ユング心理学の視点から見た日記。スーパー戦隊シリーズ キョウリュウジャー、トッキュウジャー、東のエデンのレビューと感想。エニアグラム、子どもが育つ魔法の言葉、話が通じない人の心理、自分に気づく心理学。ドラマやアニメから学ぶ人生観。
 
特命戦隊ゴーバスターズ、第4話「Mission4 特命と決意」


<だから、ムチャはします>



決意を持って特命に臨む、バスターズ。

その決意が、揺らぐ?



特命戦隊ゴーバスターズ 主題歌【限定盤】(コロムビアオリジナルゴーバスターズレンジャーキー+データカードダス付)





ゴーバスターズの基地は、都市の地下70メートルにある。複雑な通路でつながれた各エリアが、東西3.5キロ、南北2.7キロにわたって点在(てんざい)するアリの巣(す)状の構造(こうぞう)である。


黒木タケシ(榊英雄)司令は、バスターマシンの戦力アップ計画を考えているようでした。

ゴーバスターエースを中心にした、かなり大規模(だいきぼ)なものだという。


それを知ったヒロム(鈴木勝大)は、たずねました。

「完成したら、亜空間のヴァグラス基地に突っ込めますか?」


「そう簡単にはいかない」と、黒木司令は話す。

亜空間への転送について、新たな事実が判明(はんめい)したというのです。


亜空間世界とこちらの世界は、転送システムでのみ、つながっている。そして今回、転送の目的地を決める座標計算(ざひょうけいさん)に誤差(ごさ)が出ることが分かった。

敵のメガゾードは、メタロイドをマーカーにして転送される。しかし、実際に転送される場所は、3キロ前後ズレていたのだという。

そして、こちら側には、その的(まと)さえない。

なので、こちらから転送する際、どれだけ外れるか分かりません。何もない場所に放り出された場合、一生帰れないことも考えられる。


これを聞いたゴリサキは、「危険すぎる!」と声を上げた。

「突入するなんて、絶対ムリ!」

もしリュウジの身に何かあったら、あたし生きていけない!


が、ヒロムは「やってみる価値(かち)はあると思います」と言った。

「うまくいく可能性だってあるし、失敗を恐れていたら、いつまでたっても亜空間に踏み込めません」


黒木は、ヒロムの顔をじっと見て言いました。

「わたしが怖れていると思うか?」

この襟足を見ても、そう思えるのか?


すかさずニックが、ヒロムをなだめに入りました。

でも、ヒロムは聞かない。


ミスターストレート、ヒロム。

「やらないなら、そういうことじゃないんですか?」と、直球で返しました。

「迷ってるヒマはないと思います」と、意見までする。

「13年前、メサイヤと一緒に亜空間に転送された人たちを、助けるためにも」


「賛成(さんせい)!」と、ヨーコ(小宮有紗)も前に出ました。

「やってみなきゃ、分かりません!」


司令は席を立つと話しはじめた。

「ハッキリ言った方がいいだろう。我々も上層部(じょうそうぶ)も、亜空間に生存者はいないとみている」


ヨーコの顔色が変わりました。

リュウジ(馬場良馬)は、険(けわ)しい顔で目を伏(ふ)せた。


黒木司令は続ける。

「我々の目的は救出(きゅうしゅつ)ではなく、メサイアのシャットダウン。それだけだ」


黒木とヒロムの視線が、交錯(こうさく)した。

ヒロムは、何を思う。


黒木司令


東間(とうま)地区のエネトロンタンクから、連絡が入りました。

エンターの写真に似た人物が、目撃されたのだという。

微妙な空気が流れる中、黒木司令からバスターズに出動命令が出された。



現場に向かう、ゴーバスターズの3人。

ヒロムは、ニックのバイク形態(けいたい)にまたがる。

リュウジは車のハンドルを握(にぎ)り、ヨーコは助手席に。

お菓子でのエネルギー補給(ほきゅう)は忘れません。


「リュウさんは、そう思ってた?」と、ヨーコが聞きました。

「もう生きてないって…」


「まあ、普通の人間は転送に耐(た)えられないって知ってからはね」と、リュウジは答えた。

が、黙り込んだヨーコを見て、あやまります。

「ああ、ゴメン。だいじょうぶ?」


うん、とヨーコは うなづいた。

「気が抜けちゃったけど、思ったよりは」

「たぶん、お母さんの記憶(きおく)が、ほとんどないせいかな」

「でも、ヒロムはショックだと思う」



「来たばっかりで、戦う気、失(な)くさなきゃいいけどな」

リュウジも気遣(きづか)います。



東間地区エネトロンタンク管理所。

その門の前に、テーブルが。

男がピザを食べようとしている。

エンター(陳内将)です。

そばには、小さなエネトロンタンクが。

いつものノートパソコンも、テーブルの上に置かれている。

ピザを手に、エンターは「サバ? ゴーバスターズ」と あいさつ。

余裕なんだか、ふざけてるんだか。


ヨーコは車から降りると、「それはサバじゃなくてピザ!」とツッコんだ。


「ウイー、ウイー、ウイー、ウイー」と、エンター。

これはフランス語の「ウイ(oui)」。そうです、という意味。

ゲーム機でもなければ、スタン・ハンセンの雄叫(おたけ)びでもありません。

「近くで見るタンクは迫力ですね」

臨戦態勢(りんせんたいせい)を取るバスターズに対し、エンターは余裕です。

まるで、遅めの昼食でも、とっているかのよう。


「いくらおまえでも、これだけのエネトロンは手にあまるぞ」と、リュウジは言った。


「う~ん、ボン、ボン、ボン」

それは意に介(かい)さずに、エンターは3人を食事に誘いました。

「ご一緒に、いかがです?」


が、当然、ヨーコは断ります。

「せっかくだけど、これでじゅうぶん」

手にしているのは、GBマーク入りのお菓子。市販品(しはんひん)ではないようです。

(みんなには、ゴーバスターズチョコがある。応募券24枚を集めるか、大当たり券1枚で、モーフィンブレスウォッチが全員にプレゼントされるぞ。締め切りは、6月30日だ。以上、宣伝でした)


「そうですか」と残念そうに答える、エンター。

「では、さっそく…」、そう言うと、例のチップをピザカッターに取り付けました。

「メタウイルス、切る。インストール」


ピザカッターは、カッターロイドに変化した。

右手に大きな高速回転ピザカッター。顔の側面や足にも、カッターがついている。


それとリンクするように、敵メガゾードが転送される。

転送完了までの時間は、8分32秒。

仲村ミホ(西平風香)によると、これまでとは違うタイプの反応だという。


森下トオル(高橋直人)は、CB-01のスタンバイをビークルモードに変更した。


黒木司令はというと、いぶかしげにモニターを見ていました。

エンターはなぜわざわざ、みんなの前でメタロイドを作ってみせたのか?



「人も物も、この世のすべてを切る!」

そう宣言する、カッターロイド。


「なるほど、少しでもタンクの近くにマーカーを置きたいわけか」

ヒロムはそう分析(ぶんせき)した。


「よくお分かりで」と、エンター。

「サリュ、ゴーバスターズ♪」

そうあいさつすると、ノートパソコンのキーを押し、消えてしまいました。


それと同時に、カッターロイドが、円盤(えんばん)型カッターを発射。


3人は、モーフィンブレスで変身する。

<イッツ・モーフィン・タイム!>

エネトロンエネルギーの緑色が3人を包み込み、バスタースーツが転送。

「レッツ・モーフィン!」

ゴーグルで本人確認され、変身が完了します。


トランスポッドで武器を転送。

ブルーとイエローはイチガンバスターを手にし、レッドはソウガンブレードを握った。

「バスターズ、レディ・ゴー!」


カッターロイドが放ったカッターに突っ込んでいくレッド。

ここで能力を発動させました。

超スピードで避け、カッターロイドの背後に回る。

そのまま、後頭部に一撃かまします。

敵が振り返って攻撃してくると、イスに手をかけ側転(そくてん)。

見事に攻撃を避けた。


が、カッターロイドの攻撃はやみません。

イスを真っ二つにすると、巨大カッターをレッドに向ける。

何とかソウガンブレードで防御しますが、門にカッターが当たって、猛烈(もうれつ)な火花が散ります。


ヒロム! と、ニックが声をかけた。

ブルーも、無茶するな! と叫ぶ。


バク転でカッターを避ける、レッド。

ブルーとイエローは、射撃で援護(えんご)だ。


ここでまた、カッターロイドは円盤カッターを発射。

それを避けたバスターズとニックでしたが、気が付くとカッターロイドの姿はありませんでした。


もう逃げた?

カッターロイドといい、エンターといい、戦う気がないのか?

そう思った瞬間、門の中で悲鳴が。


駆けつけると、警備員がカッターロイドに襲われていました。

「なかよく、4つ切りだ。切る!」

そう言って右手の巨大カッターを放つ、カッターロイド。


あぶない!

!!


その時、ふたりの警備員の前に、超スピードでレッドが飛びこんだ。

何とかカッターは防ぎましたが、レッドは右腕を負傷(ふしょう)。


やや遅れて、ブルーとイエローも駆けつけた。

イチガンバスターで、敵を撃ちます。


連射、連射、連射。

が、また、カッターロイドは消えてしまいました。

すぐに逃げてしまう、カッターロイド。

メガゾードの転送を待っているのか。


vs カッターロイド


「何かヘンだ」と、ヒロムは言う。


そして、黒木司令も、同じ違和感(いわかん)を感じていました。

しばらく考え込んでいた黒木は、森下を呼んだ。

やってもらいたいことがあると。


転送完了まで、あと4分15秒。



ニックに治療(ちりょう)を受けながら、ヒロムはふたりに説明しました。

エンターの動きが派手(はで)すぎる。まるで見せつけるかのように、メタロイドを作ってた。これ見よがしに。

「敵がいつもと違う目立ち方をしていたら、普通どう思う?」


ヒロムの問いに、ヨーコが答えます。

「うざい」


「バカ?」と、ヒロム。

率直(そっちょく)です。


いつものこととはいえ、あわてるニック。

止めるために、包帯をきつくしめました。


その痛みで、ヒロムは顔をゆがめた。


「そっか、陽動作戦(ようどうさくせん)」と、リュウジも気づいた。


タンクの近くだからそれを狙(ねら)っていると思い込んでしまったけど、目の前のタンクを敵が狙っているとは限りません。


でも、敵はメタロイドをマーカーにしている。メタロイドがここにいる以上、狙いはここでは?

ニックはそう言いますが、ヒロムはさらに説明します。

転送には、約3キロの誤差が出る。

確かに、近くに別のタンクがありました。

エネトロンのタンクは地区に1つくらいしかありませんが、山を越えると別の地区になる。

誤差がどう出るにしろ、これだと、どちらも狙えます。


敵メガゾードの転送が完了するまで、あと2分。

どちらが襲われるか分からないため、向こうのタンクにはヒロムとニックが向かうことに。

ヨーコがケガを心配しましたが、ヒロムは「こんなのどうでも」と。


行こうとするヒロムの肩に、リュウジが手を置きました。

「1つだけ、確認。さっきの戦い、おまえ、ヤケになってないよな?」

「いきなり戦う目的否定されるのはきついし、気持ちも分かる」

「でも、ムチャはするな」

「いいな?」



少し間をおいて、ヒロムは答えた。

「ああ、司令官の言ってたことですか」


転送完了まで、あと1分30秒。

黒木司令は、ゴリサキとウサダにスタンバイを命じる。

開発班(かいはつはん)に、CB-01の出撃が可能か連絡もとります。


バスターズとニックを、円盤カッターが襲いました。

「気づくのが遅かったな」と、カッターロイドは笑う。

「おまえたちはここで、切られろ!」


ヒロムトニックをタンクに向かわせ、リュウジとヨーコは変身。

(ニックの変形も、シビれる~!)


「そうはさせん!」

ヒロムに向かってカッターを投げる、カッターロイド。


ブルーとイエローが盾(たて)となり、それを防ぎました。

ソウガンブレードで、叩(たた)き落とす。


ヒロムは無事、バイクで出発できた。


ブルーとイエローが、カッターロイドに立ち向かいます。

転送完了まで、あと10秒。

ミホがカウントダウンする。

3、2、1、転送完了。


街に、敵メガゾードが降下(こうか)した。

タイプγ(ガンマ)をベースにした、カッターゾード。

右腕に、高速回転ピザカッターを装備(そうび)している。


カッターゾードが現れたのは、ふたつのエネトロンタンクの中間あたり。

周囲を確認すると、カッターゾードはヒロムが向かった方のタンクに移動しはじめました。


黒木司令は、CB-01の発進を命令。

地下通路を激走し、CB-01ビークルモードが出撃する。





亜空間に転送された人を救い出す。

ヒロムの決意は、そこにありました。

けれど黒木司令は、生存は期待していないと言い切った。


これではやる気が削がれるのではと、リュウジは心配します。

納得するにしても、時間がかかるはず。

目的を否定され、それで態度や行動をしっかりと定めることができるのか?


何でもまっすぐ、ハッキリとものを言う、ヒロム。

彼の決意は、どうなる?





スーパー戦隊 36LEGENDS (HINODE MOOK 86)




特命戦隊ゴーバスターズ MBAF レッドバスター&チダ・ニックセット




特命戦隊ゴーバスターズ バスターギアシリーズ 01 モーフィンブレス



 


高速回転するカッターで、カッターゾードはタンクの隔壁(かくへき)を切断しようとします。

バイクを走らせるヒロムにも、それが視認(しにん)できた。


(ナイス、映像!)


ヒロムは、バイクを走らせながらモーフィンブレスにタッチ。

<イッツ・モーフィン・タイム!>

サングラスを捨て、「レッツ・モーフィン!」


同時に、CB-01も合流。

ブレーキワークで、前面のハッチから収納(しゅうのう)される。

バディーロイドを接続し、コックピット・インだ。

<レッツ・ドライビング>


CB-01チーターから、ゴーバスターエースに変形。

アクセルを踏んで、現場に駆けつける。


CB-01チーター → ゴーバスターエース
(ナイス、CG!)
(それと、横断歩道で人が待ってた)


カッターロイドと戦う、ブルー&イエロー。

円盤カッターが、やっかいです。


バーニアを吹かして滑空したゴーバスターエースは、その勢いをかりてカッターゾードに斬りつけた。

が、切るのは向こうも負けていません。

巨大回転カッターで反撃してきます。

街中で、斬り合いが繰り広げられました。


敵のベースは、タイプγ。

バスターズは初の遭遇(そうぐう)となる。

今までにないパワーで圧倒(あっとう)してくる、やっかいな相手だ。


「とにかく止める!」

ゴーバスターエースは、まっすぐに剣を突き刺そうとした。


と、カッターゾードは手を差し出しました。

するとバリアが現れ、剣を押しとどめた。

さらにミサイルまで発射。

この敵、あなどれません。


その様子を、黒木司令はじっと見つめる。

森下が席を外しているため、オペレートするミホも混乱気味(こんらん ぎみ)。

ゴリサキとウサダが出撃許可(しゅつげき きょか)を願いますが、司令は動きません。


その時、森下が戻りました。

何も言わずに、ただ指令を見てうなづいた。

それにうなづき返し、黒木司令は命令する。

「よし、GT-02、RH-03、発進!」


圧(お)される、ゴーバスターエース。

メインケーブルが損傷(そんしょう)し、両手両足の出力が60パーセントにまでダウンした。


動けないでいるのを確認すると、敵メガゾードはゴーバスターエースに背を向け、再びエネトロンタンクに向かいました。

カッターで、隔壁を破壊しようとする。


「ニック、全出力を両脚と右腕に集中して100%にしろ。それ以外は、全部カットだ!」

レッドは、何とか戦う手段を模索(もさく)します。

ニックもまた、それに応(こた)える。


第1装甲板(そうこうばん)が倒壊(とうかい)し、タンクが露出(ろしゅつ)しました。

その様子を、離れたビルから、エンターが眺めている。

エンターは恍惚(こうこつ)の表情を浮かべて、言った。

「さあ、今のうちにエネトロンを、我がマジェスティ・メサイアのもとへ!」


目からエネトロンを吸収しだす、カッターゾード。

エネトロンはカッターゾードを介(かい)し、亜空間のメサイアに送られます。


「たまる…力がわたしに…」

亜空間でメサイアは、喜びの声を上げた。


その声を聞き、エンターもまた喜ぶ。

「う~ん♪ トトトト、トレビア~ン♪」


カッターロイドに苦戦する、ブルーとイエロー。


ゴーバスターエースは、出力を上げるのに手間取っている。

その間にも、エネトロンはどんどん吸われていきます。


そこに、GT-02とRH-03が到着。

ヘリコプター形態のバスタービークルRH-03が、バルカン砲を発射。

トラック形態のバスタービークルGT-02も、ビーム砲を発射します。

これでカッターゾードは、一時、エネルギー吸収を断念(だんねん)。


振り返ったカッターゾードは、前面にバリアを張りました。

すると、攻撃が跳ね返ってきた。

GT-02とRH-03は、思わず後退します。

このメガゾード、やっぱり、やっかいです。


地上の戦いも、圧されていました。

肩のカッターを使い、ラグビーのスクラムのように、カッターロイドがブルーとイエローを押してゆく。

それでも何とかこらえると、今度はカッターを回転させた。

「切る!」

いきおいよく火花が散り、ブルーとイエローは吹き飛ばされた。


さらに間合いを詰(つ)めると、右腕のカッターを振り回す。

重い一撃を受けて、ふたりは倒れてしまいました。

そこに円盤カッターがあびせられる。

転げるふたりをカッターロイドは見下ろした。


荒い息をする、ブルーとイエロー。

でも、心はくじけません。

「ヨーコちゃん、立てるよね?」

リュウジがそう言うと、ヨーコは「うん」とうなずいた。


思い出されるのは、さっきのヒロムの言葉。

あの時ヒロムは言った。


――――

「司令官の言ったことですか?」

「忘れてました」

「オレの目的は、変わってませんよ。転送された人たちを、生きて戻す」

普通の人間は転送には耐えられないとリュウジが言っても、すました顔でこう言った。

「オレたちは転送されて生き残りましたよ」

ワクチンプログラムのおかげだと言っても、「センターの人にも、それができたかもしれない」と言い返す。

「オレはできたと信じてる」

「あの時から。13年間。ずっと。今も」

「だから、ムチャはします」


思ったことを言う、まっすぐなヒロム。

信じる心も、まっすぐだった。

――――


ヒロムの言葉を思い出し、ブルーは言った。

「ったく、説教(せっきょう)したオレが間抜(まぬ)けになったな」


「…だね」と、イエロー。

「リュウさん、わたしも信じるよ」

「ヒロムの言ったこと、信じる!」



ソウガンブレードを手に、イエローバスターが敵に向かう。


そして、ブルーバスターも、それに続いた。

「じゃあ、オレもひとつ、のっときますか」


カッターロイドに斬りつける、ブルーとイエロー。

心なしか、さきほどより動きがいい。

ブルーが引きつけると、イエローが脚力(きゃくりょく)を活(い)かしたキックをおみまい。

流れを変えようと、必死に挑(いど)みます。


エネトロン吸収を続ける、カッターゾード。

そうしながら、背後への攻撃も忘れません。

これでは、近づけない。


頑張るニックですが、両脚と右腕の出力が100パーセントに届きません。

そこでヒロムは命令した。

「コックピットの気圧維持装置(きあついじそうち)を切れ!」

そんなことをしたら危険だとニックが言うも、「数分なら持つ!」と説得。

説(と)き伏(ふ)せた。


カッターロイドが、ブルーとイエローに円盤カッターを放った。

今までは横に飛んで避けていましたが、ふたりは腰を低くし、ソウガンブレードをかまえた。

弾き返すのではなく、巻き込むように、円盤を受け切る。

3枚ずつの円盤が、ソウガンブレードの剣先で回った。

「ハッ!」

そしてそれを投げ返す。


「なにっ!」

円盤カッターを受け、カッターロイドがひるみました。


そのスキを、ふたりは逃さない。

すかさずダッシュすると、斬りつけ、ダブルキック!

カッターロイドを転がしました。


警告音(けいこくおん)が響く、ゴーバスターエースのコックピット。

気圧維持装置を切ったため、レッドの呼吸が乱れます。

うまく呼吸(こきゅう)ができない。

が、そのおかげで、100パーセント出力が確保できました。


「よし!」

走るゴーバスターエース。

剣をひろうと、それを投げた。


鋭い切っ先が、カッターゾードへと向かいます。

敵はそれをバリアで防いだ。


が、ゴーバスターエースは止まらない。

「うおぉぉぉぉぉ~~!!」

そのまま突進し、バリアで静止しているブレードを突いた。

勢いのついた巨体、そのエネルギーが剣に集中する。

剣はバリアを破り、カッターゾードへ。


しかし、この敵は手強(てごわ)い。

右腕のカッターで、ゴーバスターエースのコックピットを狙ってきた。

勝負のゆくえは?



<トランスポート!>

ブルーとイエローは、イチガンバスターを転送。

かまえます。

ピントを合わせるようにして、照準(しょうじゅん)をセットする。


<イッツ・タイム・フォー・バスター!>

ビームが、カッターロイドの どてっ腹をつらぬいた。


「あっああ…切る…」

その言葉を最後に、カッターロイドは、こと切れました。


ブルー&イエロー


巨大メカ戦も、決着がついていました。

ブレードの切っ先は、カッターゾードの頭部をつらぬいていた。

高速カッターはコックピットにまで達していましたが、レッドに届く寸前で停止。

からくも勝利したようです。


ゴーバスターエース

カッターロイドとカッターゾード


「オーララ」と声を上げたのは、エンター。

しかし、「いいでしょう。かなりいただけましたしね」と、満足げな表情を浮かべた。

十分なエネトロンは転送できたようです。

「メルシー、ゴーバスターズ♪」

そう言って帰ろうとしましたが、思い出したかのように、ノートパソコンを閉じた。

「メガゾードも、任務完了(にんむかんりょう)です」


それと同時に、カッターゾードは倒れました。

高速カッターが外れると、切れ目からコックピットに光がさした。

ヒロムもニックも、ほっと息をもらします。



リュウジとヨーコが駆けつけた。


「ヒロム、だいじょうぶ?」

ヘルメットを手に、ヨーコが心配しました。

(あの、ヨーコがっ! ドーン!)


地上に降り立った、ヒロム。

「当然(とうぜん)」

ヘルメットをとると、すまして返事をした。


「ホント、かわいげないね、おまえ」


そう言うリュウジの肩に、ヒロムが手を置いた。

何か言いたいことでもあるのかと思いましたが、違いました。

そのまま、ヒザをついた。

実は、精根(せいこん)使い果たしていたのです。


「死にそうになりましたけどね」

そう言うと、ぐったりしながら笑った。


それを聞いて微笑む、リュウジとヨーコ。

けっこう、かわいげはあるようです。


ふたりに肩をかり、ヒロムは帰還(きかん)しました。



基地に帰った3人は、戦闘の裏で進行していた作戦を聞かされます。

指令の命令で、森下はエネトロンに信号発信機を仕掛けた。

うまくいけばマーカーの役目をして、ヴァグラス基地への転送が正確になるかもしれないからと。


が、残念ながら、信号はキャッチされていません。

もしかしたら、途中で破損(はそん)したのかもしれない。


ウサダとヨーコは、な~んだ! と言った。

「言ってくれれば、あんなに必死に戦わなくてもすんだのに」


ヨーコに迫られ、森下はドキドキ。<ピー>される。回転蹴りで<ピー>される。その時、森下の脳裏には、脳しょうをぶちまける己の姿がイメージされたという。


黒木は言いました。

「エンターの動きが陽動(ようどう)だと分かって、急遽(きゅうきょ)、利用したんだ」

けど、殴るなら、森下にしてくれ。

「気づかれないためには、おまえたちに本気で戦ってもらう必要があった」

「おかげで、エンターに疑う余裕はなかった」



「あっ、だからウサダたちに、なかなか出撃命令出さなかったんだ!」と、ウサダ。


「わざと? そんな、ヒドイ~!」と、ゴリサキも声を上げます。


真相を聞いて、3人の表情が曇(くも)りました。

「本当なんですか? 司令官」

ヨーコは詰め寄ります。

「ヒロムは死にそうになったのに!」


その前に、リュウジが割り込んだ。

「さすがですね」と、笑う。

お兄さんだけあって、冷静。

かと思われましたが、そうではなかった。

拳(こぶし)を握ると、渾身(こんしん)のストレートを一発。


が、その拳を、ヒロムが止めた。


黒木は言う。

「ヒロム、わたしが怖れていると言ったが、当たっている」

「だがそれは、おまえたちを心配してじゃない」

「わたしが怖れているのは、あのメサイアをシャットダウンできないこと、その一点だ!」

「そのためなら、わたしはおまえたちだろうと、囮(おとり)に使う」


そうハッキリと、隠さず言い切りました。


うつむくリュウジに、立ち尽くすヨーコ。


でもヒロムは、「安心しました」と笑う。

「司令官が本気だと分かって」と。


退室しようとする黒木は、みんなに声をかけました。

「失敗ではあったが、全員、ご苦労だった」


3人は並んで、胸の前で親指を立てる。

戦いは、続きます。


緊迫の司令室






まっすぐなヒロムは、迷わない。

現実を無視するわけではありませんが、そこにある可能性を拾い上げ、実現することを目指します。

今回は厳しい戦いでしたが、リスクを負いながらも可能性にかけ、勝利した。

けっこうギリギリでしたが。


黒木もまた、信念を持っているよう。

メサイアのシャットダウン、そこに的を絞り込みます。

それだけに、バスターズにも厳しく接する。

囮にしたことも、隠しませんでした。


まだまだ謎が多い、ヴァグラスとメサイア。

黒木の危機感からすると、相当に危ない相手なのかもしれない。

ヒロムの父らの行動も、そこから来ている?





特命戦隊ゴーバスターズ バスターマシンCB-01 DXゴーバスターエース




特命戦隊ゴーバスターズ バスターマシン GT-02 ゴリラ & RH-03 ラビットセット




特命戦隊ゴーバスターズ バスターギアシリーズ  ゴーバスターズDXなりきりセット






今週のオマケ。

ゴーバスターズのオマケ

左上:働くおじさん(1) 整備士さん
右上:働くおじさん(2) 開発班

左中:何ですと?!
右中:んなっ!

左下:今週のメガネっ娘。
右下:サバ? ピザ?




来週のゴーバスターズは――

来週のゴーバスターズ

第5話「Mission5 キケンな熱暴走!」

リュウジが、おかしくなった?

ヨーコを殴る?

これが熱暴走? 





HERO VISION Vol.43 [ヒーローヴィジョン] (TOKYO NEWS MOOK 274号)






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   「リュウジの熱暴走 vs タイヤロイド/Mission5 キケンな熱暴走!」>>






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■ プロフィール

南方 城太郎

Author:南方 城太郎
生息地:関西
分類:昭和人間
生まれ:
黒電話、赤電話が主流で、冷房は扇風機、暖房は石油ストーブと炬燵という時代


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