ユング心理学の視点から見た日記。スーパー戦隊シリーズ キョウリュウジャー、トッキュウジャー、東のエデンのレビューと感想。エニアグラム、子どもが育つ魔法の言葉、話が通じない人の心理、自分に気づく心理学。ドラマやアニメから学ぶ人生観。
 
獣電戦隊キョウリュウジャー 第19話

「ブレイブ19 キャワイーン! うばわれたファミリー」


(ネタばれ注意)


デーボ・キャワイーン(バッドキャワイーン) 登場!

プテライデンオー ブンパッキー 初登場!


<勇治殿を助けられるのは、ご自分のみ! 今こそ、立ち上がるのでござる!>

<最初から強い人間などいない。拙者もまだまだ、弱いところだらけでござる。だから、勇治殿を見ておられん!>

<人は弱いままではない。拙者も同様。日々、強くなっていくのでござる!>



今回の敵は、赤ん坊?

過保護で甘えん坊な男の子に、モンスター・ペアレンツまで出て来て、もうたいへん。

ウッチー、ピンチです。



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[前半のレビュー]


今回のデーボ・モンスターは変わり種でした。

何と、赤ん坊の姿をしている。

名前は、デーボ・キャワイーン。

つぶらな瞳に、おでこには巻き毛。

ガラガラなんか持っちゃって。

その名の通り、これが、カワイイ、カワイイ。


キョウリュウジャー


キャンデリラも、ラッキューロたんも、もう、メロメロです。

目をハート形にして、かわいがっちゃう。


これに、作戦を担当するアイガロンも、自信満々です。

「だろ? だろ? カワイイだろ?」

「こいつはオレ様の、とっておきなんだよね」



でも、ドゴルドだけは違います。

いつもの、プンプンモード。

「こんな赤ん坊に、何ができる?」

「腹立たしいぜ」



そんなドゴルドに、デーボ・キャワイーンは、ペコリと頭を下げました。

「ごめんなチャイ、ドゴルドしゃま」

舌っ足らずが、またカワイイ。


その瞳の けがれなき輝きに、ドゴルドも やられてしまいました。

「いや、オレはその…」

「勝手にしろ!」


そう言って、どこかに行っちゃった。


このデーボ・モンスター、最強かもしれません。

あの怒りの戦騎ドゴルドが、おとなしく引き下がるなんて。


いつもはいいように使われているラッキューロですが、ここでは先輩風を吹かせます。

「まっ、何かあったら、助けてあげるよ」

「ボク、カワイイ系の大先輩だしね~」


そう言って、頭をペンペン叩きました。


と、そんなラッキューロの手を、キャワイーンが取った。

「あっ、ラッキューロしゃま。ちょっと、こっち、来てくだチャイ」


柱の陰に連れて行かれた、ラッキューロ。


ん?

悲鳴が聞こえた?

気のせいか?



空蝉丸(丸山敦史)は木刀を持って、神社で素振り中。

日々 鍛錬(たんれん)を、欠かしません。


と、その前に、男の子が通りかかった。

空蝉丸の顔は、自然とゆるみます。

彼は、子どもが好きなのです。

(いや、ヘンな意味じゃなくて)


おっと、その男の子が転んじゃいました。


駆け寄ろうとした空蝉丸ですが、グッと こらえることにしました。

(うかつに話しかけて、通報されてはたまりません)

「拙者(せっしゃ)は、子どもに甘すぎでござる」

「男の子は、自力で立ち上がるもの」



見守ることにした空蝉丸ですが、男の子は転んだまま、じっと空蝉丸の顔を見つめるだけだった。

ん? 何だ?


その男の子、勇治(澤田陸)は言いました。

「何で、起こしてくれないんですか?」

「あなた、大人でしょ?」

「子どもが目の前で倒れたのに」



思いがけない勇治の言動に、空蝉丸は戸惑います。

「いやいや、しかし、男子たるもの、ひとりで…」


って、言い終らない内に、勇治は防犯ブザーを鳴らしちゃった。

ヤバイ、ヤバいぞ、ウッチー。

今の時代、問答無用で、袋叩きにされかねない。


と、男の人と女の人が、駆けてきました。

どうも、勇治の両親らしい。

だいじょうぶ? ケガはないか?

勇治を起こし、砂を払いながら、心配します。


勇治は言った。

「パパ、ママ…。転んだのに、あの人、見てるだけなんです」


すると、両親の表情は一変。

空蝉丸を非難しだしました。


「ひどい人だな、あなたは!」と、パパさん(小島智)は怒っています。


ママさん(清水美里)は、「こんなに かわいくて何もできない子を放っておいて!」と、こちらも おかんむり。


ふたりとも、怒りの戦騎だ。


大人として恥ずかしくないのか! と、空蝉丸は、ふたりに詰め寄られました。

「大人が守ってあげないと、(子どもは)生きていけないのよ!」なんて言われてしまう。

そりゃそうだけど、場合場合なのに。


<どうなっておるのか? この時代の家族は!>

空蝉丸がそう思うのも、無理ありません。


そして、勇治はといえば、トコトコと学校に向かうのでした。



キョウリュウジャーの秘密基地、スピリットベース。

そこで空蝉丸は、それはモンスター・ペアレンツというものだと、アミィ(今野鮎莉)から教わりました。

戦国時代とはあまりに違う環境に、空蝉丸は困惑します。

一種のカルチャー・ショックですね。



空蝉丸はまた、勇治と出くわしました。


勇治は空蝉丸を見て、「あっ、朝のひどい人」なんて言ってる。

さらには、「ちょうどよかった」と、ゴミ(アイスの袋)を差し出しました。

自分で捨てるように やさしく言っても、「ゴミ箱はあんなに遠くですよ」と、動こうとしません。


で、どんなに遠いのかと思ったら、ゴミ箱はすぐそこにあります。

ちょっと歩くだけの距離。


少々あきれながら、空蝉丸は言いました。

「勇治殿…。お節介(せっかい)かもしれんが、それでは社会を生きていけんでござるよ」

「ひとりで本当の危機に直面した時、どうするのでござる?」



すると勇治は、平然と返した。

「そんなあり得もしないこと、考えられません!」


あり得ないこと?

いつも誰かが、助けてくれるってこと?


どうも、勇治は、両親が迎えに来るのを待っているようです。

そしてランドセルから地図を取り出すと、こんなことを言い出した。

「ここに家が描いてあります。送って下さい」

自分で帰れるはずと空蝉丸が言っても、聞かない。

「無理です」

「また、これ、鳴らしますよ」


そう言って、また防犯ブザーを取り出しました。


「オーマイ…でござる」

子どもには勝てない、空蝉丸なのでした。


オーマイ 空蝉丸


戦国時代の剣豪も、形無しです。



結局、空蝉丸は、勇治を家に送らされた。

でも、家の様子が、どうもおかしいようです。

パパさんとママさんは在宅(ざいたく)で、子どもをあやすような声が聞こえる。

「キャワイーン、キャワイーン!」


え?

キャワイーン?


2階に行ってみると、ふたりは大きな赤ん坊を あやしていました。

そう、相手は、デーボ・キャワイーン。

ふたりはもう、キャワイーンのトリコ。

いや、別に、グルメ時代の美食屋のことじゃありません。

要するに、心を奪われてしまっているのです。

そして、勇治を見る目は、冷たいものとなっていました。

ただただ、デーボ・キャワイーンを、かわいがります。


勇治は自分のベッドから、キャワイーンを どかせようとした。

すると、パパとママに、すごい形相で叱られました。

「大事なキャワイーンに何をする! ひとり息子の分際(ぶんざい)で!」


いくらなんでも、これは様子がおかしい。

やはり、デーボ・モンスターの能力か?

空蝉丸は、キャワイーンに剣先を向けました。

「貴様(きさま)、ご両親に何をした?」


でも、キャワイーンは正体を現しません。

「パパ、ママ、怖いやつが来たでチュ!」

そう震えて、パパさんとママさんの陰に隠れます。

「急いで、安全な場所に逃げるでチュ!」

デーボ・キャワイーンはふたりの手を取ると、飛んで逃げてしまった。


これこそが、アイガロンの作戦でした。

両親を虜(とりこ)にし、残された子どもの哀しみを集める。

勇治も哀しみのオーラを、吸い取られました。



キャワイーンは、公園まで飛んだ。

猛スピードだったので、パパさんとママさんは気絶しています。

そしてそこには、アイガロンとラッキューロがいました。


デーボ・キャワイーンは、アイガロンに言った。

「親がいなけりゃ何にもできない甘えん坊ちゃんを、選んだでチュからね」

そして、ラッキューロに、ふたりを運ぶよう指示します。


それに素直に従う、ラッキューロたん。

ちょっと、びくついています。

あの時、何があったのでしょう?

もしや、キャワイーンには、裏の顔がある?


と、そこに、空蝉丸が駆けつけました。

さっそく、ブレイブインし、変身だ。

「いざ尋常(じんじょう)に、キョウリュウチェンジ」

キョウリュウゴールドとなって、戦います。


そしてそれを、追いかけて来た勇治が、物陰から見ていた。


ザンダーサンダーを振り上げたキョウリュウゴールドですが、当たる寸前で、剣を止めてしまいました。


「やめてくだチャイ!」

赤ん坊のような風貌(ふうぼう)でそんなこと言われたら、とても斬れません。

「こんな いたいけな赤ちゃんを、イジメないでチュよね?」


やはり、こいつ、強敵です。

子ども好きの空蝉丸であってみれば、なおさらだ。

キョウリュウゴールドは、剣を下ろしてしまいました。

そしてその時、キャワイーンの瞳が光った。


「今でチュ! えい!」

ここで、信じられないことが起こりました。

デーボ・キャワイーンが上下反転したかと思うと、足(頭についていたやつ)が伸びて、服の中から、黒いやつが現れたのです。

「バッドキャワイーン!」

これこそが、キャワイーンの本性みたいです。

「甘(あめ)えんだよ、この金ピカ野郎が!」

驚くゴールドに、バッドキャワイーンがムチをふるいます。


バッドキャワイーン
(赤ん坊の下は、デビルだった)


一方的にやられる、キョウリュウゴールド。

ムチで何度も、ぶたれます。


実はあの時、ラッキューロたんも、バッドキャワイーンに脅(おど)されていたのです。

柱の陰で胸ぐらをつかまれ、すごまれた。

「なめてると、頭からかじるぞ、ゴラ~ッ!」


思い出しただけでも、ラッキューロたんは、震え上がってしまいます。

「あいつの本性、怖すぎ」

「アンラッキュー!」




やられにやられ、ついにゴールドは、変身を強制解除させられてしまいました。

その上、ムチで、変身アイテムであるガブリチェンジャーを、取り上げられてしまいます。


勝ち誇る、バッドキャワイーン。

「こいつは、もらっといてやる」

「安心して、くたばりやがれ!」


口から、光線を放ちました。


!!


青い影が飛び出し、空蝉丸の前へ。

バッドキャワイーンの光線を跳ね返します。


キョウリュウブルーだ。

ブルーがステゴシールドで、防いでくれた。


そして他のキョウリュウジャーたちも、すぐに駆けつけてくれました。


ここで何と、バッドキャワイーンがバク転を見せた。

これで、ベビーちゃんのキャワイーンに早変わり。

つぶらな瞳で、キョウリュウジャーに訴えかけます。

「暴力反対でチュ!」


カワイイ! プリティ! と、キョウリュウジャーたちは、見入ってしまいました。

まずいぞ、こりゃ。


しかし、ひとりだけ、そうじゃない者がいた。

キョウリュウレッドだけは、ガブリボルバーをぶっ放しました。

驚くみんなの前で、はっきりと言います。

「急に、そんな格好になっても、だまされねえぞ!」


銃弾を受けてひっくり返りながら、キャワイーンは顔を覆(おお)った。

「ドライなやつが、来たでチュ…」


ここは、一時撤退です。

ラッキューロたんの煙幕で、3人は消えた。



しかし、困りました。

勇治の両親が、さらわれてしまった。


そして空蝉丸は、思い出しました。

戦国時代、子どもたちを助けられなかったこと。

さらに、ダイゴに似たおやかた様・岩泉猛志ノ介を失ってしまったことを。

死の間際、おやかた様は言った。

<人のよさが、おぬしの弱み。忘れるなよ>


空蝉丸は、唇(くちびる)を噛(か)みました。

「また、同じ過(あやま)ちを…」

こぶしを地面に、叩きつけます。



親をさらわれた子どもたちは、勇治だけではなかった。

多くの子どもたちが、泣いています。


何とかしたいキョウリュウジャーですが、キャワイーンが赤ん坊の姿の時は、トリンも感知しづらいみたい。

これはまた、やっかいなことになりました。



勇治は、家で、ひとりぼっち。

「何もできない。ひとりじゃ、ごはんも、お風呂も…」と、もう泣きそうです。


その肩に、空蝉丸は、そっと手を置きました。

「泣いてはダメでござるよ、勇治殿」

「(それでは)敵の思うつぼでござる」



勇治は、お腹が空いて死にそうだと、訴(うった)えかけました。

でも、空蝉丸は、世話を焼こうとはしなかった。

レシピを渡して、自分で作るように言います。

空蝉丸が作ってあげる方が簡単ですが、それではいけない。

グッとこらえて、空蝉丸は言います。

「今、挑(いど)まねば、いつまでたっても、できませんぞ!」

レシピを置いて、その場を去りました。



家を出たところで、空蝉丸のモバックルが鳴ります。


電話に出ると、相手はダイゴ(竜星涼)でした。

「おう、ウッチー。そっちは、だいじょうぶか?」

「なんか、ま~た、ひとりで抱え込んでるみてえだな」


さすが、キング。よく見ています。

ダイゴは言った。

「今は、おまえの思った通りに、やってみろ」

「でも、忘れんな」

「困った時には、仲間がいる」

「オレたちは…」



空蝉丸が、言葉を重ねます。

「戦隊にて候(そうろう)!」


がぜん、やる気が出てきました。



◇感想◇


難敵、登場。

その姿は、赤ん坊でした。

確かに、赤ん坊を攻撃できる人なんて、そうそういません。

いたら、問題だ。


しかも、ひっくり返ると、怖い姿が出てくるんだから、たまらない。

こりゃ、たいへんな強敵です。


そんな中、空蝉丸は、勇治少年の成長を見守る。

手を貸すことは簡単ですが、それはせず、じっと、自分で立ち上がるのを待ちます。

それは互いにつらいことですが、変わるにはそれしかありません。


そこにあるウッチーの想いとは、どんなものなんでしょうか?





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[ブレイブ19 後半のあらすじ]


結局、勇治は、晩御飯を作ることができませんでした。

でも、朝になって気づいた。

トーストなら、簡単かもしれない。

さっそくパンを探しますが、そこに現れたのは、ペロペロキャンディー?


って、ラッキューロのワナだった。

勇治は、捕まってしまいます。


そのまま勇治をさらっていく、ラッキューロ。

「パンがないなら、お菓子を食べれば、いいじゃない?」



隠れ家では、たくさんの大人たちが、デーボ・キャワイーンに群(むら)がっていました。

みんなうっとりした顔をして、キャワイーンをかわいがっています。

これにより、喜びのオーラまで集まった。

思わぬ副産物に、キャンデリラは喜びます。


勇治も、隠れ家に運ばれてきました。

両親を見つけて喜びますが、ふたりの勇治を見る目は冷たい。

大人たちは完全に、キャワイーンの術中(じゅっちゅう)です。


勇治は訴えかけた。

「パパ、ママ、目を覚まして!」

「ボクひとりじゃ、死んじゃうよ!」



でも、両親の目は、勇治を見ていません。

また、耳も閉じられている。


ただでさえ悲しい、勇治。

その周りで、アイガロンやラッキューロ、キャワイーンが、泣け! 泣け! と はやし立てます。

まさに外道!


そこに、空蝉丸が駆けつけた。

アイガロンとラッキューロに、斬りかかります。


空蝉丸は、勇治に言った。

「勇治殿、泣いてはならぬ!」


とはいえ、空蝉丸は劣勢(れっせい)です。

3対1な上に、変身アイテムは奪われてしまっている。

さらにはキャワイーンのガラガラビームを喰(く)らい、剣を落としてしまいました。


キャワイーンは洗脳状態にある大人たちに命令し、空蝉丸を襲わせました。

人間相手に戦うこともできず、空蝉丸は捕まってしまいます。

身動きが取れない。


そして、デーボ・キャワイーンは、卑怯(ひきょう)は褒(ほ)め言葉だと、笑っている。


止めさせようと両親の元に駆け寄った勇治でしたが、突き飛ばされてしまいました。

床に倒れて、「痛いよ~!」と声を上げます。

「誰か、助けて!」

「起き上がれないよ~」

「誰か~!」



これでは、出会った時と同じだ。


空蝉丸は、叫んだ。

「誰もいない!」

「勇治殿を助けられるのは、ご自分のみ!」

「今こそ、立ち上がるのでござる!」



でも、突っ伏したままで、勇治は言いました。

「ムリです」

「あなたは強いから、そんなことが言えるんだ」



でも、空蝉丸は、「そうではござらん」と訴えかけた。

「最初から強い人間などいない」

「拙者もまだまだ、弱いところだらけでござる」

「だから、勇治殿を見ておられん!」


驚いている勇治に、空蝉丸は言います。

「ともに強くなりましょう、勇治殿!」

「昨日の自分よりも、わずかでも!」



そこに、デーボ・キャワイーンが口を出しました。

「こ~んな甘えん坊に、何もできないでチュよ~だ」

そう言いながら、ガラガラビームで、空蝉丸を狙(ねら)います。


勇治は、考えた。

<ボクを助けられるのは、ボクだけ?>

今 挑まないと、いつまでたってもできない?

「ボクだけしか、いないんだ!」

そう叫びながら、勇治は立ち上がった。

デーボ・キャワイーンの方に、突進します。


不意を突かれたキャワイーンは、ガブリチェンジャーを落としました。

そしてそれを勇治が拾い、空蝉丸に投げた。


ガブリチェンジャーをナイスキャッチする、空蝉丸。

「かたじけない、勇治殿!」

左腕に装着し、準備完了。

「各々方(おのおのがた)、ごめん」

まずは電撃で、大人たちを眠らせます。

アイガロンとラッキューロは、雷電砲で威嚇(いかく)。

ザンダーサンダーを拾い上げ、キャワイーンの額(ひたい)を突いた。

キャワイーンは、ハデにひっくり返ったぞ。

空蝉丸は、そのスキに勇治を褒めます。

「勇治殿、お見事でござった」


勇治の意外な行動に、アイガロンも驚いている。

「沁(し)みるわ~!」

「おまえってば、街一番の甘えん坊じゃなかったのかよ!」



すると、空蝉丸が言った。

「人は弱いままではない」

「(それは)拙者も同様」

「日々、強くなっていくのでござる」



それを聞いて、アイガロンの哀しみはダダ下がり。

ラッキューロと共に、撤退してしまいました。


さあ、残るは、キャワイーンです。

いや、反転して、バッドキャワイーンになってる。


ザンダーサンダーのライフルモードで、空蝉丸はバッドキャワイーンを、屋外に吹き飛ばした。


と、ここで、仲間たちが合流します。

5人とも、すでに変身ずみ。


さあ、ウッチーも変身だ。

ブレイブインして、ガブリンチョ。

「いざ尋常に、キョウリュウチェンジ!」

「ファイヤー!」




聞いて驚け!

カワイイはよくわかんねえ! 牙の勇者、キョウリュウレッド!

カワイイ女の子は好きさ! 弾丸の勇者、キョウリュウブラック!

カワイイ理香のためなら、お茶だって見るよ、茶見んグー(チャーミング)! 鎧の勇者、キョウリュウブルー!

木刀がカワイイ! 斬撃の勇者、キョウリュウグリーン!

ヤダ、カワイイなんて、褒めないでよ! 角の勇者、キョウリュウピンク!

カワイイ子には旅をさせるでござる! 雷鳴の勇者、キョウリュウゴールド!


史上最強のブレイブ!

獣電戦隊、キョウリュウジャー!


今日は、ゴールドが言うぞ。

「荒れるでござる~! 止めてみよ!」


ここでバッドキャワイーンは、ゾーリ魔を召喚(しょうかん)しました。

まずは、こっちとの戦いに。


ガブリカリバーに獣電池をセットする、キョウリュウレッド。

いきなりの~、獣電ブレイブスラッシュ!

<バモラー!>



ゾーリ魔をあしらうキョウリュウブラックですが、その背後に黒い影が。


あっ! バッドキャワイーンだ。

「あたいにメロメロになりな!」

お断りだと言うブラックに、キスします。

「強制キャワイーン! ブチューッ!」

説明しよう。デーボ・キャワイーンは、赤ん坊の姿で虜にするだけでなく、キスによる強制キャワイーンでも、相手を虜にできるのだ。


おっと、キョウリュウブラックの様子が変わったぞ。

「おお~、キミ、キャワイーンねぇ!」

軽い、軽いぞ、ブラック。

しかも、チャライ。

こうしてブラックは、バッドキャワイーンのために戦うことになった。


ピンクとグリーンにガブリボルバーを撃つ、キョウリュウブラック。

操られるのは初めてじゃありませんが、これには仲間もビックリ。


ブルーは叫んだ。

「イアンが操られた!」

イアーン、もう!」


ともかく、ブラックに組みついて、止めようとします。


そこへ、グリーンとレッドも参加。

3人で、羽交(はが)い絞(じ)めにします。


ゴールドは、ピンクに作戦を伝える。

「アミィ殿、こちらも、メロメロ攻撃でござる」


これにピンクは、OKポーズ。

「スティメロね、オッケー!」


レッド、ブルー、グリーンは、操られているブラックを抱え上げました。

そして、一時避難。


ピンクたちの話を聞いていたバッドキャワイーンは、言いました。

「バカが! このアタイが、一番キャワイーンだよ!」

「他人になんか、メロメロになるか!」



おっと、スゴイ自信だ。


ピンクは、14番の獣電池にブレイブイン。

ガブリボルバーにセットし、狙いを定めます。

「メロメロになるのは、あんたじゃないわ!」

<バモラムーチョ! ドドリーン メロロ~ン>


あっ、ピンクが撃ったのは、ゾーリ魔たちだ。

そして、ピンクがしゃがむと、ゴールドが鏡を持っていた。

そこに映るのは、バッドキャワイーン。

これでゾーリ魔たちは、バッドキャワイーンにメロメロになってしまったぞ。


いっせいにバッドキャワイーンを見る、ゾーリ魔たち。

顔をハート形にして、取り囲みます。

そしてみんなで押し寄せ、ひっくり返った。

これがふたりの作戦だったのです。


「今よ、ウッチー!」


ピンクの声を受けて、ゴールドが動きます。

「心得(こころえ)た!」

「招来(しょうらい) ザンダーサンダー」


獣電池を3本 装填(そうてん)し、剣に稲妻をまとわせます。

「ハァ~~、ブレイブフィニッシュ!」

「雷電残光!」


<ザンダーサンダー!>


この強烈な一撃を受け、バッドキャワイーンはゾーリ魔と共に、爆発しました。


ゴールド&ピンク スティメロ


キャワイーンが爆発したことで、キョウリュウブラックも元通りに。

でも、本人は、操られていたことを覚えていません。

オーマイ! カラー・アサヒペン!


ああっ!

バッドキャワイーンは吹き飛ばされただけで、爆死はしてなかった。

スカートの中からスクスクジョイロを取り出し、自分で頭から復元水をかぶりました。

あの時、ラッキューロたんを脅して、奪い取っていたみたいです。



巨大化復活した、バッドキャワイーン。


ここは、ゴールドがプテラゴードンで出撃します。

すぐにカミナリ変形し、プテライデンオーで戦う。

両腕のプテラカッターで斬り込んでいくぞ。

ムチで防御した巨大化バッドキャワイーンでしたが、2撃目と3撃目は防げず、吹き飛ばされてしまいました。


と、ここで、バッドキャワイーンは作戦を変更。

赤ん坊のような風貌のデーボ・キャワイーンに変わり、ビルの影から、ガラガラビームで攻撃した。

ゴールドに、何と姑息(こそく)な! と言われても、「勝ちゃいいでチュよ~だ!」と、憎まれ口を叩きます。


ここで加勢に出たのは、キョウリュウレッド。

今日はガブティラではなく、ブンパッキーで出撃だ。


現れたブンパッキーは、いきなり鉄球で、キャワイーンの額にドゴ~ン!

(この絵も、スゴイ! 赤ん坊を鉄球で殴るなんて)

敵をひっくり返すと、プテライデンオーとカミツキ合体します。

これが初登場、プテライデンオー ブンパッキー。


おっと、敵はいつの間にか、バッドキャワイーンになってるぞ。

凄い形相で、口から怪光線を発射してきた。


が、この光線も、プテライデンオー ブンパッキーは、鉄球をぶん回して防御した。

さらに遠心力をつけて、敵の顔面に攻撃。

あまりの威力に、火が出るほどだ。


さあ、そろそろ、とどめといこう。

まずは胸のプテラゴードンが雷撃を放ち、敵の動きを止めます。

そこに鉄球をブチ込むぞ。

プテライデンオー ブンパッキー ブレイブフィニッシュ!


「キャワイーン!」と絶叫しながら、バッドキャワイーンは完全撃破された。


プテライデンオー ブンパッキー




いつものように神社で木刀をふるう、空蝉丸。

そこに、勇治少年が、元気に駆けて来ました。

「おはようございま~す!」


空蝉丸も、笑顔で返す。

「おはようでござる」


と、また、勇治が転んだ。

でも、前とは違う。

すぐに起き上がりました。


ダイゴたちにも挨拶し、勇治は元気いっぱいで、学校へ走りました。

もう、甘えん坊な面影は、ありません。

ダイゴも、「あいつ、いい目になったぜ」と褒めます。


空蝉丸は言った。

「人は、弱いままではない」

「拙者も、日々強くなるために、頑張っていくでござるよ」

「勇治殿のように」



すると、ノブハル(金城大和)が重ねた。

「と、ウッチーは、言うッチー!」


これに、イアン(斉藤秀翼)は、あきれます。

「ノッさんのオヤジギャグは、向上する気配すらねえな~」


と、今度は、ソウジ(塩野瑛久)が横を向いて失笑した。

「人のこと、言えるのかな?」


アミィも言います。

「いくら女の子に弱いっていっても、あそこまでとはね…」


「オーマイ!」

イアンは手を広げて、弁解します。

「あれは、悪者の魔力だろ、アミィちゃん!」

(オレは、レディの魔力にやられたいんだよ~)


和気あいあいの、6人でした。



◇感想◇


今回は、ウッチーの名言が連発。

「勇治殿を助けられるのは、ご自分のみ! 今こそ、立ち上がるのでござる!」

「最初から強い人間などいない。拙者もまだまだ、弱いところだらけでござる。だから、勇治殿を見ておられん!」

「人は弱いままではない。拙者も同様。日々、強くなっていくのでござる!」


相手に強要するだけでなく、できるまでこらえて、見守る。

なにより、自分のことを忘れずに、反省する。

よっ、ウッチー!

人間の鏡だ!





獣電戦隊キョウリュウジャー カミツキ合体 DXキョウリュウジン




獣電戦隊キョウリュウジャー 獣電竜シリーズ04 ブンパッキー




テレビマガジン 2013年 08月号 [雑誌]






来週の獣電戦隊キョウリュウジャーは――


キョウリュウジャー 予告

ブレイブ20「アンラッキュー! タナバタのタナボタ」


次回は、七夕エピソード。

短冊の願いがかなうと、悪いことが起こる?

そして、またまた登場の、ダイゴの父・ダンテツ。

これは夢か幻、それとも、現実?





今週のおまけ

今週のおまけ

左上:ラッキューロたんの受難。
右上:長い袖が、カワイイ。

左中:これが。
右中:こうなる。

左下:キョウリュウブラックとキッス。
右下:キャワイーンね~! チャライ。




<<「ダイゴ vs 鉄砕 怖さが強さに/第18話 前編」
「父 ダンテツ(山下真司) vs デーボ・タナバンタ/第20話」>>



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南方 城太郎

Author:南方 城太郎
生息地:関西
分類:昭和人間
生まれ:
黒電話、赤電話が主流で、冷房は扇風機、暖房は石油ストーブと炬燵という時代


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