ユング心理学の視点から見た日記。スーパー戦隊シリーズ キョウリュウジャー、トッキュウジャー、東のエデンのレビューと感想。エニアグラム、子どもが育つ魔法の言葉、話が通じない人の心理、自分に気づく心理学。ドラマやアニメから学ぶ人生観。
 
加藤諦三 著「自分に気づく心理学」(PHP)より。



第4章 なぜかイライラしてしまう人は 人生全体の方向が間違っている

(P140)無意識下の依存性が 人間関係を決定する



「共依存」という言葉があります。これは、特定の人間関係に依存している状態のこと。例えば、自分の存在意義を認めてもらおうとして、過剰な献身を繰り返す。相手にひどいことをされても、「自分が悪かったから」と己を責め、その関係から逃げようとはしません。むしろ、関係が壊れるのを怖れる。



人間の交流は、意識レベルのものもあれば、無意識レベルで行われるものもあるのだという。

例えば、口では自由にしてと言いながら、無意識下では、もっとこっちを見てとか、もっとかまってとか、もっと理解して、もっとやさしくしてと、訴えかけていることも。意識には表れなくても、心の中で叫んでいる場合があるようです。

子どもは、これと同じようなことを要求します。もっとこっち見て、もっとかまって、もっと分かって、もっとやさしくしてと、声に出したり、時には駄々をこねたりもする。

要求を、素直に表現できるわけですね。

いわば甘えているわけですが、子どもは成長の過程で、ある程度満たされれば、やがて卒業します。だんだんと甘えなくなって、やがて自立していく。

問題は、満たされないまま成長してしまったようなケース。この場合、欲求が無意識下に抑圧され、隠されたまま抱えて生きることに。


このような問題を抱えたふたりが関係を持つと、より複雑になるようです。

表面上は別にして、無意識下の欲求を相手にぶつけることになる。また、ぶつけられた相手も、窮屈さを感じてしまうでしょう。時には、感情を声に出してぶつけ合ったりして、関係がこじれることも。

こうして、互いに傷つけ合い、関係がギクシャクするのだけれど、それでも別れられない。そこには依存関係があるのだという。「傷つけあいながらも相手に気にいられたいという弱みがある」というわけ(P142)。

愛された経験が十分にあれば、目の前の人間にこだわることもない。でも、そんな経験が足りないと、目の前の人は「数少ない対象」になってしまうようです。自分を認めてくれる、貴重な存在。なので、簡単に逃すわけにはいかないのです。

理不尽な要求をされても、傷つけられても、相手にいい顔をして、気に入られねばならなくなってしまう。どうにかして相手に愛されようと、尽力します。周囲から見ると、「なぜ、そこまでするのか?」「なぜ、逃げないの?」と思える時でも、離れられません。

この布置にある人からすれば、「相手を失うこと」が一番の恐怖なのです。



隠された依存性を持つ者同士は、傷つけあいながらも、相手に依存しようとしているから別れることができない。

(P143)







自分に気づく心理学



共依存かもしれない―他人やモノで自分を満たそうとする人たち (10代のセルフケア)







誰か――あるいは、何か――に頼って生きることは、悪いことではありません。

みんな、そうやって、生活している。

ただ、自分の中にあるはずの「支え」があまりにもろいと、外に頼りすぎてしまうのかもしれません、





<<「第33回 疑り深い人、尊敬してもらいたがる人」「第35回 どうでもいいことにこだわるわけ」>>




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黒電話、赤電話が主流で、冷房は扇風機、暖房は石油ストーブと炬燵という時代


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