ユング心理学の視点から見た日記。スーパー戦隊シリーズ キョウリュウジャー、トッキュウジャー、東のエデンのレビューと感想。エニアグラム、子どもが育つ魔法の言葉、話が通じない人の心理、自分に気づく心理学。ドラマやアニメから学ぶ人生観。
 
海賊戦隊ゴーカイジャー、第37話「最強の決戦機」――



すっかりギャグパートが似合うようになっていたワルズ・ギルですが、その奥には秘められた想いが…



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街を覆う、巨大化したスゴーミンの群れ。

「たくさん出ちゃって、もう~!」

ゴーカイシルバーは、豪獣神の右腕のドリルで突き刺し、左腕のレックスで噛み付きと、2体のスゴーミンを持ち上げ、回転させながらぶん投げました。

おお、豪快!


ゴーカイオーは、ゴーカイケンの二刀流で叩き斬る。

さらにレンジャーキーをセットし、マッハルコンを召喚。

炎神ソウルをセットし、ゴーオンゴーカイオーに変形合体した。


「ド派手に、ぶっちぎるぜ!」

ゴーオンゴーカイオーは空中に舞い、急降下しつつ、スゴーミンたちを真っ二つに。

スゴーミンの群れは、巨大ロボ2体によって退けられました。


ゴーオンゴーカイオー


戦いが終わった後、マッハルコンが聞きいた。

「そういや、素朴(そぼく)な疑問なんだけどよ、ゴーカイジャーにも大いなる力ってあんだろ? どんなんだ?」


あらためてそう聞かれると、困ってしまいました。

実のところ、考えたこともなかった。

イエローは、ゴーカイオーがそうなんじゃないの? と言う。

でも、レッドは、「知るか」と、投げやりな一言を。


マッハルコンは、「じゃあまた、何かあったら呼んでくれよな!」、そう言ってマシンワールドに帰っていきました。


気になるのは、ゴーカイジャーの大いなる力。

他のスーパー戦隊にあるということは、ゴーカイジャーにもあっておかしくない。

でも、何なんだろう?



戦いの様子をモニターで見ていた司令官ワルズ・ギルは、おお~! うお~! と声を上げました。

「なぜ、毎回毎回、海賊なんぞに邪魔されねばならんのだ!」

「このオレの人生、どんなことでも、このオレの意のままになってきたというのに!」


そう憤りながら、ブリッジのゴーミンの頭を殴る。

(ゴーミンさん、かわいそす)


そこに、参謀長ダマラスが歩み出ました。

「殿下、嘆いている場合ではございません」

「ただちに、次なる作戦に移りましょう」



が、ワルズ・ギルは反発しました。

「だまれ! このオレに、指図するつもりか?!」


言葉を失う、ダマラス。


その時、レーダーに反応が。

皇帝親衛隊の船が、旗艦ギガントホースに接近してきたのです。

はたして、その目的は?



乗り込んできたのは、皇帝親衛隊のドゴーミン。

エンペラー・ロイヤルガードのように、深紅の姿をしている。

彼らは皇帝の命を受け、決戦機グレートワルズを運んできたのです。


ドコーミンのひとりが言いました。

「陛下はこのグレートワルズを使って、邪魔な海賊を排除し、一刻も早く地球を征服せよとのことドゴー」


親衛隊のドゴーミンは、スゴーミンと似たシルエットながら、色が真っ赤。そして、奇妙な存在感というか、威圧感がある。また、エリート意識のようなものも、感じられました。

語尾には「スゴー」でも「メポ」でもなく、「ドゴー」と付く。


ワルズ・ギルにも似たシルエットを持つ、グレートワルズ。

白をベースにした機体で、騎士、あるいはペガサスを思わせる顔かたち。強そうというより、神々しさを感じさせる。胸から腹部にかけては、顔があしらわれています。

これはワルズ・ギル?


その機体を見上げながら、ワルズ・ギルは言いました。

「父上、感謝しますぞ」


ドゴーミンとグレートワルズ


そこでまた、ダマラスが歩み出ました。

「確かに、ザンギャック最強のグレートワルズを使えば、誰でも地球征服ができるのでは…」


この言葉に、ワルズ・ギルはカチンと来た。

「ダマラス! 誰でもとは、どういう意味だ?」


「いえ、決して、そのような意味では」と、ダマラスは弁解します。


ワルズ・ギルは言いました。

「まあいい。とにかく、こいつさえあれば、我らの勝利は、間違いなしだ!」



戦いを終えた海賊たちは、ゴーカイガレオンでそれぞれの時間を過ごします。

ルカ(市道真央)とアイム(小池唯)は、放課後 ティータイム。

ハカセ(清水一希)は工作台の上で、何かしている。


日々続く、ザンギャックとの戦い。

みんなちょっと、お疲れモードです。

そんな海賊たちを見てナビィは、「地球を守るのも苦労するねえ、マーベラス?」と。


マーベラス(小澤亮太)は、「別に」と返しました。

腹が減ると、エリカ様のようになるのです。いや、ウソです。

「降りかかる火の粉をはらってるだけだ」、そう言った。


それを聞いた鎧(池田純矢)は、また~、と。

「口ではなんだかんだ言って、結局いつも、守ってくれているじゃないですか」

「オレは、うれしいっスよ」



マーベラスは言いました。

「どう思おうがおまえの勝手だがな、守ってねえし、守れてもいねえ」


守れていない?


「ちゃんと守ってますよ」と、鎧。

「もう、素直じゃないんだから」


鎧はそう言って笑いましたが、マーベラスは真剣というか、深刻そうな顔をしていた。

そして、こう言いました。

「鎧、おまえが言うザンギャックから地球を守るっていうのは、こういうことだったのか?」


「もちろんですよ!」と明るく返す、鎧。

「現れる敵を、バッタバッタと投げ倒し」と、いつものように大きな身振り手振りをする。

「っていうか、逆に聞きますけど、マーベラスさんの守るって、どういうことなんですか?」


みんな手を止め、マーベラスの方を見ました。

ずっと腕立てをしていたジョー(山田裕貴)もトレーニングを中断し、マーベラスに目をやった。


マーベラスの脳裏には、あの日のことが。

赤き海賊団が、バスコの裏切りもあって、ザンギャックに襲撃された。

追い詰められた若きマーベラスを救ったのは、アカレッド。

自ら盾(たて)となり、敵のまっただ中に突入していった。

おかげでマーベラスは救われましたが、アカレッドは行方知れずに。


マーベラスは、黙って席を立ちました。

そして去り際に、「さあな」とだけ答えた。


加入してから日の浅い鎧は、何のことだか、分かりません。



ザンギャック地球侵略軍旗艦、ギガントホース。

ふたつある船首には、その名の通り、白い馬が。

そのブリッジで、司令官ワルズ・ギルは吠えた(ほえた)。

「いいか、グレートワルズがある今、海賊なんぞ、虫けら以下の存在にすぎん!」

「やつらを、強制排除する!」


しかも、自ら出撃すると言いだしました。


それを、ダマラスが止めます。

「殿下、お待ちください」

「確かに、グレートワルズは最強の決戦機。しかし、司令官自らが出撃など、常軌を逸しております(じょうきをいっしております)」



「常軌でも何でも、逸してやるさ!」と、ワルズ・ギル。

そして、思いがけないことを口にした。

「オレをなめるなよ、ダマラス」

「おまえはオレを、無能なバカ息子だと思っているのだろう?」



「めっそうもない」と へりくだる、ダマラス。


ワルズ・ギルは続けました。

「見え透いた(みえすいた)ウソを」

「オレが何も知らないとでも、思っているのか?」




あの日、ワルズ・ギルの父でありザンギャック皇帝でもある、アクドス・ギルは言った。

「ダマラス、第二次地球侵略艦隊、ワルズ・ギルに、司令官を任せる」


驚き顔を上げる、ダマラス。

「殿下に?」

「しかしそれは、荷が重すぎるのでは?」



静かに、そして重厚な声で、皇帝アクドス・ギルは告げました。

「一度侵略に失敗したとはいえ、地球を守るスーパー戦隊とやらは、もういない」

「それにダマラス、おまえにワルズ・ギルの補佐を任せる」



「わたしが…」

そう言ったダマラスの真意は?

驚いたようでもあり、絶句したようでもあり。


アクドス・ギルは言いました。

「おまえがいれば、地球など簡単に、征服できるだろう」

「違うか?」



「陛下の仰せ(おおせ)のままに」

ダマラスは、頭を下げた。



実はその様子を、ワルズ・ギルは、影から見ていたのです。

そして、ダマラスが自分を、皇帝の無能な息子だと見ていると受け取った。


拳を握りしめながら、ワルズ・ギルは言いました。

「今までおまえの芝居にも付き合ってきたが、グレートワルズがある以上、我慢もこれまでだ!」

「おまえは沈黙と共に、見ていろ!」


そう言い放って、ワルズ・ギルはブリッジを出ようとしました。


「殿下、お考え直しを!」

そんなダマラスの言葉は、届きません。



グレートワルズの前に立つ、ワルズ・ギル。

神々しい機体を見上げながら、「父上…」と。


その背後で、足音が。

現れたのは、バリゾーグでした。


その忠臣(ちゅうしん)に、ワルズ・ギルは思いのたけを話した。

「オレは子どもの頃からずっと、父上の重臣(じゅうしん)たちにかこまれていた。しかし、誰もが、父に似ぬバカ息子と思っていただろう」

「オレは、独り(ひとり)だ…」
と、ワルズ・ギルは漏らした。

「おまえがいなければな」と。

「オレはダマラスや重臣たちの、鼻を明かしたい」

「おまえはオレに、ついてきてくれるな?」


ワルズ・ギルは、唯一信じられる忠臣の目を、じっと見ました。


バリゾーグは、答える。

「わたしはワルズ・ギルさまの、忠実な部下」

「どんな命令でも、お聞きいたします」



「うん」と深くうなづく、ワルズ・ギル。

そしてあらためて、宣言する。

「グレートワルズで、海賊どもを排除する!」

「バリゾーグ、やつらの船を探し出せ!」



「イエス、ボス」

バリゾーグも、動き出します。


皇帝アクドス・ギル




いつになく元気のない鎧は、見張り台の上に。

眼は開いていますが、何も見てないようでした。


そこに、ジョーが現れた。

「どうした?」

(ジョー語講座:「どうした」→ どうしたんだい? マーベラスの言葉が気になるんだろう? その前に、上衣でも着たらどうだ。寒くないかい? ココアでも、作ろうか?)

ジョーは鎧に、ジャケットを手渡しました。


「マーベラスに言われたことを気にしているのか」と、ジョー。

何かヘンなこと言っちゃいましたかね? と聞く鎧に、こう話しました。

「おまえも知ってるだろう? あいつが赤き海賊団にいた時のことを」

「船長のアカレッドは、マーベラスを守るために、ザンギャックと戦って命を失った」

「だから、簡単に守るなんて、言えないんだろう」

「ザンギャックに連戦連勝していた赤き海賊団も、アカレッドも、最終的にはザンギャックに敗けたんだ」

「ルカや、ハカセや、アイムの星も、同じだ」

「今までザンギャックと戦って勝ったやつは、誰もいない」

「だから、ザンギャックから地球を守るっていうのは、宇宙最大のお宝を見つけるのと同じくらい、難しいかもしれない」



ことの重要さ、自分たちの使命の重さを噛みしめる、鎧。

それでも、こう言いました。

「だとしても、オレは守ってみせます」

「絶対に!」



そんな鎧を見て、ジョーは口元をゆるめた。

「おまえらしいな」と。



その時、ゴーカイガレオンが衝撃音と共に、揺れました。

地上から、ザンギャック部隊が攻撃している。

ゴーミンにスゴーミン、そして後ろにいるのは、バリゾーグ?


地上に降り立つ、海賊6人。

ジョーは奮える心を抑えながら言った。

「バリゾーグは、オレがやる」

そして、マーベラスには、「他の連中は任せていいか?」と。


「しかたねえ」と、マーベラス。

「そのかわり、さっさと終わらせろよ」と、小さく笑う。


6人は、豪快チェンジ。


守る? 別に誰も守ってねえよ、ゴーカイレッド!

信念と、夢を追うやつは守りたくなるな、ゴーカイブルー!

子どもたちの笑顔は守る、あと財宝も、ゴーカイイエロー!

どちらかというと守られたいです、ゴーカイグリーン!

困っている人はわたくしが守ります、ゴーカイピンク!

スーパー戦隊は地球を守るためにあるんですよ、はい、ゴーカイシルバー!


海賊戦隊、ゴーカイジャー!


ピンクとブルーが、武器交換。

ブルーは得意の二刀流に。

「よっしゃ、派手に行くぜ!」

レッドの掛け声と共に、戦闘開始だ。


約束通り、ゴーミンとスゴーミンは引き受ける。

レッドは剣で斬り込み、キックで蹴散らしました。

イエローは、ホッハッとよけて、オラ! と斬りまくり。

今日のグリーンは、ロープを使いました。

ターザンのように移動して、ゴーカイガンをぶっ放す。

ピンクの銃使いは華麗だ。

ゴーミンの輪の中で、連射する。

豪快に槍(やり)を振るうのは、ゴーカイシルバー。

スゴーミンを、突いて突いて、突いた。


仲間たちの支援(しえん)を受け、ブルーはバリゾーグとの一騎打ちに。

ブルーの二刀流とバリゾーグの剣が、火花を散らせる。

つばぜり合いから吹き飛ばされ、ブルーは土の山に突っ込んだ。

しかし、すぐに起き上り対応、バリゾーグの剣を防ぎます。


と、バリゾーグの剣が、ブルーの肩口に食い込んだ。

かに見えましたが、二刀のゴーカイサーベルで、ブルーは防御していた。

密接した状態で、ブルーは語りかける。

「シド先輩、オレはあなたの記憶を取り戻そうと考えていた」

「だが、それが不可能ならば…」

「オレはあなたに、語る言葉は持たない!」

「この刃こそが、オレの言葉だ!」


決意を剣に込め、ゴーカイブルーが斬りかかる。


それを受け止めながら、バリゾーグは言い放ちました。

「剣なぞで、誰と語るつもりだ?」

「あいにく、わたしの刃(やいば)に、言葉などない」

「あるのは、ワルズ・ギルさまへの忠義のみ」



剣の豪傑(ごうけつ)が、あいまみえる。

決着の行方は?





道化を演じることも多い、ワルズ・ギル。

でも、本当は、孤独だったという。


父である皇帝の、威光。

その恩恵はあるものの、重圧も。

そして、周りにいるのは、皇帝の重臣だけ。

自分の部下ではない。

心許せる相手は、いませんでした。


が、今は、バリゾーグがいる。

バリゾーグだけは何があっても、ボスと慕ってくれる。


決戦機グレートワルズ、そして唯一信じられる部下、バリゾーグ。

それを武器に、ワルズ・ギルは、自ら海賊たちを討伐しに出た…





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倒してもまた次が現れる、ゴーミン。

これではキリがないということで、レッドはゴーカイガレオンバスターを召喚しました。

レンジャーキーをセットし、レッドチャージから、ライジングストライク発射。

海賊船型のエネルギーが、ゴーミンの群れを一掃しました。


が、その瞬間、赤い影が2体、舞い降りてきた。

そして高速で移動するや、5人を瞬く間(またたくま)に攻撃しました。


2体は槍を合わせた。

すると、ザンギャックの紋章(もんしょう)が浮かび上がり、そのエネルギーがゴーカイジャーたちに放たれる。

吹き上がる爆炎。

5人は、大ダメージを。


スゴーミンに似ているが、比べ物にならないくらい強い。

こいつら、何者?


そのうちの1体が答えました。

「皇帝親衛隊であるオレたちドゴーミンの力は、一介の行動隊長などの力をゆうに超えるドゴー」

また、もう1体も言いました。

「見た目で判断するなと、先生に教わらなかったのか? ドゴー」


それにイエローが返します。

「ゴメン、学校なんて、行ったことないのよね」


そして、レッドも言った。

「てめえらこそ、皇帝に教わらなかったか?」

「海賊ってのは、一筋縄(ひとすじなわ)じゃいかねえってな!」



ここで5人は、豪快チェンジ!

今日はいつもと、ちょっと違います。

現れたのは、以下の通り。

轟轟戦隊ボウケンジャーより、大剣人ズバーン。

星獣戦隊ギンガマンより、黒騎士。

魔法戦隊マジレンジャーより、天空勇者ウルザードファイヤー。

激走戦隊カーレンジャーより、シグナルマン・ポリス・コバーン。

特捜戦隊デカレンジャーより、デカスワン。

強そうな追加戦士が、集結だ。


ズバーン(中はルカ)は言いました。

「まっ、変化球ってやつ。かわいいでしょ? ズンズン♪」


怒りをあらわにする、ドゴーミン。

「ズンズンって、ふざけてるのか、ドゴー!」

(って、アンタが言うか?)


ズバーンは、ズンズン♪ と、おちょくります。

黒騎士(中はシルバー)まで、ズンズンと、一緒にやる。

(中がグリーンのシグナルマン・ポリス・コバーンは、ゴルフの格好をしてるんですけど)


追加戦士5人とドゴーミン2体が、戦います。


なかなかの強さを見せる、ドゴーミン。

行動隊長以上というのは、本当らしい。

囲まれても、ものともせず、攻撃を防ぐどころか、相手を跳ね飛ばす。


「一昨日(おととい)きやがれ!」

デカスワンとシグナルマン・ポリス・コバーンを吹き飛ばしたドゴーミンが、火炎を発射しました。

そこに、ウルザードファイヤーが割って入る。

ジャガンシールドで火炎を防ぎ、今度は3人で突進だ。


ウルザードファイヤーが斬り込むと、シグナルマン・ポリス・コバーンもそれに続く。

デカスワンは、パンチとキックで攻撃。

同時に、シグナルマン・ポリス・コバーンが、細かな攻撃で痛めつけていく。


もう1体のドゴーミンの相手をするのは、ズバーンと黒騎士。

黒騎士は一太刀加えると、回し蹴り。

そして回し蹴りといえばこの人(プレシャス?)。

ズバーンの豪快な回し蹴りも、決まった。

さらに、パンチをさく裂させます。

ズンズンズンズン!

ズーババババババ~ン!

最後は、アッパーカットだ。

宙に浮いたところを、黒の一撃が炸裂。


こちらも負けませんよ。

スワンファンタジーと、シグナルフラッシュの、同時攻撃。

ウルザードファイヤーのブレイジングシュートまで決まった。


ドゴーミンとの戦い


たじたじのドゴーミン。

とはいえ、まだ生きているのは強さの証しか。


「意外にやるな、ドゴー」

そんな言葉を残して、ドゴーミンは退却しました。



ブルー対バリゾーグの戦い。

両者、互いに退きません。

一方が優位に立ったかと思えば、すぐにもう一方が盛り返す。

剣が風切り、火花散る。

両者、致命的な攻撃は受けませんでした。


そんな中、ブルーの二刀流の内、一刀が弾かれた。

残り一刀で攻撃を防ぐ、ゴーカイブルー。

しかし、バリゾーグの強烈な剣げきを胸に受け、吹き飛ばされてしまった。


宙を舞い、着地と共に剣を振り下ろす、バリゾーグ。

ブルーは、防ぎ切れません。

それでも何とか、致命傷だけは防ぐ。


「腕を上げたな、ゴーカイブルー」

そう言うバリゾーグの声には、いつもと違い、感情が込められているような感じも。

「しかし、ワルズ・ギルさまのためにも、ここで負けるわけにはいかない」

バリゾーグは剣を振り上げ、ゆっくりと弧を描きました。


「あの構え…」

「シド先輩の技を!」


ブルーの脳裏には、シド・バミックの姿が。


「死ぬがいい」

バリゾーグは技を発動させようとします。


と、ゴーカイブルーも剣を構えた。

気合を込め、剣で円を描く。


離れた間合いから、両者同時に、剣を振りました。

剣圧が衝撃波となって、中央でぶつかる。

光、炎、雷。

衝撃波が様々な形となって、あたりに広がった。

炎の柱が、何本も立ち上ります。


それぞれ吹き飛ばされ、後方に転がる、ゴーカイブルーとバリゾーグ。

そこに、仲間たちが駆けつける。


「来るな!」

ゴーカイブルーは、叫びました。

「手を出すな!」

「バリゾーグは、オレがやる」



ブルー vs バリゾーグ


と、バリゾーグのもとに現れたのは、ワルズ・ギル。

高笑いをしている。

「ハッハハハハハ、よくやったぞ、バリゾーグ」


シルバーは指さして、言いました。

「のこのこ出てくるなんて、ちょうどいい。一気に決めましょう!」

そんなシルバーを、レッドは手でよける。


今日は余裕の、ワルズ・ギル。

「威勢(いせい)だけはいいようだな、海賊ども」

「そうだ、オレこそが宇宙帝国ザンギャックの司令官、ワルズ・ギルさまだ!」

「この場で平伏(へいふく)するか、それとも、死すか、選ぶんだな」



レッドが一歩前に出て言う。

「あいにく、平伏するほど行儀よく育ってないんでな」


「なるほど、死を選ぶか」

「よかろう、我が手で引導(いんどう)を渡してやるから、光栄に思え」


ワルズ・ギルは胸の前に腕を掲げ、呼びました。

「グレートワルズ、発進!」


命令を受けて、インサーンが決戦機を発進させます。

馬型の船首のひとつが開いて、天使のような形の巨大メカが出撃した。

それは瞬時に、まるで光が降り注ぐように、大地に降り立ちました。

そしてワルズ・ギルは、勇ましく、乗り込んだ。


コクピットで操縦かんを握りながら、ワルズ・ギルは言った。

「ザンギャック最強の決戦機、グレートワルズで、おまえたちを葬ってくれる!」

街の中を進む、グレートワルズ。

その姿が、ビルの窓に映り込みます。


「やれるもんなら、やってみろ!」

レッドは、ゴーカイガレオンを召喚。

シルバーも、豪獣ドリルを呼ぶ。

それぞれはすぐさま、ゴーカイオーと豪獣神に変形しました。


「決戦機かなんだが知らねえが、ぶちかますだけだ!」

レッドの声を受けて、5人はレンジャーキーをセット。

マッハルコンを召喚した。

炎神ソウルをセットすることで、炎神はヒューマンワールドでも活動できます。


「バリバリいくぜ!」


激走するマッハルコンですが、ワルズ・ギルは、あわてませんでした。

「知っているぞ、そいつの力は!」


グレートワルズは、マッハルコンのビームをことごとくよけた。

あまりに高速で動くので、残像が見えます。


今度は、グレートワルズが攻撃する。

ワルズアロー!

左腕から、弓矢のようなエネルギーが放たれました。

マッハルコンはそれに撃ちぬかれ、マシンワールドに強制送還されてしまった。


勝ち誇る、ワルズ・ギル。

「ざまあみろ、海賊ども」

「本気のオレを、止められると思うなよ!」



ここでレッドは、豪獣ゴーカイオーに合体することを選びました。

巨大ドリルとレックスの牙で、攻撃力は上がるはず。


「このグレートワルズが、これまでの行動隊長と同じだと思うなよ!」

グレートワルズを操り、ワルズ・ギルは、羽根のようなカッターで何度も斬りつける。

さらには、ワルズアローで追い討ちを。


豪獣ゴーカイオー、完全に劣勢です。


「ハハハハ、素晴らしいぞ!」

「これぞオレの求めていた力だ!」


一気呵成(いっきかせい)に攻め込む、ワルズ・ギル。

次々と攻撃が決まります。


逆に、豪獣ゴーカイオーは、まるで歯が立たない。


「どうすんの、これ?」

イエローが、レッドの方を見ました。


「突撃しましょう。逃げるわけにはいきません!」

シルバーは、そう主張する。


そう言っている間にも、グレートワルズは大技を発動。

ワルズギルティ!

胸から腹にある顔にエネルギーが集中し、それが豪獣ゴーカイオーめがけて発射された。


苦しむ、コクピットのゴーカイジャーたち。

苦悶の声が、そこいらから上がります。


そんな時、ゴーカイレッドの脳裏に、アカレッドの姿が浮かんだ。

あの時、自分を助けるために特攻した、かつての船長の姿が。


「チッ、ここまでか…」

レッドは、そうつぶやきました。

そして仲間に命じた。

「オレが残る! おまえたちは脱出しろ!」

驚く仲間たちに、言います。

「いいから、脱出しろ!」

「これは、船長命令だ!」



ビームを放ち続けながら、うっとりするように、ワルズ・ギルは言った。

「見ておられるか、父上。見ているか、ダマラス!」

「オレは、こいつらを倒す!」

「喰らえ!」


ワルズ・ギルは、ビームの強度を上げた。


豪獣ゴーカイオーの外部にも、そしてコクピットにも、火花が。

その時、ゴーカイレッドは隠しスイッチを押しました。

すると、レッドを除く仲間たちが、強制的に外に射出された。


変身も解除され、海賊たちは地面に転がる。

ジョーは、拳で地面を叩きました。

「マーベラスの野郎…」


「しぶとい!」と、ワルズ・ギルはさらに出力を上げる。


苦しみの声を上げる、ゴーカイレッド。

豪獣ゴーカイオーは、はるか後方に吹き飛ばされた。

合体は解除され、ゴーカイガレオンになっている。

そして地面に衝突した。


グレートワルズ


勝利を確信し、ワルズ・ギルは高らかに笑った。

「見たか、これがワルズ・ギル!」

「ザンギャックの次期皇帝だ!」

「ハッハハハハハハ、ハッハッハハハハハ、ドゥワッハハハハハハ」



ゴーカイガレオン内部では、倒れたマーベラスの姿が。

このまま地球は、ザンギャックに蹂躙(じゅうりん)されてしまうのだろうか…





最強の決戦機を得て、ワルズ・ギルは海賊たちの前へ。

ゴーカイジャーたちは、なす術もないまま、追い詰められてしまいました。


その時、マーベラスは、自分が盾となって仲間たちを逃がすことを選んだ。

かつて自分が、アカレッドにそうされたように。


歴史は繰り返されるのか?

最終的にザンギャック帝国に勝てるものは、存在しないのか?


数々の常識を打ち破ってきた、豪快な海賊たち。

ザンギャックに打ち勝つものなどいるはずがないという常識を、どのようにして打ち破るのか?


そして、ダマラスの真意は?

彼のワルズ・ギルへの、想いとは…





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今週のおまけ

海賊戦隊ゴーカイジャー 今週のおまけ

左上:あ~ああ~!
右上:バリバリいくぜ!

左中:カッコいい、グレートワルズ
右中:ドリルが勇ましい、豪獣ゴーカイオー

左下:強制的に脱出させられた仲間たち
右下:マーベラスの運命は





来週のゴーカイジャーは――


来週の海賊戦隊ゴーカイジャー

第38話「夢を掴む力」(ゆめをつかむ ちから)

ゴーカイジャーの敗北を受けて、次回からは、「おとぼけ司令官 ワルズ・ギルくん」が――はじまりません。


仲間を守りたかった、マーベラス。

一緒に最後まで戦いたかった、仲間たち。

欲しいものは己でつかもうとする彼らは、いったい何をつかもうとするのか? 





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<<「炎神マッハルコン vs 害統領ババッチード/第36話 相棒カイゾク」
   「バリゾーグの最期? 完成カンゼンゴーカイオー/第38話 夢を掴む力」>>
 

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■ プロフィール

南方 城太郎

Author:南方 城太郎
生息地:関西
分類:昭和人間
生まれ:
黒電話、赤電話が主流で、冷房は扇風機、暖房は石油ストーブと炬燵という時代


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