ユング心理学の視点から見た日記。スーパー戦隊シリーズ キョウリュウジャー、トッキュウジャー、東のエデンのレビューと感想。エニアグラム、子どもが育つ魔法の言葉、話が通じない人の心理、自分に気づく心理学。ドラマやアニメから学ぶ人生観。
 
加藤諦三 著「自分に気づく心理学」(PHP)より。



第3章 不安なのは 本当の自分が見えないからである

(P97)「皆仲良い円満な家庭」の持つ悲劇



劣等感を持つ人は たったひとりで敵陣にいるようなものだと、加藤諦三さんは教えてくれます。

どういう意味かといえば、小さい頃、近い人はみんな敵だった。この場合の敵とは、その人の自然なあり方をゆるさない人のこと。ありのままの自分を、認めてもらえません。

また、こういったケースでは、感情のはけ口にされることが多々あるのだという。からかわれたり、いじめられたり、罵られたり、おもちゃにされたり、そういうことが日常的に行われてしまいます。

これでは疲弊するのも無理はありませんね。どうにかなるのも、当たり前です。


このような目に遭った人の間違いは、それを人間のすべてだとしてしまうことだと、加藤さんは言います。自分の身近な人との経験を、世界のすべてだと誤解してしまうのです。時が経って、環境が変わり、周囲にいる人が変わっても、同じだとしてしまう。

もうひとつの問題は、怒ることを禁じてしまうこと。怒るのは悪だとして、自分が被害に遭っているにもかかわらず、感情を封印してしまいます。ひどいことをされたのに、それに対し声を上げられない。あるいは、それをひどいことだと認識することさえ、はばかられてしまう。

日本では特に、怒ることは悪とされがちです。でも、大事なことを、みんな忘れている。誰かに怒らない時(怒れない時)、他の誰かに怒りが向けられがちなのです。

また、怒りが外に向かない場合は、内側に向いてしまう。結果、自分を必要以上に責めてしまいます。ひどいことをされた、でも、それを意識できない。そして、自分が悪いからだと、無理やり納得しようとしてしまいます。


こうして、罪悪感と劣等感を持った人間が生まれてしまう。ありのままの自分はゆるされず、何かにつけ自分が悪いと思ってしまう。そういう癖がしみ付いて離れません。

「皆仲良い円満な家庭」という偽りの看板を守るために、人間が傷つけられているのです。体裁のために怒りを封じられ、自分を信じられなくなり、疲れ果ててしまう。

「よい子」や「やさしい虐待」の問題も、この辺にあるんでしょうね。

(参照:「やさしい虐待」





神経症気味な人は、「良い子だなあ」と言われたいがために、自分がどれだけの犠牲を払ったか考えてみることである。

(P101)




良い子でいることで、犠牲が出ることもあるようです。

心の中で、小さな子が泣いているかもしれない。





自分に気づく心理学




アダルト・チャイルドが人生を変えていく本







<<「第24回 放っておけない人」「第26回 道徳観や規範が人を傷つける場合がある」>>




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