ユング心理学の視点から見た日記。スーパー戦隊シリーズ キョウリュウジャー、トッキュウジャー、東のエデンのレビューと感想。エニアグラム、子どもが育つ魔法の言葉、話が通じない人の心理、自分に気づく心理学。ドラマやアニメから学ぶ人生観。
 
特命戦隊ゴーバスターズ、第50話「Final Mission 永遠のキズナ」のBパート。

エンター・ユナイト&メガゾードΩ 登場!

<不完全だから、人間なんだ!>
<人間はバックアップなんかなくたって、つながっていく!>



出るか、ボルカニック オールバスターズ アタック!!

決着の行方は?



特命戦隊ゴーバスターズ 全曲集 コンプリート ソング ファイル





エンターの前に、ゴーバスターズたちが歩(あゆ)み出る。

ヒロム、リュウジ、ヨーコ。

ニック、ゴリサキ、ウサダ。

陣マサトに、ビート・J・スタッグ。

迷(まよ)いない顔(かお)が、そこにはありました。


エンターは聞いた。

「レッドバスター、わたしのバックアップは?」


「全部(ぜんぶ)消(き)えたよ」と、ヒロム。


今までヒロムたちは、エンターに何度(なんど)となく愕然(がくぜん)とさせられてきた。

が、ここにきて、ついに逆転(ぎゃくてん)。

エンターの顔色(がんしょく)を、なくさせた。


「まさか…あの貴重(きちょう)なデータを…」

それでもエンターは、気(き)を取(と)り直(なお)そうとする。

「ですが、やはり、わたしは倒(たお)せませんよ」

「これを消すわけにはいかないでしょう?」


エンターは、自分(じぶん)の右目(みぎめ)を指(ゆび)さした。

黒目(くろめ)部分(ぶぶん)には、07という赤い文字(もじ)が。

「ここにあるビートバスターのデータを」

「わたしの切(き)り札(ふだ)」


指を前に出し、憎々(にくにく)しい顔をします。


でも、陣マサトは言った。

「ああ、それな…」

「もう、いらねえわ」

「オレのデータ、全部、消えちまったからよ」



「…パルドン?」

予想外(よそうがい)の答(こた)えに、エンターは聞(き)き直(なお)さずにはおれませんでした。


陣にとって、欠(か)けたデータは命(いのち)にも等(ひと)しいはず。

なぜ、それをいらないなどと言うのか。


エンターは知らなかった、人間には人を想(おも)う気持(きも)ちがあることを。

多(おお)くのデータを得(え)ながら、それを学(まな)べてなかった。

思いやり、献身(けんしん)。

殉(じゅん)ずること、尽(つ)くすこと。

人と人との間に生(しょう)じる、気持ちを。


リュウジは言った。

「エンター、それはおまえの切(き)り札(ふだ)じゃない」

「先輩(せんぱい)の…陣マサトの、切り札だったんだよ!」



「くっ…」

エンターの顔がゆがみます。

もう、余裕(よゆう)などない。


陣は大切(たいせつ)なものを捨(す)てることで、場(ば)を一転(いってん)させたのです。


ヨーコも、エンターを見据(みす)えて言う。

「おまえを倒す。わたしたち全員で!」


全員。

これが、エンターを倒すカギに。


「ウオオオォォ~~!!」

吠(ほ)えるエンターの姿(すがた)は、まるでかつてのマジェスティ、メサイアのようにも見えました。

「ゴーバスターズ、マピュース(わたしのかわいいノミちゃん)」

「あなた方さえ つぶせば、バックアップなどなくとも…!」


エンターは、エンター・ユナイトに変身。

メガゾードΩ(オメガ)に乗(の)り込(こ)んだ。



敵(てき)を見上げながら、陣は言う。

「J、最後(さいご)まで頼(たの)むぞ」


ビート・J・スタッグは、黒いブロックを手に返事(へんじ)します。

「ああ」

とことん、最後まで。

陣と、オレと。


さあ、変身だ。

<イッツ・モーフィンタイム!>

「レッツ、モーフィン!」


世界(せかい)は面白(おもしろ)いぞ、陣! スタッグバスター!

ああ、その世界を一緒(いっしょ)に守(まも)ろうぜ! ビートバスター!

まったく、やっかいな先輩だった! ブルーバスター!

冗談(じょうだん)ばっかり言って、そのくせ裏(うら)でかっこつけて! イエローバスター!

そんな陣さんのために、父さんたちのために、世界を守ってみせる! レッドバスター!


この約束(やくそく)だけは、絶対に守ってみせる!

特命戦隊、ゴーバスターズ!


さあ、バスターマシンに乗り込むぞ。

特命合体! グレートゴーバスター!

まずは、バスターランスだ!


槍(やり)をパンチで そらせ、メガゾードΩは 胸とヒザの大砲(たいほう)を発射(はっしゃ)。

巨大(きょだい)なグレートゴーバスターを、どんどん圧(お)し戻(もど)してゆく。

この火力(かりょく)、ハンパありません。

ついには針(はり)のようなものを発射し、グレートゴーバスターを岩(いわ)に磔(はりつけ)にしました。

これでは身動(みうご)きが取(と)れない。


エンター・ユナイトに、余裕がもどってきたか。

「バスターマシンのデータも、いただいています」

「このわたしの完全(かんぜん)なメガゾードには、勝(か)てませんよ!」



!!


メガゾードΩに、衝撃(しょうげき)が。

咆哮(ほうこう)と共(とも)にタテガミライオーが現(あらわ)れ、ツメでえぐりました。

さらに方向転換(ほうこうてんかん)し、飛びついて、噛(か)みつく。

そうだ、頼りになる仲間は、ここにもいた。


これがチャンスと、レッドバスターはレバーを上げます。

出力(しゅつりょく)を全開(ぜんかい)にし、磔(はりつけ)から脱出(だっしゅつ)する。


グレートゴーバスターの合体(がったい)を解除(かいじょ)。

フォーメーションを変えるぞ。

まずは、オレの合体、バスターヘラクレス!

続いて、特命合体、ゴーバスターライオー!

ガンガン、ガキーン!

殿(しんがり)は、我(われ)らのエース、ゴーバスターエースだ!


が、エンター・ユナイトの余裕は変わらない。

「何を出そうと同(おな)じです」

コックピットで笑ってます。


まずは、エースの攻撃だ。

ブレードを叩きつけるように、斬る。


これを左腕で防(ふせ)ぎ、メガゾードΩは右腕で殴(なぐ)った。

さらに、ゴーバスターライオーに砲撃(ほうげき)を喰(く)らわせる。

確かに、言うだけはあります。


ゴーバスターズたちの悲鳴(ひめい)を聞き、エンター・ユナイトは高らかに笑った。

「ふはははははっ!」

「せっかく亜空間(あくうかん)まで来たのに、残念(ざんねん)でしたねえ」



エンターも、ずいぶん人間っぽくなっています。

以前(いぜん)よりずっと、感情(かんじょう)豊(ゆた)かになっている。

それに本人(ほんにん)は、気づいているだろうか?


メガゾードΩが、バスターヘラクレスに迫(せま)る。

両腕を振りおろし、激(はげ)しく殴りつけます。


レッドバスターは言った。

「ニック、今までやったことのない攻撃(こうげき)でなきゃダメだ!」

「短(みじか)くていい。全(ぜん)エネルギーを、両足出力(りょうあししゅつりょく)に!」



それは確かに、今までに見たこともないものでした。

ゴーバスターエースが、超スピードで動いた。

これはまるで、レッドバスターそのもの?

エースは、メガゾードΩの主砲(しゅほう) ヴァグラストライカーを超スピードで回避(かいひ)。

左右にステップしてかく乱(かく)すると、エネトロンを集中させたブレードを突(つ)き刺(さ)した。

これが決まり、メガゾードΩを見事(みごと)に貫通(かんつう)。


超スピードだ、ゴーバスターエース!


今だ!

ここに、必殺技(ひっさつわざ)を叩(たた)き込(こ)みます。

バスターヘラクレスは、全砲門(ぜんほうもん)を開く。

ヘラクレスクライシス!

ゴーバスターライオーは、胸の砲門を全開(ぜんかい)にした。

イグニッショントルネード!


エースがつけた傷(きず)から、内部に攻撃が入り込んでいく。

胸に剣が刺さったまま、メガゾードΩは後ろに倒れました。

そして、大爆発(だいばくはつ)。

究極(きゅうきょく)のメガゾードは、シャットダウンされた。


メガゾードΩ シャットダウン!


爆発の直前(ちょくぜん)、エンター・ユナイトは脱出(だっしゅつ)していた。

大地(だいち)に降(お)り立(た)ったエンター・ユナイトの前に、ゴーバスターズが迫(せま)る。

レッド、ブルー、イエローは、パワードカスタム化(か)しています。


レッドバスターパワードカスタムは言った。

「エンター、おまえも、亜空間と一緒に消えてもらう!」


「どうあっても、わたしを?」と、エンター・ユナイト。


「ああ、いくぞ!」

レッドの合図(あいず)で、最後の名乗(なの)りが始(はじま)りました。


レッドバスター!

ブルーバスター!

イエローバスター!

ビートバスター!

スタッグバスター!


さあ、正真正銘(しょうしんしょうめい)、最後の戦いだ。

バスターズ、レディ、ゴー!


ゴーバスターズ!

ビート&スタッグ


気合(きあい)を入れて、5人が突進(とっしん)。

エンター・ユナイトに襲(おそ)いかかる。

まるく囲(かこ)んだところで、斬り込むぞ。


まずは、ビートバスター。

続いて、スタッグバスター。

ドライブレードに魂(たましい)をのせ、一撃(いちげき)一撃を振り切ります。


これに対応(たいおう)するエンター・ユナイトでしたが、ブルーバスターがその足元(あしもと)に飛び込んだ。

足をとり、自身の体をひねって、エンターを転ばせました。

そして上から、ソウガンブレードを逆手(さかて)に持ち、突き刺す。

避(よ)けられても、また突き刺す。


エンター・ユナイトは、ブルーの腹を蹴(け)るようにして、巴投(ともえな)げで脱出(だっしゅつ)。

そこに飛んできたのは、イエローバスターパワードカスタム。

得意(とくい)のジャンプから、ソウガンブレードの剣先を突き刺そうとします。


これも かわす、エンター・ユナイト。

斬り合いからの足払(あしばら)いも、何とか避けた。


今度は、レッドバスターパワードカスタムだ。

まずは、横蹴り。

避けられたら、ブレードを振り下ろす。

これを刃(やいば)で受けたエンター・ユナイトと、力比(ちからくら)べに。

ブレードにかぶさるようにして、体重(たいじゅう)を乗(の)せます。


が、これをカチ上げると、エンター・ユナイトは、レッドバスターの胸を横に切り裂いた。

続いて迫る、イエローとビート&スタッグも、フェンシングの動きで返(かえ)り討(う)ちに。

こいつ、やはり強い。


ブルーバスターはまた、足を狙(ねら)いました。

が、この奇襲(きしゅう)は、失敗(しっぱい)。

腕を取られたところで、頭を下げられ、ひざ蹴(げ)りを喰(く)らいました。

何という威力(いりょく)か。

ブルーバスターのバイザー部分が破壊された。

リュウジの顔が、のぞいています。


吹き飛ばされたブルーバスターに駆(か)け寄(よ)る、仲間たち。

そこに向かって、エンター・ユナイトが剣による衝撃波(しょうげきは)を放ちます。

今までのように地を這(は)うものではなく、空中を伝わる、ブーメランや刃のような衝撃波だ。


とっさに前に出て、イエローバスターが盾(たて)となった。

が、まともに喰らったため、大ダメージを受けたイエローのバイザーが割(わ)れてしまいます。


エンターは、手をゆるめない。

それどころか、一層(いっそう)の力を、剣に込める。

エンター・ユナイトが剣を横に振ると、その衝撃により、大地が爆(は)ぜました。

爆炎(ばくえん)に包(つつ)まれながら、ゴーバスターズは悲鳴(ひめい)を上げた。

地(ち)に伏(ふ)す、ゴーバスターズ。

スーツがところどころ、焦(こ)げています。

レッドバスターのバイザーも、割れてしまっている。


そんな様(さま)を見て、エンターは笑うのでした。


が、ゴーバスターズは負けない。

闘志(とうし)も、衰(おとろ)えない。

歯(は)を食いしばって、立ち上がる。


まずはレッドバスターが、向かって行きました。

走り込んでジャンプし、ブレードを叩き込む。


が、エンター・ユナイトは剣で、ブレードを払った。

レッドの手を離(はな)れたブレードが空気を切り裂きながら回転し、やがて地面に刺さりました。


失笑(しっしょう)するように、エンター・ユナイトは言います。

「本気(ほんき)ですか?」

「あなた方だって、消えますよ!!」



そう、人間だって、倒されれば、命は消える。

仮にエンターを倒せたとしても、亜空間と共に消滅するかもしれない。


しかし、レッドバスターは言った。

「おまえを世界に戻すより、マシだ!」


一度、剣に目を落とした後、エンター・ユナイトは、立っているのがやっとのレッドバスターに、剣を突き刺した。

左胸、心臓(しんぞう)の辺(あた)りに、剣先が刺さります。

スーツとプロテクターで守られているものの、これ以上 刺さるとさすがに危(あぶ)ない。


剣を突き刺したまま、エンター・ユナイトは言う。

「レッドバスター…」

「あなたなら、ただの人間(にんげん)よりは、マシな存在(そんざい)になれたものを!」


そこには、口惜(くや)しさに似(に)た韻(いん)がありました。

認(みと)めた者(もの)にだけ、投(な)げかける言葉(ことば)。

イラ立ちを隠(かく)さずに、エンター・ユナイトは言った。

「結局(けっきょく)、不完全(ふかんぜん)なただの人間です」


満身創痍(まんしんそうい)のレッドバスターは、かすれた声で返す。

「ああ、不完全だから、人間なんだ…」


「パルドン?」と、エンター。

データを信仰(しんこう)するエンターには、理解(りかい)できません。

なぜ、完璧を目指さないのか?

なぜ、不完全さを受け入れるのか?


レッドバスターは言った。

「父さんが作ったワクチン プログラムにウィークポイントがあった理由(りゆう)も、きっと、そこにある」

「不完全だから助(たす)け合うし、不完全だから思いを託(たく)す!」

「人間は、バックアップなんかなくたって、つながっていく!」

「それが、仲間(なかま)を捨(す)てる おまえと人間の、決定的(けっていてき)な違(ちが)いだ!」



エンターは剣を引き抜くと、憎しみを叩きつけるようにして、レッドバスターの胸を横に斬りつけました。

あまりの衝撃(しょうげき)に、レッドバスターは大きく後方(こうほう)に吹き飛ばされ、地面を転がる。


「消えろ!」

エンター・ユナイトが感情を爆発させます。

「わたしの前から、すべて!!」


傷だらけのレッドバスターですが、それでも立ち上がる。

スーツもヘルメットも、もうボロボロです。


エンター・ユナイトは、剣先をレッドバスターに向けました。

「決着(けっちゃく)を…レッドバスター!」


これを受けるカタチで、レッドバスターはモーフィンブレスにタッチする。

<イッツ・タイム・フォーバスター!>


体から炎(ほのお)が吹(ふ)き上がります。

これは、ボルカニックアタックか?

でも、この技(わざ)は、破(やぶ)られているぞ。


と、レッドバスターの方に、手が伸(の)びてきた。

ブルーとイエローが、レッドの肩(かた)に手を置(お)きます。

そして、ブルーの肩にはスタッグバスターが、イエローの肩にはビートバスターが、それぞれ手を置きました。


そう、これはただのボルカニックアタックじゃない。

ヒロムとニックに、仲間の力が加わる。

リュウジとゴリサキ、ヨーコとウサダ、陣とJ。

8人分の、ボルカニックアタックだ。


エンター・ユナイトも、迎撃(げいげき)の姿勢(しせい)に入ります。

腰(こし)を落として、ボルカニックアタックを発動(はつどう)。


先に動いたのは、エンター・ユナイトだった。


8人が、さけぶ。

「ボルカニック オールバスターズ アタック!!」

炎のチーターが、全速力(ぜんそくりょく)で突進(とっしん)する。

やがて、ジャンプし、ぶつかった。

あまりのエネルギーに、空間までもが裂けてしまいそうだ。


ボルカニック オールバスターズ アタック


大爆発が起こり、あまりの光に、何も見えなくなりました。

と、エンター・ユナイトが着地(ちゃくち)した?

不安定になったのか、生身(なまみ)のエンターが、ちらちら映(うつ)り込(こ)みます。

もう、変身状態(へんしんじょうたい)は維持(いじ)できないのか?

「セ・ラ・ビ…」

( C'est la vie:これもまた人生)

そこに込めた意味(いみ)とは?

「アデュー、ゴーバスターズ…」


エンターが爆発した。

プログラムが根底(こんてい)から破壊される音が聞こえる。

修復不可能(しゅうふくふかのう)――人間でいう死が、そこにありました。


エンターの最期


それを見届(みとど)けたゴーバスターズですが、ついに力尽(ちからつ)きました。

変身も解除され、へたり込むようにして、倒れた。


天を仰(あお)ぎながら、ヒロムが噛(か)みしめる。

「やった…!」


「ああ…やったな…」

動けませんが、リュウジは笑った。


「やったね…」と、ヨーコも笑う。


ビート・J・スタッグは言った。

「一片(いっぺん)の悔(く)いなし」

「くっ…」
と崩れ落ちたところで、黒いブロックが額(ひたい)に当(あ)たりました。


いつの間にか、ビートバスターの姿が消えてしまっている。


それにはまだ気づいてないのか、ヒロムが言った。

「この仲間でよかった…」

「今、ホントにそう思う」



「オレもだ」と、リュウジ。


ヨーコはお礼(れい)を言いました。

「みんな、ありがと…」


疲(つか)れて眠(ねむ)るように、ヒロムは目を閉(と)じる。

亜空間の崩壊(ほうかい)が、加速(かそく)していきます。

もう空は、まともな部分の方が、ずっと少ない。

大地も、ずいぶん欠けてしまいました。


と、空間に、緑色の何かがふたつ現れた。


「おまえら、死ぬにはまだ早(はえ)え!」

これは、陣か?


「前を見ろ!」

こっちは、ヒロムの父・桜田ヨウスケ。


ふたりが、名前(なまえ)を呼(よ)びます。

ヒロム! リュウジ(リュウジくん)! ヨーコちゃん!


「生きろ!」と、桜田ヨウスケは さけんだ。


陣も、さけぶ。

「J! ニック! ゴリサキ! ウサダ!」

「オレの格納庫へ、急げ!」




現実世界(げんじつせかい)。

繭(まゆ)がシャットダウンされ、融合(ゆうごう)されていた人たちも解放(かいほう)された。

あの子どもたちの両親(りょうしん)も無傷(むきず)で、無事(ぶじ)に再会(さいかい)を果(は)たせました。


これらから、エンターが削除(さくじょ)されたであろうことが、うかがえます。

しかし、亜空間が消滅したことも、データから分かる。

泣きながら、ミホが言った。

「反応(はんのう)…ありません…」

沈黙(ちんもく)の中、司令室に、ミホのすすり泣きだけが聞こえた。





と、モーフィンブレスのコール音が空気(くうき)を一変(いっぺん)させる。


「こちら、桜田ヒロム」

「司令室、聞こえますか?」



続いて、リュウジの声がした。

「亜空間から、脱出成功(だっしゅつせいこう)!」


ヨーコの元気(げんき)な声も、聞こえます。

「もうすぐ着(つ)きます!」


ミホと森下は、到着予定(とうちゃくよてい)の屋外施設(おくがいしせつ)へ。


黒木司令はイスに背中(せなか)をあずけ、顔を覆(おお)うようにして、両手でさすりました。

深い深い息を吐(は)いたあと、黒木司令は立ち上がった。


と、司令室のテーブルに、Vサインする陣の姿が。

ニヤリと笑うと、その像(ぞう)は消えた。


陣め、最後のあいさつに来たかと、黒木司令は思う。




バスターマシンが帰還(きかん)しました。

手を振りながら、みんなが帰ってくる。


英雄(えいゆう)たちを迎(むか)えるため、黒木司令たちは走(はし)った。


まずは互(たが)いに、右手を左胸あたりまで上げ、親指(おやゆび)を立てます。

任務完了(にんむかんりょう)!


ありがとう、そして、おかえり。

みんなで抱(だ)き合いました。







春(はる)になった。

背広(せびろ)姿の黒木司令が、カメラをかまえます。


カウントするのは、もちろん、ミホです。

「3、2、1…撮(と)ります!」


被写体(ひしゃたい)は、ブレザー姿のヨーコ。

今春(こんしゅん)からは、女子高生(じょしこうせい)です。


リュウジは、研究室(けんきゅうしつ)にいた。

今では、技術者(ぎじゅつしゃ)だ。

ゴリサキは、女房として 助手として手伝います。


ニックは、肉(にく)を焼(や)いていた。

さすが、肉食系(にくしょくけい)。


ヒロムはリカ(吉木りさ)姉さんのお手伝(てつだ)い。

ホイップクリームを作ってる。


Jは、森(もり)にいました。

今では、森の管理人(かんりにん)です。

オレの森は、オレが守る。

首から下げているのは、あの黒いブロック。

これを見て、陣を思い出します。


今日は、ヨーコの入学(にゅうがく)おめでとうパーティー。

まずはみんなで乾杯(かんぱい)です。


ヒロムはローストチキンを見て、フリーズ。

でも、もう、だいじょうぶ。

解(と)く方法(ほうほう)は、分かっています。

リカ姉さんがどついて、はい、もとどおり。


エネトロンに酔(よ)ったのか、ゴリサキがリュウジにからんでいます。

キスか? キスなのか?


ヨーコ、ミホ、ウサダは、スイーツをつまみつつ女子ばなに花を咲(さ)かせる。


「こっち来い!」と、手を広げたのは、黒木司令。

Jは、その胸に飛び込んだ。

新しいコンビの誕生(たんじょう)か?


森下が困ってますよ。






夕方、ヒロムとニックは、あの海岸へ。


ニックは言った。

「また見られたな、この景色(けしき)」


ゴーバスターズに加入(かにゅう)した日も、ここから海を見た。

あれから、もう1年か。


これからどうする? とニックに聞かれて、ヒロムは答えました。

「ああ、そうだな…」

「まっ、ゆっくり考えるよ」

「13年分」
と、笑います。


「OK!」と、ニック。

「付き合うぜ!」

指で、頭のハンドルをつまんだ。



大団円

それから…これから…



さあ、戦いは終わった。



これからは、新しい人生がはじまる。

今までサンキュー、そして、これからもよろしく、

相棒…。





特命戦隊ゴーバスターズ バスターマシンCB-01 DXゴーバスターエース




特命戦隊ゴーバスターズ ファイナルライブツアー2013 [DVD]




東映ヒーローMAX Vol.44 (タツミムック)






来週からは――


史上最強の伝説が始まる。

アツいナレーションで、始まる。

出た!

獣電戦隊キョウリュウジャー!!


今度のスーパー戦隊は、恐竜がモチーフ。

恐竜も人間も、サンバで変身するぞ!

ノリノリだ!


獣電戦隊キョウリュウジャーの予告


新番組、獣電戦隊キョウリュウジャー!

来週 2月17日 朝 7:30スタート!!





<<「涙を力に 陣との別離 vs ダークバスター/Final Mission 永遠のキズナ 前編」

 → 「特命戦隊ゴーバスターズ 目次」





ゴーバスターズからキョウリュウジャーへ

今年の引き継ぎは、ちょっと変わってた。





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Author:南方 城太郎
生息地:関西
分類:昭和人間
生まれ:
黒電話、赤電話が主流で、冷房は扇風機、暖房は石油ストーブと炬燵という時代


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