ユング心理学の視点から見た日記。スーパー戦隊シリーズ キョウリュウジャー、トッキュウジャー、東のエデンのレビューと感想。エニアグラム、子どもが育つ魔法の言葉、話が通じない人の心理、自分に気づく心理学。ドラマやアニメから学ぶ人生観。
 
特命戦隊ゴーバスターズ、第17話「Mission17 その名はゴーバスタービート!」

フォークロイド&フォークゾード、新 破壊のメガゾード 登場!


<戦いを続けるにはエネルギーがいる。心のエネルギーがな>



仲間に保護者やお兄さんのように接する、リュウジ。

でも、陣マサトに言わせれば…



ミニアルバム 特命戦隊ゴーバスターズ2





警報(けいほう)が鳴る、司令室。

メガゾードの転送が確認されたようです。

ブルーバスターとゴリサキは、GT-02で出撃(しゅつげき)する。


さっそく、アニマルモードに変形。

到着したエネトロンタンクで見たものとは!


ん?

カブトムシとクワガタムシ?

まるで樹液(じゅえき)を吸うように、エネトロンを吸っています。

これは、BC-04ビートル と SJ-05スタッグビートル?


「先輩(せんぱい)、何やってんですか?」

あきれぎみに怒る、ブルーバスター。

「え? じゃなくて。勝手にエネトロン、持ってかないでください。泥棒(どろぼう)ですよ!」


リュウジ(馬場良馬)のあこがれる先輩であり天才エンジニアである陣マサト(松本寛也)ですが、その中身はというと…。

「何だよ、ケチ! ちょっとくらい、いいだろう!」なんて、子どもみたいなことを言っています。


「はい、離れて離れて! ほら、はやく!」

GT-02は、昆虫型メガゾードを追い払いました。


司令室でも、そんな様子がモニターされています。

ニックは思わず、「自由すぎるな、あれ」と もらす。

ウサダも、「まるで小学生だねぇ」と。


ホントに司令官と同期?

そう言われた黒木(榊英雄)司令は、深い深いため息をつきました。


オペレーターの森下トオル(高橋直人)は、ビートバスターの乗るバスターマシンに注目(ちゅうもく)。

以前、設計図(せっけいず)を盗(ぬす)まれた新型マシンなのではないかと。


黒木によれば、あの盗まれた設計図 BC-04は、陣マサトが13年前に設計していたメガゾードが原型らしい。

それを陣は、亜空間で完成させていた。


ということは、BC-04には2つある?

陣マサトが亜空間で密かに開発した、BC-04。

そして、その後開発が続けられ、ヴァグラスに設計図が盗まれた、BC-04。



「先輩!」

陣マサトに、リュウジが駆けよります。


「何だ?」

そう返事するビート・J・スタッグを、陣は蹴(け)り飛ばしました。


そんな様子を見て、ヨーコ(小宮有紗)は、あきれます。

「またやってる」

「仲悪いね、バディなのに」



さすがに困っているのか、ヒロム(鈴木勝大)も苦情(くじょう)を言いました。

「陣さん、毎日毎日、ムダな出撃させないでください」


でも陣は、「しょうがねえだろう」と反省(はんせい)する様子がない。

「このオレのアバターも、あのマシンも、エネトロンがなけりゃ転送できねえんだ」


「それならもうすぐ、正式に供給(きょうきゅう)されますから」

そうなだめるリュウジですが、これではどっちが先輩だか、分かりませんね。


先輩のはずの陣が、「そんなもん待ってられるか」なんて言ってしまう。

「どうせくれるなら、同じ同じ! な?」

(軽い、軽いなあ)


そんなことを言っていると、陣のモーフィンブラスターが鳴りはじめました。

誰かから、着信(ちゃくしん)があるようです。

耳に当てると、「陣!」と怒る声が聞こえた。

黒木司令です。

「勝手なことはするな!」

「どうしておまえは、そう適当(てきとう)なんだ」


部下の手前か声を落としていますが、顔が猪木(いのき)のようになってますよ。


でも、陣は、かる~く返す。

「怒るなよ、く~ろりん」


くっ、黒リン。

プッ、ププ (≧ε≦) 

森下もミホ(西平風香)も、笑いをこらえるのに たいへん。


通信を終えた陣ですが、ヒロムの顔の絆創膏(ばんそうこう)に気づきました。

「おっ、ヒロム、それ訓練(くんれん)でやったのか?」

「はは、オレに負けたのが、ずいぶん くやしかったみたいだな」



そう言われたヒロムは、顔をそむける。

「べつに。通常の訓練ですし」


「いいね、いいね」と、陣はヒロムの背中をたたいた。

「若いねえ」と、指さします。

(かっ、軽い)


ヒロムは何か言い返そうとしましたが、それをリュウジが止めた。


「まあ、頑張(がんば)れよ」と、陣は言います。

「オレに勝てるぐらい強くなったら、メサイヤとも戦える」


それを聞いて、ヒロムたちの顔色が変わりました。

「行けるんですね? 亜空間」


「オレが戻(もど)るよりは簡単だ」と、陣は言う。

「向こうがどういうところか、その時になって、怖気(おじけ)づくなよ~」


「まさか」と、ヒロム。


「ぜったい行きます」と、ヨーコも顔を引き締(し)めて言う。


陣はニヤリと笑いました。

そしてリュウジは、ヒロムとヨーコの肩に、手を置いた。



今日のエンター(陳内将)は、ノートパソコンで通信?

画面を見ると、プログラムのようなもので会話しているように見える。

相手は、<創造する者たち>だろうか?

「ウィ。亜空間でビートバスターと戦闘になることは避(さ)けます」

「不安定な空間で、どんな影響(えいきょう)があるか…」

「どうあっても、新メガゾードを起動させ、こっちで彼らを…」



通信を終え、エンターは現実世界へ。

タキシードという正装(せいそう)で、テーブルについています。

その前には、おいしそうなステーキが。


エンターは、遠い目をしてつぶやいた。

「それにしても、13年前に転送された人間が亜空間に存在しているとは」

「マジェスティ・メサイアにとって、ウィークポイントとなり得(え)ますね」



フォークを手に取るエンター。

それを肉に突き刺した。



カキーン!

ナイス・バッティング!


陣マサトは、バッティングセンターにいた。

楽しそうに、バットを振っている。

どうも、リュウジを呼び出したようです。


「オレのバスターマシン、どうよ?」

「すげえだろ?」


そう話を振(ふ)ったものの、リュウジは気のない返事。

陣は言った。

「昔のおまえなら、オレに聞かれる前に、しつこく聞いてきたぜ。興味津々(きょうみしんしん)でさ」

「13年前、おまえがセンターに来たのも、メガゾードの開発したいからだったし」

「まっ、あんなことになっちまったが、マシンエンジニアになりたいってのは本気だった」



リュウジはバットを手に取ると、打席に立ちました。

そして、背中越しに、陣と会話する。

「ええ、でも今は…」

リュウジは、発射されたボールをフルスイングした。

バットはボールのど真ん中をとらえ、はるか彼方まで飛んでいきました。

「見ての通り、戦い専門ですから」

常人(じょうじん)とは違う能力。

得たものもあれば、失ったものも…。


「何のために?」と、陣は聞いた。


リュウジは、やや興奮気味(こうふんぎみ)に答える。

「何のって、戦えるのはワクチンプログラムを持ったオレたちだけです!」

「ヴァグラスを倒さないと、たいへんなことに…」



でも、陣は、「そんな当たり前のこと、聞きたくねえよ」と言う。

「戦いを続けるには、エネルギーがいる」

「心のエネルギーがな」

「それが何か、だ」

「おまえは亜空間に、家族がいるわけじゃないだろ?」



ややうつむき、遠くを見るような目で、リュウジは答えます。

「でも、あの日、オレたちに希望を託(たく)した人たち、ヒロムやヨーコちゃんとした約束…」

「オレには絶対に忘れられない、大事なことです」



「ふ~ん、それで保護者みたいになってんのか」と、陣は言った。


リュウジは、「年上ですから、オレ」と返します。


「その歳上が、足を引っ張んなきゃいいけどな」


リュウジと陣マサト


陣がそう言った時、モーフィンブレスが鳴った。

黒木からの通信でした。

陣に渡すエネトロンの準備ができたのだという。

イワグチ地区 I-207ポイントで、引き渡しが行われます。


その通信を耳にして、陣も大喜び。

「ウワォ! 黒リン、ありがと~♪ すぐ行くね!」

小躍(こおど)りして、現場へと駆けていきました。

ビート・J・スタッグにも連絡し、呼び出す。


相棒は木の上で、エネトロン缶を飲んでいました。

連絡を受けてこちらも指定された場所に向かいますが、それを陰(かげ)から見ている存在が。

エンターです。

何やら企(たくら)んでいる模様(もよう)。



指定された場所には、ヒロムがいました。

「ヤッホ~! ヒロムく~ん!」と、陣が手を振りながら走って来ます。

(軽いな~)


エネトロンは、RH-03が空輸(くうゆ)してきました。

とりあえずの量だと言いつつ、2000トロンもあります。

それを聞いて、陣はさらに喜んだ。

「管理局にしちゃ、気前いいなぁ!」

もう、チューしちゃうよ!


と、そこにリュウジとビート・J・スタッグも到着。

「オレの分だな」と言って前に出るビート・J・スタッグを、陣は「違う!」と言って払いのけた。


!!

また漫才がはじまるのかと思われた時、どこからか触手(しょくしゅ)が伸びてきて、エネトロンタンクに巻きつきました。

もちろん、エンターです。

今度は触手を縮ませ、エンターは空輸されようとしているエネトロンタンクの上へ。

「パルドン、マドモアゼル♪」と、イエローバスターに挨拶(あいさつ)します。


いきなりのことに驚く、一同。

ヒロムはイチガンバスターをかまえましたが、陣があわててそれを制した。

タンクに当たったら、たいへんです。


エンターはタンクに穴をあけ、何やらはじめようとしている。

「これほど大量のエネトロンを使ったメタロイドならば、新メガゾードの起動も…」

手にしているのは、チップを貼(は)りつけたフォーク。


このピンチに、ヒロムはタンクごと落とすようにと、イエローバスターに指示した。

すぐにイエローは、ケーブルを切断。

タンクが地上へと落下していきます。


急いでメタウイルスをインストールする、エンター。

フォークに、<抉る(えぐる)>を注入したぞ。


エネトロンタンクは、川へと落下しました。

ものすごい地響(じひび)きと水しぶきが、辺りを包(つつ)み込(こ)んだ。


そこに静かに落下してきた、フォークロイド。

顔もフォークの形をしており、右手には大きなフォークアームが。


メタロイドが出現したということは、それをマーカーとして、メガゾードもやって来るということ。

司令室ではミホが、敵メガゾードの転送反応をキャッチした。

タイプはβ(ベータ)なのですが、質量(しつりょう)の数値(すうち)がいつもと違います。


もしかして、新型?

司令室に、緊張(きんちょう)が走りました。



ヒロムたちの前に、フォークロイドが降り立った。

見かけはどちらかというと騎士(きし)っぽいのですが、中身はというと、ヤンキーでした。

「きさまら、ギッタギタにしてやんよ!」

不運(ハードラック)と踊(ダンス)っちまいそうです。


フォークロイドは巨大なフォークアームを、地面にたたきつけた。

すると、地割(じわ)れと炎(ほのお)が、ヒロムたちを襲いました。


ヒロム、リュウジ、陣、ビート・J・スタッグは、回転してそれを避ける。

「オー、シット!」

陣はヒザをたたいて、くやしがった。

「オレのエネトロンが、あんな頭悪そうなやつに!」


「メタロイドは、だいたいそうですよ」と、ヒロム。

リュウジとならんで、モーフィンブレスをかまえます。

<イッツ・モーフィンタイム!>


そして、陣とビート・J・スタッグも、モーフィンブラスターをかまえる。

<イッツ・モーフィンタイム!>

引き金を引くと、本人認証(ほんにんにんしょう)用のゴーグルが飛び出します。


4人して、レッツモーフィンだ!

さらにそこに、イエローバスターも加わりました。


行くぞ! と前に出ようとするスタッグバスターを、ビートバスターが制した。

まだ、名乗りが終わっていません。


疾風伝説、レッドバスター!

怪力夜叉神、ブルーバスター!

美麗脚力、イエローバスター!

けっこう外道、ビートバスター!

灰色の幽霊、スタッグバスター!


特命戦隊、ゴーバスターズ!

スピードの向こう側を教えてやる!

バスターズ、レディ、ゴー!


バグラーを引き連れ、腕を回しながら特攻してくる、フォークロイド。

戦争がはじまった。


フォークロイドの相手をするのは、レッドバスターだ。

巨大なフォーク 対 ソウガンブレード。

火花散る斬り合いに。


そしてエンターは、建物の上からそれを眺めていた。

「間もなくです。今日でゴーバスターズもバスターマシンも、すべて、ラ・ファン♪」と笑っている。

( La fin ラ・ファン:終わり )


敵メガゾードの転送完了まで、あと10秒。

戦うゴーバスターズの耳にも、ミホのカウントダウンが聞こえる。

5、4、3、2、1。

転送完了、来ます!


空から、敵メガゾードが降ってきた。

でも、これは、ただのタイプβ?

右腕にフォークアームがあるだけか?


「リュウジさん、オレとヨーコで、敵メガゾードを」


敵メガゾードは、レッドバスターとイエローバスターが相手をすることに。

降下(こうか)したのはどうもタイプβらしいのですが、エンターの言ったことが引っかかります。


vs フォークロイド





戦うにはエネルギーがいると、陣マサトは言った。

気持ちの盛り上がりといった意味では、テンションと呼ぶことも。

そういえば、陣はテンション高めだけど、リュウジはどちらかというと冷静。

ちょっと引いた感じがすることも。


確かに、何かをやろうとすると、心のエネルギーがいるかも。

原動力ってやつか。


ヒロムやヨーコには、家族を想うという原動力があるようです。

戦う理由が、強く刻まれている。


その辺のことを、陣はリュウジにも問いかけているようですが…





スーパー戦隊シリーズ 特命戦隊ゴーバスターズ VOL.1【Blu-ray】



特命戦隊ゴーバスターズ バスターギアシリーズ05 モーフィンブラスター



特命戦隊ゴーバスターズ バスターギアシリーズ06 ドライブレード



 


出現したフォークゾードは、街の破壊をはじめた。

ゴーバスターエースとRH-03が駆けつけ、それを阻止(そし)しようとします。

RH-03は、バルカン砲で攻撃。

ゴーバスターエースはバーニアを吹かし、いきおいをつけて、横一文字に斬り込む。


と、フォークゾードに変化が。

急に動きを止め、かすかに光りだしました。

かと思うと、背中から何か出てきた。


!!


何っ! メガゾードの中から、メガゾードが出てきた?!

まるで、サナギの中から成虫(せいちゅう)が生まれるみたいだ。

寄生(きせい)するかのようにして出現した、これが新メガゾードかっ?


エンターは両手を広げて、叫(さけ)んだ。

「ようやく完成です!」

「世界を支配するマジェスティ・メサイアの先触(さきぶ)れ、破壊のメガゾード!」

「トレビアン…」
と、酔(よ)いしれている。


みなが驚く中、ひとりだけ別の部分で引っかかっている男が。

「おいおい、どうやったら、オレの設計図から、あんなデザインになるんだ?」

そう言って、ビートバスターは見上げています。

「ただのモドキだなあ」と。


が、このメガゾード、どうもただ者ではないようです。

エネルギーがほとばしって、赤い稲妻(いなずま)として視覚化(しかくか)されている。

ちょっと動いただけで、街が破壊されていきます。

何という超パワー。


早く片づけないと、街がメチャクチャになってしまう。

止めようとするゴーバスターエースですが、逆に攻撃を受けてしまった。

カブトムシの角(つの)のような形の右腕が振り下ろされ、胸に直撃を受けます。

さらには、目からはビームが連射される。

ゴーバスターエースも、RH-03も、なす術(すべ)がありません。


そんな圧倒的な敵の力を、地上でブルーバスターも目(ま)の当たりにした。

2機だけではムリそうです。

ゴーバスターオーに変形しないと、戦えそうにない。


そのスキを、フォークロイドが狙(ねら)ってきました。

ブルーバスターを、背中から斬ろうとする。


が、その腕を、ビートバスターがつかんだ。

ドライブレードで斬りつけると、腹を蹴って距離をとります。

「ここはオレにまかせて、あのモドキの方へ行け」

ビートバスターは、ブルーを巨大ロボット戦に向かわせた。

相棒にも、声をかけます。

「J! さっさとザコ倒して、こっち来い!」


言葉通り、スタッグバスターはバグラーを殲滅(せんめつ)した。

「よし、オレが倒す!」

そして、フォークロイドに突進します。


「一緒にやるんだよ!」

ビートバスターも、フォークロイドの方へ。


ふたりの攻撃を受けることになった、フォークロイド。

まずはスタッグバスターが、足を斬りにかかった。

それをジャンプして避けると、今度はビートバスターが襲いかかります。

スタッグバスターを台にして、空中から攻撃。

こうなるともう、フォークロイドは対応できない。

ふたりに同時に斬られ、さらにはダブルキックを腹にくらった。

遠くに飛ばされ、転がされます。


ここでビートバスターとスタッグバスターは、ドライブレードにタッチ。

<ブースト・アップ・フォー・バスター!>

必殺剣が、うなりをあげる。


前後にならんだ、ビートバスターとスタッグバスター。

まずは後ろのスタッグバスターが、×の字を描くように剣をふるった。

続いて、ビートバスターがまっすぐに剣を振り下ろす。

こちらの剣圧は、Yの字になったぞ。

放たれた剣圧のエネルギーが、ひとつに。

さらに回転しながら、敵に命中した。


悲鳴を上げる、フォークロイド。

大の字になると、そのまま後ろに倒れて、爆発しました。


削除完了(さくじょかんりょう)です。


ビートバスター&スタッグバスター




一方、巨大メカ戦では苦戦が続く。

破壊のメガゾード相手に、ゴーバスターエースでさえ防戦一方(ぼうせんいっぽう)。

反撃の糸口さえ見えません。


そこにやっと、GT-02が到着した。

まずはビーム砲で、ゴーバスターエースを援護(えんご)します。


ここは、ゴーバスターオーしかない。

コンバインオペレーション!

エネトロンによるエネルギーシールドの中で、変形合体だ。

新メガゾードとフォークゾードが攻撃を仕掛(しか)けるも、シールドに反射され、うまくいきません。


これを見たエンターも、首をかしげた。

「防御力(ぼうぎょりょく)が上がっているような…」


実はこの日のために、ゴーバスターズ側も備(そな)えていたのです。


特命合体したゴーバスターオーは、すぐにエネトロンをインターロック。

剣にエネルギーを集中させる。

出力、100%確保。

幾多(いくた)の敵を倒してきた、ディメンションクラッシュ発動だ。

疑似(ぎじ)亜空間フィールドが、敵2体を包み込んだ。

あとはフィールドごと、真っ二つにするだけ。


が、信じられないことが起こりました。

新メガゾードが、右腕にエネルギーを集中した。

かと思うと豪快(ごうかい)に振りおろし、亜空間フィールドを破壊したのです。


!!

ディメンションクラッシュが、破られた?!

コックピットに、そして司令室に、戦慄(せんりつ)が走った。


必殺技にエネルギーを集中したため、各バスターマシンのエネトロン残量(ざんりょう)は、もう10%以下しかありません。

そこにすかさず攻撃を加える、新メガゾードとフォークゾード。

ゴーバスターオーは合体が維持(いじ)できなくなり、3体に分離(ぶんり)してしまった。


意気上がる、エンター。

建物上で、叫びます。

「さあ、ここからが破壊の本番!」

「デトリア!」



新メガゾードのビームと、フォークロイドのミサイルが、バスターマシンを襲う。

さらに超スピードのミサイルが新メガゾードから放たれ、ゴーバスターエースの左肩に突き刺さった。

ダメージとエネルギーの少なさで、エースもRH-03も、動けそうにありません。


「ヒロム! ヨーコちゃん!」

ブルーバスターは、GT-02をアニマルモードに変形させた。

動けない仲間の前に出て、手を広げます。

盾(たて)になるつもりか。


「動けるなら、逃げてください!」

レッドバスターが、コックピットで叫ぶ。


でも、ブルーは機体をどかしません。

敵の攻撃を、体を張って受け止めようとします。


その様子を、ふたりの追加戦士も見ていた。

「ったく、リュウジのやつ」と、ビートバスター。

そして、スタッグバスターに、マーカーシステムを作動させた。


「オレのマーカーシステム、作動!」


スタッグバスターをマーカーとして、亜空間から2体のバスターマシンが転送される。

今日は、合体しての出動です。

BC-04のクレーン部分に、SJ-05が載(の)せられています。

まるで、射出カタパルトだ。


GT-02に振り上げられる、新メガゾードの右腕。

そこに現れた、BC-04 & SJ-05。

何とか間に合いました。

まずは砲撃で、相手の動きを止める。


そのコックピットで、ビートバスターは言った。

「リュウジ、盾になったって、何の足(た)しにもならねえ」

「死ぬ順番が変わるだけだ」



「トレビアン!」と声を上げたのは、エンター。

「待っていましたよ。むしろ、つぶしたいのは、あなた方」

(虫だけに)


新メガゾードのビームを物ともせず進む、BC-04。

距離をややつめたところで、SJ-05を射出(しゃしゅつ)します。

スタッグバスターが、エンジンに火を入れる。

「オレのSJ-05、発進!」


<オーケー・SJ-05・スタッグビートル・テイクオフ!>


ビルのすき間を、ジェット戦闘機が飛んでゆく。

行け、ビッグワンガム!

バルカン砲で、まずはフォークゾードを攻撃だ。


「こっちも行くぜ!」

ビートバスターは、BC-04のクレーン部を伸ばしたぞ。

それをそのまま、新メガゾードにぶつけた。

えげつな~!

2度3度とぶつけると、さすがの新メガゾードも後方に吹き飛んだ。

「やさしいだけで乗りきれるほど、戦いは甘くねえ!」

ビートバスターがハンドルを切ると、クレーンの部分がGT-02にぶち当たった。


ハンドルになっているゴリサキも、声を上げます。

「ひどい! ぶたれた!」


ビートバスターは言った。

「リュウジ! 世界や、誰かや、約束のためだけじゃ、ダメだ! ちゃんと自分のためにも戦え! 戦う理由を持て!」


警報が鳴るコックピットの中で、ブルーバスターは考える。

「戦う理由…」

「自分のために…」



ビートバスターは続けました。

「ヒロムにも、ヨーコにも、そいつがある」

「自分の家族を取り戻すってな」

「だから、戦いに突っ込める」

「守ってるだけじゃ、負けはなくても、勝ちはねえ」



ブルーは拳(こぶし)をにぎり、じっとそれを見ました。


そこに、ビートバスターから声がかかる。

「足引っ張んなよ、年上!」


伝えたいことを伝え、ビートバスターは攻撃を続けます。

クレーンを伸ばして、フォークゾードにぶつける。

新メガゾードが体勢を立て直そうとしますが、そちらはSJ-05が攻撃した。


「もう一丁(いっちょう)、いくぜ!」

クレーンを高く上げる、ビートバスター。

フックをフォークゾードに引っ掛けると、そのまま持ち上げました。

「ようし、かかった」

「どうよ、この動き! 設計どおり!」


クレーンを回転させ、敵をぶん回します。

「あ~、こっち戻って、またエンジニアやりてえ!」

「けっこう、もてたしなあ!」



そんな先輩の様子を見ていると、思わずブルーから笑みがもれてしまった。

それと共に、踏(ふ)ん切(ぎ)りがついたようです。

「オレも…オレも戦いなんか終わらせて、エンジニアになりてえ!!!」

心からの、リュウジの叫びだった。


ブルーはケーブルを、ゴーバスターエースとRH-03につなげた。

とたんにエネトロンが吸い上げあれ、エースと03のエネトロン残量はゼロに。

そうです。先輩を見習って、エネルギー泥棒になったのです。


あわてるみんなに対し、レッドバスターは言った。

「いいんだよ。1体だけでも動いた方がいい」


といっても、GT-02の得たエネルギーは、20%ほど。

それも動く度に、減(へ)っていきます。

「悪いなみんな」

そう声をかけて、ブルーは戦いに挑(いど)む。

「いくぞ、ゴリサキ!」


ハンドルのゴリサキも、がぜん張り切ります。

「リュウジ、その意気(いき)だ!」


GT-02は勇(いさ)ましくドラミング。

胸を大きくたたいた。


「先輩!」


ブルーの声に、ビートバスターがこたえる。

「おっ、やっとその気になったかい!」


フックを外して、フォークゾードをGT-02の方に放り投げました。


「くらえっ!」

GT-02ゴリラは、ありったけのミサイルを発射。

「よしっ!」


フォークゾードは爆発した。


「よ~し、調子でてきた!」と、ビートバスター。

クレーン車として地面に固定していたアウトリガーを、解除。

「レディ、ゴー!」

カブトムシのマークが入ったスイッチを押す。

「マジで、いくぜ!」

アクセルを踏み、クラクションを鳴らします。


突如(とつじょ)として変身する、BC-04。

クレーン部分が胸を貫通(かんつう)し、腕になりました。

これぞ、本家本元のBC-04、メガゾード形態。

名づけて、<ゴーバスタービート>だ!


「元祖(がんそ)の実力、見せてやる!」

操縦(そうじゅう)するビートバスターも、気合ビンビン、ノリノリです。


先に攻撃を仕掛けたのは、モドキこと敵の新メガゾード。

目からビームを発射しました。

巻き上がる爆炎。

その中から突き出たのは、クレーンだった。

腕が伸びて、敵の胸に激突する。


「んなもんでやられるビートじゃねえ!」

ゴーバスタービートは腕を伸縮させ、連続パンチ。

重機(じゅうき)の攻撃に、敵はタジタジです。

「まだまだ!」

続いては、近距離で殴り、クレーンのピストン攻撃で突き放す。

フックを引っ掛けたら、衝撃波を流して、敵をフラフラに。


とどめには、相棒の力を借ります。

「このオレが行く!」と、スタッグバスター。


自分大好きスタッグバスターが、戦闘機形態のまま、クレーンアームにドッキングした。

まるでカタパルトから射出されるように、エンジン全開で突進する。

これぞ、<ビートカタパルトアタック!>。


あまりの攻撃力に、破壊のメガゾードもなす術がなかった。

爆炎と共に、チリと化しました。


「シャットダウン、完了だ!」


出動 BC-04 & SJ-05

ゴーバスタービート

フォークロイドと破壊のメガゾード


思い通りにはいかなかった、エンター。

顔をゆがめながら、「モンデュー!」と うなって、消えました。

( Mon dieu モンデュー:My God )



戦いが終わって、ビルの屋上。

陣マサトがリュウジに、本をプレゼントしてくれました。

3冊の分厚い専門書。

メガゾード技術書に、ロボット工学書、それに、機械大陸。

「オレのおすすめの技術書だ。読んでおいて損(そん)はない」、そう言います。


ビート・J・スタッグは自分にしか関心がないので、後ろでエネトロン缶を飲んでいた。


「ありがとうございます。勉強します」

喜んでいるリュウジに、陣はあるものを渡した。

それは、請求書(せいきゅうしょ)。

これには、リュウジも驚(おどろ)きました。

「えっ? 買ってくれたんじゃないんですか?」


「オレが金持ってるわけないだろう?」と、陣。

(まあ、そりゃそうだけど)

「ついでに」、そう言うと、リュウジの後ろポケットから、財布を取り出しました。

「これからの小遣(こづか)いも、たのむわ」

見たところ、2万円ほど引き抜いたようです。


「何でオレが~」と脱力(だつりょく)する、リュウジ。


「おまえ、年上だろ?」と、陣は後輩の肩に手を置いた。

先輩でしょ? と言われても、「イヤイヤイヤ、おまえ、28になったんだろ?」とか言っている。

「オレ、27だもん」

13年前に27歳だから本当は40歳ですが、27歳だと言い張ります。

「お兄ちゃん、ほい、ありがとう! じゃあな!」

財布を投げると、行ってしまった。


ヨーコもニンマリと笑うと、リュウジに近づきました。

「いいな~」

「お兄ちゃん、わたしもお小遣いほしい!」



そして、ヒロムまでやって来た。

「リュウさん、オレも今月、金欠(きんけつ)なんですよ」


去ろうとした陣ですが、その前に、同期の黒リンこと、黒木司令が。

腕組みして、怖い顔してますよ~。


が、黒木は、「感謝するよ」と言った。

「わたしは厳しいばかりでな」と。


本体は亜空間にいる先輩、陣マサト。

ゴーバスターズに、どのように作用するだろう。

そして、ビート・J・スタッグは、見切れ職人としての才能を確実に開花させようとしていた。


お兄ちゃん、小遣いちょうだい





事件当時すでに15歳だったせいか、リュウジにはどこか自分を押し殺したところが。

ヒロムのため、ヨーコのため、約束のためと、理由は外部に。

でも、これから戦いは激しさを増す。

そしてリュウジ自身のためにも、陣は自分の戦う理由を見つけてほしかった。

腹の底からわき上がる、原動力。

自分を突き動かすエネルギーを。


その授業料が、2万円(+本代)か。

いい先輩なのか、悪い先輩なのか。

どちらにせよ、今後も影響を与えていきそうです。





特命戦隊ゴーバスターズ バスターマシンCB-01 DXゴーバスターエース




特命戦隊ゴーバスターズ バスターマシン SJ-05 スタッグビートル




特命戦隊ゴーバスターズ バスターマシン BC-04 DXゴーバスタービート





今週のオマケ。

ゴーバスターズのオマケ

左上:エネトロン、チューチュー。
右上:アントニオ黒木。

左中:言うよね~。
右中:激しくなるツッコミ。

左下:今週のメガネっ娘。
右下:正装エンターさん。




来週のゴーバスターズは――

来週のゴーバスターズ

第18話「Mission18 地底3000メートルの共同作戦」

地下深くの敵に、どうやって戦う?

巨大ロボットが大活躍?

ドリル、くるか? 




特命戦隊ゴーバスターズ+仮面ライダーフォーゼクイズ&パズル (徳間キューブらんど 40)






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生息地:関西
分類:昭和人間
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黒電話、赤電話が主流で、冷房は扇風機、暖房は石油ストーブと炬燵という時代


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