ユング心理学の視点から見た日記。スーパー戦隊シリーズ キョウリュウジャー、トッキュウジャー、東のエデンのレビューと感想。エニアグラム、子どもが育つ魔法の言葉、話が通じない人の心理、自分に気づく心理学。ドラマやアニメから学ぶ人生観。
 
「彼は不退転の決意でやり抜くと強く誓った」


この文章を読んで、どう思うでしょうか?

ある人は、力強いと思うかもしれません。またある人は、へえそうなのと思うかもしれない。あるいは、これだけではよく分からないと言う人も、いるでしょう。


では、説明をちょっと付けたら、どうなるでしょう?


「彼らは多くの見込み違いをしてきた」
「そんな彼が、不退転の決意でやり抜くと強く誓った」



これを読んで、ああ力強いな~とか、ああ頼もしいな~とか、そう思う人は少ないと思います。

多くの人は、また見込み違いをするんじゃないのか? と不安になったり、見積もりを間違えて邁進されたら困るなあと心配したり、そう思うのではないでしょうか。



「彼らは結果として、多くの約束を破った」
「そんな彼が、不退転の決意でやり抜くと強く誓った」



これも同じですね。多くの約束を破ってるんだという前提を共有していたら、いくら強く誓われても、あまり信用する気にはなれません。

といっても、繰り返し詐欺に遭う場合などは、この「何度も約束を破られている」という事実が、頭からスッポリ抜け落ちるようです。あるいは、今度は大丈夫かもしれないと、思わされてしまう。



「彼らは数年前、それについて声を大にして反対していた」
「そんな彼が、不退転の決意でやり抜くと強く誓った」



こうなると、「どうしたんだ?」と思いますよね。「何があったんだ?」と。


このように、前提となる情報を共有し、「今しようとしていること」や「今していること」に付け加えると、ずいぶん印象が変わってきます。あるいはちょっと説明をつけると、これもまた、変わってくる。



「彼は不退転の決意でやり抜くと強く誓った」

これだけでも意味は通りますし、聞いた方も理解はできます。

でも、文章の前に、どういう人かとか、今までに何をしてきた人かとか、そんな説明がつくと、また意味が変わってきますよね。

より理解が深まります。


ある程度の情報を共有した時、人はやっと「分かった状態」になります。

そして以前は、「分かったつもりだった」ことに気づく。

こういった修正も、今を脱却するには必要なんでしょうね。





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でも、なんですね。

今の状況を見事に言い当てていた人たちがいるんですけど、そんな人たちは評価されんのですね。

それどころか、未だにレッテルの力で、「でも、あの人たちは~」とか言われる。

でも、でも、でも、でも、でも。

でもの嵐で、修正が効きませんな。

常套句みたいになって、どうにもなりまへん。


だまされた人たちが、言い当てた人に、そう言うんだもんな。

やれやれ。

やるせない…




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Author:南方 城太郎
生息地:関西
分類:昭和人間
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黒電話、赤電話が主流で、冷房は扇風機、暖房は石油ストーブと炬燵という時代


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