ユング心理学の視点から見た日記。スーパー戦隊シリーズ キョウリュウジャー、トッキュウジャー、東のエデンのレビューと感想。エニアグラム、子どもが育つ魔法の言葉、話が通じない人の心理、自分に気づく心理学。ドラマやアニメから学ぶ人生観。
 
加藤諦三さん著「話が通じない人の心理」(青春文庫)より。



冒頭、加藤さんは「話が通じない人」を紹介する。


人に被害を与えている。でも、それが理解できない。

被害を与えることによって生じた自分への非難や損害、そればかり主張する。

「したこと」は頭に入らず、「されたこと」しか理解できない。

自身はいつも被害者で、相手が悪いことになってしまう。


その理由を加藤諦三さんは、「他人という現実がない」のだと説明してくれています。

「他人という現実がない」のだから、「他人に迷惑をかけた」という現実もない。

一方、自分の損害には敏感で、それが自分の蒔いた種であっても、それは無視して騒ぎ立てる。


このような人は、「自分が喜ぶものは相手も喜ぶ」と信じるのだという。

他人という現実がないから、相手の顔色や反応は見ない。

「自分が喜ぶものは相手も喜ぶ」という思い込みが、現実と同等の、あるいはそれ以上の、力を持ちます。


なので、話が通じない。





「他人という現実がない」というのは、なるほどな! と思いました。

他人という現実も、迷惑をかけたという現実も、その人の中にはないわけか。

だから、華麗にスルーできる。

してることも、やめない。


いろんな問題が今の日本には山積してますが、その根底に、「会話が成立しない」とか「話が通じない」というのを、ひしひしと感じていました。

そんな時に出会ったのがこの本なのですが、まえがきを読んで「!」と唸らされた。

この先が、楽しみです。





「話が通じない人」の心理 (青春文庫)






「第2回 ナルシストと人付き合い」>>




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