ユング心理学の視点から見た日記。スーパー戦隊シリーズ キョウリュウジャー、トッキュウジャー、東のエデンのレビューと感想。エニアグラム、子どもが育つ魔法の言葉、話が通じない人の心理、自分に気づく心理学。ドラマやアニメから学ぶ人生観。
 
特命戦隊ゴーバスターズ、第11話「Mission11 ねらわれたウィークポイント」


<おまえを危険にさらすわけにはいかない!>



何かと大人な、リュウジ。

そのパートナーのゴリサキ。

ふたりの関係に変化が?



ヒーロークラブ 特命戦隊ゴーバスターズ VOL.1【DVD】





エンター(陳内将)がまた、エネトロンを盗もうとしている。

そこに、変身したゴーバスターズ3人が駆けつけました。


銃(じゅう)を突きつけられても、余裕(よゆう)のエンター。

「ボンジュール、ゴーバスターズ♪」

いつものように、フランス語であいさつする。

語尾を上げるのも、忘れません。

「これはお早いご到着(とうちゃく)で」と、笑っています。


これにカチンときたか、イエローバスターが言い返す。

「そっちはまた、ずいぶん、地味(じみ)~なご登場で!」


ブルーは周囲(しゅうい)を冷静(れいせい)に分析(ぶんせき)します。

「まだ、メタロイドは出現(しゅつげん)してないようだな」


イチガンバスターをかまえているのは、レッドバスター。

照準(しょうじゅん)をエンターにセットしたままで聞きます。

「今度は何が目的だ、エンター!」


するとエンターは、「ジュヌセパ(知りません)」と、とぼけました。

「ご想像におまかせします」と、笑っている。


!!


両手を天に向けた、エンター。

触手(しょくしゅ)が3人を襲います。


レッドはイチガンバスターで、ブルーとイエローはソウガンブレードで、それぞれ防御(ぼうぎょ)。

トラックの裏へと隠(かく)れました。


その時、ブルーバスターから電子音が聞こえた。

<体温、0.2℃上昇。熱暴走危険域(ねつぼうそう きけんいき)まで約820秒>

ブルーバスターには、ゴリサキの顔の形をしたバッジが取り付けられていました。


これは、ゴリサキが持たせてくれた“セーフティー・デバイス”。

リュウジのウィークポイントに対応させた安全装置です。

体温の変化を感知し、熱暴走の前に警告(けいこく)してくれるという。


レッドバスターの射撃(しゃげき)を、エンターは触手で防ぐ。

そこに、イエローとブルーが襲いかかりました。

レッドも加わり、今度は3人で、ソウガンブレードによる近距離攻撃。


が、かこまれても、エンターはあわてない。

ブレードを器用にかわし、キックまでくりだします。

ブルーが一突(ひとつ)きすると、まるでデータ化されるかのようにして消え、背後に現れた。


不意(ふい)を突(つ)かれたゴーバスターズは、触手攻撃を受けて、後ろに転ばされました。


<体温、さらに0.3℃上昇>

ゴリサキのくれたバッジが、電子音を発します。


エンターに突っかかっていく、ブルーバスター。

これをエンターは、触手を盾(たて)に使って防いだ。

なかなか手慣(てな)れています。

さらに攻撃を加え、ブルーを吹き飛ばした。


これでブルーの体温はさらに上昇。

熱暴走までの時間も、うんと減(へ)りました。


それを知らせてくれるのはいいのですが、毎度毎度 警告するので、集中が乱されます。

なので、さすがにレッドも言いました。

「ちょっと、うるさいです、それ」


「悪い、オレもそう思えてきた」

ブルーもそう言います。

そして、バッジのスイッチを切りました。


触手を伸ばす、エンター。

レッドとイエローを弾き飛ばし、ブルーの両腕に巻きつけました。

これで、エンターとブルーの力勝負に。


ハァァァァと、力を込めるブルーバスター。

その様子を、エンターのゴーグルがとらえていた。

熱感知(ねつかんち)モードで、体温上昇が見て取れます。


「ほ~う」

エンターは、ニヤリと笑いました。


力を入れ続けるブルーの体から、湯気(ゆげ)が立ち上ります。


叫ぶ、イエロー。

「ダメ! リュウさん、それ以上やったら!」


イエローとレッドは、ソウガンブレードで触手を切断(せつだん)。

何とか、ブルーは熱暴走に入らずにすみました。


ゴーグルを上げる、エンター。

「このたびは、ここまでにしましょう」

「マドモアゼル エ ムッシュ」

「オルボアール(さよなら)」


触手で地面をたたき、火花を散らすと、消えてしまいました。


しかし、ブルーバスターの怪力とわたりあい、それでいて余裕とは。

エンター、底が知れません。


ゴリサキバッチ




「うわ~どうしよう!」

顔を回す、ゴリサキ。

柱をつかんで、肩を落としています。


ニックが心配すると、ウサダが説明してくれました。

リュウジに渡した安全装置ですが、使い物にならず、スイッチを切られた。

それを気にしているのです。


「リュウジに怒(おこ)られたら、どうしよう~」

ゴリサキは乙女(おとめ)のように泣いています。


「ああ、確かに、ヨーコだったら何言われるか…」

ウサダはそう言う。


ニックはニックで言います。

「ヒロムも、心えぐるようなこと言うよな。確実に」

「まっ、そのへんリュウジは大人(おとな)だろうけど」

「少しは覚悟(かくご)した方が、いいかもな~」



なぐさめてんだか、茶化(ちゃか)してんだか。


そこに、ゴーバスターズの3人が帰還(きかん)してきました。


何かヘンだったと、ヒロム(鈴木勝大)は言います。

何が? とヨーコ(小宮有紗)が聞くと、「まさか気づいてない?」と眉(まゆ)をひそめた。


「バカにしてる? その言い方!」と、ヨーコは噛(か)みつきます。


そんなヨーコの頭の上に、リュウジ(馬場良馬)は冷却剤(れいきゃくざい)を置いた。

そして、説明。

エンターは毎回、目的がはっきりしていた。

しかし今回は、それが見当たらないのです。


ミホ(西平風香)も、確かにメガゾード転送反応は無かったといいます。


「やつの行動には何らかの根拠(こんきょ)があるはずだ」と、黒木(榊英雄)司令も言う。

「警戒(けいかい)を怠(おこた)るな」



「リュウジ…」

そう声をかけたゴリサキですが、すぐに顔を引っ込めてしまった。

リュウジが近づくと、モジモジしながら下を向いて言いました。

「リュウジ、怒ってる?」

「目も合わせないし…」



「いや、目、合わせてないのは、そっちなんだけど」と、リュウジ。


そこに、ヒロムとヨーコ、ニックとウサダも来ました。

そして、ニックが話した。

ゴリサキは安全装置がリュウジの邪魔(じゃま)になったことを気にしているのだと。


「確かに、あれは邪魔だったな」と、ヒロムは言いました。

ニックの予想通りです。


「ピーピーうるさくて集中できなかった」と、メロンパン片手にヨーコも言います。

ウサダも、正解(せいかい)。


「ガーン! ガーン!」

ふたりの率直(そっちょく)な感想に、ゴリサキはショックを受けました。

いつも以上に、顔が回ります。


あわててヒロムを注意する、ニック。


ウサダの方は言いました。

「でも、ウサダも分かる。ヨーコもピーピーうるさいから」

ケケケケケ!


そんな4人は置いといて、リュウジは「気にするな」と、ゴリサキをなぐさめます。

「最初は誰(だれ)でも、うまくいかないさ」

そう言って、ゴリサキの肩(かた)に手を置きました。


やっぱりリュウジは大人だと言う、ニック。

でも、ゴリサキは、何か別のことを考えているようです。



エンターは、前の戦いをノートパソコンで見ていた。

そう、熱暴走したブルーバスターがバグラーたちを倒(たお)し、直後に気絶(きぜつ)した映像(えいぞう)です。

「パルフェ! 解析(かいせき)は完了(かんりょう)」


どうも、何か気づいたようですね。



GT-02の格納庫(かくのうこ)にいるリュウジ。

そこに、ゴリサキが走って来ました。

「見て見て、リュウジ! 今度は冷却機能(れいきゃくきのう)つけてみた!」


でも、スイッチを入れても、デモモードになりません。

イジっていると、今度は冷却剤(れいきゃくざい)が噴射(ふんしゃ)され、リュウジの顔は真っ白(まっしろ)に。


おっと、リュウジさん。

災難(さいなん)の連続ですね。


でも、それでも、リュウジは言った。

「あんまり無理(むり)するなよ」

怒るのではなく、なぐさめました。


落ち込んで去ってゆく、ゴリサキ。

そこに、ヨーコとウサダのやり取りが目に入りました。


洗車(せんしゃ)は終ったかと、ウサダが聞きます。

するとヨーコは、わたしの心みたいにきれいさっぱり完璧にしたと答えた。

でも、ウサダがチェックすると、上の方が洗えてませんでした。

「ヨーコはそういうところが大ざっぱなんだってば」と、ウサダは言います。

「心もね」と、よけいな一言もつけて。


いつものように、ふたりのケンカがはじまりました。

それをゴリサキは、じっと見ている。


また歩いていると、今度はヒロムとニックのやり取りが見えました。

さっきのは無神経(むしんけい)だったと、ニックが言っている。

するとヒロムは、「無神経なやつに無神経って言うのも、無神経だろ」などと返します。

こちらはこちらで、いつもの風景。


そんな様子を見て、ゴリサキはさみしそうに、ため息をつきました。

肩を落として、トボトボと歩いて行った。



屋上(おくじょう)から下を眺(なが)める、ゴリサキ。

はっ、早まるな! ニックは思い切り突き飛ばしました。


「飲むか?」

そう言ってエネトロンの缶(かん)を差し出したのは、ニック。

「どうした? エネトロン残量が10分の1って顔してるぞ」


ゴリサキはそこで、本音(ほんね)を話しました。

リュウジを見ていると、ムラムラする。

ニックやウサダを、うらやましく思うと。

ああいう風に本音をぶつけ合えるのって、ゴリサキからすると、うらやましい関係なのだといいます。

リュウジはふたりに比べて大人。

知り合った頃(ころ)から、そうだった。


ゴリサキは振り返ります。

「オレたちが出会った時、リュウジは15歳。立派(りっぱ)な自我(じが)を持った、人間の大人だ」

「それに、15歳の多感(たかん)な時に、あんな経験をしてしまって」

「だからどこかで、リュウジの心を のぞいちゃいけないんじゃないかって思っちゃうんだ」


別の部分では、そうとう、のぞいているのに。


ゴリサキはリュウジに遠慮(えんりょ)してしまうし、リュウジだって遠慮しているように思える。

安全装置について怒らないのも、そのあらわれ。



その頃エンターは、廃工場(はいこうじょう)でメタロイドを作っていた。

扇風機(せんぷうき)に「吹き飛ばす」のウイルスを注入し、生まれたのが“ファンロイド”。

白いボディの中央に、大きなファンがついています。

造型(ぞうけい)はどこか、ゴリサキに似ている感じも。



ゴリサキはニックに言いました。

「こんなことで悩(なや)むなんて、オレ、ヘンかな?」


ヘンなのは、おまえのストーカー気質さ!

「普通(ふつう)だよ」と、ニックは言った。

愛する人のことを思うのは、普通さ。オレはヒロムに乗られたいと思う。ウサダはヨーコにレバーを握られたいと思う。で、おまえは、どうされたいんだ?

「普通のゴリラだ」


と、そこに警報(けいほう)が。

森下トオル(高橋直人)が情報を読み上げます。

亀野地区 K-077ポイントで、エネトロンの異常消費反応(いじょうしょうひはんのう)あり。


ミホも敵メガゾードの転送反応をキャッチしました。

今回は、タイプβ(ベータ)。

転送完了時間は、7分20秒。


ゴーバスターズが出動します。


ゴリサキはリュウジに、バッチを渡しました。

カラーバリエーションを増やしています。


が、リュウジはすでにバッチを持っていました。

「だいじょうぶ。さっきのやつ、オレなりに改造してみたから」

そう言って、笑った。


ゴリサキとリュウジ


さあ、出動だ。





ヒロムやヨーコに比べ、大人なリュウジ。

それがちょっと、ゴリサキには気になります。

本音をぶつけることが、少ないのではないか?

互いに遠慮しすぎではないか?


ゴリサキはちょっと、思い悩んでいるようです。

体はメカでゴリラだけど、心は乙女。


男の子と違うゴリサキって、

好きと嫌いだけで普通がないの。

でも、好きになったら、いくつも魔法を見せるの、

本当よ。

そうよ、ゴリサキのハートは、

星空にGT-02を浮かべ、

リュウジを ストーキング 探すこともできる。

デリケートにスキして、デリケートに。

好きして、好きして、好きして。



ゴリサキはきっと、リュウジに好きされたい。



いったい、何を書いてるんだろう?





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現場に到着したヒロムたちですが、敵の姿がありません。

と、その時、突風(とっぷう)が吹いてきて、飛ばされた。

敵は見えないのに、風が?

3人はイチガンバスターをかまえ、撮影(さつえい)しました。

すると、画像(がぞう)の中に敵の姿が。


3人はそれぞれ、3方向からしかけます。

ヨーコが右、リュウジが左、ヒロムが真ん中。


モーフィンブレスをかまえ、さあ、変身だ。

<イッツ・モーフィン・タイム!>

「レッツ・モーフィン!」

「バスターズ、レディ、ゴー!」



突進するレッドバスターですが、ファンロイドの風圧に吹き飛ばされました。

今度は、イエローとブルーで、横からはさみ撃ちにします。


が、ファンロイドは風圧で自分を持ち上げ、回避(かいひ)した。

「か~ぜまかせ、風任せ」などと歌っています。

「風のおもむくままに、戦ってやろう」


またしても強風による攻撃を受け、3人は飛ばされてしまった。

ブルーが工場の扉(とびら)をつかみ、何とかこらえます。

そのブルーとレッドは手をつなぎ、そのレッドの足をイエローがつかむ。


怪力を発揮(はっき)し、ブルーは何とか、扉の陰(かげ)に隠(かく)れました。

が、それでも、風圧を受けます。

そして、レッドとイエローは、飛ばされる寸前(すんぜん)。


そんな様子を、エンターは少し離(はな)れた場所から見ていました。

ニヤリと笑っている。


「どこまで耐(た)えられるかな?」

そう笑う、ファンロイド。


リュウジは力を込め、ふたりも壁の陰に退避(たいひ)させました。

敵にメガゾード転送完了までは、あと1分。

本部からCB-01が発進し、メガゾードはレッドバスターにまかせます。


風力を上げてきている、ファンロイド。

とはいえ、やり方に慣(な)れてきました。


が、ここで、ファンロイドが大ジャンプ。

ブルーとイエローの前に、姿を現します。

「どっこい、こちとら、風のように気まぐれでな」

「逆回転!」



ファンを逆回転させる、ファンロイド。

すると今度は、吸(す)い込(こ)まれそうになる。


イエローが、その力に捉(とら)えられてしまった。

一直線に、ファンの方へと向かいます。

このままでは、ファンの刃(は)で、切り刻(きざ)まれてしまう。


「ヨーコちゃん!」

ブルーバスターは飛び込みつつ、後方にアンカーを発射。

イエローの腕をつかみ、何とか危機をしのぎました。


空振りした格好(かっこう)になったファンロイドは、ひっくり返った。


一方、転送完了まで、10秒を切りました。

CB-01はゴーバスターエースに変形。

敵メガゾード出現を待ちます。


5、4、3、2、1…。

時間になりましたが、敵の姿が見えない。

まさか、地中?


敵は、空でした。

胸部(きょうぶ)の巨大なファンユニットで、ファンゾードが空に浮かんでいる。

さらに、上空から、ビーム攻撃をしかけてきた。

ゴーバスターエースは火花に包まれ、思わず尻(しり)もちをつきます。


ファンゾードはそのまま、エネトロンタンクの真上へと移動。

エネトロンを吸引(きゅういん)するつもりか。


黒木は、空での戦闘に対応するため、イエローをRH-03で出撃させます。

これでメタロイドは、ブルーひとりで対応することに。


扉に隠れていたブルーバスターですが、タイミングをはかって飛び出した。

あえて相手の風にのり、突進しようというのです。

ソウガンブレードを手に、相手に吸引させる。


が、途中でファンロイドは、またも逆回転させた。

ブルーバスターは、吹き飛ばされそうになります。


地面をつかみ、必死にこらえる、ブルーバスター。

ハァァァァァと、力を込める。

風力を上げる、ファンロイド。

何とか接近して攻撃しようとする、ブルーバスター。


その時、警告音が鳴りました。

ゴリサキのバッジです。

ということは、熱暴走が近い?

陰からは、エンターが見ています。


一方の、巨大メカ戦。

ファンゾードはエネトロンタンクの上部を破壊し、ファンでエネトロンを吸い込みだしました。

このままでは、エネトロンが奪(うば)われてしまいます。


地上からゴーバスターエースが攻撃しようとしますが、うまくいかない。

逆に攻撃を受け、思うように動けません。


そこに、RH-03が到着しました。

目には目! 空には空!

空中から攻撃をしかける。


が、ファンゾードはエネルギーの吸引を止め、ファンをRH-03に向けた。

すさまじい風圧を受け、RH-03はコントロールを失いました。

さらに、はるか彼方(かなた)へと、飛ばされてしまった。


地上での戦い。

ブルーバスターは力を込め、風圧に耐えます。

鳴り響く、警告音。

ブルーは熱暴走を覚悟しました。

そうすれば、ファンロイドだけは倒せる。


!!


が、ファンロイドの背後には、エンターの姿が。

エンターの狙(ねら)いは、これだったのです。

わざと熱暴走させ、リュウジを気絶させる。


今回の行動は、すべてこのためでした。

最初の対戦でウィークポイントを確認。

メガゾードは、仲間と分断(ぶんだん)する囮(おとり)だったのです。


エンターは言った。

「ウィ。そしてこのファンロイドは、ブルーバスター、ムッシュの体に負荷(ふか)をかけ熱暴走を誘発(ゆうはつ)させることだけに特化(とっか)させたものです」


今回の作戦はすべて、ブルーバスター除去(じょきょ)のためにあった。


「オレが行きます!」

司令室で、ゴリサキが声を上げた。

「リュウジを守れるのは、オレしかいない!」


しかし、黒木司令はダメだと言う。

バディロイドは、バスターマシンの心臓部(しんぞうぶ)。

リスクを負(お)わせるわけにはいきません。


「分かってます!」と、ゴリサキは叫んだ。

「でも、行くしかないんだ!」

命令を無視し、ゴリサキは走った。


風圧に耐える、ブルーバスター。

熱暴走は、目の前です。


「さあ、そろそろ、クライマックスですね!」

エンターが笑う。


ブルーは覚悟を決めました。

「イチかバチか、突っ込んでみるしかないか…」


と、その時、物音がしたかと思うと、風が止んだ。


顔を上げたブルーが目にしたのは、大きな背中(せなか)でした。

「ゴリサキ!」


ゴリサキが前に飛び出し、盾になってくれたのです。

「リュウジ、今の内に!」


これを見たエンターは、チッと舌を鳴らした。


「ゴリサキ、何で来たんだ!」

めずらしく声を荒(あら)げる、ブルーバスター。


でも、ゴリサキも退(ひ)きません。

「いいから、オレが盾になっているから!」

「リュウジ、はやく!」



ブルーバスターは何とか立ち上がり、ゴリサキの後ろに立ちました。

すさまじい強風ですが、ゴリサキのおかげで、何とか立てます。


ブルーバスターはゴリサキの後ろで言った。

「おまえを危険にさらすわけにはいかない!」


その言葉だけで十分よ、リュウジ。わたしはあの空に飛んで、輝く暁の星になる!


急に男らしい声になって、ゴリサキは返した。

「今は、これしかないんだ!」


リュウジは、肩口のトランスポッドのボタンを押しました。

イチガンバスターを転送し、ゴリサキの陰から発射。


それが、ファンロイドの巨大なファンを破壊した。

これで、強風はやみました。


ブルーはすばやい手つきで、イチガンバスターとソウガンブレードを合体させる。

イチガンバスター・スペシャルモード。

<イッツ・タイム・フォー・スペシャルバスター!>

レーザービームで照準を合わせ、いざ、シューティング!


ビームは、ファンロイドのどてっ腹に命中。


「自分が風になっていく~!」

そう叫んで、ファンロイドは爆発しました。


ゴリサキ、壁になる


これを見て、エンターも退散。

地上戦は、何とか勝利しました。


力を使い切ったのか、ゴリサキはバランスを崩(くず)し、後ろに倒れた。


「ゴリサキ、だいじょうぶか? しっかりしろ!」

マスクを取ったリュウジが、駆けよります。


ゴリサキは、冷却剤をリュウジに差し出した。

こうなっても、リュウジを心配しています。


「バカヤロー!」

その手を、リュウジが払(はら)った。

「こんなの、どうでもいい! 何でムチャしたんだ!」


いつもとは違うリュウジに、ゴリサキは驚きました。

明らかに、取(と)り乱(みだ)している。


ゴリサキは倒れたまま、静かに言いました。

「よかった…リュウジ、ちゃんと怒った」

「オレ、リュウジの本音、あまり聞いたことない」

「だからオレも、リュウジに言いたいこと、言えない…」



「そんなこと、思ってたのか」と、リュウジは言った。

そして、静かにゴリサキが差し出した冷却剤を、受けとりました。


「行こう、リュウジ」

ゴリサキが起き上がります。


「ああ、まだ終わってない」

リュウジも、気を引き締(し)める。


バディ



地上で苦戦する、ゴーバスターエース。

大ジャンプを試みるも、届きません。

このままでは、さすがにヤバイ。


と、そこに、GT-02が到着しました。

とはいえ、GT-02はトレーラー、飛べません。

だけど、ゴリサキは力強く言った。

「うん、飛べない。だけど、跳(と)ばしてやる!」


そう言うや、アニマルモードに変形。

腹を見せてひっくり返った。


ブルーバスターが叫ぶ。

「今だ、オレたちを踏み台にして、跳べ!」


突進する、ゴーバスターエース。

ジャンプすると、1回転して、足の裏をGT-02の足と合わせた。


GT-02の脚力(きゃくりょく)×ゴーバスターエースの脚力。

その力を受けて、ゴーバスターエースは空高く舞い上がりました。


モーフィンブレスにタッチし、必殺技を発動。

<イッツ・タイム・フォー・バスター!>

エネトロンでたぎるブレードを、力一杯、横に一閃(いっせん)。


ファンゾードは、叩き斬られ、空中で爆発した。


ゴーバスターエース

ファンロイド&ファンゾード


シャットダウン、完了!



戦闘が終わって、あらためて、リュウジはゴリサキに言いました。

「そっか、オレに遠慮してたのか」

「言いたいことがあるなら、ちゃんと言え」

「オレもこれからは言うから」


リュウジは、例のバッジをゴリサキに返した。

「これ、オレを心配して作ってくれたと思うけど、ちょっと、うるさすぎ」

「オレも自分で気をつけるし」


そう言ってから、リュウジはゴリサキの顔をのぞきこんだ。

「これで、どうだ?」


すると、ゴリサキが顔を上げました。

「分かった、じゃあ、オレも言う」


「ああ、何でもこい」

リュウジは、ドンとかまえます。


ゴリサキは言った。

「まず、ヨーコやヒロムにお兄さんぶって、常(つね)に上から目線なのは、どうかと思う」

「それにエンジニアの人がメンテナンスした物を、自分でもメンテナンスしなおすのって、ちょっと嫌味(いやみ)じゃないか?」

「それと最近、発言が歳よりくさくいな」

「あと、髪のセットに30分もかけるのは、ちょっと引いちゃうな」



ここまでくると、さすがのリュウジも黙(だま)ってられなくなりました。

「ゴリサキ…ちょっと言いすぎだ!」


追いかけっこする、リュウジとゴリサキ。

それを見て、仲間たちも笑います。


これでまた一歩、関係が深まりましたね。

平和で、けっこう。





好き同士だけど、互いに遠慮して、言いたいことを言えない。

でも、ピンチに際して、言い合えるようになった。


新婚か?

リュウジとゴリサキは、新婚か?


でも、こういうことって、ありますよね。

互いにやさしいからこそ、起こる現象。


そういう時も何かきっかけがあって、言いたいことを言い合えるようになる。

そんな「時」を、待てばいいわけか。





特命戦隊ゴーバスターズ バスターマシンCB-01 DXゴーバスターエース




スーパー戦隊の常識 レジェンド戦隊篇




特命戦隊ゴーバスターズ バスターギアシリーズ  ゴーバスターズDXなりきりセット




今週のオマケ。

ゴーバスターズのオマケ

左上:あう!
右上:今週のメガネっ娘。

左中:怪人っぷりがドンドン出てくる、エンター。
右中:炎のシーン、カッコよかった!

左下:今回の主役なふたり。
右下:そして、仲間たち。




来週のゴーバスターズは――

来週のゴーバスターズ

第12話「Mission12 変装はお好き?」

あれ?

この女優さん、誰かに似てない?

なぬ?

ゴーバスターエース 対 ゴーバスターエース?

どうなってるの? 




スーパーてれびくん×特命戦隊ゴーバスターズ 2012年 03月号 [雑誌]






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