ユング心理学の視点から見た日記。スーパー戦隊シリーズ キョウリュウジャー、トッキュウジャー、東のエデンのレビューと感想。エニアグラム、子どもが育つ魔法の言葉、話が通じない人の心理、自分に気づく心理学。ドラマやアニメから学ぶ人生観。
 
特命戦隊ゴーバスターズ、第5話「Mission5 キケンな熱暴走!」


<きっとまた、カッコ悪いとこ見せると思うけど、それもオレだからさ>



ヒロムのフリーズ、ヨーコの充電切れ。

それぞれウィークポイントを持つ、ゴーバスターズの3人。

リュウジのものは、まだ出てないようですが…



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「これ、修理(しゅうり)して使うの?」

回収されたメガゾードγ(ガンマ)を見上げ、ヨーコ(小宮有紗)が聞きました。


「まさか。ヴァグラスの情報が入ってないか調べるの」と、リュウジ(馬場良馬)は答える。


「また動き出す危険はないんですかね?」

ヒロム(鈴木勝大)はそう聞きました。


その心配はないと、司令室で森下トオル(高橋直人)が説明してくれました。

現状(げんじょう)は人間で言うなら、脳みそが空っぽの状態。ただの人形にすぎない。

ヴァグラスのメガゾードは、この空っぽの人形である「素体(そたい)」が元になっているらしい。

現在確認できているのは3種類で、便宜上(べんぎじょう)、α、β、γと名付けられた。


メガゾードの素体


γの人形を手にし、チダ・ニックは言いました。

「こいつは、そうとう強いぜ。オレたちも危なかった」


これに、ウサダ・レタスが反論します。

「ニックたちがそうだったからって、ウサダたちもそうとは限らないよ」


あっはっは! と笑ったニックですが、「冗談はこの耳だけにしとけ!」と、ウサダの耳を強く握りました。

こっ、こら、やめろ! ウサダのレバーを握っていいのは、ヨーコだけなんだぞ! ひゃめれ~!


そんなふたりを、「ケンカはダメだよ~」とゴリサキが止めようとします。

わたしのためにケンカするのはよして~!


バディロイドたちのことはよそに、タイプγの人形を手にとり、ヒロムは言った。

「確かに、これをシャットダウンするのは簡単じゃない」


それを聞いたヨーコは、意外そうな顔をします。

「あれ? めずらしく弱気だね」


「戦って分かったただの事実」と、ヒロムはそっけなく答える。


「そんなことない」

ヨーコは首を振りました。

「あれだよ、『事実は小説より奇なり』」


後ろで、仲村ミホ(西平風香)がズッコケた。


「使い方、違うと思うけど」と、ヒロム。


リュウジは、「まあ、言いたいことは分かる」とフォローしました。



[事実は小説より奇なり]

世の中の実際の出来事は人が作った小説よりもかえって不思議である、ということ。




そんな中、黒木(榊英雄)司令官より、特命が伝えられました。

エネトロンタンクを破壊された西澤(にしざわ)地区に、エネルギー管理局からエネトロンを援助(えんじょ)する。ケーブル復旧(ふっきゅう)までの援助(えんじょ)用として、1500トロン。かなりの量です。

ヴァグラスが狙(ねら)ってくる可能性があるため、バスターズで、タンクローリー「カーゴ108」を警護(けいご)します。



先頭にニックのバイク形態にまたがった、ヒロム。続いて、エネトロンを積んだカーゴ108。その後ろを、リュウジとヨーコが乗った車が走る。


その様子を、エンター(陳内将)が見ていました。

「なんと、なんと、なんと。わたしのために、あんなにエネトロンを用意していただけるとは♪ セボン、セシボン、トレビア~ン♪」

エンターは不法投棄(ふほうとうき)されていた自転車に、例のチップを取り付けました。

「メタウイルス『走る』、インストール」


こうして、タイヤロイドが生まれた。


中宇(なかう)地区-W024ポイントで、エネトロンの異常消費反応がキャッチされました。

敵メガゾードの転送反応も確認される。今回は、タイプα。



司令室から連絡を受けた直後、ヒロムたちはメタロイドの襲撃(しゅうげき)を受けた。


「止まれ~! オレは止まらないが、止まれ~!」

青いボディーのメタロイド、タイヤロイドが物凄い(ものすごい)スピードで走って来ます。


「ヘンなの来た!」

ヨーコは車から身を乗り出し、イチガンバスターを発射。


その一撃を受けて、タイヤロイドはひっくり返りました。

あっけなさすぎ。

でも、すぐに起き上ると、「チャリチャリ~ン、チャチャチャチャ!」、そう声を出しながら、再び猛ダッシュ。

商店街のオッチャンオバチャンみたい


「しつこい!」

再び射撃するヨーコですが、今度は敵に避(よ)けられた。


メタロイドはリュウジとヨーコが引き受けることにし、カーゴとヒロムを先に行かせます。

タイヤロイドはカーゴに追いつこうとしましたが、リュウジがハンドルを切って車を体当たりさせる。

横に吹き飛んだタイヤロイドですが、同時に何かを発射。

それがカーゴの後輪に命中しました。


<イッツ・モーフィンタイム!>

電子音がしたかと思うと、車からブルーバスターとイエローバスターが降りてきた。


「バスターズ、レディ、ゴー!」

合図と共に、ふたりはダッシュ。

タイヤロイドに立ち向かう。



ミホから転送完了時間が知らされます。

それを確認したヒロムは、「よし、これなら敵メガゾードが転送される前に、西澤地区に着ける」と。


が、急にカーゴが暴走しだした。

先導していたヒロムを追い越し、猛スピードで走って行く。

カーゴ108はコントロール不能(ふのう)に陥(おちい)ったらしい。

ハンドルもブレーキも、効(き)かない。


「もしかしたら、さっきのメタロイドが何か…」

ヒロムはトランスポッドで、イチガンバスターを転送。

カメラモードで、ファインダーを覗(のぞ)きます。

すると、後輪に異常があるのが分かった。


これは、タイヤロイドのスポーク型ビーム。

これを撃ち込まれた乗り物は、暴走状態に陥るのだ。


「レッツ・モーフィン!」

ヒロムはレッドバスターに変身し、ニックと共にカーゴを追いかける。



タイヤロイド vs ブルーバスター&イエローバスター。

長年訓練(くんれん)を積んできた成果(せいか)か、華麗(かれい)な連携(れんけい)攻撃がタイヤロイドに決まった。

これで一気に決めるか。


しかしそこに、多数のバグラーが現れます。

まずはこちらを倒さなければならない。

見事な組み手でバグラーを倒す、ブルーとイエロー。

囲(かこ)まれたイエローですが、横にダッシュ。

壁をキックするようにして空中で後方回転、バグラーの背後を取ると、パンチの連打を叩(たた)き込んだ。


効率的に1体1体倒していく、ブルーバスター。

そこに銃撃が浴(あ)びせられました。

タイヤロイドだ。

横に飛んで避けたブルーですが、左脚に何発か被弾(ひだん)しました。


「オレが轢(ひ)きつぶしてやる! チャリ~ン!」

タイヤロイドの突進を受けて、ブルーは吹き飛ばされました。


「リュウさん!」

助けに入りたいイエローですが、バグラーが邪魔で助けに行けない。


ブルーに銃弾を浴びせる、タイヤロイド。

横に回転し、ブルーは何とか避けます。


「避けるな! う~ん、チャリ~ン!」

地団駄(じたんだ)を踏む、タイヤロイド。

「ババババババ、ド~ン!」

今度は、体当たりを喰(く)らわせた。

「ババババババ、ド~ン!」

さらに、もう一発。

ブルーは地面に転ばされました。

そのブルーを、タイヤロイドは踏みつける。

「あきらめろ、オレを止めるのはムリだ!」

「チャリ、チャリ~ン!」



「何とか止めないと」

立ち上がろうとする、ブルーバスター。


「ムリだ! ムリだ!」

そこに、タイヤロイドが突進してくる。

「ムリだ! ムリだ! ムリだ!」


「ハァ~ッ!」

ブルーが力を込めると、二の腕がパンプアップ(ポンプアップ)された。


ブルーバスターは怪力で、タイヤロイドの突進を止めました。


「やるな」と、タイヤロイド。

「だがオレは、止まらな~い!」

さらに力を入れます。


それに対抗し、懸命(けんめい)に力を入れるブルーバスター。

敵を止めたのはいいのですが、体から蒸気(じょうき)のようなものが噴(ふ)き出している。


司令室で見ているゴリサキが、声を上げました。

「まずいぞ、リュウジ! 体温上昇が限界だ! 1回冷やせ!」


「分かってるけど、そんな余裕(よゆう)が…」

ブルーは敵を止めるのに精一杯(せいいっぱい)です。


「止まらないったら、止まらない!」

タイヤロイドは手をゆるめない。

それどころか、いっそうの力を込めてきます。


拮抗(きっこう)する、力と力。

立ち上っていた蒸気が、さらに高温になっているのが分かる。

背後の像(ぞう)が、ゆがむくらいです。


「うわぁぁぁぁぁ~!」

ゴリサキが顔を回しながら、声を上げる。

そうとうヤバそうだ。

「ダメだ! 熱暴走だ! リュウジが熱暴走を!」


体を入れ替え、ブルーバスターがさらに力を込めた。

すると、タイヤロイドの腕のタイヤが、砕(くだ)けました。


「ヒィ、ギャーッ、痛~い!」

思わず後方に下がる、タイヤロイド。

「手が…手が…! 何じゃこりゃあ~!」

天を仰(あお)ぎます。


「悪ぃな、力、入れすぎちまった。フッ」

ブルーバスターの様子が、いつもと違う。

「さ~て、今度はこっちの番だぜ」

タイヤロイドの顔を覗(のぞ)き込むと、パンチ!


待って! そう言って引き下がるタイヤロイドを追いかけ、パンチにキックの連打。

もう、止まりません。

戦うというより、なぶっている。

ちょっと待って! とタイヤロイドが言っても、「待てねえな!」と手をゆるめません。


腕をとって持ち上げると、そのままコンクリートにボディスラム。

キックで転がすと、イチガンバスターを連射した。

それも当てる気はなく、わざと外している。


「やめて~!」

タイヤロイドは、悲鳴を上げました。


「フッフッフッフッ」と、ブルーは愉快(ゆかい)そうに笑っている。


あまりの光景に、イエローも立ち尽(つ)くしています。

「まさか、あれがリュウさんのウィークポイント?」


熱暴走ブルーバスター




こちらも暴走する、カーゴ108。


それに並走(へいそう)し、レッドバスターが伝えました。

「タイヤ撃ちます。備えて!」


いったん前に出ると、ブレーキング。

横を走るカーゴに向かい、イチガンバスターをかまえる。

「ハッ!」

後輪に向け、イチガンバスター発射。


エネトロンタンクを積んだカーゴ108はコントロールを取り戻し、何とか停車できました。



タイヤロイドをもてあそぶ、ブルーバスター。

イチガンバスターを連射します。

といっても、当てる気はなし。

相手がおびえるのを楽しんでいる。


「せめてパンクの修理(しゅうり)だけでも…」


そう懇願(こんがん)するタイヤロイドに、「知らねえな」と吐(は)き捨てた。


イエローはモーフィンブレスで、ゴリサキとコンタクトを取りました。

やはりこれは熱暴走らしい。

ゴリサキは、こう言う。

「一度なるだけでも、体にかなりの負担(ふたん)が…」

そして、すぐに止めるというイエローを制止(せいし)しました。

「危険すぎる! 暴走すると、敵も味方も関係なくなって、誰にも止められないんだ」

「限界までいって、倒れるのを待つしか…」



ブルーは馬乗りになって、タイヤロイドをタコ殴(なぐ)りに。

さらに、踏みつけている。


「だいじょうぶ。わたしたち、何年一緒にいると思う?」

「とめるよ!」


ゴリサキやウサダが止めるのも聞かず、イエローはブルーの元へ。

「リュウさん、落ち着いて! 体、冷やさないと!」

ブルーを後ろから羽交い絞め(はがいじめ)にしました。


「うるせえ、ジャマだ!」

それをブルーは、投げ飛ばした。


タイヤロイドを追いかけ、腹にひざ蹴りを打ち込む、ブルーバスター。

敵がもだえ苦しむと、持ち上げて、空中に投げました。

「地獄へ落ちろ!」

ソウガンブレードを手にしたブルーは、それをタイヤロイドに突き刺した。


「チャッ…チャリ~ン…」

そうつぶやいて、タイヤロイドは爆発しました。


敵を倒したと同時に変身を解(と)いた、リュウジ。

でも、やはり、いつもと様子が違う。


「だいじょうぶ? はやく手当(てあて)しないと…」


そう言って駆け寄ったヨーコの胸ぐらをつかみ、リュウジは壁に押し当てた。


そんなリュウジの目をじっと見て、ヨーコは言います。

「リュウさん? わたし、ヨーコだよ。分かるでしょ?」


しかし、リュウジは、凶悪(きょうあく)そうな笑みを浮かべただけでした。

「気安く呼ぶな」

拳(こぶし)を握(にぎ)って、叩き込む。


「リュウジ!」

秘密通路(ひみつつうろ)から、ゴリサキが駆けつけました。

「リュウジ、そろそろ限界のはず」

まるで、ほっかむりのように、風呂敷に包んだ荷物を持っています。


リュウジのパンチは、ヨーコの顔のすぐ横、壁にめり込んでいました。

その腕を引き抜くと、リュウジはヨーコの眼前に顔を近づけ、言った。

「まとわりつかれんのは、好きじゃねえな」

声にノイズのようなものがのっています。


そしてそのまま、リュウジは後方に倒れた。

ちょうど、ゴリサキが到着したところでした。


「リュウジ! リュウジ!」

わたしのリュウジ!

ゴリサキは、風呂敷で運んで来た氷を、リュウジにかけました。


ジュ~という音がして、あっという間に蒸気になってゆく。

そうとう熱せられていたようです。


壁に張りついていたヨーコですが、力なくヒザから崩れ落ちた。

そうとうショックを受けている様子。


「あっ、ヨーコ、だいじょうぶか?」

ゴリサキが気遣(きづか)います。


でも、ヨーコは放心状態。

「リュウさんが…わたしを…なんで…」


ゴリサキは説明します。

「暴走中は、リュウジだけどリュウジじゃないんだ」

「力の酔(よ)っぱらいというか、何というか…」

「本当にヨーコを傷つけようとしたわけじゃ…」



ヨーコは泣き出してしまった。

まるで子どものように、大泣きする。

ゴリサキは、あわててしまいました。


と、そこにモーフィンブレスの着信音が。

黒木司令からでした。

「ヨーコ、急いでヒロムと合流しろ」

敵メガゾードの転送完了まで、あと6分だという。


今はムリそう、そう言おうとしたゴリサキですが、ヨーコは「了解」と返事。

ヒロムの元へと向かいます。


こんなんで、だいじょうぶなんだろうか?

ゴリサキも、「ヨーコ、心配だなあ」と。

「これはショックだよなあ…」


目の前のリュウジは、まるで酔っ払うかのように眠っていました。


リュウジの熱暴走





リュウジが熱暴走を起こした。

どうなるのかと思ったら、人格まで変わっちゃいました。

いつもはいいお兄さんといった感じなのですが、まるで悪役みたい。

徹底的に相手をいたぶり、もてあそびます。


そのおかげで敵を倒せたわけですが、その矛先が、今度はヨーコに向いた。

幸い、ケガすることなく、リュウジは暴走終了。

でも、ヨーコはそうとうショックを受けたみたい。


たいへんなことになりました。

リュウジは当分動けそうにないし、ヨーコも立ち直るまで時間がかかりそう。

敵メガゾードの転送完了が迫る中、だいじょうぶだろうか?





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タイヤ交換する、カーゴ108。

リュウジが熱暴走したと、ヒロムも報告を受けます。

しばらくリュウジは合流できないため、ヨーコとふたりでエネトロンを守らねばなりません。


ウサダは、ヒロムにたのみました。

「ヨーコが、リュウジの暴走でショック受けてるんだ。フォローしてやって!」

何だかんだいってヨーコ思いな、ウサダ。


でも、ニックは言いました。

「おいおい、ヒロムにそんなこと、できると思うのか?」


これを受けたウサダは、「うっ…思ってないけど、とにかく、ヨロシク!」と、通信を切った。


「ショック受けるって、そんなにすごいのか?」と、ヒロムは言う。


「ゴリサキの話だと、テレビの悪役みたいになって、その後、グダグダになるらしい」と、ニック。

その程度かと言うヒロムに、さらに言います。

「ああ、もう、ヨーコは女の子だぞ!」

「ここ、大事な!」

「それに、小さいころから一緒で、本当の兄貴(あにき)みたいなもんだろうし…」


兄貴だぞ、超兄貴じゃないぞ

「なのに、見たことなかったんだなあ。熱暴走…」


ヒロムは、何か想うところがあるような顔をした。

そうしていると、カーブミラーにヨーコの姿が。


ヨーコの方に行こうとするヒロムの肩(かた)を、ニックがつかみました。

「ヒロム、おまえは何も言わないのがフォローだ!」と、クギを刺します。


「わかった!」と、ヒロム。


「何が分かったの?」

ヨーコが声をかけました。


何事もなかったかのように振り向いたヒロムとニックですが、ビックリした。

ん? と、思わず身を乗り出す。

顔が、真っ黒です。

汚れた部分を、さらに引き伸ばしたようになっている。


何よ? そう言うヨーコにニックは近づき、サイドミラーを差し出しました。

あっ!

あわててヨーコは後ろを向き、顔をふく。


「泣いたんだ」と、ヒロムは声をかけた。

ニックのアドバイスが台無しです。

ミスター・ストレート。

思ったことを口にしてしまう。


ヨーコは、「ぜんぜん」と返事をした。

でも、声にも泣いたあとが。


ニックがやめろとジェスチャーしますが、かまわずにヒロムは続ける。

「ウィークポイントは、オレたち全員にあるものだろう?」


「分かってるよ!」と、ヨーコは強い口調でさえぎった。

そして、泣き声に。

「ただ、リュウさんが…あんな…わたしのことまで…」

「あんなのぜんぜん、リュウさんじゃない」



「あっ、自分の理想と違うのが、ショックだったのか」

あっさり言い放つ、ヒロム。


もはやフォロー不可能。ニックは言葉にならない声を上げました。


「そんなんじゃ!」

反論しようと振り向いたヨーコですが、ヒロムは頭を抱えてうずくまっていた。


どうも、ニックが強烈なツッコミを入れたらしい。

ナイス、ニック。

何とかヨーコをなだめようとします。


その時、モーフィンブレスが鳴りました。

敵メガゾードの転送が、完了したらしい。


黒木司令は、CB-01とRH-03の発進を命令。


「ラジャー、ラビット!」

メカニックのサポートを受けて、ウサダを搭載(とうさい)したRH-03がまず発進。

続いて、自動運転でCB-01スーパーカー形態が発進した。


敵メガゾードの位置は、ヒロムたちのいる地点から北西に3キロ。

エネトロンを狙い、進行中だという。


ちょうど、カーゴのタイヤ交換が終わりました。

すぐに移動しないと。

カーゴの護衛(ごえい)をヨーコに任(まか)せ、ヒロムはメガゾードとの戦いに向かいます。

が、何を思ったか、引き返してきた。


ヨーコの前に立ったヒロムはポケットをまさぐり、ハンカチを差し出しました。

「ああ、しわくちゃだけど、汚くないから」

確かに、しわくちゃだった。


それを受け取る、ヨーコ。

「…ありがとう」


あらためてヒロムは、戦いに向かいます。

それをニックが、迎(むか)えた。

「グッジョブ! ヒロム、やればできるじゃん!」


ちょうどその時、RH-03が到着しました。

「ヨーコ、だいじょうぶ? 乗って!」


ヨーコはヒロムのハンカチで顔を拭(ふ)いてから、変身。

RH-03に乗り込んだ。


ヒロムも変身して、ニックと共に、敵メガゾードへ向かう。


ヨーコさん、顔、顔!


イエローは、コックピットにお菓子が置いてあるのに気づきます。

「食べなよ」と、ウサダがやさしく声をかけた。




CB-01に乗り込んだレッドとニック。

ゴーバスターエースに変形し、タイヤゾードと相対(あいたい)します。


タイヤゾードのベースは、αタイプ。

でも、なぜ、タイヤがついているのに歩いているのか?


ニックが不思議に思っていると、タイヤゾードは急にタイヤを使い、ダッシュしてきた。

ローラースケートのようにすべって移動し、体当たり。

ショルダータックルだ。

まるで、往年(おうねん)のローラーゲームのよう。


レッドはニックに、攻撃ポイントを検索(けんさく)するように命じる。

司令室の森下も、それをサポート。


その頃、リュウジはゴリサキの手当てを受けていました。

体中に、冷却ジェルが貼(は)られている。

手にも、冷却剤が。


ゴリサキから事情を聞かされ、リュウジはつぶやいた。

「そっか、ついにヨーコちゃんに、見られちゃったか」


「ショック受けてた、意外なくらい」と、ゴリサキは言う。


「もろいところあるんだよ、小さい時から」と、リュウジは話します。


ゴリサキも、うなずく。

「そうだな。お母さんいなくなってから、リュウジのことはお父さんみたいに思ってただろうし…」


「そこはお兄さんにしといてほしいけど」と、リュウジ。


「ごめ~ん」と、ゴリサキは謝(あやま)ります。


しかしリュウジは、「ま、よかったかもな」と、もらした。



カーゴを先導(せんどう)する、RH-03。

でも、イエローは上の空(うわのそら)だった。

さっきの、ヒロムの言葉が思い出されます。

「あっ、自分の理想と違うのが、ショックだったのか」


ヨーコは思う。

<理想っていうか、今まで一度もあんなリュウさんは…>

そして、気づいた。

<あっ、一度も見たことないなんて、よっぽどリュウさんが気をつけてくれてたってことだ…>

<長い間、ずっと>

<甘えてた>



ゴーバスターエース vs タイヤゾード。

懐(ふところ)に入り込んだゴーバスターエースは、うしろ回し蹴りをみまう。

そして、倒れた相手が起き上がってくるところに、ブレードを合わせた。


「行ける! このまま一気に!」

ニックの声が飛びます。


それを受けて、レッドが攻撃する。

ヒザ蹴りで体勢を崩させ、ブレードを斜めに振り下ろす。

押せ押せです。


そして、モーフィンブレスにタッチした。

<イッツ・タイム・フォー・バスター!>


さあ、必殺技で決着か?

そう思われましたが、思わぬアクシデントが!


攻撃を避けたタイヤゾードの後ろに、看板(かんばん)が。

それもよりによって、ニワトリの看板。

「味の王様! てばさきの なかむら」と書いてある。


レッドの動きが止まり、同時にゴーバスターエースの動きも止まった。


ニックが声をかけます。

「ヒロム! 気をしっかり持て!」

「生写真(なまじゃしん)じゃないぞ!」



イラストだったため、何とかフリーズは免(まぬが)れたらしい。

でも、体が思うように動きません。

「わ…分かって…る。フリーズ…は…して…ない」


ゴーバスターエースが動けないのを知るや、タイヤゾードはエネトロンの方へと向かった。


連絡を受けたヨーコですが、攻撃を受けて、やっと気づきました。

心ここにあらずだった。


カーゴ108のすぐ後ろに、タイヤゾードが。

まるでケムール走りのようなスケーティングで、追いつこうとしています。


反転して攻撃しようとしたRH-03ですが、逆に攻撃を受けてしまった。

大きくバランスを崩しますが、それでも何とか操縦して、タイヤロイドにバルカン砲をおみまいします。

これが命中して、タイヤロイドは転倒(てんとう)しました。

危なかった、もう少しで、カーゴに追いつかれるところでした。


しかし、RH-03の体勢もまた、崩れたまま。

このままでは、墜落(ついらく)してしまう。


!!


が、間一髪(かんいっぱつ)、間に合いました。

GT-02が駆けつけ、その上にRH-03は着地した。


「だいじょうぶか?」

ゴリサキが声をかける。


「ゴリサキ、ナイス! 助かった!」

ウサダも、ホッと一息。


「リュウさん…」と、イエローも驚きを見せた。


「最後まで抵抗したのは優秀」

ブルーはモニター越しに言った。

「ヨーコちゃん、ゴメンね」

「でも、いいタイミングだったよ」

「戦いもどんどん本格化してるし、オレももう、いいお兄さんってだけじゃ、いられなくなってきた」

「きっとまた、カッコ悪いとこ見せると思うけど、それもオレだからさ」



「うん、だいじょうぶ」

イエローバスターは、うなづきました。

「リュウさん、今まで、ありがとう」


ふたりは互いに、ウンと言って、親指を立てた。


と、タイヤゾードが立ち上がり、咆哮(ほうこう)を上げました。


「懲(こ)りないヤツだねえ」と、ブルー。


レバーを握るイエローは、「もう1回、行く」と。


「たよりにしてます」、ブルーはそう応答(おうとう)した。


さあ、仕切り直しです。

あらためて、RH-03ラビット、発進。


カーゴに砲弾を浴びせる、タイヤゾード。

このままでは、追いつかれてしまう。

タイヤゾードはジャンプしてカーゴの前に立ち、道を塞(ふさ)いだ。


エネトロンに手を伸ばそうとする、タイヤゾード。

そこにRH-03が到着し、バルカン砲を浴びせました。

何とか、間に合ったようです。


もう一度、バルカン砲を放ち、相手がひるんだすきに、アニマルモードにチェンジ。

バスターアニマルRH-03ラビット、初のお目見え(おめみえ)だ。

跳(は)ねる姿が、かわいいぞ。

効果音まで、キュート。


見た目はかわいいけど、攻撃力はあります。

(それはヨーコやウサダも、同じ)

すばやい動きで翻弄(ほんろう)し、体当たりに、キック。

かと思えば、ヘリコプターの羽根で、斬り込んでゆく。

かわいいけど、えげつないぞ!


さらには、羽根を使って土を掘り返した。

何と、土にもぐれるのか?!


「ふふ、チャン~ス!」と、ウサダ。

地中をもぐって、背後をとりました。


タイヤロイドの近くに立ち、背中を向ける。

イエローも声を上げた。

「いっけぇぇぇ~~!!」


強烈な後ろ蹴りが、タイヤゾードに決まりました。

さすが超脚力。

敵は空を飛び、山の向こうに消えていった。

いや、お見事!


レッドは、何とか体を動かそうとしていました。

完全にフリーズしたわけではありませんが、カクカクしが動けない。

まだ、レバーも握れてません。


と、そこに、タイヤゾードが飛んできた。

ブレードを握る右手に、衝突(しょうとつ)します。


その衝撃もあってか、レッドは元に戻った。

すぐにモーフィンブレスにタッチする、レッドバスター。

<イッツ・タイム・フォー・バスター!>

ゴーバスターエースのゴーグルが、エネトロンの緑色に光る。

これまたエネトロンに満ちたブレードを、横に一閃(いっせん)。


タイヤゾードは倒れ、大爆発。

「シャットダウン、完了!」


RH-03ラビット&ゴーバスターエース

タイヤロイド&タイヤゾード




エネトロンを満載(まんさい)したカーゴ108は、無事、西澤地区のエネトロンタンクへと到着しました。

これにて、任務完了(にんむかんりょう)。


リュウジは、ヨーコの頭に手を置いた。

ふたりは互いを見て、微笑み合いました。


でも、イタズラっぽい顔をして、ヨーコは言った。

「それにしても、熱暴走にフリーズ。リュウさんもヒロムも、だらしないなあ」


「もうしわけない」と、リュウジは耳の裏をかきます。


「これからも、わたしがフォロー」

そう言いかけたヨーコですが、お腹がぐるる~と鳴ったかと思うと、地面にへたりこんだ。

「充電、切れた…」


「あーあーあーあー」

リュウジが駆け寄ります。


ヒロムも笑顔になって、「人のこと言えないな」と。

今のはたまたま! そう言うヨーコにヒロムは、「お菓子持ってんだろう?」と。


それを聞いて、リュウジは介抱(かいほう)をやめました。

「そっか、じゃあ、だいじょうぶか」


「え? リュウさん、ヒロム? 待って、待って…」

あわててお菓子を食べる、ヨーコ。


何だかんだいって、きずなが深まる3人なのでした。


バスターズの3人



が、不穏(ふおん)な動きも。

脳が空っぽのただの人形。そう言われていた基地のタイプγの目が、光った。





リュウジの熱暴走を見てショックを受ける、ヨーコ。

でも、同時に、自分が大事にされていたことにも気づいた。

自分を気遣って、リュウジは見せないようにしてくれていたんだと。


そんな関係も、今日で卒業。

これからは対等な仲間として、カッコよくない部分も見ていくことに。

同じ人間、そしてウィークポイントを抱える同士、互いにサポートします。


3人そろってのゴーバスターズ。

互いの成長が、チームの力に。





特命戦隊ゴーバスターズ バスターマシンCB-01 DXゴーバスターエース




特命戦隊ゴーバスターズ バスターマシン GT-02 ゴリラ & RH-03 ラビットセット




特命戦隊ゴーバスターズ バスターギアシリーズ  ゴーバスターズDXなりきりセット






今週のオマケ。

ゴーバスターズのオマケ

左上:メタウイルス、ひっくり返る。
右上:ナイス、ツッコミ!

左中:まるで筋肉痛。
右中:一度は食べたい、手羽先なかむら。

左下:今週のメガネっ娘。
右下:セボン、セシボン、トレビア~ン♪




来週のゴーバスターズは――

来週のゴーバスターズ

第6話「Mission6 合体! ゴーバスターオー」

また失敗? 何が失敗?

格納庫のタイプγの動きは?

ついに出た、コンバイン・オペレーション! 





スーパーてれびくん×特命戦隊ゴーバスターズ 2012年 03月号 [雑誌]






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南方 城太郎

Author:南方 城太郎
生息地:関西
分類:昭和人間
生まれ:
黒電話、赤電話が主流で、冷房は扇風機、暖房は石油ストーブと炬燵という時代


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