ユング心理学の視点から見た日記。スーパー戦隊シリーズ キョウリュウジャー、トッキュウジャー、東のエデンのレビューと感想。エニアグラム、子どもが育つ魔法の言葉、話が通じない人の心理、自分に気づく心理学。ドラマやアニメから学ぶ人生観。
 
加藤諦三 著「自分に気づく心理学」(PHP)より。



第4章 なぜかイライラしてしまう人は 人生全体の方向が間違っている

(P122)家族の心を食いちらす 神経症の父親


(* 本では父親の例が紹介されていますが、性別は関係ないと思われます)



小さい頃、甘えの欲求が満たされないと、大人になってから問題が生じることがある。

そんな例を、今まで紹介してきました。

で、どうなるのかといえば、甘える相手を探すようになります。

といっても、前提として、甘えるもんじゃないという縛りと、今まで繰り返してきた抑圧するクセがあるので、本来の相手には甘えません。

むしろ、相手を変え、また、一見 甘えてないかのように、甘える。

本で紹介されている例でいえば、父親が家族を思い通りに動かそうとする。また、家族が自分の思い通りにならないと、途端に不機嫌になり、相手を責める。

母親でいうなら、子どもに対して、そうする。

しかも、自分が甘えているのだという事実を認めるわけにはいかないので、相手のためだとか、必要なことなのだとか、いちいち自分のすることを正当化しようとします。

相手が思い通りにならないと、非難する。非難しながら、実は、依存している。相手のためだと言いながら、実は相手に頼っているのです。


小さい子が親に依存するのは、自然な状態。そうしないと、生きていけません。

しかし、それが幼少期に満足に行われないと、成長した後、親が子に、あるいは、夫や妻がパートナーに対し、依存するようになる。

しかも、本人は依存しているとは思わず、相手のためだとか、それが当たり前だとか、そう固く信じるようです。

加藤諦三さんは、このような状態の父親のことを、ライオンに例えています。


このような布置にある場合、時に、その被害者は、子どもになる。


手のかからない素直な良い子でノイローゼになった子が、このえじきである。極端な場合には自殺する。すると父親は何と言うか。「全く思いあたることがない」。そして世間の人のなかには「あまりいい環境で育つと、抵抗力がないのかしら」とさえ言う人がある。

(P124)



思い当たる節がないというのは、本当なのでしょう。だって、思い当たれないのだから。

そして世間や、これを伝えるメディアも、奥にある布置には注目しない。


加藤さんは、おっしゃっています。

「依存心と愛情は、時に錯覚されるものなのである」





自分に気づく心理学




共依存かもしれない―他人やモノで自分を満たそうとする人たち (10代のセルフケア)






あなたのため、あなたのためと、寄りかかられれば、誰でも疲弊します。

おまえのため、おまえのためと、いちいち干渉されるのも、同じ。





<<「第28回 子どもと大人の逆転現象」「第30回 傷つきやすい人は自己評価が低い」>>




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