ユング心理学の視点から見た日記。スーパー戦隊シリーズ キョウリュウジャー、トッキュウジャー、東のエデンのレビューと感想。エニアグラム、子どもが育つ魔法の言葉、話が通じない人の心理、自分に気づく心理学。ドラマやアニメから学ぶ人生観。
 
特命戦隊ゴーバスターズ、第9話「Mission9 ウサダ奪還作戦!」


<仲間で支え合うのが、ゴーバスターズだ!>



今週は、バディロイドにスポットライトが当たります。

まずは毒舌大魔王、ウサダ・レタス先生から。

ヨーコとの仲は、どうですか?



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エネルギー管理局。

人々の生活基盤(せいかつきばん)であるエネトロンを、文字通り管理運営(かんりうんえい)する公的機関(こうてききかん)。

ゴーバスターズの世界のエネトロンは、我々の世界の電気や石油、ガスなどにあたる。

乗り物を動かしたり、電化製品を稼働(かどう)させたり、お風呂を沸(わ)かしたり、冷暖房に使われたり。それはすべてエネトロンで行うのです。

人々は、エネトロンなしでは生きてゆけない。


RH-03ラビットが飛んでいます。

ゴーバスターズがヴァグラスから回収したエネトロンを、管理局に届けるところ。

ということは、ヨーコ(小宮有紗)とウサダが一緒。

かと思ったら、コックピットにヨーコの姿はありませんでした。


あれ? まさか、食べ過ぎでお腹でもこわした?



ゴーバスターズの司令室でも、そのウワサが。


「まだ続いてんのか?」と言って、ヒロム(鈴木勝大)はヨーコの方を見た。


ヨーコはたくさんのお菓子をテーブルにならべ、口に放り込んでいます。

やけ食いですね。

いったい何があったんだろう?


ウサダの方は、ひとりでエネルギー管理局へ。

「あ~、コックピットにヨーコがいないとスッキリだよ。ホント広々(ひろびろ)」などと言っています。

ケンカでもしたかな?


そんなウサダを、管理局のスタッフが迎(むか)えました。

ウサダひとりなのを見て、あれ? といった顔をしている。


「ウサダだけですけど、何か不満(ふまん)でも?」

そう言ってウサダは、胸のハッチから、受け渡しの書類を出した。



「う~ん、任務終了(にんむ しゅうりょう)」

仕事を終えたウサダは、フロアを歩く。

「あ~、ひとりだと気楽♪」


と、その前に、ふたりの警備員が現れました。

この顔は、イチローと佐々木蔵之介?

いや、チョップリン? いや、どっちも違う。



「よろしければ、お送りします。どうぞ」

警備員は、赤いじゅうたんを張った豪奢(ごうしゃ)な台車(だいしゃ)を持って来ました。

これでお運びしますということらしい。

さすがウサダ先生、VIP待遇(たいぐう)ですね。


「ああ、そう。どうも」

ウサダがそう言うと、警備員が両側から持ち上げ、台車に載(の)せてくれた。

「ていねいに扱(あつか)ってよ」

「重要人物(じゅうようじんぶつ)扱いだね~♪」
と、ウサダはご機嫌(きげん)です。


スイスイ運ばれてうれしそうな、ウサダ。

かのアーノルド・シュワルツェネッガーも、ホテルの廊下をスタッフが押す台車に乗って走り、はしゃいだという。


「少々お待ちくださいませ」

そう言うと警備員は、ウサダをバンの後ろに乗せ、走り去りました。



司令室のミホ(西平風香)に、電話が。

「え? 誘拐(ゆうかい)された? どなたがですか?」

「RHUL-03…」
と、メモを取ります。


RHUL-03?

いちはやく、ヨーコが気づいた。


ウサダが誘拐?



司令室で、犯人と職員の会話が流されました。


職員:「もしもし、当局の備品(びひん)を盗んだというお話ですが…」

犯人:「備品? と、とぼけるな! おまえたちが厳重(げんじゅう)に警備(けいび)してたのは見てる! 返してほしけりゃ、エネトロンを2000トロン用意しろ!」


その後ろでは、安すぎるでしょ! というウサダの声がする。

2000トロンでも1億円にはなるらしいのですが、自分の価値はもっと上だというわけ。

(ということは、1トロン約5万円くらい?)


通話記録(つうわきろく)を聞くかぎり、ヴァグラスは絡(から)んでないようです。


「まったく、ウサダってば、ドジなんだから」

そう言って笑うヨーコですが、ウサダが無事(ぶじ)で安心したかな?


黒木(榊英雄)司令官は、不思議がりました。

「なぜ、ウサダが単独でエネルギー管理局へ行ったんだ?」

「ヨーコ、命令はおまえとウサダにしたはずだぞ」



バツが悪そうに、ヨーコは横を向きました。


そこに、リュウジ(馬場良馬)が助け舟を出します。

「すみません! オレとヒロムがヨーコちゃんの宿題(しゅくだい)を手伝ったせいです」


宿題?


――――――

(数時間前)


ウサダは湯気(ゆげ)を上げながら、怒りました。

「これはどういうことなの? ヒロム、リュウジ!」

手に持っているのは、宿題のプリントか何か?


ゴメン! と、リュウジは申し訳なさそうに、手を合わせて謝(あやま)りました。

「できないって、ベソかいてたから、つい…」


ヒロムは「オレは手伝ったんじゃない」と言います。

「どっちが先にできるか競争するっていうから」

「ま、当然、オレが勝ったけどな」



「勝たなくていいし!」と、ウサダ先生はお怒(いか)りです。

「ヨーコはまだ16歳なんだから、勉強も大切(たいせつ)なの!」


「おまえの教育方法(きょういくほうほう)が悪いんじゃないのか!」

そんなニックの言葉に、ウサダはキーッとなった。


「あー! ウサダの苦労(くろう)も知らないで!」

「ヨーコはね、小さい時から学校をサボってばかりで、ウサダの授業だって、何かとごまかして逃げ出すんだから!」

「そういうことだけ、上手(じょうず)なんだよね~」

「この間のテストなんて、なんと、0点だったんだから!」

「これ以上ヨーコがおバカになったら、困(こま)るの! ホントに!」



その時、ウサダは汗(あせ)をかいた。

ロボットに汗腺(かんせん)はないけれど、背後にしのびよる殺気(さっき)がそうさせたのであろう。


振り返るとそこには、パンを片手に、ヨーコが立っていました。

その背後には暗黒闘気(あんこくとうき)が立ち上り、仁王像(におうぞう)の形になって、一緒ににらみつけている。


「これ以上おバカって、何よ!!」

ヨーコは机に、パンを叩きつけました。


(パンはスタッフが 取り合いに あとでおいしくいただきました)


でも、ウサダは、「ヨーコが悪いんでしょ! ちゃんと勉強しないから!」と言い返します。

「ウサダがいなかったら、今頃(いまごろ)どうなってるか!」


「べつに!」と、ヨーコは顔を突(つ)き出して言った。

「ウサダがいなくたって、ちゃ~んとやるし!」


「へ~、だったら、ウサダも楽でいいし!」


結局、ヨーコとウサダはたがいに、フン! と横を向いてしまいました。


その後ろでは、ミホが巨人の星の明子姉さんのように心配そうに見ています。


ウサダとヨーコ


――――――


と、こんなことがあったのです。


黒木司令は、深い深い、マリアナ海溝(かいこう)のような、ため息をつきました。


ミホによれば、エネルギー管理局は<こちらは全く関知(かんち)しないので、一切、特命部で解決しろ>と言ってるらしい。


黒木は森下(高橋直人)に、ウサダの識別信号(しきべつしんごう)を探すよう指示しました。



エンター(陳内将)は、亜空間にいるメサイアと会話する。

「我がマジェスティ、メサイア。新しいメガゾードのための設計図(せっけいず)、入手(にゅうしゅ)いたしました」


それは、この前盗み出した<BC-04>の設計図。


ガイコツのイメージとなり、メサイヤは叫(さけ)ぶ。

「新たな力…わたしが支配(しはい)するための!」


「ウイ、ウイ、ウイー!」と、エンター。

「ただ、エネトロンも少々使う必要が…」


すると、メサイヤは怒りだしました。

「減(へ)らすな! 我が力を!」


空間が激(はげ)しく揺(ゆ)れます。


「もちろん、ご安心を!」と、エンターはあわてて言った。

「シルブプレ、シルブプレ! (おねがいします、おねがいします)」


ESC(エスケープ)キーで、エンターは現実世界にもどりました。

「まったく…」と、短い息を吐く。

「エネトロンを集めるには、メガゾードが必要。しかし、そのためにはエネトロンが必要とは…」

エンターは慣(な)れた手つきで、ノートパソコンのキーを叩(たた)く。

「どこかに、エネトロンのカタマリでも落ちてませんかねえ」


指を前に出すと、人々の声が聞こえました。

これは、通信を拾ってるのか?

その中に、<エネトロン2000だよ!>という声が。


ん?

エネトロン2000?



そう、その通話とは、ウサダを誘拐した犯人のもの。

携帯電話(けいたいでんわ)片手に、何やら、もめているようです。

ふたりの名は、丸山(まいど豊)と三田(松本実)。

ウサダを人質(ひとじち)に、一儲(ひともう)け企(たくら)んでいるみたい。

ただ、計画性はなさそう。

行き当たりばったりに見えます。


捕まっているウサダですが、落ち着いています。

「ねえ、じゃあ、ウサダ、そろそろ帰ってもいいよね」なんて言っている。


「う~ん、そうね、そろそろ帰っても――いいわけないだろう!」

三田は、ノリツッコミを見せた。

「おまえが人質なんだよ~!」と、ウサダの耳を持って動かします。



ウサダの識別信号を、森下がキャッチしました。

岩佐地区 ポイント I-036。


出動準備しながら、ヒロムは言う。

「信号発信にも気づかないなんて、素人同然(しろうと どうぜん)だな」


「仕事が楽そうでいいじゃない」と、リュウジは笑います。

「ヨーコちゃんも、安心でしょ?」


一番に準備してたヨーコですが、ちょっと つっかえながら言いました。

「べつに心配してないし!」


お~、ツンデレ!

それを見て、リュウジにヒロム、ゴリサキやニックは笑う。


シューターのリンクが完了し、黒木から指令が出る。

「特命、バディロイド、ウサダ・レタスを奪還(だっかん)せよ」


この時点ではまだ、のどかな感じですね。



シューターハッチを使い、3人は現場へと急ぎます。

マンホールのフタを開け、地下へ。

イチガンバスターを手に、警戒(けいかい)しながら下ってゆく。


地下通路まで来ると、モーフィンブレスのアナライズモードを使い、データを送信。

それを受けた森下がデータ解析(かいせき)し、ミホがナビゲートします。


ミホの指示を受けて、3人は目的地へと向かう。

よく訓練されていて、そつがありません。


汚泥処理棟(おでいしょりとう)の一室に、ウサダと犯人はいるようでした。

目で合図(あいず)し、3人は踏み込んだ。

「動くな、特命部だ!」

ヒロムはイチガンバスターをかまえる。


犯人のふたりは飛び上がりました。

「とっ、特命? なんだそれ?」

素っ頓狂(すっとんきょう)な声を上げた後、ビックリしながら両手を上げ、そう聞いた。


「だいじょうぶ、警察よりやさしいから」と、リュウジは答えます。


ロープに縛(しば)られた状態のウサダは、「やっと来た。遅くな~い?」と、余裕(よゆう)のようです。


そこにヨーコが、フフン♪ といった顔で歩みよって行く。

「何よ、わたしがいないと楽なんじゃなかった?」


縛られているウサダですが、強がります。

「ちょっと休んでから、脱出しようとしてたとこ!」


「あっそう!」

そう言ってヨーコは、ウサダを放置(ほうち)した。

犯人の方へ行きます。


と、そこにバグラーたちが出現。

驚くヒロムたちですが、モーフィンブレスにタッチし、変身した。


ヒジ打ちなどで攻撃する、レッドバスター。

肩口(かたぐち)のトランスポッドを押し、武器を転送します。

近距離ならこれ、ソウガンブレード。

敵を斬りつつ、キックも見せる。

バグラーの背中に手をつき、壁を蹴(け)って回転。

切り裂(さ)いた。


ブルーバスターは、相手の足を持って、そのままキリモミするするように回転。

ドラゴンスクリューだ。

足をはさんで倒すのは、シザース(かにばさみ)。

転倒(てんとう)させたところを、ソウガンブレードで斬る。


イエローバスターは壁を蹴って勢(いきお)いをつけ、斬った。

足の伸びたキックも決まります。


目を丸くする犯人をよそに、3人はバグラーたちを殲滅(せんめつ)しました。


「う~ん、お見事(みごと)!」

そう言うウサダは、まだ縛られたままです。


と、そこに、エンターが現れた。

「サヴァ、ゴーバスターズ♪」と、手を上げます。


レッドは身構(みがま)えた。

「エンター、おまえが からんでいたとはな」


「誘拐なんて地味なこともするんだ」と、ブルーは言います。


「いいえぇ。今からやってみようかと」

そう言って、エンターは華麗(かれい)に一回転。

ウサダの耳をつかんだ。


苦しがるウサダ。

エンターはゴーバスターズの方に、小さな箱(はこ)を投げました。


爆弾だった。

すでに、残り6秒を表示している。


「退避(たいひ)だ!」

叫ぶ、レッド。


ブルーは、犯人を抱えるようにして後ろに下がる。

その間に、エンターはウサダを連れて、余裕しゃくしゃくで逃げていきます。


爆発で、部屋は炎に包まれた。

ゴーバスターズは犯人と共に通路に飛び出し、なんとか無事でした。


ゴーバスターズ


誘拐犯2名は、警察局に移送(いそう)。

でも、ウサダは行方不明に。

識別信号も、キャッチできません。


と、テレビ回線に、エンターが割り込んできました。


「アロー、アロー、アロー」

こんにちは、あろひろしです。

「聞こえてますか、ゴーバスターズ♪」

「先ほどは、失礼。あらためて取引のお話を」

「あなた方のかわいいラパン(うさぎ)、ムッシュ・ウサダと引き換(か)えに、エネトロンを2万トロン」



2万トロン?!

あまりの量に、ゴリサキは顔を回しました。


「取引は、今から1時間後。1秒でも遅れれば、取引は自動的に消滅(しょうめつ)しますので、そのおつもりで」

エンターの言う通り、モニターに映し出されたウサダには、時限爆弾(じげんばくだん)が仕掛(しか)けられている。さっきと同じ爆弾で、表示は60分。


通信は切れました。


2万トロン。管理局に申請(しんせい)すれば時間までに何とかなると、森下は言います。


が、黒木は「いや。管理局が一切関知しないと言ってきたのは、エネトロンを出す気はないということだ」と言う。

それじゃあウサダは?

ヨーコの訴(うった)えに黒木は、「取り返す!」と即答(そくとう)。

「ニセの取引でも何でも仕掛けてな」


ニセの取引。

くせ者エンターを、うまくやりこめないといけません。

難しそうですが、ウサダを取り戻すにはやるしかない。


「そうだ!」と、ヨーコが言った。

「ごまかすなら、いい手がある」


ウサダはごまかせなかったヨーコですが、エンターをはめることができるか?

相棒(あいぼう)が助けを待っているぞ。





何かと衝突するヨーコとウサダですが、今回は大ゲンカ?

それが誘拐事件につながり、エンターまで絡んできました。


バディロイドのバディとは、相棒とか仲間とかいう意味。

でも、ウサダの場合、保護者といった感じも。

ヨーコの世話を焼くわけですが、それだけヨーコが子どもだってことも言えそうです。


互いに悪態をつきながらも、誰よりも心配するふたり。

素直じゃありませんが、この危機は乗り越えないといけない。


さて、ヨーコ姫。

ウサダを救うために、どんな知恵を出すか。

お連れのヒロムやリュウジも、ど~んと使ってくださいませ。





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「へへ~ん、やっとウサダの価値が分かってもらえたかな~」

そんなことを言っているウサダですが、チェーンに巻かれ吊(つ)るされています。

しかも胸には、爆弾が。

「でも…このままウサダがいなくなったら…ヨーコの面倒(めんどう)、誰も見てくれないよな…」

自分の身よりも、ヨーコのことを心配します。


そこに、1台のトレーラーが走ってきた。

タンクの横にはENETRON(エネトロン)の文字が。


――――――

これは、ヨーコの作戦です。

「最初は輸送車で行く」と、ヨーコは司令室で説明した。

「取引するって、見せるために」


「中を確認されたら終わりだぞ」と、ヒロムは指摘(してき)します。

その通り、エネトロンはありません。


「だいじょうぶ」と、ヨーコは自信たっぷりに言った。

「他に大きなごまかし作って、相手の気をそらせれば」


大きなごまかしとは、何だろう?

――――――


屋上にいたエンターが、地上に降り立ちました。

指を1つ立てて聞きます。

「1台とは少ないんじゃないですか?」


「まだあとから3台来る。だまって待ってろ!」

そう答えるヒロム――って、ヒロム?

あれ?

誰?


実はこれ、ヨーコの作戦です。

わざとバレるようにして、本物のヒロムも後方に待機(たいき)。

当然、エンターは両方に気づく。

バレバレなわけですが、トリックを警戒して動けません。

その間にヨーコが、ウサダを助けようというわけです。


エンターの前にいるのは、ヒロムに扮(ふん)した森下。

それに、ヨーコの格好をしたミホ。

そして、リュウジの格好をしたゴリサキではなくて リュウジ本人です。


本物のヨーコは、建物の裏側にいました。

「ウサダ…」

思い出すのは、ウサダとの日々。

<おやつは絶対(ぜったい)忘(わす)れちゃダメ! 何度、言えば分るの?!>

口うるさく言われたっけ。

よし、救出中止!

「分かってる」

そう言うとヨーコは、ウエストポーチからお菓子を取出し、高カロリーウエハースをかじった。

これも任務(にんむ)の一環(いっかん)。燃料補給(ねんりょうほきゅう)や充電(じゅうでん)です。


ヨーコはモーフィンブレスから、ワイヤーを発射。

壁を登っていきます。


計画通り、エンターは動けなくなりました。

が、そこは くせ者。

「何か仕掛けてるなら、一度場を乱してみましょうか」

そう言って、ノートパソコンを開き、エンターキーをポチッと押した。


画面にあるのは、メガゾードタイプα(アルファ)。

そして、繭(まゆ)のようなものは、バグゾードか?


瓦礫(がれき)の中から、何かが噴射(ふんしゃ)された。

それは2体のバグゾードでした。

カプセルの状態だったのが、空中で人型に変形。

背中にキャノン砲を2門 搭載(とうさい)した、宇宙飛行士のようなシルエット。


街に降り立ったバグゾードは、右手のマシンガンで攻撃を開始。

街を破壊しようとします。


どうやら、前回、地中のメガゾードタイプα(ドリルゾード)を倒した際、その装備品(そうびひん)であるバグゾードは破壊されずに残っていたようです。


壁を登る、ヨーコ。


その反対側にいるエンターは愉快(ゆかい)そうに言った。

「どうします? あれは暴(あば)れますよ、ほっときますか?」


目の前にいるのは、リュウジと、ヒロム風森下にヨーコ風ミホ。

そのリュウジに、本物のヒロムから連絡が入りました。

「リュウジさん、プランBに切り替えます」


でも、プランBも、オールブランも、ブラン・ブルターク も、何も決めてません。

戸惑(とまど)う、ヒロム風森下にヨーコ風ミホ。


と、うしろを猛スピードでニック(バイク形態)に乗ったヒロムが駆け抜けました。


「分かった」と通信を入れ、リュウジは本物のヒロムの方へ走る。

「行こう」

ふたりも連れて行きます。


その頃ヨーコは、ちょうど屋上にたどり着いた。

反対側まで走り見下ろすと、吊るされた相棒の姿が見えました。

「ウサダ!」


その声を、ウサダも聞いた。

「ヨーコ?」


「しょがないから、助けてあげる」

そんなことを言いつつも、ヨーコは懸命(けんめい)にチェーンを引き上げます。


ウサダも負けずに強がった。

「フン! 助けられてあげるよ」


毒舌は今のところ、引き分け!


バスターズ基地では、CB-01とGT-02が発進。

現場へ急行します。


ひとり残された格好のエンターは、トレーラーのタンクに上りました。

フタを開けて中身を確認し、舌打(したう)ちする。

「ズィット! 水?」

「しかし、このために、あんなバカげたことを?」



そう、これだけのためにするはずがない。作戦の真意は、ホットパンツを――いや、何でもありません。


ハッとして見上げたエンターの目に、引き上げられようとするウサダの姿が。

「すっかりダマされましたよ、マドモアゼル」

ていねいな言葉と裏腹な憎々(にくにく)しい顔をして、エンターはエンターキーを連打(れんだ)。


すると、ウサダの時限爆弾が急激に進みはじめました。


あわてる、ウサダ。

「ヨーコ、タイマーが早まった! 鎖(くさり)離して! 爆発する!」


ピンチの時に出る、本心。

ウサダは誰より、ヨーコのことが心配なのです。


「え? ちょっと待って!」

ヨーコとて、ウサダが大事。

誰よりも長い時間を過ごした家族です。

何とかスピードアップしようと、一生懸命、鎖を引っ張ります。


「ダメだ! 巻き込まれる!」と、ウサダは叫ぶ。

「ヨーコ、逃げて!」


ヨーコも叫んだ。

「そんなのイヤだ!!」


急いで引っ張り上げようとする、ヨーコ。

容赦(ようしゃ)なく進む、タイマー。


「ダメだって!」と、ウサダは言います。


ふたり同時に叫んだ。

「死んじゃイヤだ~!」



――――――

思い出すのは、ヨーコが幼かった日々。

いつもふたりは一緒で、小さな手をウサダの手に重ねた。

共に笑い合ったあの頃。

――――――


その時、鎖が突然、ちぎれました。

後ろに転がる、ヨーコ。

ウサダがいたあたりから、炎が上がった。


轟音(ごうおん)と煙(けむり)。

「ウサダ…ウソでしょ…」

身を乗り出して見下ろしたヨーコの目に入ったのは、黒煙(こくえん)と、その下の炎だけでした。

「ウサダ…」

「ウサダ~!!」


悲しい叫び声が、あたりに響(ひび)いた。


肩を震(ふる)わせて泣くヨーコに、通信が入りました。

「ヨーコ!」

その声は、ウサダだった。


エンターの前に立つのは、ヒロムにリュウジ、そして、我らがウサダ先生。


これには、エンターも驚いた。

「なぜです? あなた方はバグゾードの方へ…」


「おまえが見たのは、バスターマシンだけだろう?」と、ヒロム。


ヒロムが言ったプランBとは、行ったと見せかけるだけだったのです。

あの瞬間、ヒロムはイチガンバスターで、ウサダを吊るす鎖を撃った。

落下するウサダを、リュウジがキャッチ。

爆弾を引きちぎって、宙(ちゅう)へ投げたのでした。


「なるほど、街よりバディロイドを選んだんですね」と、エンター。


が、リュウジは言った。

「エンター! おまえは勘違(かんちが)いしてるよ」


ヒロムも重ねます。

「ああ、オレたちは3人じゃない」


バグゾードを相手にしているのは、CB-01のニックに、GT-02のゴリサキ。

何とか粘(ねば)って、時間を稼(かせ)ぎます。

倒(たお)せなくても、動きは止められる。


ヒロムが言い放つ。

「仲間で支え合うのが、ゴーバスターズだ!」


ヒロムとニック、リュウジとゴリサキ、ヨーコとウサダ。

黒木司令に、森下とミホ。

整備員やスタッフたち。

みんなで、ゴーバスターズ。


ヨーコとウサダは、抱き合った。

「バカ!」

そう言うヨーコの目には、光るものが。


ウサダも、「バ~カ~!」と泣き声で言う。

やっぱり、似た者同士です。


ヨーコとウサダ


「ふふ…ふふふ…」

エンターは笑っているというよりは、怒りに震えていました。

顔をひきつらせて、拳(こぶし)を握(にぎ)る。

「うわあぁぁぁぁぁ~~~!!」と、雄叫(おたけ)びを上げた。

両手を伸ばしたエンターは、触手を使って3人に攻撃を加えます。


3人はあわてずに、モーフィンブレスをかまえた。

<イッツ・モーフィンタイム!>


ソウガンブレードを手に後方にジャンプ。

触手を避(よ)けます。

そのまま変身だ。

「レッツ・モーフィン!」


ヘビのような触手をソウガンブレードで相手にする、ゴーバスターズ。

怒りがのっているせいか、今日の触手はいつもよりパワフルで、しつこい。

まるでヤマタノオロチのように、空からも襲いかかってきた。


それを避けて身構える、ゴーバスターズ。

すると、エンターの姿は消えていました。


触手とゴーバスターズ


「ゴーバスターズ♪」と、エンターの声がする。

「いい勉強になりました。メルシー」

冷静なようで、語尾には深い怒りが感じられます。

憎々しさを感じる。


が、ともかく、エンターは消えた。

あとは、バグゾードだ。



現場に急行する、RH-03。

その上には、レッドバスターとブルーバスターが。

ふたりはそれぞれ、自分のメカへと乗り込んだ。


<レッツ・ドライビング!>


だいじょうぶか? レッドがそう聞くとニックは元気に、「もちろん!」と。


ブルーは、「ゴリサキ、よくやった!」と声をかけます。


ゴリサキは、オーマイガットトゥギャザ~、照れちゃう~ 「そんな~」と照れました。

あとでもっとほめてね、チュ!


さあ、戦いはここからが本番。

GT-02は、アニマル形態に変形。

太い腕で、どつきまわします。


RH-03も、アニマル形態になった。

ウサギの姿ですばやい攻撃。

ヒットアンドアウェイだ。


CB-01もアニマル形態となり、チーターの牙(きば)で噛(か)みついたぞ。

払いのけられたら、今度は、ゴーバスターエースに変形。

突進する。


「いっけぇ~~!!」

ラビットが後ろ脚で、強烈に蹴った。


ゴリラも、斜め下から重そうなフックをお見舞い。

それぞれ吹き飛ばされたバグゾードが、空中でぶつかった。

抱きかかえるようにして、落下します。


「くらえっ!」

ゴリラは、バナナミサイルを発射。


レッドバスターは、モーフィンブレスにタッチした。

<イッツ・タイム・フォー・バスター!>


「はあっ!」

すくい上げるように振るわれる、エネトロンを帯びたブレード。


それがバナナミサイルと共に、バグゾードを貫(つらぬ)きました。

お見事(みごと)!

3体の活躍(かつやく)で、敵は倒された。


「シャットダウン完了!」


バスターマシンの活躍

バグゾード




あれ? またウサダが怒ってます。

「これ、司令官の字でしょ?!」

「何で、ヨーコの宿題、手伝うんですか?!」



「宿題?」と、黒木司令。

「わたしは模範解答をたのまれただけだ」と戸惑っています。


そこに、ヨーコがやって来た。

「ヤバッ」と声を上げます。


それにウサダも気づいた。

「くぅ~、ヨーコ!」

そう言って、追いかけまわす。


ヒロムは、森下に意見していました。

あの変装(へんそう)はない。

20点。

でも、森下は気にしません。

仕事をします。


そんな司令室のドタバタを眺(なが)めながら、コーヒー片手にリュウジはポツリ。

「平和だね」


ニックが、平和か? と驚くと、ミホも「平和ですよ」と言った。


日常?


いつもの風景。

いつものケンカ。

仲良き事は美しき哉(なかよきことは うつくしきかな)。





何だかんだいって互いが一番心配な、ヨーコとウサダ。

危険が迫りながらも、相手の命を心配しました。


ウサダのために知恵を出した、ヨーコ。

ごまかすのは、お得意?


エンターの方が一枚上手でしたが、そこは仲間の力で何とかなった。

逆にエンターをやり込めました。


いつも冷静なエンターですが、ついに吠えましたね。

それだけゴーバスターズが強くなっているってこと?


にしても、せっかくの知恵を勉強にではなくサボることにつかうなんて、ヨーコ、あんたはカツオか?

えらくカワイイ、カツオですね。


ヨーコの対応。

リュウジ → できないと言って泣き顔を見せる。

ヒロム → 競争だと言ってムキにさせる。

黒木司令 → 模範解答をたのむ。





特命戦隊ゴーバスターズ バスターマシンCB-01 DXゴーバスターエース




スーパー戦隊の常識 レジェンド戦隊篇




特命戦隊ゴーバスターズ バスターギアシリーズ  ゴーバスターズDXなりきりセット






エンディングは、桜田ヒロム&チダ・ニックで「One Wish、One day」でした。




今週のオマケ。

ゴーバスターズのオマケ

左上:ひょうきんな誘拐犯を、見事熱演!
右上:やけ食いの図。

左中:今週のメガネっ娘。
右中:新バスターズ?

左下:ピクピク。
右下:みんなでゴーバスターズなんだぜぃ。ワイルドだろ~?




来週のゴーバスターズは――

来週のゴーバスターズ

第10話「Mission10 戦う理由」

1回目以来ですが、ついに来た、桜田リカ(吉木りさ)姉さん。

何か顔が怖いんですが、ヒロムはちゃんと言えるか? 





「仮面ライダー×スーパー大戦 スーパーヒーロー大戦」が絶賛上映中。
 

ヒーローも出演者も、デラックス。

海賊たちや、怪力娘も出るよ。


仮面ライダー×スーパー大戦 スーパーヒーロー大戦


 → スーパーヒーロー大戦 公式サイト




特命戦隊ゴーバスターズ ミニプラゴーバスターオー BOX (食玩)






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   「リカ姉さんとニック vs ダンガンロイド/Mission10 戦う理由」>>






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Author:南方 城太郎
生息地:関西
分類:昭和人間
生まれ:
黒電話、赤電話が主流で、冷房は扇風機、暖房は石油ストーブと炬燵という時代


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