ユング心理学の視点から見た日記。スーパー戦隊シリーズ キョウリュウジャー、トッキュウジャー、東のエデンのレビューと感想。エニアグラム、子どもが育つ魔法の言葉、話が通じない人の心理、自分に気づく心理学。ドラマやアニメから学ぶ人生観。
 
特命戦隊ゴーバスターズ、第48話「Mission48 仕掛けられていた罠」のAパート。

<いいえ、データの残骸です>



何度 倒しても再生する、エンター。

そのバックアップは、ヒロムでした。

これはいったい、どういうことなんだ?



『特命戦隊ゴーバスターズ』フォトアルバム GBレポート (学研ムック)





メサイアのカードを見せたあの日、エンター(陳内将)はヒロム(鈴木勝大)の中に、No.13のカードを埋(う)め込(こ)んだのです。

「13番は特別(とくべつ)なカードです」と、エンターは言う。

「すべてのカードが集(あつ)まるカード」

これまでメタロイドが集めたデータはすべて、13番に転送(てんそう)されているのだという。

もちろん、エンター自身(じしん)のデータもです。

エンターが削除(さくじょ)されれば、そのデータを使って復元(ふくげん)されるようにプログラムされている。

ヒロムのウィークポイントを知(し)っていたのも、そのためでした。

13番目のカードは、ヒロムの中で、ヒロムのデータも集めていたのです。

それが復活(ふっかつ)したエンターにも、フィードバックされる。


エンターは言った。

「ゴーバスターズ♪」

「わたしを完全(かんぜん)に削除したければ、まず倒(たお)すべきは、レッドバスターですよ」



13番目のカードが、ヒロムの中に?

エンターを倒すには、ヒロムを倒す必要がある?


「サリュ、ゴーバスターズ♪」

混乱(こんらん)するみなを前に、エンターは消(き)えてしまいました。


エンターとヒロム




地下(ちか)のトレーニングルーム。

ヒロムはひとり、訓練(くんれん)を続(つづ)けていました。

超(ちょう)スピードを発動(はつどう)し、的(まと)に向かってイチガンバスターを撃(う)つ。

撃ち続ける。

しかし、それでも、脳裏(のうり)に何度もよみがえるエンターの言葉(ことば)を打ち消すことはできませんでした。

<あなたが、わたしのバックアップです>

<あなたがいるかぎり、わたしは何度でも、よみがえります>

狙(ねら)う的に、エンターの顔(かお)が浮(う)かんでしまう。

それをかき消すように、ヒロムは何度もトリガーを引(ひ)いた。



調査(ちょうさ)の結果(けっか)、ヒロムの中にカードがあるのは間違(まちが)いないようでした。

以前(いぜん)の転送データと、今の転送データを重(かさ)ねると、かなり変化(へんか)していることが分かる。

データの量(りょう)も、増大(ぞうだい)しています。

その変化した部分こそが、13番目のカード。



ヒロムは、ランニングを始(はじ)めていました。

あきらかに、オーバーワークです。

ニックは止めようとしますが、ヒロムは聞きません。


日が傾(かたむ)きかけたころ、ヒロムはやっと止まった。

それも、足をひねって倒れたことで。


「やっと、分(わ)かった」と、ヒロムは言います。

「エンターが今まで、オレにとどめを刺(さ)さなかった理由(りゆう)」

「オレの中に、あいつのバックアップがあったからだ」



そこに、ヨーコ(小宮有紗)が来ました。

雰囲気(ふんいき)を感(かん)じ取(と)ってか、「どうかした?」と、遠慮気味(えんりょぎみ)に聞きます。

いや、とヒロムが平静(へいせい)を装(よそお)うと、「だいじょうぶだよ」と励(はげ)ました。

「リュウさんも、陣さんも、司令官(しれいかん)も、みんな考(かんが)えてくれる。ヒロムから、カード取り出せないかって」

「わたしは難(むずか)しいこと分かんないけど、でも、きっと…」



そんなヨーコに、ヒロムはタオルを投(な)げた。

明るい顔で言います。

「深刻(しんこく)な顔、すんなよ」

「お前らしくないぞ」

「まあ、難しいことは専門家(せんもんか)に任(まか)せりゃ…」

「じゃあ、オレ、風呂(ふろ)入って寝(ね)るわ。じゃあね」


サバサバした口調(くちょう)でそう言い、ヒロムは行ってしまいました。



エンターは、森(もり)の中にいた。

(森乃福郎(もりの ふくろう)さんは「スタジオ2時」で活躍したが、そんなことはどうでもいい話だ)

エスケイプ(水崎綾女)を再生(さいせい)させたようですが、その右腕には ヘビが。


「マドモアゼル」

エンターが声をかけると、エスケイプは目を覚(さ)まし、振り向きざまに銃(じゅう)を発砲(はっぽう)しました。

それをステップでかわしつつ、エンターは目の前まで来て、言った。

「マドモアゼル、わたしですよ」


「パパメサイア、エンター、どっちだったかしら?」

エスケイプの様子(ようす)がおかしい。

「何でもいいわ。強(つよ)いなら」

そう言って、銃口をエンターに向けました。

迷(まよ)いなく、トリガーを引きます。

エンターが避(よ)けても、執拗に狙(ねら)い撃(う)ちする。


うつむいた格好(かっこう)で背中(せなか)を向け、エンターは言った。

「もう、元(もと)のあなたには、戻(もど)せませんか…」

そこにあるのは、あきらめ? それとも、悲(かな)しみ?

と、エンターはそんな自分に気づいたようでした。

「戻そうとしている自分に、驚(おどろ)きますよ」

「まったく…」
と、もらす。

エスケイプの方を見ると、さらに言った。

「これも、あなたが、アムール…愛などというデータを集めたせいでしょうか」


でも、エスケイプは、よく分かっていないようです。

「わたしは、エスケイプよ」


そう、彼女(かのじょ)はエスケイプ。

しかし、再生と修正(しゅうせい)を繰(く)り返(かえ)す間に、すっかり変わってしまった。


エンターは、「いいえ」と答(こた)えました。

「データの残骸(ざんがい)です」

そう告げて、立(た)ち去(さ)ろうとする。


エンターとエスケイプ


エンターはエスケイプに、何を求(もと)めたのだろう?

そこにある感情(かんじょう)とは…。

感情?

エンターも、感情を学習(がくしゅう)したのか?


パパ!

エスケイプが声をかけると、エンターは背中を向けたままで言いました。

「そのまま、あなたが望(のぞ)む イイモノになってください」

「アデュ、マドモアゼル」



サリュではなく、アデュ。

このサヨナラに込めた意味とは?



司令室で、陣マサト(松本寛也)は、ジェンガのような赤いブロックを積(つ)み上げていました。

これ全体(ぜんたい)を、ヒロムだと仮定(かてい)します。

そして、中心(ちゅうしん)近くにある黒いブロックを、13番のカードだと仮定する。

このままでは、崩(くず)さずに黒いブロックだけを引(ひ)き抜(ぬ)くのは困難(こんなん)です。


ただ、ここに、転送(てんそう)という要素(ようそ)が加(くわ)わる。


転送とは、ブロックを一度バラバラにし、転送先で再び積み上げる作業(さぎょう)に似(に)ている。

データを一度バラバラにして、再構築(さいこうちく)します。

その途中(とちゅう)で、カードのデータだけを削除できれば、目的(もくてき)は達成(たっせい)されるのです。


「確(たし)かに、転送を利用(りよう)すれば、何とかできそうですね」

リュウジ(馬場良馬)は、希望(きぼう)を抱(いだ)いた。


が、陣は思いつめたような顔をして、ブロックを乱暴(らんぼう)に崩してしまいました。

「ああ、悪(わる)い、悪い」

我(われ)に返った陣は言いました。

「あっ、でもな、これ、机上(きじょう)の空論(くうろん)なんだよ」


黒木(榊英雄)司令も、補足(ほそく)します。

「識別(しきべつ)するには、データが繊細(せんさい)すぎだ」

「一歩間違えると、ヒロムも元に戻れなくなる」



転送は、ヒントになりそうです。

でも、今のままでは使えそうにありません。

さて、どうすればいいのか…。


と、司令室に、ヒロムが戻って来ました。


「あれ? まだやってるんですか?」

「おつかれさまです」


ヒロムは、平静(へいせい)を装(よそお)う。

「あっ、オレ、先に休(やす)ませてもらいますね」

ジャケットを手にすると、部屋(へや)を出て行きました。


そんなヒロムの姿(すがた)が、逆(ぎゃく)に痛々(いたいた)しい。



休むと言ったヒロムですが、なぜかジャケットと装備(そうび)をつけて、外へ。


玄関(げんかん)まで出ると、ニックが待(ま)っていました。

「ひとりで、エンターと決着(けっちゃく)つけるつもりか?」


相棒(あいぼう)だけは、ダマせないようです。


「みんなに、オレごとカードを削除しろなんて言えないだろ」

ヒロムはそう言う。


と、ニックはバイク形態になって言った。

「止めないが、ひとりじゃ行かせない」


一瞬(いっしゅん)言葉を失(うしな)ったヒロムでしたが、やがて微笑(ほほえ)んで、ニックのタンクに手を置(お)きました。


「待て!」

そこに、リュウジたちが駆け込んできた。


陣も声をかけます。

「おい、おまえ、死(し)ぬ気(き)か?」


ニックにまたがりながら、ヒロムは答えた。

「そこまでは、決めてません」

「ただ、オレが、みんなの足を引っ張りたくないだけです」

「何とかします」


そう言うと、ヒロムはバイクを発車(はっしゃ)させた。


リュウジとヨーコが、走(はし)ってそれを追(お)います。


黒木司令は、森下(高橋直人)に隔壁(かくへき)を閉(と)じるように命令(めいれい)しました。

が、間(ま)に合(あ)わず、ヒロムは基地(きち)の外(そと)へ出てしまいました。



朝日が昇(のぼ)ろうとしている。

ヒロムは、高層(こうそう)ビルの上にいました。

その端(はし)に立ち、はるか下を見下ろします。


まさか、飛(と)び降(お)りるつもりか?


「ノンノンノン!」

声をかけたのは ノンノン――いや エンター。

「レッドバスター、何をしてるんです?」

「危険(きけん)ですよ」



振り返って、ヒロムは言った。

「やっぱり、オレごと、カードが消えるのは困(こま)るらしいな」


エンターが聞きます。

「まさか…自分で自分を削除するつもりですか?」


「その程度(ていど)の覚悟(かくご)はある」と、ヒロム。

「が、その前に、できるだけのことはしないとな」

「ニック、いくぞ!」



OK! の声を受(う)けて、ヒロムはレッドバスターへ、そして、パワードカスタムへと変身(へんしん)。

<パワードカスタム!>

<イッツ・モーフィンタイム!>


ソウガンブレードを手に、エンターに斬(き)りかかります。


慌(あわ)てず、片手(かたて)だけでかわす、エンター。

「まったく…」

「わたしがあなたを殺(ころ)せないと思って、安心(あんしん)してるようですね」

「が、死なない程度に、痛(いた)めつけることはできます」

「いえ、むしろ、その方がいい」


ニヤリと笑(わら)うと、エンターは、エンター・ユナイトへと変化(へんげ)した。

「バックアップは、おとなしく眠(ねむ)ってもらいましょうか」

レッドバスターに、ひざ蹴(げ)りを何度も入れます。


レッドバスター vs エンター


レッドバスターは、エンターを倒せるのか?

秘策(ひさく)でも、あるのだろうか?





敵の削除は、自分の削除。

敵の死は、自分の死?

ヒロムは、究極の選択を迫られてしまった。


しかし、そんな中で、「まず、できるだけのことをする」のを選びます。


こうしてはじまった。

レッドバスター vs エンター・ユナイト。

13番目のカードを削除する方法は、見つかるのだろうか?





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Author:南方 城太郎
生息地:関西
分類:昭和人間
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黒電話、赤電話が主流で、冷房は扇風機、暖房は石油ストーブと炬燵という時代


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