ユング心理学の視点から見た日記。スーパー戦隊シリーズ キョウリュウジャー、トッキュウジャー、東のエデンのレビューと感想。エニアグラム、子どもが育つ魔法の言葉、話が通じない人の心理、自分に気づく心理学。ドラマやアニメから学ぶ人生観。
 
消費増税が必要な理由としては、以下のようなものが語られているようです。


・社会保障と税の一体改革は、待ったなし。
・消費税率を引き上げて安定財源を確保しないと、このままでは社会保障が成り立たなくなる。
・急速に少子高齢化が進む中で、社会保障費は毎年増え続けている。
・しかし、それを支える現役世代は減り、現役世代の負担はこれ以上増やせないから、赤字国債を発行して賄っている。
・でも、それは、つけ回しではないか。
・子や孫に今の負担を負わせるだけではなく、今手を打たないと、子や孫の時代には、社会保障そのものが成り立たなくなってしまう。



これ、理念としてはその通りだと思います。

問題は、その先。

マニフェストの問題を見ても分かるように、理想もあれば実際もある。消費増税によって現役世代の負担は減るというのは、本当なのでしょうか?



(1) 社会保障と税の一体改革は、待ったなし。

本当に待ったなしなのでしょうか? しなかった場合に、どうなるのか? また実施できたら、どのような効果が見込まれるのか?

これらを知らせられないと、何とも言えません。


(2) 消費税率を引き上げて安定財源を確保しないと、このままでは社会保障が成り立たなくなる。

どうのように成り立たなくなるのか? また、消費税を引き上げることで、どのような効果が見込まれるのか? 何に使うつもりなのか? その見積もりに間違いはないのか?


(3) 今手を打たないと、子や孫の時代には、社会保障そのものが成り立たなくなってしまう。

このまま進むと、現役世代の負担はどのようになるのか? 消費増税で、どのくらい軽減するのか? 消費増税による負担や影響に比べて、効果はどのくらい大きいのか? この見積もりに対する、各界の見解は?



これらがハッキリしないと、何とも言えませんよね。


野田首相は、これらを理解しているが説明をしていないのか? それとも、誰かから説明されて、それで分かったつもりになっているのか? こういった疑念が出ます。

それを確かめるには一つひとつの主張や見積もりに対し説明してもらわないといけないわけで、それなしでは分かりませんね。

首相が繰り返し訴えているのは、決意や熱意や気持ち、それプラス冒頭のようなもの。その先がないんです。細かな説明が、抜け落ちています。

セールスマンが家に来たとして、この商品は買いです、わたしなら絶対に買うと主張したとして、ならどういいのか詳細に説明してくれと頼んだ際、「この商品は買いです」「わたしなら絶対に買う」と言うばかりで説明をしないなら、そんな商品、買わないでしょ。


だいたい、やってみましたが思ってたのとは違いましたでは、困るわけだし。

近年、検証しなかったためにとんでもないことが起こってたりするわけで、本当に大丈夫なのかと。

消費増税に関しては――約束破りに対しては怒っているものの――わりかし肯定的な人も多い印象ですが、その人たちの前提は、「ちゃんと分かってやっているんだろう」だと思います。

キッチリした見積もりがあって、それで進めているんだろう、そう思っている。

でもこれ、確認しないでいいのでしょうか?

間違いはないのでしょうか?

確認してないので、判断できません。

政権交代にしても、最低限のものはあるだろうと考え、投票したんでしょ? で、それ、ありませんでしたよね。



今決めるのが大事だと野田首相は言いますけども、間違った決め方をされたら困るわけで、そうならないためには検証が必要。

それをちゃんとやっているのかと。やってるなら出して、説明してくれと。


説明、検証、確認、報告。

社会人ならやってるはずのことなんですけどね。

「たぶん大丈夫だろう」は怖いです。

近年、それが裏切られているわけだから。





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【関連記事】
「判断以前の消費税問題、ろくに聞けないマスコミ」
「首相は新入社員?」




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黒電話、赤電話が主流で、冷房は扇風機、暖房は石油ストーブと炬燵という時代


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