ユング心理学の視点から見た日記。スーパー戦隊シリーズ キョウリュウジャー、トッキュウジャー、東のエデンのレビューと感想。エニアグラム、子どもが育つ魔法の言葉、話が通じない人の心理、自分に気づく心理学。ドラマやアニメから学ぶ人生観。
 
烈車戦隊トッキュウジャー

第40駅「誰があいつであいつが誰で」


(ネタばれ注意)



シュバルツ将軍と手を組んだ、明。

ついに、キャッスルターミナルに乗り込みます。


表に出てきた、グリッタ嬢。

ノア夫人に伝えた願いは?


意外な者が、6号にトッキュウチェンジ。

そしてついに、昴ヶ浜が見つかる。



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[前半のレビュー]


虹野明(長濱慎)が、レインボーラインを去った。

明を捜(さが)すライト(志尊淳)たちは、シュバルツ将軍を追いました。

しかし、それを阻(はば)んだのは、明本人。

「トッキュウジャー、ジャマをするな」

「オレはまた、ジュバルツと組む」

「つまり、レインボーラインを抜けたということだ」


信じられないでいるライトたちの前で、アプリチェンジャーを手にしたぞ。

「ただし、こいつはしばらく、借りておく」

「必要だからな」



明は、トッキュウ6号に変身した。

シュバルツ将軍の片腕として。


ライトは問います。

「明…おまえ、オレたちと戦うのか?」


ユウドウブレイカーを抜き、ゆっくりとトッキュウ6号が迫る。

「おまえたちが このまま引き下がれば、その必要はない」


「そんな…」

トカッチ(平牧仁)は訴(うった)えかけます。

「明くんと一緒じゃなきゃ、引けないよ!」


しかし、6号は歩を止めなかった。

「だったら、力ずくで、追い払う!」

ユウドウブレイカーを、横一閃(よこいっせん)。

鋭い剣圧が、ライトたち5人を襲います。


!!


何とか横に飛んで避けたライトたちは、そのままトッキュウチェンジ。

そこに、トッキュウ6号が斬りかかる。

容赦(ようしゃ)なく、剣を振るった。


まだ信じられない、トッキュウ5号。

「明くん、何があったの!?」


3号も問いかける。

「ドリルレッシャー、取り戻した時だよね!?」


「シュバルツと取引でもした?」と、4号。


が、振り払うように、6号は言う。

「もう、決めたことだ」

「これ以上、オレにかまうな!」



「そんなこと、できるわけないよ!」

5号は、泣きそうな声だ。


2号も言う。

「ドリルレッシャーのためなら、ボクたちのせいでもある!」


「違う!」

6号は否定します。

「オレは、やりたくてやった」

「それに、シュバルツの狙(ねら)いは、皇帝ゼットだ」

「おまえたちに、損(そん)はない!」


ユウドウブレイカーのガンモードで、撃ったぞ。


その銃弾を剣で弾くと、トッキュウ1号は言った。

「損とか得とかじゃない!」

「おまえが本気で、レインボーライン抜けたいわけないだろ!」

「虹(にじ)を守るって言ってたおまえが!」



攻撃の手を止め、6号は視線を斜め下に落とした。

が、ユウドウブレイカーを強く握(にぎ)り直すと、

「ハーッ!」

横一閃、強力な剣圧を飛ばすのでした。


!!


まともに喰(く)らった5人は吹き飛ばされ、ツリーにぶつかって、転がった。

変身も、強制解除(きょうせいかいじょ)されてしまいます。


歯を食いしばって立ち上がる、ライト。

「明…」


6号は、静かに返した。

「ザラムだ」

変身を解除して現れたのは、明ではなく、怪人態のザラム。

雨のシャドー怪人だ。

テンガロンハットから垂(た)れる雨のしずくが、心なしか、涙のように見えました。


明ではない ザラムだ


ザラムに戻った明に、ライトは訴えかけます。

「明…おまえ、ホントに戻らないつもりなのか?」

が、ザラムは何とも返さなかった。

「明!」


「くどいぞ、トッキュウジャー」

そこに現れたのは、シュバルツ将軍。

「ザラムが本気なことも、分からんのか?」

「ザラム、行くぞ」



ザラムは、5人に言った。

「なぜ、おまえたちが騒(さわ)ぐ?」

「これは、オレのことだ」

「おまえたちは今まで通り、大して変わらん」



5人は、ショックを受けた。

言葉の調子に、何の乱(みだ)れもなかったからだ。

つまり、ウソ偽(いつわ)りのない、ザラムの気持ち。


ザラムは言った。

「トカッチ、いざとなればオレと戦う約束をしたな」


トカッチは、あわてます。

「待って! ボク、そんなつもりでしたんじゃ…」


ザラムは、小指を見せました。

「約束は約束だ」

あの指切り、高くついたようです。


と、シュバルツ将軍が前に出た。

「無駄話(むだばなし)は、そこまでだ」

(もう、わたしのザラムに、気安く話しかけるんじゃない)


シュバルツ専用クライナーで、将軍とザラムは去ってしまった。



霧(きり)の中を走る、シュバルツ将軍のクライナー。

将軍は決意と共に、マスコンのレバーを握りしめる。

「このままキャッスルターミナルに突っ込む!」


「いけるのか?」

運転席には、ザラムの姿も。

「ヤミベリの時は、クライナーのパワーも落ちるはず」


前を向いたままで、将軍は答えた。

「かねてより、闇は蓄(たくわ)えてある」

クライナーを加速させると、車両から、闇が漏れ出ました。


「なるほどな」と、ザラム。

「…?」

急に、手を胸に当てたぞ。


「どうした?」


ザラムは言います。

「おまえとの約束で動いてはいるが、こうなってみると、妙(みょう)にざわつく」


「血が騒ぐか?」と、シュバルツ将軍。


「…かもしれん」と、ザラムは答えた。

胸の前で、手を強く握ります。


その時やっと、シュバルツ将軍は、ザラムの方に目をやりました。

「昔のままだな」

「行くぞ!」




レインボーラインの烈車は、将軍のクライナーを追跡(ついせき)する。

でも、車内はまるで、お通夜だ。


そんな中、カグラ(森高愛)が口を開きました。

「あのさ…わたし、明くんがいなくなって、寂(さび)しいって思ってたけど、明くんは そうでもないのかな?」


「ああ…。自分がいなくなっても 大して変わらない、って言ってたこと?」

ミオ(梨里杏)にも、心当たりが。

「本気で不思議そうだったよね…」


ヒカリ(横浜流星)も、つけ加えます。

「明にとっては、オレたちが思ってるほど、大したことじゃないみたいに…」


それを打ち消したのは、ライトだった。

「いや、そんなことないだろ」


トカッチは言います。

「いや…たぶんなんだけど」

「明くんには、ボクたちが明くん止める理由、ホントに分かんないんだと思う」

「もし、明くんが寂しかったとしても、ボクたちまでそうだと思ってないっていうか…」



カグラは、泣きそうになりながら立ち上がった。

「そんなの、仲間がいなくなって寂しいのは当然だよ!」


「当然じゃないんだよ!」と、トカッチは言う。

「シャドーだった明くんには…」


そういえば、明は言ってた。

<おまえの言う「仲間」が、よく分からん>


トカッチは続けます。

「明くんの言う通り、狙いがゼットなら、ボクたちとは対立しないしね」


「だからって!」

立ち上がったミオでしたが、トカッチの言うことを否定しきれない。

「でも、気持ちなんて、説明しようがないよね」


前を向いたまま、ライトは言った。

「何がなんでも、明を連れ戻す」

「それが一番の説明だって」


やっと、笑顔が出ました。


「かもね」と、ヒカリ。

口元を、ゆるめます。


みんなも、うなずいた。


さあ、やることは決まったぞ。



シャドーラインの基地、キャッスルターミナル。


ネロ男爵は、落ち着きなく 行ったり来たりしています。

「陛下は近づくなとの仰(おお)せだが、しかし、気になる!」

カーテンの向こうから、白い羽根が落ちてきた。

「ん!? また…」


!!


キャッスルターミナルが、大きく揺(ゆ)れたぞ。

ものすごい地響(じひび)きだ。


「やはり、何かがおかしい…」

ネロ男爵は、カーテンで仕切られた王座の前へ。

「ええい! 陛下、ご無礼(ぶれい)!」

ついにカーテンを開けるのでした。


!!


そこにいたのは、皇帝ではありませんでした。

白い羽根が舞う中、王座についていたのは、グリッタ嬢。


「グリッタ!」

陰(かげ)から見ていたノア夫人も、飛び出しました。

「グリッタ、あなた、自分で外に…」


夫人にとっては感動の再会ですが、ネロ男爵にとっては異常事態(いじょうじたい)だ。

杖(つえ)をグリッタに向け、問い詰(つ)める。

「貴様、陛下をどうした!?」


鏡に映ったグリッタ嬢に、皇帝ゼット(大口兼悟)の姿が重なっています。

皇帝の力が弱くなって、グリッタ嬢が表に出てきたということか?


表に出たグリッタ嬢


「ああ! 待っていなさい」

ノア夫人は、大きなスカーフを広げた。

真ん中には、大きな白い羽根の模様が。

「今、お母様が自由にしてあげますよ!」


これは、そのためのアイテムなのか?


「ノア夫人、やはり、企(たくら)んでいたか!」

ネロ男爵が剣を抜き、斬りかかる。


が、ノア夫人も、日傘の仕込み銃で応戦します。

男爵を退(しりぞ)けると、スカーフを広げ、王座へ。

「さあ、グリッタ!」


その時、グリッタ嬢が目を開けた。

「お母様、待って!」

「わたしは、皇帝陛下から 離れるわけにはいきません」



唖然(あぜん)とする、ノア夫人。

「何ですって!?」

「何を言ってるの!」

「せっかくのチャンスなのですよ!」

「どれだけ、この時を待っていたか…」



「ごめんなさい」

グリッタは、大きな頭を下げました。

「お母様がずっと わたしを助けようとして下さっていたのは、分かっています」

「でも、ダメなんです…」



「なぜです、グリッタ!」

「どうして?」


ノア夫人には、意味が分からない。


!!


そんな夫人の手をつかんだのは、グリッタではなく、皇帝ゼット?

「ノア、残念だったな」

いつの間にか、ゼットに戻っています。


驚きはしたものの、ノア夫人は退きません。

「グリッタに、何を吹き込んだんですの?」


「何も」

皇帝ゼットは、ノア夫人の手を ねじり上げた。

「まあ、グリッタも、オレの中で ただ遊んでたわけじゃねえってことらしい」


痛みをこらえながら、ノア夫人は言った。

「あの子は、賢(かしこ)い子ですから」


「ああ」

ゼットは微笑みます。

「てめえにしちゃ上出来なキラキラだ」

と、今度は睨(にら)みつける。

「だから、手を出すんじゃねえ!」

闇でノア夫人を、弾き飛ばしました。

さらに剣を手にして、振るう。


闇の剣撃を受けて、ノア夫人は飛ばされた。

キャッスルターミナルから、まっさかさまに落ちていきました。


皇帝ゼット


!?


警報が…。


シュバルツ将軍のクライナーが、ついにキャッスルターミナルに たどり着いたのです。


その報(ほう)は、車掌(関根勤)さんから、ライトたちにも知らされました。





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[第40駅 Bパート]


ついに、シュバルツ将軍とザラムが、皇帝ゼットの前へ。

ネロ男爵をザラムが押さえ、将軍がいきなり斬りかかります。


!!


闇を発動するかに見えた皇帝ゼットですが、現れたのはグリッタ嬢だった。


すんでのところで剣を止める、シュバルツ将軍。

「グリッタ嬢!」

剣をおさめ、手を差し伸べたぞ。


が、その手は払われた。

またしても、皇帝ゼットの姿に戻ったのです。

さらに怪人態となり、剣を振るう。


が、ザラムがゼットの腕をつかんだ。

「ザラム、てめえ!」


皇帝を取り押さえようとするザラムですが、ゼットはこれを軽くいなします。


そのザラムを、今度はネロが、後ろから羽交(はが)い絞(じ)めにする。

「ザラム! なぜ今さら、シュバルツと…!?」

「意味の分からんヤツめ!」



と、シュバルツ将軍が、ネロに斬りかかってきた。

解放されたザラムに、合図します。

「ザラム、今だっ!」


「ああ」

アプリチェンジャーをかまえる、ザラム。

「トッキュウチェンジ!」

<変身いたしま~す>


ザラム変身


実はこれこそが、シュバルツ将軍の狙いでした。

闇の力が弱まっている今なら、レインボーラインの方が上なのです。

自分で討(う)つより、トッキュウ6号になったザラムがやる方が確実だ。


皇帝ゼットに襲いかかる、トッキュウ6号。

やや圧(お)しているようだぞ。


「少しは頭を使うようじゃねえか、将軍!」

余裕を見せるゼットですが、その腹を、6号の剣が切り裂いた。

皇帝の目が、妖(あや)しく光る。

「久しぶりに、おもしれえ…」


6号 vs 皇帝ゼット


ユウドウブレイカーに力を込める、トッキュウ6号。

剣先を皇帝に向けます。

とどめを刺すつもりか。

「ハーッ!」


!!


その時、皇帝ゼットが闇を発動。


6号どころか、将軍とネロまで、吹き飛ばされたぞ。

ヤミベリの今でも、これだけの力があるのか。


怒りにまかせ、皇帝が剣を振るう。

壁(かべ)や天井(てんじょう)が、激しく えぐられます。


皇帝ゼットは、倒(たお)れている 6号の首をつかみ、持ち上げた。

「ザラム、てめえ…!」


!!


何を思ったか、皇帝は6号をつかんだまま、キャッスルターミナルから飛び降りました。

そのまま皇帝専用クライナーで、どこかに行ってしまったぞ。


「逃がさん!」

それを、シュバルツ将軍が追います。



専用烈車の王座に 6号を叩きつける、皇帝ゼット。

「…ったく。余計な力を使わせやがって」

「…が、せっかくだ」

「今度は、てめえの力を使わせてもらおうか」



いったい、何をするつもりだ?



ドリルレッシャーで突き進む、ライトたち5人。

その前にいきなり、皇帝専用クライナーが。


あわててブレーキをかけ、衝突(しょうとつ)は回避(かいひ)。


あっ!

ゼットのクライナーから、6号が振り落とされた。


ライトたちは車両から降りて、6号に駆け寄ります。


と、今度は、シュバルツ将軍のクライナーが来た。

「ん!? ザラム!」

「皇帝はまだ、烈車の中か…」


将軍は、皇帝のクライナーを追いました。



ついに追いつき、皇帝専用クライナーに、シュバルツ将軍が乗り込む。

「ゼット!」


剣をかまえる将軍が見たものとは?



6号を抱え、ライトたちはレインボーラインの烈車に戻りました。




??


グッタリしていた6号が、いきなり元気に。

ライトたちの手を払いのけ、座席に自分で座ったぞ。

しかも、偉(えら)そうだ。


一同が驚く中、6号は変身を解除。


?????

ええええええっ!


姿を現したのは…

皇帝ゼット!!


6号が皇帝ゼット?




皇帝専用クライナーに乗り込んだシュバルツ将軍が見たのは、傷ついたザラムでした。

「ザラム!」

「では、さっきのトッキュウ6号が皇帝か!?」



そう、痛めつけられ変身を解除されたザラムから、皇帝ゼットはアプリチェンジャーを奪(うば)ったのです。

自らトッキュウ6号に変身し、ライトたちとシュバルツ将軍を欺(あざむ)いた。



皇帝ゼットを見て、車掌さんは逃げ出してしまいました。


ワゴンさんも、声を上げます。

「イヤ~ン♪」

「そういえば6号って、チケットくんでも変身できるぐらいだったわ!」



トカッチは、ハッとした。

「じゃあ…明くんは?」

「明くんは、どうなってるの!?」



ゼットは、興味深そうに、車内を見回しています。

ちょうど、クリスマスの飾(かざ)りつけをしている最中。

ツリーも準備中だ。


ライトが聞きます。

「ゼット! おまえ、どうして…」


ゼットは、星の飾りを眺めながら答えた。

「闇の力が弱まるって、どいつもこいつも、うるさくてな…」

「ここの方が、マシなんだよ」



って、敵の中に逃げ込んで来たのかよ。

ありえね~!


さて、困りました。

明と話すには、クライナーを追わなければなりません。

でも、ゼットを乗せたままじゃ…。


!!


突然、ゼットが光り輝いた。

白い羽根が散って、現れたのは、グリッタだ!


現れたグリッタ嬢


ゼットだけでもビックリなのに、グリッタも?

もう、訳が分かりません。


ライトは気づいた。

「あっ…」

窓に映ったグリッタの姿に、ゼットの像が重なってる。


唖然(あぜん)とするライトたちを前に、グリッタ嬢は話しはじめます。

「トッキュウジャー、お願いがあります」

「シュバルツ様を止めてください」



いったい、どういうことだ?



キャッスルターミナルに、モルク侯爵が戻ってきました。

「ますます闇が弱く…」

「ん!? 何だ、これはっ!」


戦闘のあとのような部屋を見て、驚きます。

「大体、察しはつくが…」


!!


地響きがして、またキャッスルターミナルが揺れました。


「恐れていたことが…」

モルク侯爵は、何か知ってるのか?

「もはや、猶予(ゆうよ)はない!」

「ネロ、出るぞ」

「とにかく、陛下をお連れせねば!」




ライトたちは、グリッタから事情を聞いた。

彼女はこのまま、ゼットの中にいるつもりらしい。

シュバルツ将軍が何をしようとしているのかは、知っています。

「うれしいし、本当なら、今すぐ会いたい。おそばに行きたい」

でも、そうできない理由があるようだ。

「危険なんです」

「わたしを陛下から離したら、きっと、怖ろしいことが起きる」

「シャドーラインにとっても、あなたたち人間にとっても…」






烈車戦隊トッキュウジャー 2015カレンダー



烈車戦隊トッキュウジャー 烈車合体シリーズ 黒鉄変形 DXシュバルツ専用クライナーロボ(DXクライナーロボ)






[第40駅 後半のあらすじ]


「まさか、皇帝がレインボーラインに逃げ込むとは…」と、シュバルツ将軍。

グリッタ嬢を救えなかったのが、悔(く)やまれます。

「あそこまで近づいておきながら、助け出せなかったとは…」


そんな姿が、明には驚きだったようだ。

「おまえが誰かを助けるために動くのを、初めて見た」


シュバルツ将軍は言います。

「助け合いなどいらぬ…そう思っていた」

「わたしも貴様も、常にひとり」

「共に戦っていようと、そこにあるのは自分ひとりだ」



「今もな」

明も、同感のようだ。


「そうだ」

「…が、ひとりであることと、守りたいものがあることは、別らしい」


グリッタ嬢が、シュバルツ将軍を変えたようですね。


明は、あの日を思い出した。

自分を変えた、あの空を。

「おまえにとっての虹か…」

「変わるものだな」



ん?

ネコの鳴き声が。

いつの間にか、明の足元にいます。


途端に、明の表情がゆるみました。

「どうした? 迷子(まいご)か?」


かわいい声で鳴く、ニャンコちゃん。

(MXの「5時に夢中!」で、岩井志麻子さんがやってる、あの鳴き声とは違うぞ。いや、泣き声はいいのだけれど、その前につける言葉が問題なのか。<ピー!>、ここには書けない)


明はもう、デレデレ。

「ありゃりゃりゃりゃ…!」

「かわいい子でちゅね~」



でも、これ、前からみたいだぞ。

シュバルツ将軍は言った。

「貴様も変わったが、その妙なクセは変わらんな」



「明!」

ライトたちが、線路の向こうから駆けて来ます。


明は慌ててネコちゃんを離し、ザラムに変化(へんげ)した。


「だいじょうぶ…だったんだね」と、トカッチ。


カグラも安心します。

「よかった…」


と、ザラムと5人の間に、将軍が割って入った。

「トッキュウジャー、皇帝はどうした?」


ライトが返事する。

「あずかってるよ」

「…あずかりたくないけど」


グリッタ嬢のことは、内緒(ないしょ)だ。


「とにかく渡してもらうぞ」

将軍は、無理やりにでも、目的を達成するつもりらしい。


と、ミオが声を上げた。

「待って!」

「あなたに伝言があるの」

「グリッタから」



「何っ!」

将軍が驚いたその時、警笛が。


クライナーから降り立ったのは、ネロ男爵とクローズ軍団だ。


さらに、モルク侯爵がクライナーを変形させる。

「暗闇変形!」

クライナーロボ、モルクバージョンといったところか。

皇帝の居場所を、ザラムに迫ります。

「早く言え!」


「知らんなぁ」

とぼける、ザラム。


コックピットで、モルク侯爵は激昂(げきこう)します。

「知らぬわけなかろう!」

クライナーロボの砲身を向け、発射。


暗闇変形 クライナーロボ・モルクVer


!!


とっさに、ライトがトッキュウチェンジ。

「明!」

ザラムに飛びつき、砲弾を回避しました。


ここでネロ男爵は、クローズをけしかけた。


「みんな、ロボの方はオレが行く」と、トッキュウ1号。

ハイパートッキュウ1号に二段変身し、ハイパーレッシャを召喚(しょうかん)したぞ。


地上では、クローズ軍団との戦いが。


3号と4号は、コンビネーション技で対応。

囲(かこ)まれながらも、内側から切り裂いていく。


こちらも、ユニゾンを見せるぞ。

5号が囮(おとり)になって引きつけ、2号が銃で仕留める。


どちらも、息が合ってる。


1号は、ハイパー烈車変形だ。

うなれ、黄金の巨体!

乗車完了、ハイパーレッシャテイオー!


地上戦&ロボ戦。

入り乱れた戦いに。


地上戦&ロボ戦


!!


クライナーロボから、衝撃波(しょうげきは)が発せられた。


至近距離(しきんきょり)から喰らった格好のハイパーレッシャテイオーは、大きく のけ反(ぞ)ります。

が、それでも負けず、両手をかまえる。

「ハンドランチャー!」


今度は、クライナーロボが、ダメージを受けた。


モルク侯爵は、感じとったようだぞ。

「トッキュウ1号、おまえ、陛下の居場所を知っているな!?」

勘(かん)が鋭(するど)い、デラックスだ。


戦いながら、1号がマイクで返す。

「おまえたち、何そんな焦(あせ)ってるわけ?」

「何が起きてるんだよ!?」



「いいから、陛下を渡せ!」

モルク侯爵は、砲撃を加える。



地上では、シュバルツ将軍がザラムを促(うなが)し、離脱(りだつ)をはかっていた。

「ザラム、行くぞ!」


トッキュウジャーがいるので、ネロ男爵は手一杯だ。


「将軍!」

その時、シュバルツを呼ぶ声が。

「お話が…」

出て来たのは、ノア夫人だった。

傷を負っているようで、息が荒い。

「わたくしとグリッタのことは、誰の手も借りるつもりは ありませんでしたが…」

痛みのためか、別の苦しみからか、ヒザを折りました。

「グリッタのためには、どうしても助けが…」



その頃、皇帝とグリッタは、互いの中で会話していた。


「グリッタちゃん」と皇帝ゼットが語りかければ、グリッタ嬢は「えっ?」と答える。


暗い中、ふたりは背中合わせです。

まわりに、白い羽根が舞っている。


ゼットは聞きます。

「せっかく、てめえの将軍が迎えに来たのに、それでもオレから出ねえってのか?」


グリッタは答えた。

「シュバルツ様を死なせないために…」


「まったく…」と、皇帝ゼット。

「キラキラだなぁ…」


皇帝とグリッタ


!!


皇帝と幹部が不在のキャッスルターミナルが、また大きく揺れました。

すごい地響きだ。


!!


地上も、揺れた?

立ってられないほどだぞ。


「まずい!」と、モルク侯爵。

「トッキュウジャー、どけ!」


侯爵の懸念(けねん)と、関係あるのか?

グリッタ嬢が言っていた「怖ろしいこと」も、ひょっとして…。


攻撃を仕掛ける、モルク侯爵。


しかし、トッキュウ1号も、引き下がるわけにはいきません。

「先に仕掛けてきたのは、そっちだろ!」

「ハイパーレッシャテイオー ジャイアントフラッシュ!」



互いの必殺技が、同時に放たれた。

衝撃波とビームが、押し合います。


それに打ち勝ったのは、ジャイアントフラッシュ。

クライナーロボに直撃し、コックピットが火花に包まれた。


「とどめた!」

ハイパーレッシャテイオーは、渾身(こんしん)の手刀(しゅとう)を繰り出した。


!!


これがクライナーロボの胸に決まる。

見事、退(しりぞ)けたぞ。


ハイパーレッシャテイオー


ん?

地上に、闇の穴が!


トッキュウジャー、ネロ男爵、共に吹き飛ばされました。


穴からせり出してきたのは、城?

キャッスルターミナルだ!


しかし、本当に驚くべきは、別にありました。

キャッスルターミナルと共に、木が現れたのです。

忘れもしない、あの木。

ライトたちが遊んだ、秘密基地だ。


どうして?


秘密基地?


そこから導き出される答え。

キャッスルターミナルがある地は、昴ヶ浜…。

ライトたちの故郷。



◇感想◇


一枚岩ではなかった、シャドーライン幹部たち。

シュバルツ将軍は、助け合いなどいらないと思っていた。

ノア夫人も、グリッタ嬢以外に、誰の手も借りるつもりはありませんでした。


しかし、大事な存在がピンチとなり、助けを乞うた。

それが皇帝をも追い詰める、強さにつながる可能性が…。


そんな変化を生ませたのが、グリッタ嬢なのかもしれません。





最後には、驚愕の事実が。

キャッスルターミナルがそびえたつ地は、昴ヶ浜なのだろうか?

だとしたら、そこに住んでいた人たちは?



約束を果たすため、明は何をするつもりなのだろう。





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来週の烈車戦隊トッキュウジャーは――


トッキュウジャー 来週の予告

第41駅「クリスマス大決戦」


ライトたちの町、昴ヶ浜が見つかった。

三すくみの戦いは、どう決着するんだ?

明とグリッタの運命は?













今週のおまけ

今週のおまけ

左上:北陸鉄道浅野川線「8800系」。
右上:西日本鉄道「8000形」。

左中:JR西日本「117系“サンライナー”」。
右中:グリッタ嬢、星に願いを。

左下:ブラックブル、シュバルツ将軍。
右下:明は生還できるのか?




<<「ヤミベリと消えた明 vs ボセキシャドー/第39話」


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南方 城太郎

Author:南方 城太郎
生息地:関西
分類:昭和人間
生まれ:
黒電話、赤電話が主流で、冷房は扇風機、暖房は石油ストーブと炬燵という時代


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