ユング心理学の視点から見た日記。スーパー戦隊シリーズ キョウリュウジャー、トッキュウジャー、東のエデンのレビューと感想。エニアグラム、子どもが育つ魔法の言葉、話が通じない人の心理、自分に気づく心理学。ドラマやアニメから学ぶ人生観。
 
加藤諦三 著「自分に気づく心理学」(PHP)より。



第1章 ひとづきあいが苦しいのはなぜか?

(P14)幼い頃 やさしさに接しなかった人は 人の好意が分からない



人間にはいくつかのタイプがあるという。


・他人の拒否を怖れて、善意的に振る舞う。
・他人の拒否を怖れて、強さを印象付けようとする。
・他人の拒否を怖れて、弱さを印象付けようとする。



目に見える形はそれぞれ違うのですが、動機は同じですね。

「他人の拒否を怖れて」

それを考えると、一見、自分でそうしているように見えて、実は「そうさせられている」ことが分かります。

単に善意的でありたいとか、強さを見せたいとか、弱さを見せたいとか、そうではなくて、その前に、他人の拒否を怖れる心があるのです。

いわば、こいつに支配されている。


周囲の人は怖れてないのに、敏感になってしまう。

怖れる必要などないのに、なぜか構えてしまう。

その結果として、パターンとなっている態度や行動が出てきます。


ではなぜ、人に拒否されることを、怖れてしまうのでしょうか?


1つには、「責められ癖」があるといいます。

小さい頃、ことあるごとに責められてきたので、人間というものは責めるものだとか、相手には責められるものだとか、そういう思考回路が無意識にできてしまっていると。

目の前の状況を観察するのではなく、まるで反射のように、そう思ってしまうのです。

なので、人に接するだけで、「ああ、責められるんだ」というのを前提にしてしまう。

「何もないから責められない」ではなくて、「何もしないと責められる」となっているのです。

こうなると、他人に拒否されることを、いちいち怖がらずにはおれません。


もう1つに、「人の善意や好意に慣れてない」というのがあるという。

幼い頃に、やさしさに接してないので、人の善意や好意というものがどんなものか知らないし、そんなものは予想もできないと。

人がやさしくしてくれるなんて、その人にとっては想定外なのです。


知っているものは認識できますが、知らないものは うまく認識できません。

成長する過程でやさしさに接しても、それが何であるか、うまく呑み込めないのです。


ある程度 健康的に育った人は、やさしさに接すると、ありがとうと返す。

でも、やさしさを知らない人は、たとえそれに接しても、「?」となると。

場合によっては、他のことと勘違いする場合も。



他人からの拒否を怖れるのは、1つは自分を守るため。もう1つは、自分が存在する許しを乞うためだという。

こんなに善意的なんだから、こんなに強いんだから、こんなに弱いんだから → だから、存在を許してほしい。

いても、いいでしょ? 拒否しないで! 責めないで!

そんな気持ちが奥にあるというのです。


つまりは、特に理由もなくただそこにいること、存在することを認められた経験が欠けているので、どうしてもそうなってしまうと。

なので、とても本人の所為だとは言えない、ということになります。





自分に気づく心理学






どうして、他人を怖れるんだろう?

 ↓

そんなに怖れる必要は、ないんじゃないか?




<<「第1回 ささいなことで傷つくわけ」「第3回 勝手に我慢して不機嫌になる」>>




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生息地:関西
分類:昭和人間
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黒電話、赤電話が主流で、冷房は扇風機、暖房は石油ストーブと炬燵という時代


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