ユング心理学の視点から見た日記。スーパー戦隊シリーズ キョウリュウジャー、トッキュウジャー、東のエデンのレビューと感想。エニアグラム、子どもが育つ魔法の言葉、話が通じない人の心理、自分に気づく心理学。ドラマやアニメから学ぶ人生観。
 
特命戦隊ゴーバスターズ、第7話「Mission7 マシン設計図を守れ!」


ゴリサキ、怖い!


<これはこれで、気に入ってんだ>



15歳でゴーバスターズとしての宿命を背負った、リュウジ。

物心がついていただけに…。



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けわしい顔でドアから出てきた、ヒロム(鈴木勝大)。

あとから出てきたニックが言いました。

「なんだ、なんだ。朝だからもっと、さわやかな顔できないのか?」

(おっと、同室ですか?)


でも、ヒロムが不機嫌(ふきげん)なのには、理由がありました。

ヒロムの寝起(ねお)きが悪いため、ニックはいつも早めにタイマーをセットしている。

それはいいのですが、今日は10分前のところを100分前と間違えたのです。


うんざりしながら、ヒロムは言った。

「おまえ方向音痴(ほうこうおんち)なだけじゃなくて、タイマーにも問題あんじゃないのか?」


人をポンコツみたいに言うなと、ニックは怒ります。


その時、GT-02が発進するとのアナウンスがありました。

ヴァグラス出現?

ヒロムとニックは駆け出した。


と、その前に、ウサダが通りかかりました。

何かあったのか? と聞くと、ただの訓練(くんれん)だという。

ウサダによると、リュウジ(馬場良馬)はヨーコ(小宮有紗)やヒロムとの差を埋(う)めるために、しょっちゅう自主練(じしゅれん)をしているのです。

ヨーコとヒロムは、訓練をはじめた時、3歳と7歳だった。

でも、リュウジは15歳。この差は大きいというのです。


リュウジはブルーバスターとなり、GT-02ゴリラのアニマルモードに搭乗(とうじょう)。

ゴリサキと共に、模擬訓練(もぎくんれん)をしていました。

敵を模(も)した円盤(えんばん)に対し、バナナミサイルを撃ち込む。


それが終わると、今度は地下の訓練室へ。

生身(なまみ)の姿で、イチガンバスターをかまえる。

壁(かべ)から撃ち出される弾丸を側転(そくてん)で避(よ)け、イチガンバスターを発射。

今度は壁を駆け上がるようにして後方回転。

地面を転がって弾を避けると、すばやくかまえ、的(まと)を撃つ。



その頃、あの男も動き出していた。

エンター(陳内将)はとある施設(しせつ)の前に。

「さすがに厳重(げんじゅう)ですねえ」

そう言うと、ノートパソコンを操作(そうさ)。

壁の上に張られていた目に見えないレーザーを、切ってしまいました。

そばにあった監視(かんし)カメラに気づくと、そちらの方を見て、手招(てまね)き。最後は、かわいいポーズを。


ゴーバスターズの司令室。

黒木司令(榊英雄)が告げました。

「緊急連絡(きんきゅうれんらく)が入った。メガゾード開発工場にヴァグラスが侵入(しんにゅう)したらしい」

(おっ、髪切った?)


それまでのリラックスムードが消え、みんな身を引き締(し)めて聞きます。


その工場では、新バスターマシンの設計が極秘(ごくひ)に進められていました。

「ヴァグラスがどうやって嗅(か)ぎつけたかは不明だが、今後の我々の戦力を大きく左右する最重要機密(さいじゅうようきみつ)だ」と、黒木司令は話します。

「特命! 開発工場ならびに、新バスターマシン設計図を守れ!」


了解! と、メンバーたちは胸の前で親指を立てた。


リュウジの訓練




侵入者を探し、開発工場内を、警備員(けいびいん)や研究者(けんきゅうしゃ)が走り回る。

その中に、鼻歌をうたいながら踊(おど)るように走る、奇妙(きみょう)な警備員がいました。

男に、到着したヒロムが声をかけた。

「どこへ行くつもりだ!」


その警備員は、もちろん、エンター。

「来るの、はやすぎませんか? ゴーバスターズ」と、いつものように語尾(ごび)を上げて言います。


ヒロムは言った。

「エンター! オレたちが、はやすぎるんじゃない。おまえがのろいんだ」


3人はモーフィンブレスにタッチし、変身する。

<イッツ・モーフィンタイム!>

エネトロンの光と共に、バスタースーツが転送されます。

「レッツ・モーフィン!」

ゴーグルにて認証完了(にんしょうかんりょう)。

3人は、ゴーバスターズの姿となる。


赤い閃光(せんこう)、レットバスター!

蒼(あお)き稲妻(いなずま)、ブルーバスター!

黄色い軌跡(きせき)、イエローバスター!

バスターズ、レディ~、ゴーッ!!


ゴーバスターズ名乗り


エンターはバグラーカードを使い、バグラーの群(む)れを生み出しました。


走りながらトランスポッドにタッチする、イエローバスター。

イチガンバスターを手にすると、バグラーの肩を踏(ふ)み台にしてジャンプ。

敵の群れに向かって射撃した。

懐(ふところ)に潜(もぐ)り込むと、腹を殴(なぐ)り、腕をとって関節を極(き)める。

そのまま地面に倒して、至近距離(しきんきょり)からイチガンバスターを撃ち込みました。


イチガンバスターを手にバグラーの群れを攻(せ)める、ブルーバスター。

敵が近づくと腕をとってロック。

もう一方の手で、別の敵の攻撃を避けつつ、掌底(しょうてい)をかました。

さらにもう1挺(ちょう)イチガンバスターを転送すると、二丁拳銃に。

邪魔(じゃま)する敵を足で押さえつけ、バグラーを撃ち倒してゆく。


レッドバスターは、高速移動だ。

能力を発動させ、超スピードで斬ってゆく。

バグラーはもう、何をされたかも分かりません。

次々と倒されていった。


とはいえ、バグラーの数は多い。

戦っている間に、エンターは行ってしまいました。


ゴーバスターズ


警報が鳴る廊下(ろうか)を、エンターは走る。

閉じられようとする隔壁(かくへき)に、触手(しょくしゅ)を飛ばします。

「この厳重さ、よほどトレビアンな設計図なんでしょうね♪」と、笑った。


触手で隔壁をこじ開けようとしたエンターですが、ワイヤーが伸びてきて、体に絡(から)みつきました。

そのまま引っ張られ、外に放り出されます。


「あきらめろ!」

仁王立(におうだ)ちしたブルーがそう言った。

さすが、超パワー。


ゆっくりと立ち上がりながら、エンターは言いました。

「あなた方に愛着(あいちゃく)がわいてきましたよ」

「つぶしたいという愛着が…」

「ゴーバスターズ、マピュース」



触手攻撃をしかける、エンター。

3人が横に避けて銃をかまえると、そこにはもう姿がなかった。


ヘルメットをとって、ヨーコが聞きました。

「最後、何て言ったの?」


リュウジが教えてくれます。

「マピュース、直訳すれば『わたしのかわいいノミちゃん』かな」


「ノミ?」

ヨーコは、女の子らしく顔をゆがめました。


マイ・エンジェル(天使)、マイ・スイート・ハニー(はちみつ)、それは分かるけど、まさかノミとは。


「ヨーコがピョンピョン飛ぶしな」と、ヒロム。


思わずリュウジは、シッ! と指を口にあてます。



中から開発工場の人が3人、出てきました。

どうやら設計図は無事だったらしい。

そのひとりが、リュウジに声をかけた。

そしてリュウジも気づきます。


「おまえ、カズヤか!」

そう言って、互いに懐(なつ)かしそうな顔をした。


どうやら、ふたりは高校時代のクラスメートらしい。

ゴーバスターズになったリュウジを見て、カズヤ(橋爪遼)は驚いている。

マシンエンジニアになるのが夢だったのに、と。


「おまえはその夢、叶(かな)えたみたいだな」

リュウジはカズヤの肩に、手を置いた。


でも、カズヤは「夢…まあな」とビミョーな表情に。



カズヤにロックを解除してもらい、3人は部屋の中へ。

その真ん中には、外部とつながっていないスタンド・アローンのコンピューターが置かれていました。

部屋自体が電波を遮断(しゃだん)しており、インターネットを通じての侵入は不可能だといいます。

だから、エンターは直接乗り込んできた。


カズヤは3人に、新バスターマシンの設計図を見せてくれました。

<BC-04>と書いてあります。


CB-01は、チーター・バギーだろうか。

GT-02は、ゴリラ・トレーラー?

RH-03は、ラビット・ヘリコプター。

とすると、BCは何だろう?


「カズヤ、おまえがこれを?」


リュウジがそう聞くと、カズヤは「まさか」と言った。

チームで開発したらしい。

「エンジニアも実際なってみると地味(じみ)な仕事でさ。何一つ、自分の好きに開発できない」

そうもらしました。


「エンターは開発をつぶすんじゃなくて、この設計図を手に入れようとしてた。何でだ?」と、ヒロムは不思議がります。


エンターも作りたいんじゃないのと、ヨーコは言う。

新しいメガゾードを。



黒木に報告すると、ヴァグラス側の戦力アップは考えられると言われました。

そうなると、また狙(ねら)ってくる可能性が高い。

3人は配置(はいち)につこうとします。


その前に、ヨーコは聞いた。

「リュウさん、マシンエンジニアが夢だったって本当?」


「昔の話」と、リュウジは笑います。

家がエネトロンタンクのそばだったため、よく作業するメガゾードを眺(なが)めていたらしい。

それを開発した天才マシンエンジニアにあこがれていた。

カズヤも同じで、ふたりして勝手に先輩と呼んでいたらしい。

いつか一緒にメガゾードを作るのが夢で、一生懸命(いっしょうけんめい)勉強した。


でも、高1の冬に、あの事件が。

リュウジはそのまま特命部に入り、それっきりです。


「夢をあきらめたってわけですか」と、ヒロム。


「同情しないでよ」と、リュウジは言います。

「小さい頃のあこがれや夢なんて、よくある話」


そんな会話を、ゴリサキは、モーフィンブレスを通じて聞いていた。

こえ~よ、ゴリサキ!

「リュウジ…本当はゴーバスターズがイヤなんじゃ…」と、悲しそうに言う。


ニックは、「盗み聞きか、趣味(しゅみ)悪いぞ!」と注意します。


ウサダも、「戦闘中以外はプライバシーの侵害(しんがい)だよ」と言う。


ゴリサキは言った。

「だって、オレとリュウジは、おまえたちみたいに小さい頃からの付き合いじゃないから、何か突っ込んだ話できなくて…」

(ダメだ、どうしても、いやらしい感じに聞こえてしまう)


すると、ニックが言いました。

「それはおまえの性格の問題だと思うね」



「道具というのは常(つね)に進化する」

エンターは店員に扮(ふん)し、ホームセンターにいた。

「我々のメガゾードも、そうあるべきです」

そう言って、例のチップを工具(こうぐ)ドリルに貼(は)り付ける。

「メタウイルス、『掘(ほ)る』、インストール」


こうして、ドリルロイドが生まれた。

男の子の萌(も)え要素、ドリル。

カッコイイ。



舞沢地区M-194ポイントで、エネトロンの異常消費反応をキャッチ。

司令室に警報が鳴ります。

敵メガゾードの転送反応も確認されました。

タイプα(あるふぁ)。

転送完了時間は3分20秒と、いつもよりはやい。


黒木からヒロムたちに指示が出ます。

工場の人たちを避難(ひなん)させ、メガゾード襲撃(しゅうげき)に備(そな)える。

「どんな手段をとってでも、設計図を奪われるわけにはいかん!」


3人は、コンピューターのある部屋へ。

カズヤを避難させようとしますが、携帯で上司から指示を受けました。

パソコンにセキュリティロックをかけろと言われたらしい。

パスワードは部外秘(ぶがいひ)のため、3人には先に出てもらいます。


部屋を出ると、ヒロムはリュウジに言った。

「今の電話、ウソですね」

外部からの電波を遮断した部屋で、携帯電話が通じるはずがありません。


リュウジもそれには気づいていました。

だから、けわしい顔をしている。


ヒロムは根本的な疑問を口にします。

エンターはどうして、設計図のことを知ったのか?

一番簡単なのは、内部の人間の協力(きょうりょく)です。


敵メガゾードの転送完了まで、あと1分。

リュウジはその対応を、ヒロムとヨーコにたのんだ。

ふたりはうなずいて、バスターズ基地へ。



バディーロイドを接続し、バスターマシンの発進準備が進められる。

司令室も、バトルモードに位置変更(いちへんこう)。

コックピットで変身し、ゴーバスターエースとRH-03が発進する。





日々、訓練をする、リュウジ。

はじめた年齢が遅かったため、密かにヒロムやヨーコたちとの差を埋めようと鍛錬します。

幼い頃に能力を得て、ふたりは成長した。

リュウジはある程度成長している状態で、能力を得た。

その違いがあるようですね。


そんなリュウジにはかつて、夢がありました。

それは、マシンエンジニア。

搭乗者ではなく、開発者になりたかったのです。


その夢を、リュウジはあの事件で奪われた格好に。

転送研究所の消失は、多くのものを奪ったようです。





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バーニアを吹かして現場へ急ぐ、ゴーバスターエース。

RH-03 もヘリコプター形態で急行する。


転送完了時間がせまります。

5、4、3、2、1…。

ドカーン! ブーと八戒、ブッブッブ!

「転送完了、来ます!」

仲村ミホ(西平風香)の声が響いた。







あれ?

どこにもいない?


「来ません」とイエローが言うと、ウサダも「来ませ~ん」と。


キーボードを必死に叩くミホですが、居場所(いばしょ)が見つからないという。

はて?

転送は終わっているはずなのに、姿が見えない。

透明(とうめい)になるはずもないし、どうなってるの?


何も見えないし、熱反応もない。

でも確かにいるはずだと、ミホは言います。



リュウジは、コンピューター室へと入った。

作業するカズヤの肩ごしに、モニターが見えます。

<コピー中>と書いてある。

カズヤはセキュリティロックの作業をしているのではなく、データをコピーしている。


コピーが完了すると同時に、カズヤはリュウジがいるのに気づいた。


リュウジが声をかけます。

「カズヤ、そのハードディスクは何だ? 今、何をコピーしていた?」

説明せずに出て行こうとするカズヤの腕を、リュウジはつかみました。

「新バスターマシンの設計図か?」


カズヤは腕を払おうとしましたが、逆に、リュウジはディスクを奪った。

その反動で、カズヤが床に転がります。


返せよ! とカズヤは要求した。

「思ってたのと、ぜんぜん違ったんだ。メーンの開発には関われないし、ずっと下っ端(したっぱ)で…」

「やりたいことできないのは、おまえと一緒だ! 分かるだろ!」




どんなに探しても、敵メガゾードの姿が見えない。


モニターが空ばかりだと、レッドはニックに注意しました。

そのニックは、時間を間違えたんじゃないかと言った。ふつうにあることだからと。

「おまえと一緒にするな。もっと下」

そう指示したヒロムは、ハッとした。


下?

地面の下?


ミホに聞きます。

メガゾードの転送は、地上に限られる?

そんな決まりはないと、ミホは言います。

上下左右、制限(せいげん)なく可能。


「ニック、下だ!」


レッドがそう叫(さけ)んだ瞬間(しゅんかん)、地面が割(わ)れて、ビームが飛んできた。

攻撃を受けて、ゴーバスターエースのコックピットが揺(ゆ)れます。



時を同じくして、コンピューター室の床が割れた。

出てきたのは、ドリルロイド。

右腕にはトンネル工事に使うような、高速式シールドマシンがついています。

というか、体中ドリルだらけ。

(かっけえ!)


リュウジとカズヤは、吹き飛ばされた。

その際、ディスクが床に転がりました。


ドリルロイドはUSBを、コンピューターに接続。

データを抜き取ろうとします。


このままでは盗まれてしまう。

リュウジは歯を食いしばって立ち上がった。

手刀(しゅとう)で、コンピューターを叩き割ります。


「なにぃ? おまえ…この力、人間か?」

これには、ドリルロイドも驚いた。


「たぶんね」と、リュウジ。


それを目(ま)の当たりにしたカズヤも、驚愕(きょうがく)しました。

「リュウジ…おまえ、どうなってんだ?」


「まあ、いろいろとね」

そう言って、リュウジはイスを転がせた。

ディスクに気づいたドリルロイドを、阻止(そし)するためです。

「これが夢をあきらめた理由かな」

そう話しながら、ドリルロイドに組みついてゆく。

リュウジは、戦いながら話します。

「けど、どうかしたのはおまえの方だよ、カズヤ!」

「あんなになりたかった、エンジニアだろ?!」



顔を歪(ゆが)めながら、カズヤは叫んだ。

「だから、違ったんだって!」


「違わない!」と、リュウジは言う。

「おまえは見えてないだけだ!」


腹を蹴(け)られ、リュウジは部屋の端(はし)まで飛ばされました。

ドリルロイドは、ディスクを拾おうとする。

リュウジはモーフィンブレスにタッチ、変身しながら、ドリルロイドに突進します。

「これだけは渡さない!」

ブルーバスターとなり、戦う。


懸命(けんめい)に戦う、ブルーバスター。

しかし、圧(お)され気味です。

倒(たお)れた際にディスクを拾うも、ドリルロイドの攻撃を受けて、放してしまった。

ディスクが、カズヤの前に転がります。


「カズヤ、それ渡すなよ。せっかく叶えた夢だ!」

敵に組み付きながら、ブルーは叫んだ。


這(は)うようにしてディスクを拾い、カズヤは言う。

「いや、近づけば、夢なんて消える」

足を引きずるようにして、コンピューター室を出ました。

敵に渡すつもりなのか?



地中からの攻撃に、ゴーバスターエースは苦戦していました。

なにせ、相手が見えません。

どこから攻撃されるか、予想がつかない。

しかも、ブレードで攻撃しようとしても、届かない。


「リュウジさんが来るまで持ちこたえろ!」と、レッド。

「ゴーバスターオーなら、何とかなる!」


何か考えがあるようです。



ブルーバスターは、ドリルロイドとの戦いの最中。

ドリルにソウガンブレードで対抗(たいこう)しますが、やはり圧され気味です。


カズヤは、地下通路を急いでいた。

<そうだ、夢なんて、遠くから見ている時が一番いい!>と、心の中で言います。


でも、リュウジの言葉が思い出された。

<カズヤ、絶対にそれ渡すなよ! せっかく叶えた夢だ!>


誰よりもエンジニアになりたかったはずのリュウジ。

それが今、怪物と戦っている。

「リュウジ…あんなに好きだったのに…」

ゴリサキが聞いたら勘違いしそうな言葉を、カズヤはつぶやいた。

あの時 リュウジは、<おまえは見えてないだけだ>と言った。

カズヤは思う。

「リュウジには、まだオレの夢が見えているのか…」

オレがどうかしてたのか?

カズヤは、あわてて落としたディスクを拾いました。

「何やってんだよ、オレ…」

「ちょっと思い通りにならないくらいで…」



戻ろうとしたカズヤですが、振り返ってゾッとしました。

そこにエンターがいたのです。


ディスクを奪うと、エンターは言った。

「わたしの呼びかけに快(こころよ)いご協力。ホントにホントに、メルシ~♪」


返してくれ、オレがバカだった!

そう叫ぶカズヤを、エンターは軽く払いのける。


「お約束の報酬(ほうしゅう)です」

エンターは地面に転がるカズヤに、札束(さつたば)を投げました。


むなしく、お金が風に飛ばされていきます。


カズヤはやっと、自分のしたことに気づいた。

「バカだ…オレは大バカ野郎(やろう)だ」

後悔の叫び声をあげました。



なかなか打開策(だかいさく)が見えない、ブルーバスター。

肩口のトランスポッドを押すと、ソウガンブレードをもう1つ転送しました。

これで、二刀流。

まるでヌンチャクを扱(あつか)うように、ブレードを振るいます。


シールドマシンを前に出し突進する、ドリルロイド。

ブルーはブレードを交差(こうさ)させそれを受け、そのまま地面に突き刺した。

さらに、ブレードを振り上げると、深く差す。

それを踏み込むようにして、バク転。

これでもう、なかなか抜(ぬ)けまい。


動きを封(ふう)じたところで、イチガンバスターを転送。

ゆっくりと照準(しょうじゅん)をセットします。


<イッツ・タイム・フォー・バスター!>


イチガンバスターが、ドリルロイドのど真ん中をとらえた。

敵は、ハデに爆発しました。


ブルーバスター




ドリルゾードに苦戦する、ゴーバスターエースとRH-03。

地中の敵に、なす術(すべ)がありません。

そこに、GT-02が到着(とうちゃく)した。


「リュウジさん、合体してディメンションクラッシュを!」


レッドの言葉を聞いて、ブルーは理解しました。

「ああ、なるほど。あれで空間を一時的に変質(へんしつ)させれば、地中も関係なくなるっていうわけね」

「よし、行きますか!」



「コンバインオペレーション! 特命合体!」

レッドバスターの合図(あいず)で、合体がはじまる。


ゴーバスターエースを中心に、分離したGT-02とRH-03が合体してゆきます。

ゴーバスターオー、レディ、ゴー!!


まずは地下から発射されるビームを、シールドで防御(ぼうぎょ)。

ウサダが敵の位置を特定します。

右前方、地下25メートル。

それを頼りに、ニックが照準をロック。

イエローがエネトロンをインターロックします。

ブーストバスターソードに、エネトロンエネルギーが集まっていく。

出力70%、80%…。

レッドが、モーフィンブレスを押した。


<イッツ・タイム・フォー・バスター!>

ディメンショックラッシュ!


地中にいたドリルゾードですが、疑似亜空間(ぎじあくうかん)フィールドにとらえられました。

これでもう逃げられない。

必殺剣(ひっさつけん)ブーストバスターソードのひと振りで、葬(ほうむ)り去(さ)られた。


「シャットダウン完了!」


ゴーバスターオー

ドリルロイド&ドリルゾード


太陽を背にしたゴーバスターオーの凛々(りり)しいこと。



足を引きずりながら、カズヤは開発工場へと戻った。

その前に、リュウジが歩み寄ります。

何か言おうとしたカズヤに、リュウジが言いました。

この裏切り者!

「分かってる。逃(に)げずに戻(もど)って来たんだからな」


そんなリュウジに、カズヤは誓(ちか)う。

「オレ、もう一度、好きだったこの仕事を…」


リュウジは何度かうなずいた。

「オレと、それから…オレたちの先輩の分もな」


うなずくカズヤですが、

「先輩…確か13年前、行方不明(ゆくえふめい)に」と言う。


13年前?

ヒロムとヨーコは、顔を見合わせました。


「あの日オレは、先輩に会いに行くつもりだった」と、リュウジは振り返ります。

あの日とは、13年前、転送研究センターが亜空間に飛ばされた日です。

「いつかもう一度、会いに行く」

そう言って、リュウジはカズヤの肩に手を置いた。

「必ず」

ポンと肩を叩(たた)いて行こうとしたリュウジですが、カズヤが心配しているのが分かると、振り返って微笑んだ。

「だいじょうぶ。これはこれで、気に入ってんだ」

「相棒もいるし」
と、モーフィンブレスを掲(かか)げて言います。


もう、リュウジったら、愛する相棒がいるからへっちゃらだなんて、ゴリサキ、照れちゃう~ (*/∇\*) キャッ

盗聴 通信を聞いているゴリサキは、うんうんと満足そうにうなずきます。

イヤン、もう、今夜何作っちゃおうかしら。それとも、お風呂で冷却? ヤダ、一緒に入っちゃおうかしら~。


その頭を、ニックがどついた。

「コラ! だから、盗み聞きするなよ!」


リュウジはヒロムとヨーコに近づくと、ふたりの肩に手を置き、言いました。

「仲間もいるしな」


リュウジと仲間


3つの笑顔が、そこにはあった。





13年前、リュウジがあの場所にいたのは、先輩に会うためだった。

ということは、先輩とやらは亜空間に。


分からないことが多い、ヴァグラス。

本当に変異したスーパーコンピューターなのだろうか?

人間の関与は、どうなっているんだろう?


さて、夢と現実の差に絶望した、カズヤ。

メサイヤに設計図を売ろうとしましたが、リュウジの言葉を思い出し、留まろうとした。

けれど、エンターにそれを奪われてしまいます。

ということは、新バスターマシンは、ヴァグラス側に?

仮に作ったとしても、敵に秘密がバレバレ?

どうなるんだろう?




新社会人の季節、誰もが夢と現実の差に戸惑うかも。

特に、先のことばかり考えると、つらかったりするし。

そんな時は、目の前の仕事をこなすのが一番。

そうすることで実力がつき、信頼が得られます。

そうしている間に、できることも増えてくる。





特命戦隊ゴーバスターズ バスターマシンCB-01 DXゴーバスターエース




ガシャポン 特命戦隊ゴーバスターズ 超変形!バスターマシン 全4種セット




特命戦隊ゴーバスターズ バスターギアシリーズ  ゴーバスターズDXなりきりセット






今週のオマケ。

ゴーバスターズのオマケ

左上:戦闘がない時は、けっこうリラックスムード。
右上:は~い、ちゅうも~く!

左中:コスプレ・エンターくん(1) 警備員
右中:コスプレ・エンターくん(2) 店員

左下:今週のメガネっ娘。来週、面白いことがありそう。
右下:ブレたら面白かった。




来週のゴーバスターズは――

来週のゴーバスターズ

第9話「Mission9 ウサダ奪還作戦!」

ウサダが誘拐された?

助け出すいい手とは?

黒いケムリ?

まさか、ウサダが…。 





4月21日、「仮面ライダー×スーパー大戦 スーパーヒーロー大戦」が公開。
 

超スピード対決、レッドバスター vs 仮面ライダーカブト。

パワー勝負? ブルーバスター vs 仮面ライダー555。

キャプテン・マーベラスが、ワルズ・ギルたち悪役に命令する?

どでかい敵メカは何だ?

フォーゼは何のコックピットに?


今こそ、全ヒーローの力を集結せよ!

「仮面ライダー×スーパー大戦 スーパーヒーロー大戦」は、土曜日に公開開始!


仮面ライダー×スーパー大戦 スーパーヒーロー大戦


 → スーパーヒーロー大戦 公式サイト




CAST-PRIX ZERO VOL.22 (グライドメディアムック69)






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   「ウサダ vs ヨーコ vs バグゾード/Mission9 ウサダ奪還作戦!」>>





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南方 城太郎

Author:南方 城太郎
生息地:関西
分類:昭和人間
生まれ:
黒電話、赤電話が主流で、冷房は扇風機、暖房は石油ストーブと炬燵という時代


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