ユング心理学の視点から見た日記。スーパー戦隊シリーズ キョウリュウジャー、トッキュウジャー、東のエデンのレビューと感想。エニアグラム、子どもが育つ魔法の言葉、話が通じない人の心理、自分に気づく心理学。ドラマやアニメから学ぶ人生観。
 
加藤諦三 著「自分に気づく心理学」(PHP)より。



第2章 「甘えの欲求」は心の秘密をとく鍵である

(P58)規範意識のつよい人は生きることに苦しむ


規範とは、広義には、「~すべき」とか「~すべきでない」とか命じる基準。

これは本来、社会秩序やその中にある人を守るためにあります。

しかし、規範意識が肥大化し、「~すべき」というのが大きくなりすぎると、今度は逆に、人を苦しめるものとなる。


加藤諦三さんは、ロロ・メイの言葉を紹介しています。


強迫的で厳格な道徳主義は存在感の欠如の結果である。




道徳自体は、大事なわけです。

でも、強迫的にまでなってしまうと、話が変わってくる。

強迫とはこの場合、不合理だと薄々自覚しながら、ある観念や行為に囚われ、抑制できない状態のことです。普通なら中断できることも、強迫観念に取りつかれると、やめることができません。


健康な人は、小さなことを楽しめるという。ささいなことにも、幸せを感じることができます。

散歩していて楽しい、景色を見ていて楽しい、風に当たるのが心地いい、などなど。

でも、そうはならない人もいる。そうならない状態がある。

それは、結果や意味を求めすぎる人。

散歩して何が楽しいの? 景色を見て何が得られるの? それをしたら、儲かるの? みたいな考えに取りつかれてしまいます。

「~すべき」の範囲外のことには、なかなか価値を見出せません。


こうなると、生きることが楽しくありませんよね。

人生を楽しんでいる人は、ささいなことにでも幸せを見つけることができる。

でも、すべき思考に取りつかれている人は、それができません。

というか、「生きているだけでつらい」のだという。

不幸なことがあって、つらくなるのではありません。ただ座っているだけでも、つらいのです。


健康な人は、無意識に、自分を認めている。

わたしは大丈夫、アイ・アム・OK! という感覚があって、自分を赦しています。

自分がこの世に生きることを認め、赦しているんです。


生きているだけでつらい人、生きることが難しい人は、この逆。

わたしは大丈夫、アイ・アム・OK! という感覚が、欠けている。

自分がこの世に生きることを、赦せていないんですね。


後者の人は、他人の評価を気にするといいます。

そういう心の癖が、ついてしまっている。

そして、それにも、そうならざるを得なかったというような、要因があるように思います。


こういうのは、自信のあるなしにも、関係するようです。

健康な人は、他人の評価をあまり気にしない。

というのは、他人がどう思おうと、基本的に「わたしは大丈夫! アイ・アム・OK!」という感覚があるからです。

自信が持てない人というのは、この逆。

何をしても、こういった安心感で満たされることがない。

なぜか、自分を赦すことができないんですね。





自分に気づく心理学




ヘンでいい。―「心の病」の患者学







<<「第13回 間接的達成では、気分はよくならない」「第15回 自分への評価が低いわけ」>>




関連記事
[サイト内タグ]:  自分に気づく心理学



ブログランキング・にほんブログ村へ
BlogPeople「人間・哲学/人間考察」
blogram投票ボタン


ランキングに参加しています
よかったらクリックしてね


秋だから、実をためる


↑ページトップへ


■ 最近のエントリ

■ 人気ページランキング


↑ページトップへ




// HOME //
Powered By FC2ブログ.
copyright © 2005 枕石漱流 日記(ユング心理学の視点から) all rights reserved.
ブログパーツ アクセスランキング
■ Amazon
■ 注目記事
■ アーカイブ
■ カテゴリ

■ 月別アーカイブ

■ 検索ぷらす


【注意】 ENTERキーだとうまく表示されないようです。申し訳ございませんが、ボタンを押してください。

■ キーワードハイライト機能

検索時、検索語句がハイライトされます。

■ BlogPeople リンクリスト

リンク集と更新状況↓



☆登録する by BlogPeople☆

■ RSSリーダーに登録

 RSSリーダーで購読する

 メールで購読する


(リンク切れを修正しました)


■ 最近のトラックバック
■ スポンサードリンク

■  
■ スポンサードリンク



■ 最近の記事
■ カレンダー

05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

■ FC2カウンター



現在の閲覧者数:

■ プロフィール

南方 城太郎

Author:南方 城太郎
生息地:関西
分類:昭和人間
生まれ:
黒電話、赤電話が主流で、冷房は扇風機、暖房は石油ストーブと炬燵という時代


日記について


拍手する

プロフ
電脳露店マイアソシエイトストア
おバカ映画

■ リンク
■ RSSフィード
■ インフォメーション


検索サイトiscle
(検索サイトさんです)

■ QRコード

QRコード

携帯でも御覧になれます。

■ 地域情報



ジオターゲティング





■ にほんブログ村

■