ユング心理学の視点から見た日記。スーパー戦隊シリーズ キョウリュウジャー、トッキュウジャー、東のエデンのレビューと感想。エニアグラム、子どもが育つ魔法の言葉、話が通じない人の心理、自分に気づく心理学。ドラマやアニメから学ぶ人生観。
 
特命戦隊ゴーバスターズ、第6話「Mission6 合体! ゴーバスターオー」


<ふたりを信用する!>



激しさを増す、ヴァグラスの攻撃。

ゴーバスターズは、メカのパワーアップを考えていました。

さて、うまくいくのか?



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レッドバスターがコックピットで叫ぶ。

「コンバインオペレーション!」


了解! と、ブルーとイエローが応答。


モニターには、目の前に迫(せま)るメガゾードタイプβ(ベータ)が。

レッドは、ミサイルを浴(あ)びせる。


その間に、ブルーとイエローはパネルを操作。

「G」「B」「5」と打ち込む。


分離したGT-02とRH-03が、ゴーバスターエースを囲(かこ)みます。

これが、コンバインオペレーションか。




レッドは、攻撃を仕掛けてくる敵メガゾードに反応。

ミサイルを撃ち返します。

その隙(すき)に、合体する。

「特命合体!」


が、ブルーは「遅(おそ)い!」と叫んだ。


その通りになりました。

敵の攻撃を受け、合体は失敗に終わった。



アラームが鳴り、コックピットに電子音が響きます。

<シュミレーション終了。各パイロットのパーソナルデータを、メインフレームへ アップロードしてください>


そう、これは模擬訓練(もぎくんれん)。

3人は各自のメカに乗り込み、コンバインオペレーションの練習をしていたのです。

でも、なかなか うまくいかないみたい。


ヘルメットを脱(ぬ)いだヨーコ(小宮有紗)は、ややほてった顔で「また失敗?」と、ため息交じりに言った。


操縦(そうじゅう)かんと化しているニックも、声をかけます。

「スゴイな、ヒロム。これでピッタリ、20回目の失敗だ」


やや苦々しそうな顔で、ヒロム(鈴木勝大)は答える。

「操作はマスターしている。タイミングがつかめてないだけだ。あと何回かやれば…」


「いや…」と、リュウジ(馬場良馬)が割って入りました。

「これ以上やっても、しょうがないでしょ」


黒木司令(榊英雄)も、「リュウジの言う通りだ」と言う。

3人はいったん戻ることに。



司令室に戻った3人を前に、黒木は言いました。

「ヒロム、ゴーバスターオーへの合体は、エースがメインだ。おまえができなきゃ、話にならん」


ヒロムは、すいませんと頭を下げる。


「不思議(ふしぎ)だなあ…」と、ヨーコはもらしました。

「ヒロムの腕なら、あれぐらい簡単にできるでしょ?」


「合体だけならね」と、ヒロム。「けど、敵に攻撃されながらだし…」

そこでヒロムは提案しました。

「いったん戦闘から離脱(りだつ)して、合体してから行けば…」


「それはムリだ!」

ゴリサキの声に、ウサダたちは驚いた。

「あっ、ゴメン」と謝(あやま)ってから、ゴリサキは説明します。

「メカ担当として言わせてもらえば、ゴーバスターオーはエネトロンを大量に使うから、長く合体してられないんだ。離脱している余裕(よゆう)はない!」


黒木司令も言った。

「コンバインオペレーションは、敵前(てきぜん)で合体するための防御(ぼうぎょ)シフトだ。わずかな遅れが、命とりとなりえる」

「ヒロム、おまえのコンマ何秒かの遅れが、失敗の原因だ」



それを受け止めようとする、ヒロム。

「はい。訓練を続けます」


でも、リュウジは言いました。

「いくらやっても、ムダだと思うよ」

いつものリュウジらしくありません。

理由(りゆう)は? と問われると、「まっ、おまえが天才パイロットだからかな」と答えた。


まじめに答えているのか、それとも茶化(ちゃか)しているのか。

ヒロムはリュウジの顔を、じっと見ました。


そこに、「ちょっと待って!」と、ウサダが割って入ります。

天才と聞いては放っておけない。

「天才はヨーコなんですけど!」と主張します。


と、今度はそれをニックが制(せい)した。

「だまれ、ニンジン!」と言って、耳をつかみます。


ウサダはそれを、頭を振って払った。

「ウサダの名前は、レタスだよ!」

それと、耳を握るな! 耳を握っていいのは、ヨーコだけだ!


にしても、リュウジの真意(しんい)は何なんだろう?



ゴーバスターズの基地は、頭脳(ずのう)となる司令室を中心に、各部署(かくぶしょ)や居住区(きょじゅうく)が置かれ、バスターマシンなど各格納庫(かく かくのうこ)は万が一にそなえて、大きく分散して配置されています。


そのひとつに、敵メガゾードのタイプγ(ガンマ)が収容(しゅうよう)されていました。

森下(高橋直人)の説明では、今は頭が空っぽで、ただの入れ物の状態らしい。

もう動くことはなさそうです。

とはいえ念(ねん)のため、鎖(くさり)で拘束(こうそく)し、厳重(けんじゅう)に管理(かんり)されています。


そのタイプγに、異変が起こった。

胸のランプが光り、その光源(こうげん)が落ちてきました。

昔の大きなフロッピーディスクのようでもあり、またヴァグラスのマークのようにも見える。あるいは、コウモリのようにも見えました。

それが舞うようにして、基地内を移動して行く。

整備士(せいびし)たちのそばを通るのですが、誰も気づきません。

基地内で働く人々の背後を通過し、やがて丸まると、排気ダクトへと入っていきました。


しばらくして、トンネル内の排気口から、その物体が出てきた。

トンネルを出て、どこかへと向かいます。



エンター(陳内将)は、メサイアの前に立っていた。

といっても、メサイアは亜空間。

エンターは何らかの方法で、亜空間と通信がとれるらしい。

こちらの世界にいながら、まるで亜空間に立っているかのようにして、メサイアと会話できます。


「支配…苦しみ…絶望…!」

ノイズののった くぐもった声で、メサイアは叫んだ。

怒っているようでもあり、苦しんでいるようでもある。

メサイアはドクロのような像(ぞう)をしていて、感情と共にその像が歪(ゆが)んだり、大きくなったりします。


「お静まりを! 我がマジェスティー、メサイア」

いつものように、エンターがなだめます。

「お苦しみの原因は、分かっております」

「どうか…シルブプレ(お願いします)」


そう言って、エスケープキー(ESC)を押した。


すると、エンターは現実世界に戻りました。

どうやら、文字通りエスケープできるらしい。


ふう~と、エンターは大きく息をついた。

「マジェスティのお守りも、楽ではない」

「が、このエンターに抜かりなし」


エンターは、先ほどの物体をキャッチしました。

「これでマジェスティーの気晴らしも、ジャマ者排除(はいじょ)も、一気に♪」

例のゴーグルをかけると、エンターの目には、オレンジ色の道が見えました。

ニンマリと笑って、エンターは言う。

「う~ん♪ セボン、セシボン、トレビア~ン♪」


何をするつもりなんでしょう。



ビスケットの封(ふう)を切る、ヨーコ。

1個ちょ~らい、割れたんでいいから、ちょ~らい!

「リュウさん、ちょっと意地悪(いじわる)じゃない?」、そう声をかけた。


「ん? 何が?」と、リュウジ。

こちらは冷却剤で体を冷やしています。


ビスケットを頬張(ほおば)りながら、ヨーコは言った。

といっても、ヨーコの場合、食べるのも任務(にんむ)です。

「ヒロムがうまくできない理由、分かってるなら教えてあげればいいのに」


すかさずウサダが言います。

「これが、後輩(こうはい)イビリってやつですか?」

ケケケケケ


これにはゴリサキが、「リュウジはそんなことしない!」と反論した。

リュウジは確かに年寄りだけど、そんなことはしないぞ!


「教えたからって、どうにかなる問題じゃないの」と、リュウジは言う。

「ヒロムが自分で答えを見つけないと」

「それでもうまくいくかどうか…」



そう話すリュウジの背中を、ヨーコは見つめた。


その頃、ヒロムは、ゴーバスターエースのコックピットの中。

腕組みしながら、さきほどのシュミレーションを振り返る。

「敵の攻撃がある状況じゃ、あれで最速のタイミングだ。あれ以上、どうやって…」

改善点(かいぜんてん)が、見出せません。


すると、ニックが言った。

「リュウジには分かっているみたいだぞ」

そして、こんな昔話をしました。


――――

昔々、少年が湖に石を放り投げました。すると泡と共に、女神が出てきた。女神は言いました。「おまえが投げ入れたのは、金の石かい? それとも、銀の石かい?」。少年は答えました。「両方です」。すると、女神はウンザリした顔で言った。「おまえは欲が深いね」。少年はすぐに返しました。「何を言っているんだ、人間の本性はそんなもんさ。みんな強欲で、自分のことしか考えないロクでもない存在なんだ!」。しばらくして女神は言いました。「なるほど、そうかもしれない。じゃあ、一緒に、この金の兵器と銀の兵器で、人間どもを抹殺するかい?」。少年は「うん!」と元気に答えました。こうして人類は、無邪気な少年と女神によって…。


センターが転送される前、ヒロム(橋爪龍)はリュウジ(松岡広大)に会ったことがある。

近くの池で、幼いヒロムは石を投げて遊んでいた。

すると泡と共に女神が現れ、言いました。「誰や、石投げたんは! ドタマから血ィ出たやんけ! どないしてくれんねん! 警察呼ぶぞ!」

でも、うまくいきません。

ヒロムがしたかったのは、水切りというやつ。

平らに近い石を水面に投げて、石を何度かジャンプさせる遊びです。

でも、コツを知らないからか、ヒロムが投げた石はすぐに沈んでしまいます。


そこに、リュウジが通りかかった。

リュウジも少年ですが、ヒロムよりはお兄さんです。

石を拾うと、リュウジも水面に石を投げた。

サイドスローで、石に回転をかけます。

すると、石は小気味よく水面を何度も跳ねました。


それを見て、ヒロムは目を丸くした。

「す、すごい!」


ヒロムも石を投げますが、うまくいきません。

リュウジのはすごく跳ねるのに、ヒロムのは沈んでしまう。


――――


「おまえはまったく、リュウジには敵(かな)わなかった」と、ニックは振り返る。

って、どこで見てたんだろう? ハッ、まさか、女神さま?


「覚えてないし、子どもの遊びとは違う」と、ヒロムは言います。「事実として、パイロットの腕はオレの方が上だ」

自信でも強がりでもなく、事実としてヒロムはそう思う。


「それは間違いない」と、ニックも太鼓判(たいこばん)を押します。

「だがな、年の功(こう)ってのもある」

亀の甲より年の功(劫) [ かめのこうより としのこう ] 、年長者の経験は尊(とうと)ぶものです。

「意地張らずに、リュウジに教えてくれって頼んだ方がはやい」


しかし、ヒロムは「自分で考える」と、考えを曲げない。


思わずニックは笑いました。

「ま、そう言うと思った。OK! 訓練だ!」


バスターズ




オレンジ色の道を追い、エンターはトンネルへ。

道は、排気口へと続いています。

これは、例の物体が通った道らしい。

ということは、バスターズの基地へとつながっていることになる。


エネトロンの小型タンクをおろすと、エンターは消化器に例のチップを貼(は)りつけた。

「メタウイルス、『溶(と)かす』」

「インストール♪」



エネトロンとプログラムが注がれると、消火器はスプレーロイドに変身。

「プシュー!」と叫びながら、指から何か噴射(ふんしゃ)しました。

スプレーロイドの右腕には、エアゾールアームがついている。

そこからどんな物質をも溶かす「有害溶解液」を噴射するのです。

まずは排気口を溶かし、進入路を確保しました。



バスターズ基地に、警報が鳴り響いた。

井島地区C-107ポイントで、エネトロンの異常消費反応が。

敵メガゾードの転送反応も、確認された。

森下の報告を受けて、司令室に緊張が走りました。

メタロイドの発生ポイントが、基地の真上なのです。


さらに別の警報が鳴りました。

基地内部に侵入者があるのだという。


「ボンボンボンジュール♪ ゴーバスターズ基地のみなさん」

そう言いながら侵入しているのは、エンター。


後ろに、スプレーロイドを従えています。

「おジャマしますです!」と、頭を下げる。

マジメかっ!


モニターで、その姿を見て、バスターズは驚いた。

エンターがメタロイドと共に、基地に侵入した?

場所は、第7格納庫の通路。

ということは、γを取り戻しに来たということ?


すぐに黒木が、指令を出します。

「特命! ただちにエンターとメタロイドを、基地から排除しろ!」


ゴーバスターズの3人が出撃する。


敵メガゾードの転送完了まで、およそ14分25秒。

ニック、ゴリサキ、ウサダにも、出撃に備えるよう命令が出されました。


基地の全員に、緊急事態配備(きんきゅうじたいはいび)が発令された。

第7ブロックの職員には、退避命令(たいひめいれい)が出ます。



退避する職員たちと反対の方向に、ゴーバスターズの3人は走る。


でも、どうして、基地にヴァグラスが侵入できたのか?

ヒロムは、γに何か仕組んであったのではと疑う。

ともかく、結果的に、一番外れの倉庫を使ったのは大正解になりました。


<イッツ・モーフィン・タイム!>

3人は走りながら、モーフィンブレスにタッチして変身。

「レッツ・モーフィン!」

ゴーバスターズとなって、現場に急行だ。


エンター!

そうレッドが叫ぶと、ゆっくりと振り返り、エンターはあいさつした。

「おや、ゴーバスターズ♪ サヴァ?」


「最悪だよ」と、ブルーは返します。


イエローも、「あんたたちのせいでね!」と付け加える。


3人はトランスポッドで武器を転送。

ソウガンブレードを手にした。


対するエンターは、コンセントから、バグラーを生み出します。

「アレ、アレ、アレー!」


この「行け」という合図で、バグラーは突進してきた。


「バスターズ、レディ、ゴー!」

さあ、戦闘開始です。


エンターを追いたいレッドバスターですが、バグラーがそれを阻止(そし)する。

通路にも、たくさんのバグラーが湧(わ)いています。

大勢を効率的に倒すため、レッドはこの通路を利用した。


ブルーは関節技を絡(から)めながら、バグラーを倒す。

動けなくして、急所を斬ります。


イエローは素早い動きで敵の懐(ふところ)に入り、斬ってゆく。

ナイフ使いのように、かっ切ります。


そんな中、エンターはスプレーロイドを引き連れ、悠々(ゆうゆう)と歩いていた。


付き従えるスプレーロイドは、「勝手知ったる他人の格納庫」などと言っています。


そしてついに、第7格納庫にたどり着いた。

「オーララ」と、エンター。

目の前には、メガゾードタイプγがつながれている。

「プログラムが入っていないと、メガゾードもただの箱」

「何て悲しい姿。トリスト、トリスト、トリスト」


エンターは、基地の端末に、LANケーブルをつなぎました。

そしてノートパソコンを開く。

「では、命を吹き込んであげましょうか」


エンターキーを押すと同時に、タイプγに向かい、アームが伸びていった。

これでプログラムを注入するのか。


と、スプレーロイドも仕事をはじめました。

「こちらもまんべんなく、溶かしましょう。ご遠慮なく」

「プシュー!」


そう言って、置いてあったフォークリフトを溶かしました。


スプレーロイドに与えられているオーダーは、侵入にあたりすべての障壁(しょうへき)を溶かすこと。

既にその課題はクリアしているわけですが、まだ溶かそうとしている。


う~ん、とエンターは声を上げました。

「メタロイドが、もう少し利口であればね」

そう言って、眉(まゆ)をひそめる。


その様子は、司令室でモニターされていました。

γを動かす気かと、緊張が走る。

いくら頑丈(がんじょう)な基地でも、中から破壊されたら、ひとたまりもありません。

そして、敵メガゾードの転送完了まで、10分を切った。


決断を迫られた黒木司令は、「場合によっては、第7格納庫を爆破する」と。

最終手段として準備だけは進めると、戦っている3人にも伝えられます。

ただ、「その前に終わらせろ」と命令。


バグラーを倒したバスターズの3人は、第7格納庫へと急ぐ。

彼らが通ると、爆破準備のため、隔壁がどんどん閉じられていきました。


はたして、時間までにエンターを排除できるか?


ゴーバスターズ





うまくいかないコンバインオペレーション。

リュウジはその理由を知っているようですが、教えようとはしません。

ヒロム自身に気づいてほしいのだという。

何事もこなすヒロムですが、どこかに見逃している点があるということなのだろうか?


リュウジは、ヒロムが天才パイロットだからだと言った。

ということは、完璧すぎて何かが欠けている?


そんな中で侵入者が出ました。

敵に奪われたメカを使い侵入するとは、エンター、あなどれません。


この危機に、バスターズはどう動く?





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特命戦隊ゴーバスターズ ひみつ百科



 


第7倉庫に、ゴーバスターズが到着しました。

「エンター! 今すぐここから出て行ってもらう!」


が、スプレーロイドが攻撃を開始。

「イヤです!」

そう言って、何でも溶かす液体を噴射してきた。


とっさに避ける、ゴーバスターズ。


その隙に、エンターはタイプγを起動する。

「アン、ドゥ、トロワ♪」

エンターキーを押しました。


タイプγの青いモノアイが光った。

モーターが駆動(くどう)する音がしたかと思うと、タイプγは鎖(くさり)を引きちぎりました。


さらに、通路に向かってミサイルを発射。

ミサイルは通路を駆け抜け、基地の奥へと向かってゆく。

幸い、隔壁を閉めていたため、大事には至(いた)りませんでした。


しかし、この状況が続けば危ない。

黒木司令は、No.1以外の隔壁を閉じさせました。

No.1隔壁だけは、ゴーバスターズが離脱するまで開けておく。


敵メガゾードの転送完了まで、あと5分。


格納庫では、スプレーロイドとの戦闘に入っていました。

中からは、タイプγ。外からは、スプレーゾード。このままでは基地がメチャクチャにされてしまう。

急いで倒さねばなりません。


「止める!」

レッドバスターはソウガンブレードを手に、エンターに斬りかかった。


ノートパソコンを手にしているエンターは、それを片手で軽々と防ぎます。

この男、底が見えない。

格闘しているにも関わらず、ノートパソコンの画面を見ています。

そして、ニヤリと笑った。

おや、おもしろいサイトがありますね♪

「おや、おもしろい仕掛けがありますね♪」

画面を見ながら、片手で難なくレッドの剣を防いでいる。

さらに、腹を蹴って、吹き飛ばしました。


エンターは、パスワードを瞬時(しゅんじ)に解読(かいどく)し、ロックを解除した。

起動したのは、第7格納庫自爆プログラム。


基地中で警報が鳴り、第7格納庫の自動プログラムが起動したことが告げられる。


「森下! まだ命令してないぞ!」

黒木が叫んだ。


しかし、森下は何もしていません。

エンターの仕業(しわざ)です。


自爆プログラムの起動に伴(ともな)い、第1隔壁の閉鎖がはじまりました。

ここをふさがれると、ゴーバスターズが避難できなくなる。


それに気づいた、ゴーバスターズ。

退避するため、隔壁へと急ぎます。


「ノン、ノン、ノン!」

それをエンターが阻止(そし)しようとする。

触手(しょくしゅ)を伸ばし、3人を捕縛(ほばく)しました。

「あなた方をつぶさなければ、マジェスティのお気が晴れません」

床に転がる3人をしり目に、エンターは触手をスプレーロイドに渡す。

「どうかご協力を、シルブプレ♪」

おかませを、とスプレーロイドが答えると、「あなたと彼に期待します」と、タイプγを見上げた。

「では、アデュー♪」

エンターは余裕を持ちつつ、格納庫から出て行きました。


触手にからまれ、床に転がる、ゴーバスターズ。

おい、おまえも死ぬぞ! そうレッドバスターが声をかけるも、スプレーロイドは「ご一緒に。ふふふふふ」と笑うだけだった。

ちょっと抜けてはいますが、命令には忠実(ちゅうじつ)です。

というか、命令に忠実すぎて、結果、抜けている。


司令室では、森下がプログラムの強制終了を試みますが、コマンドを受けつけなくなっている。

脱出させるため格納庫の搬入口(はんにゅうぐち)を使おうとしますが、こちらもロックが解除できない。

エンターは、ハッカーとしてかなり優秀なようだ。


「システムがダメなら、切り離して手動で」


レッドがそう言うと同時に、ブルーは力を込め、触手を引きちぎった。

さすが超パワーの持ち主。

ゴリサキが惚(ほ)れるだけのことはある

ブルーバスターはレッドの触手を引きちぎると、何を思ったかベルトを持ち、思い切り投げ捨てました。


レッドバスターが飛ばされたのは、第1隔壁。

閉まりかけている中をすり抜けるように、レッドは飛んで行った。

通路に投げ出されます。

「うわっ! リュウジさん?」

隔壁は完全に閉まり、ブルーたちは見えなくなった。


あわててレッドは、モーフィンブレスのコールモードで連絡を取る。

「リュウジさん、何考えてるんですか! まだ手があったのに!」


ちょっと投げたかっただけ!

「これがその手だ」と、ブルーの声がする。

「エースで外からこじ開けろ!」

「いいか、おまえだけ助けようという犠牲精神(ぎせいせいしん)はない」
と、ブルーは言う。

もちろん、ふたりっきりで残りたいという下心もない。ゴリサキが怒るからな。

「おまえなら、オレたちを助けられるってこと」

そう通信している間にも、スプレーロイドが攻撃してくる。

何とか避けると、壁の表面が溶けました。

「なる早(はや)でヨロシク!」と言って、ブルーは通信を終えた。


リュウジさん、リュウジさん! 若ぶって言葉を短くしても、かえってジジくさいですよ!

「了解(りょうかい)!」

手動で非常口のロックを解除し、レッドはゴーバスターエースの格納庫へと急ぐ。


爆発まで、あと180秒。



緊急発進する、ゴーバスターエース。

そのコックピットで、レッドはつぶやいた。

「オレなら助けられる…か…」


「ずいぶん信用してくれたもんだ」と、ニックも言います。


それに、ヒロムはこう答えた。

「事実だからな、オレならできる!」


苦笑いするように、ニックは言います。

「おまえはそういうとこが、かわいくない」


ビルの間を駆け抜け現場に急ぐ、ゴーバスターエース。


その中で、ヒロムは言った。

「ただ、リュウジさんは、一瞬でそれを決めた」

「何の迷いもなく、オレを使うって」


ああ、迷ってたらタイミングを逃してたとこだ、ニックの言葉を受け、ヒロムは続ける。

「オレは逃したんだ。別の方法を考えてた」

「オレがシュミレーションで失敗してた理由…」



ゴーバスターエースが、ブレードを第7格納庫のハッチに突き刺す。

それとほぼ同時に、敵メガゾードの転送が完了しました。

運の悪いことに、真後ろにスプレーゾードが降下してきた。

いきなり、背中を攻撃されます。

救助作業を邪魔される。


コックピットで、レッドは悟(さと)った。

「誰かを使うとか、任せるとか、そういう発想がオレにはできない」


「しかたない」と、ニックは言います。

「ずっとひとりで訓練してきたせいだ」


「つまり、オレは…」とヒロム。


格納庫内では、ブルー&イエロー 対 スプレーロイドの戦いが続く。

ブルーは床に落ちていた触手を拾うと、敵の懐に飛び込んだ。

触手で攻撃を防ぐとともに、それを相手の右腕に巻き付けます。

そうやって敵の武器を封(ふう)じると共に、超パワーで壁に押しつけた。


そこをイエローがイチガンバスターで狙う。

シュート!

スプレー缶を破壊され、スプレーロイドは床に転がりました。

これでもう、あの厄介(やっかい)な武器は使えません。


ナイスコンビネーション!


ロボット戦では、敵がスプレー攻撃を仕掛けてきた。

溶解液の噴射で、ゴーバスターエースは左腕を損傷(そんしょう)。

右脚にも損傷を受け、ブレードが半分溶かされた。


「まずい!」と、ニックは声を上げます。


「まだ行ける!」と、ヒロム。

ブレードを投げ捨てると、エースを敵に突進させる。


ブルーとイエローは、仕上げに入ります。

ソウガンブレードを変形させ、イチガンバスターに装着。

これがイチガンバスタースペシャルモード。


<イッツ・タイム・フォー・スペシャルバスター!>


狙(ねら)いを定める、ブルーとイエロー。

立ち上がってきたスプレーロイドに向かい、発射!

すさまじいエネルギーが2つ、敵を貫通(かんつう)しました。

威力(いりょく)が違う!


「プシュ、プシュ、プシュ…プシュー!」

穴をあけられたスプレー缶のように、スプレーロイドは倒れ、爆発した。


「削除完了!」


イチガンバスタースペシャルモード


しかし、倉庫には、タイプγがいる。

タイプγにミサイルを発射され、ブルーとイエローは炎に包まれます。


急いで、GT-02とRH-03が、地上から駆けつける。

「ヒロム、ニック、援護(えんご)するから、はやく!」

ウサダも、あせります。


爆破まで、あと30秒を切った。

カウントダウンは進んでいく。

スプレーゾードに邪魔され、ハッチを開けることができません。

このままでは、格納庫ごと、ふたりは爆発してしまう。


殴(なぐ)り合う、ゴーバスターエースとスプレーゾード。

近距離で、敵が溶解スプレーを発射した。

その腕を、ゴーバスターエースがつかみます。

「はぁっ!」


カウントダウンは、残り10秒に突入。

黒木司令は、モニターを睨(にら)みつける。

森下もミホ(西平風香)も、息を飲みます。


ゴーバスターエースが、敵のスプレーをハッチに向けた。

すると、溶解液で、溶けだしました。


!!

光が差し込むのに気づく、ブルーとイエロー。

すかさず、ジャンプします。


その時、カウントダウンがゼロを告げた。

大爆発を起こす、第7倉庫。

ふたりの背後に、爆風が迫ります。


吹き飛ばされたふたりですが、GT-02ゴリラとRH-03ラビットが、それぞれ回収(かいしゅう)に成功。

ふたりとも、無事です。

そのまま戦闘に参加する。


ホッと息をつく、レッド。

そして、オペレーターのふたり。

黒木はモニターを睨みながらも、小さくうなづいた。


GT-02を操縦しながら、ブルーが礼を言いました。

「サンキュー! もうちょっと、なる早がよかったけど」


RH-03のレバーを握るイエローは、「死ぬかと思った…」と もらした。


ということで、ふたりも戦闘開始。

ゴーバスターエースを援護します。


が、敵にも援護が加わる。

倉庫は爆破されましたが、タイプγは無事だったらしい。

どれだけ頑丈なんだか。


スプレーゾードのスプレー、タイプγのミサイル、両方を受けて、ゴーバスターエースが爆炎に包まれます。


ブルーが確認する。

「ヒロム! エースのエネトロン残量は?」


「50パーセント」と、ヒロム。

「ゴーバスターオーで一気に片づければ、何とか」


「やる気? ぶっつけ本番で?」

イエローは驚く。


「できる!」

ヒロムは確信をにじませて答えました。

「もう絶対に、タイミングを外さない!」


その言葉に、ブルーも確信した。

「なるほど、答えを見つけたってわけね」


レッドが叫ぶ。

「行きます! コンバインオペレーション!」


「了解!」

ブルーとイエローも答えた。


まずは、ゴーバスターエースが両肩からミサイルを発射。

敵をけん制する。

ブルーとイエローはコードを入力。

「GB5」

RH-03ラビットが分離した。

GT-02も分離し、それに続く。


コックピットの中で、ヒロムは思う。

「オレはふたりのガードに、完全に任せられてなかった」

「敵から視線をそらせることができず、自分で何とかしようって意識が、タイミングを遅らせてたんだ」



異変に気づき、敵メガゾードが攻撃を仕掛けます。

でも、レッドは動かなかった。

合体途中のGT-02とRH-03は、同時にエースを取り巻くようにして、エネトロンのバリアを張ってくれている。それを信じて動かず、自分はタイミングだけに集中していればいい。


敵の攻撃は、バリアに跳ね返されました。


心の中で、ヒロムは叫んだ。

「ふたりを信用する!」

「オレを信じて、任せてくれたみたいに!」



パネルにキー入力、「GB5」。

今度は声に出して叫んだ。

「特命合体!」


レッドの声と共に、ゴーバスターエースも変形を開始。

足にGT-02、腕にRH-03と、合体してゆく。


タイミングは完璧だ。

黒木は森下に命じ、エースのブレードを転送させた。


メカ内を移動し、3つのコックピットが並ぶ。

完成、ゴーバスターオー!

レディ、ゴー!


敵の攻撃は、左腕のバリアで防いだ。

ラビットの耳の間でシールドが発生している。

緑色だということは、これもエネトロンか。


イエローは、エネトロンをインターロックさせます。

ブレードに、エネルギーが集中する。

ブルーは出力をアップさせ、それをフォロー。

あっという間に50パーセントを超え、60、70、80パーセントと上昇してゆく。

そして、エネルギー100パーセント。

今だ、必殺の時!

脚部から、光線が発射された。

敵に当たると、エネルギーが球形を形成。

閉じ込めました。

レッドがモーフィンブレスにタッチする。

「ディメンションクラッシュ!」


<イッツ・タイム・フォー・バスター!>


ブーストバスターソードが、エネトロンの緑色に光る。

振り下ろすと、敵は弾けるように、破壊された。

何たるスピード、パワー、瞬発力。

3つの力が1つになることで、格段に強くなっています。

これがコンバインオペレーションか!


敵はなす術(すべ)もなく、爆発しました。


「シャットダウン、完了!」


ゴーバスターオー

スプレーロイドとスプレーゾード


司令室のオペレーターふたりにも、自然と笑みが浮かびました。

黒木司令は、小さく息をついた。



コックピットでヘルメットを脱ぐ、ヒロム。

こちらは疲労困憊(ひろうこんぱい)で、大きく息を吐き出しました。


リュウジもヘルメットを脱ぎ、モニター越しに声をかけた。

「昔と同じだな。一度負けたら、勝つまで止めない」


「やっぱり、リュウジは覚えてたか」と、ニックも言う。


――――


あの思い出には、続きがあったのです。

できるまで、何度も、何度も、ヒロムは石を投げ続けた。

すると女神が怒って――いや、もう、それはいい。

そしてやがて、コツを覚えたヒロムの石は、二度三度と、水面を跳ねた。

ニッコリと笑い、ヒロム少年はリュウジを見上げました。

ちょっと呆(あき)れたように、また、ちょっと感心したように、リュウジも笑顔を返した。


――――


「負けず嫌いってこと?」と、ヨーコも会話に参加します。


「別にムキになってないし」と、ヒロムはムキになって言った。

「だいたい、年の功ってやつで、負けたわけじゃない」


モニターの向こうで、ヨーコは笑いました。

「やっぱ、すごい負けず嫌いじゃん」


リュウジも笑っています。


ヒロムは、バツが悪そう。


負けず嫌い


あの日、何度も跳ねた石が思い出される。

そういえば、あの後、こんなことがあった。知らないお兄さんに話しかけられたと言ったら、ちょっとした騒ぎになったんだ。それも今では、いい思い出。





オペレーション失敗の原因は、完璧さにありました。

何でも自分でやろうとして、タイミングを逃していた。

多くのことができて、しかも、ひとりで訓練を積んできたヒロムには、誰かに任せるということができない。


でも、今は、チームです。

しかも、敵は強い。

各自必要なことをこなすと共に、仲間に任せた方が効率的で、効果的。

今の力を倍加させるには、それが不可欠でした。


リュウジはそれを、ヒロムに気づいてほしかった。

そしてヒロムは、ピンチの中で、それに気づいた。

一緒に戦う仲間の背中を見て。


どんなにできる人でも、1人には限界が。

できることを誰かに任せた方が、いろんなことができます。

社会をよく観察すると、そういう風になっている。


ヒロムはまた、成長しました。


にしても、戦闘後に汗を表現しているあたり、芸が細かい。

ナイス!





特命戦隊ゴーバスターズ バスターマシンCB-01 DXゴーバスターエース




ガシャポン 特命戦隊ゴーバスターズ 超変形!バスターマシン 全4種セット




特命戦隊ゴーバスターズ バスターギアシリーズ  ゴーバスターズDXなりきりセット






今週のオマケ。

ゴーバスターズのオマケ

左上:にらむ。
右上:食べる。

左中:タイプγから飛来したのは?
右中:触手攻撃。

左下:今週のメガネっ娘。
右下:かわいい子だなあ…。




来週のゴーバスターズは――

来週のゴーバスターズ

第7話「Mission7 エース整備不良?!」

ついに基地で働く人にスポットライトが当たります。

待ってました!

って、エースが壊れた?

ヒロムは怒ってますが、だいじょうぶ? 





HYPER HOBBY (ハイパーホビー) 2012年 05月号 [雑誌]






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生息地:関西
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黒電話、赤電話が主流で、冷房は扇風機、暖房は石油ストーブと炬燵という時代


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