ユング心理学の視点から見た日記。スーパー戦隊シリーズ キョウリュウジャー、トッキュウジャー、東のエデンのレビューと感想。エニアグラム、子どもが育つ魔法の言葉、話が通じない人の心理、自分に気づく心理学。ドラマやアニメから学ぶ人生観。
 
読売テレビMANPA内のアニメ「翠星のガルガンティア」最終回

13話「翠の星の伝説」より。



従属は安寧か?

考え判断するのを止めたら、それは人間といえるのか?



空とキミのメッセージ



神や教祖のように崇(あが)められていた、クーゲル中佐。地球人類に、人類銀河同盟の思想を啓蒙すべく、船団を率いていました。が、そのやり方は、恐怖による支配だった。クーゲル船団の人々は、まるで魂を抜かれた人形のよう。

そしてついに、レドは真実を知ります。クーゲルは既に亡くなっており、この船団を率いていたのは、実は、マシンキャリバーのストライカーだったのです。ストライカーは、クーゲル中佐の任務を継承し、代行していると、主張した。

ストライカーは、こう語りました。この船団の社会形態は、当機(ストライカー)を偶像とすることで連携し、機能するシステムとして、クーゲル中佐が構築したもの。既に当機は単独の機動兵器ではなく、現在では、共同体そのものが当機に依存し、当機を利用するユーザーである。

彼らが求める安定した団結を実現し、維持するために、当機は、支配と統制のための圧力を提供し続ける。彼ら全体が、繁栄と安息を獲得することで、当機は存在意義を達成する。

ストライカーは、自らをこう称した。「わたしは、人類支援啓蒙レギュレーションシステム、すなわち、神と呼ばれる存在である」


ガルガンティア ストライカー


ストライカーが選択したのは、支配でした。「唯一絶対の圧倒的支配者が君臨することで、民衆は、思考判断の責務から、解放される」「レド少尉、貴官もまた、自ら思考し判断することを、負担と感じていたはずだ」


が、その論理は破綻していると、チェインバーは告げました。思考と判断を放棄した存在は、人類の定義を逸脱する。貴官が統括する構成員は、対人支援回路の奉仕対象たりえない。

ストライカーの奉仕せよという要請を、チェインバーは否定した。自分は支援啓発インターフェイス・システムであり、奉仕対象は人間であると。

その上で、チェインバーはレド少尉に言いました。「貴官は、この想定外の環境において、常に正しく、人間として思考し、判断した。その結果、当機もまた、今なお、正常な機能を維持している」


レドとチェインバー


こうして、チェインバーとレドは、ストライカーと戦うことになりました。





翠星のガルガンティア (1) (カドカワコミックス・エース)





考え判断するのを止めたら、それは人といえるのか?


人間の特徴のひとつに、「主体性」があるという。

それは、自分の意志や判断で行動すること。

あるいは、自ら責任を持って行動すること。


社会で生きる以上、人はある部分で、自分を殺します。

自分を折って、社会性を優先する。

ただ、やはり、それだけではなく、どこかで自分の思うように動こうとする。

人生には、こういった葛藤がつきものであるようです。


それを無視し、考えないようにする生き方もありますが、結局どこかで、考えざるを得ないようになってしまう。

「社会 > 個人」の人も、いつか、自分と向き合わねばならないようになる。

また、「個人 > 社会」の人も、いつか、社会と向き合わねばならなくなる。

そういった理が、あるようですね。


大ざっぱにいえば、反対を取り入れてこそ、人は完成に近づくようです。





翠星のガルガンティア Blu-ray BOX 1





人間は、主体性を維持する。

これが家畜との違いである。






「翠星のガルガンティア」

SFを見た! って感じ。

最後のチェインバーの選択も、よかった。

エピローグも、きれいにまとまってた。

いい作品でしたね。


褐色の肌の表現も、イイ!



翠星のガルガンティア





【関連記事】
「ヒディアーズの正体」
「チェインバーの存在意義」




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[サイト内タグ]:  アニメ  翠星のガルガンティア



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生息地:関西
分類:昭和人間
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黒電話、赤電話が主流で、冷房は扇風機、暖房は石油ストーブと炬燵という時代


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