもに戻った4人


泣きながらライトの名を叫ぶ、4人。


けれど、やがて、「あれ?」となった。

「なんで、ここにいるんだっけ?」


彼らは、元の世界に戻ったのです。

レインボーラインでの記憶が消え、あっちの世界から、こっちの世界へと帰還(きかん)した。


「おじさん、誰?」


明のことも、覚えていません。

(こんな濃いキャラを)



いつも、にぎやかだった車両も、今はひとり。

シーンとしていて、何だか広く見えます。

ライトは、立ちつくしてしまった。





手裏剣戦隊ニンニンジャー&2大スーパー戦隊全ひみつ大百科 (講談社のテレビえほん)



手裏剣戦隊ニンニンジャー あばれるぜ!さいきょうにんじゃ (講談社シール101絵本)






[第45駅 後半のあらすじ]


4人の子どもたちが、駆けてゆく。

悲しい別れも忘れ、トカッチ(永瀬圭志朗)、ミオ(石井薫子)、ヒカリ(山﨑光)、カグラ(清水らら)は、笑顔に。

公園でサヨナラすると、それぞれの家に帰って行った。


それを、明は見届(みとど)けました。

「これでいいんだな、ライト」

(おじさんと言われたことは、貸しにしておく)



「ただいま!」

元気に帰宅したカグラを、父・泉洋介(御船健)と恵子(竹光桂子)が迎(むか)えてくれました。

赤ん坊の弟は、ママの背中(せなか)。


ヒカリが帰ると、母・野々村彩香(長谷部瞳)が出かけるところだった。

「じゃあ、行ってくるね」と、ホッペにキスしてくれたぞ。

(うらやましい)


ミオは、交番によった。

お父さん・夏目公平(後藤公太)は、勤務中だ。


トカッチが部屋に戻ると、大好きな涼(大野瑞生)兄ちゃんが帰ってきた。

壁には、リョーナイトの絵が。



ひとり、ボンヤリしているライトに、車掌さんが声をかけた。

「ライトくん。明くん待っている間、お母さんたちに、ひと目だけでも会ってきたら、どうですか?」


ライトの心は、ここにあらず。

返事もない。


車掌さんが、歩み寄ります。

「ライトくん」


!!


ライトが急に、立ち上がっぞ

車掌さんの右手、チケットくんを、両手でつかみます。


そしてついに、車掌さんから、チケットくんが外れた。

スポンッ!


喜ぶ、ライト。

「やった! 初めて取った!」


って、ライトの手を、チケットくんが噛んだぞ。

「ンガムキュッ!」


え?

ええ?


チケットくんは~

車掌さんの手から取れてて~


ええ?


なんで、チケットくん単体で、動けるの?

つか、話しはじめたぞ。


「ちょっと~! 何するんですか!?」

怒(おこ)ってる。


「えっ…? どうなってるの?」

ライトが振り返ると、車掌さんが止まってる?

いや、チケットくんがしゃべるのに合わせて、右手だけ動いています。

それ以外は、まるで人形のよう。


「知らなくて、いいんですよ!」と、チケットくん。

「それより、どうするんですか?」

「こっそり覗(のぞ)くぐらいなら、いいと思いますけどねぇ!」



チケットくんの秘密


ライトはそっと、チケットくんを車掌さんの右手にはめた。

そして、礼を言います。

「サンキュー」

「でも、いいんだ」




ライトはひとり、レッドレッシャーの運転席へ。

<母さん…>

<みんな、ゴメン>

<絶対に戻るって、手紙に書いたのに…>

<その代わり、二度と、闇なんか近づかせない>

<絶対だ!>


誓(ちか)いを胸に、レッドレッシャーのスピードを上げる。


これに、車掌さんは大慌(おおあわ)て。

「ライトくん!?」


チケットくんも、マイクを取ったぞ。

「明と待ち合わせるはずでしょ?」



ライトが向かったのは、地上に浮上したキャッスルターミナル。

烈車から降りると、モルク侯爵とネロ男爵、さらに、これまでにない数のクローズの大軍が、待ちかまえていました。


ライトひとりで、何とかなるのか?



車掌さんは、明に連絡。

「ライトくんが、先にキャッスルターミナルに、突入(とつにゅう)しちゃいました!」


「何!?」

これは明にとっても、青天霹靂(せいてんのへきれき)。

「あいつ、オレまで、ダマしたのか!」



生身でクローズと戦う、ライト。

心の中で、明に謝(あやま)ります。

<ゴメンな、明>

<負けない>

<シャドーにも、闇にも>

<絶対に負けないから!>

<でも…>

<なんで、勝利のイマジネーションが見えないんだろう>

<なんで…!>




キャッスルターミナルの王座では、闇の皇帝ゼットが。

<ライト…>

<てめえを潰(つぶ)して、地上のキラキラも、全部潰す>

<世界は真っ暗で、ちょうどいい…>




ついにライトは、トッキュウチェンジ。

その姿は、やはり黒い1号。


使う力も、闇だ。

全身から噴き出す闇の力で、クローズ軍団を吹き飛ばしてしまった。


闇のトッキュウジャー




◇感想◇


闇のトッキュウジャーの秘密。

それは、ライトがゼットの闇と交り合っていたからだった。

あの日、ライトはゼットの闇を受けた状態で、レインボーラインの救済を受けた。

子どもが、大人に成長。

その過程で、ライトが受けた闇も成長。

知らず知らず、ライトの中で、闇が増大してしまったようです。


イマジネーション豊かで、まっすぐな正義の光を持っていた、ライト。

それだけに、潜在していた闇に、気づきにくかったのかもしれません。





ゼットもまた、影響を受けていたようだ。

ライトのイマジネーションをキラキラとして知り、魅せられた。


さらに、ライトの中の闇が、ゼットと共鳴。

また、ゼットのキラキラへの想いが、ライトと共鳴。

そんな相乗効果も…。


でも、グリッタ嬢は言った。

「キラキラは、自分で自分の中に灯すものだと思います」

「他人の灯したキラキラは、決して陛下のものには、なりません」





にしても、子役さんたち、名演でしたね。

何ともいえない悲しい別れ。

そして今度は、それを忘れてしまう、さみしさ。


次回も、やってくれそうだ。

あと2回か。

どんな結末を迎えるのだろう…。





烈車戦隊トッキュウジャー 烈車合体シリーズ12 烈車合体 DXハイパーレッシャテイオー



トッキュウジャー サウンド戦士トッキュウ1号






来週の烈車戦隊トッキュウジャーは――


トッキュウジャー 来週の予告

第46駅「最後の行き先」


ライトの闇が、止まりません。

ゼットとの決戦の行方は?


子どもに戻った、仲間たち。

でも、何か引っかかる…。


















今週のおまけ

今週のおまけ




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