ユング心理学の視点から見た日記。スーパー戦隊シリーズ キョウリュウジャー、トッキュウジャー、東のエデンのレビューと感想。エニアグラム、子どもが育つ魔法の言葉、話が通じない人の心理、自分に気づく心理学。ドラマやアニメから学ぶ人生観。
 
海賊戦隊ゴーカイジャー、第28話「翼は永遠に」――



マーベラスの因縁の相手が登場。

強敵に打ち勝つヒントは、鳥人戦隊ジェットマン?



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オシャレなバーに、男と女が。

トランプを手にしています。

女は言いました。

「フルハウス、わたしの勝ちね」


しかし、男は返した。

「悪いな、ストレートフラッシュだ」

どうやら、ふたりは賭けをしていたようです。

「この勝負に勝ったら、何でも言うことを聞く、そういう約束だったな」


そう言う男の手を、女はやさしくとりました。

「何をしてほしいのかしら?」


男はグラスの中のものを口に含み、それから言った。

「ここの酒はまずい」

「もっと、うまい酒が飲みたいもんだ」



酒場と洋酒がさまになる、この男は誰だ?



「ったく、こりない連中だ」

そう言ったのは、ゴーカイブルー。

巨大化したスゴーミン複数と、デカゴーカイオーが戦う。


イエローも、「ホント、あんまりしつこいとモテないよ」と、ウンザリ気味。


デカゴーカイオーは、横っ飛びから銃の連射。

ビルを踏み台にしてジャンプしたかと思えば、落下しながらの空中射撃。

スゴーミンは、いい的です。


反撃を試みるスゴーミンたちですが、そこに豪獣神が立ちふさがった。

巨大なドリルで、スゴーミンをえぐります。


続いて使ったのは、ガオレンジャーの大いなる力。

ガオゴーカイオーが駆け、スゴーミンたちを斬っていきます。

(って、巨大化スゴーミン、何体出てんの?)


「風雷丸さん、おねがいします」

ピンクが取り出したのは、ハリケンジャーのレンジャーキー。


ニンニンニンニン!

空から、巨大手裏剣に乗ったカラクリ忍者が降りてきた。

海賊と忍者ひとつになりて、天下御免の手裏剣装備!

ハリケンゴーカイオー、推参!

見得も、きれいに決まったぞ。


「よし、一気に決めるぞ!」

レッドの掛け声と共に、レンジャーキーをセット。

ゴーカイ無限手裏剣!

ハッチが開くと、無数の手裏剣が飛び出した。


そこに豪獣神も、必殺技を重ねます。

豪獣トリプルドリルドリーム!


必殺技のコンボに、スゴーミン軍団は悲鳴を上げながら爆発しました。


ゴーカイオー&豪獣神


やったぞ、ゴーカイジャー!

今週も、ありがとう。

そしてまた、来週もたのむぞ ―― って、まだはじまったばかりです。




その様子をモニターに眺めていた、司令官ワルズ・ギル。

「いや~、こう何度も何度も負けると、なんかいっそ、すがすがしい」

そんな言葉が。


インサーンはあきれ気味に、「それは何よりですこと」と。


そんな中、誰よりも忠実なのは、バリゾーグです。

「殿下どうか、お気を確かに」

「戦いはまだ、終わってはおりません」



むむ、これはどういうこと?



戦いを終えて帰還しようとする、海賊たち。

「ハカセ、今日のごはん、何?」と、ルカ(市道真央)姉さんが聞きました。


アイム(小池唯)は、「わたくしは、パスタな気分です」


鎧(池田純矢)は、「オレ、ガッツリ系がいいです」と。


ジョー(山田裕貴)もこれには賛成で、「鎧、それだ」



そんな和やかな海賊たちの前に、赤い影が立ちふさがった。

手には、海賊たちの手配書を持っている。

6人で総額、12,605,000ザギン。


この男に、マーベラス(小澤亮太)は見覚えがありました。

忘れたくても、忘れられない。


「まさか、ボクたちを狙って…」

そう言ってルカの後ろに隠れたのは、ハカセ(清水一希)。


ルカはハカセにヒジ打ちしながら、言いました。

「あら、光栄じゃない」


ジョーも、「オレらも一流ってわけだ」と、余裕。


鎧を除いて、相手の顔を知っているようです。

ただ、マーベラスだけは、顔色が違う。

何か因縁でも?


この男は、宇宙一の賞金稼ぎ“キアイドー”。

(クローントルーパーに遺伝子を提供した男にちょっと似てますが、関係ありません)


キアイドーが仕留めた賞金首の数は、驚きの150。

その総額は、1億ザギンを超えるという。

バリゾーグは、海賊たちを一掃するために、キアイドーを呼び寄せたのでした。

なぜなら、キアイドーは前にも一度、マーベラスを倒したことがあるから。



あの日のことを思い出す、マーベラス。

若き日のマーベラスの前で、キアイドーは言った。

「知っているか? 退屈というのは、嫌な病気だ」

「薬は、ふたつ」

「金か、戦いか」



突如、足を速め、キアイドーはマーベラスに斬りかかった。

何とか剣をかわし、マーベラスはゴーカイガンを放つ。

至近距離での連射です、避けられるはずがない。


確かに、キアイドーは避けませんでした。

避けなかったが、ゴーカイガンの弾をすべて、素手でつかみとった。

キアイドーが手を開くと、弾が地面に転がりました。


剣を振るい、ゴーカイガンを跳ね飛ばす、キアイドー。

マーベラスに向かって、剣を下ろす。

が、とどめは刺しませんでした。


マーベラスの頬(ほお)の皮一枚を斬っただけで、キアイドーは剣を止めた。

そして、ため息をつく。

「はぁ…、今のままでは、退屈で死にそうだ」

「見ていろ…」


そう言うと、何を思ったか、キアイドーは自らの胸に、剣を深く刺し込みました。

血しぶきを出しながら、深く深く、剣を入れる。


絶句する、若き日のマーベラス。


「これで、どうだ?」と、キアイドーは言った。

「この胸の傷が、オレの弱点となった」

「ここを狙えば、勝てるかもしれんぞ~」


マーベラスを挑発すると、キアイドーは愉快そうに笑いました。

「おもしろい! ひさしぶりに、楽しくなってきたぞ!」

「さあ、戦え!」


さあ戦えと、キアイドーは笑いながら、マーベラスに迫った。


(と、ここまでが回想)



『オレが、このオレが、恐怖を感じるなんて…』

認めたくない過去が、マーベラスの脳裏によみがえる。

いつもは前に出るマーベラスですが、無意識のうちに、後ずさりしていました。


『いや、今のオレは、あの時とは違う』

マーベラスは心の中で、そう言い聞かせようとします。

『今なら…』


6人は、ゴーカイチェンジ。

ゴーカイジャーとなって、戦う。

まずはゴーカイガンの一斉射撃だ。

(でも、シルバーはポージングだけで、グリーンは柱の陰に隠れての射撃)


あの時とは違う、そう信じようとしたマーベラスの前で、過去が再現されました。

キアイドーは片手で、すべての弾をつかみとった。

パラパラと地面に落ちる、弾丸。

マーベラスの記憶がよみがえり、より深く刻み込まれます。


「弱い、弱すぎる…」

嘆く(なげく)ようにそう言う、キアイドー。

「もっと、楽しませてくれ」

そう言うや否や、今度は突進した。


キアイドーの剣が、ゴーカイレッドの胸を斬り裂きました。

一瞬にして、レッドは後方に弾き飛ばされた。

残り5人を相手に、キアイドーは笑いながら剣を振るう。


剣の達人であるブルーも、キアイドーの連続攻撃を受け、倒れた。

グリーンも斬られ、シルバーは吹き飛ばされる。

柱に激しく叩きつけられたシルバーは、しばらく動けそうにありません。

ピンクとイエローも、軽くあしらわれようとしている。


動きが止まっていたレッドですが、仲間のピンチに、気合で体を動かします。

声を張り上げながら突進し斬りかかるレッドですが、キアイドーはまだ余裕。

フフフと笑いながら、戦う。

左右に斬りつけると、剣を弾いて回し蹴り。そして下からすくい上げるように、レッドを斬った。


なす術もないまま吹き飛ばされた、ゴーカイレッド。

仲間たちも、駆け寄ります。


賞金稼ぎ キアイドー


「みんな、バイオマンで行こう!」

グリーンの声で、みんなは豪快チェンジ!

超電子バイオマンの登場だ!


いきなりジャンプして、5人でキック。

サーカスループか?

この強烈技をキアイドーは剣で受け止め、なんと、弾き返しました。


ならばと、5人は自らの体を粒子と化す。

スーパーエレクトロン!

5人が1つのエネルギー弾となって、敵に向かいます。


が、これも、キアイドーは剣で弾き返した。

さすがは、宇宙一の賞金稼ぎだ。



だったらこれで! と、5人は再度、豪快チェンジ!

現れたのは、光戦隊マスクマン!

5人は印を結んで、オーラパワーを引き出し、衝撃波として発射した。


しかしキアイドーはこれも剣で受け止め、斬って霧散させる。


返す刀で突進する、キアイドー。

あっという間に、5人を斬り倒しました。

レッドを除く4人は豪快チェンジを解かれ、ゴーカイジャーの姿に。


超電子バイオマン&光戦隊マスクマン


レッドはレッドマスクのまま、キアイドーに殴りかかる。

狙いはあの、胸の傷です。


その腕をつかみ、キアイドーは静かに言った。

「甘い…」


一瞬、レッドの踏み込みが鈍ったようにも見えました。


剣の柄(つか)で殴り、蹴り飛ばす、キアイドー。

レッドも豪快チェンジを解除され、ゴーカイレッドの姿に。


ダメージを受けて満足に動けないゴーカイジャーたちに、キアイドーは言いました

「逃げろ」

「見逃してやるといってるんだ」

「消え失せろ」



「てめえ…」と拳を握る、ゴーカイレッド。

しかし、目の前がかすんでくる。

振り下ろそうとした拳も、力なく…



結局、引き下がるかたちで、海賊たちはゴーカイガレオンに帰還した。

くやしがるマーベラスですが、その手はどこか力ない感じが。


「さすがは宇宙一の賞金稼ぎってことか…」

ジョーは、そうもらした。


くやしいが、攻撃がまったく通じなかった。

何とかして倒す方法を考えないといけません。


「見逃してくれるって言ってるんだし、無理して戦わなくてもいいんじゃないかな」

そう言ったのは、ハカセでした。

そうか、退屈で死にそうだとか言ってたから、退屈させて殺せばいいんだ! ―― って、そんなわけないだろう!


このまま引っ込めるか! と立ち上がる、ジョー。

反論しようとして立ち上がったハカセですが、その拍子に、ナビィとぶつかってしまいました。

(こうして今週はハカセとナビィが入れ替わることに ―― ってことは、ありません)


このショックで、ナビィのお宝ナビゲートが作動。

占いがはじまります。

「メラメラメラ~っと火の鳥が、邪悪な敵を討ち倒す――こんなん出ました!」


落っこちたナビィを拾い上げながら、ルカが気づきました。

邪悪な敵を討ち倒すとは、キアイドーを倒すヒントかもしれない。


そして、鎧も気づいた。

火の鳥とは、もしかしたら、ジェットマンのことかも。

鎧は仲間に、ジェットマンについて説明しました。

「数あるスーパー戦隊の中でも、風変わりな人たちだったみたいですよ」

「戦隊を引退したあと、ひとりは無農薬野菜のネット販売で有名な社長さんになったり、あっ、あとアイドルになった人もいましたし、メンバー同士で結婚した人もいたらしいですよ」



結婚と聞いてアイムは、「まあ~素敵」と。


ともかく、海賊たちはジェットマンを探すことに決めました。

さっそく、街に降りる。


ただ、ジョーだけは、マーベラスの様子が気になっているようで。



ギガントホースに帰還したキアイドーを、ワルズ・ギルが叱責(しっせき)します。

「貴様、なぜ海賊どもを逃がした?」


賞金稼ぎのキアイドーにとって、ワルズ・ギルが司令官であろうと、皇帝の息子だろうと、関係ないようでした。

タメ口で答えます。

「このオレから逃げたという噂(うわさ)が立てば、ますます賞金が上がるだろう」

「豚は太らせてから喰え、だ」



「フン、しょせんは金か」と、ワルズ・ギル。

「薄汚い賞金稼ぎの考えそうなことだ」


キアイドーは言います。

「オレのむなしさを埋めてくれるのは、金と戦い」

「それとも、この中の誰かが、退屈を紛らわせてくれるのか?」



艦橋に、緊張が走りました。


「ほう…」

そんな中で、キアイドーは参謀長ダマラスの方を見た。

「おまえなら、楽しませてくれるかもな」


フフフと笑いながら、キアイドーは出て行きました。



街に出て手がかりを探す、ルカにジョー、そしてハカセ。

ルカも、マーベラスの様子がヘンなことに気づいていました。

ジョーも、確かにそうだと言う。


と、そこに黒いバイクがやって来たかと思うと、停車しました。

ヘルメットをとった男は、あのバーにいた男?

男はじっとルカを見つめると、「乗れよ」と言った。


「ナンパ?」と、ルカ。

「あんたに、わたしを誘う資格があるのかしら?」

(資格とは、銭でっか?)


「あるさ」と、男は平気に答える。

「女はすべて、オレのものだ」

歯が浮くようなセリフですが、この男が言うと様になっている。


「おまえ、おかしいんじゃないのか?」

そう言って、ジョーが男の肩に触れた。


途端に、男の表情がくもります。

「触るんじゃねえ」

「オレは、納豆と男が大嫌いなんだ」



男はいきなりジョーを殴り飛ばしました。

巻き添えを食って、ハカセも倒れます。


何すんのよ!

ルカが男を殴ろうとする。

男は避けてその手をとると、ニヤリと笑った。

後頭部へのラリアットもかわし、男はジョーが落としたモバイレーツを拾い上げ、言いました。

「こいつは、もらってくぜ」


何と、男はそのままバイクに乗って消えてしまいました。


アイムと鎧と共に手がかりを探す、マーベラス。

そこに、ルカから連絡が入る。

ヘンな男が現れて、ジョーのモバイレーツをとられた。


いつの間にか、背後にあの男がいました。

手には、ジョーのモバイレーツが。

返すように要求するマーベラスに、男は言った。

「ほしけりゃ、腕ずくで来な」


「おもしれえじゃねえか」と、マーベラス。

バイクの男に殴りかかる。

しかし、拳は男に届きませんでした。


バイクのシートに座ったまま、男はマーベラスの拳を避け、蹴りを喰らわせる。


ん?

すぐ近くにいる鎧ですが、のん気に手がかりを探しています。

マーベラスの声に振り返りますが、鎧にはマーベラスがひとりで戦っているように見える。


アイムやマーベラスに見える男が、鎧には見えない?

そうか、この男は、愚か者には見えない男なのか?

って、それじゃあ、裸の王様!


マーベラスの繰り出した拳を握り、男は言った。

「今のレッドは、こんなものか? 落ちたもんだな」

「オレの知ってるレッドは、もっとパンチに魂がこもってたぜ!」

「こんな風にな!」


男は拳を振り上げ、マーベラスを殴った。


柵(さく)に激突する、マーベラス。

衝撃で、モバイレーツが落ちました。



男はマーベラスのモバイレーツを拾い上げ、こう言った。

「これ以上、ジェットマンを探すな、いいな」

立ち去ろうとした男ですが、何なんだ、おまえは? そう言うマーベラスに振り返り、さらに答えます。

「結城凱(ゆうき がい)だ」


ブラックコンドル 結城凱




ゴーカイガレオンに戻った海賊たちに、鎧が説明しました。

ジェットマンには、いくつか謎がある。

そのひとつが、消えたブラックコンドルの件。

そして、ブラックコンドルの名前が、結城凱なのです。


同じガイでも、こうも違うのか、そう誰かが思った


でも、なぜ、鎧にだけ姿が見えなかったのだろう?

宇宙人にだけ、見える?

何が何だか、分かりません。



夜、ひとり公園に出かける、マーベラス。

あの男は言った。「今のレッドは、こんなものか? 落ちたもんだな」


何かを振り払うかのように、マーベラスはゴーカイサーベルを振るう。

風圧で葉っぱが落ちる中、あの男、結城凱(若松俊秀)が現れました。

「おいおい、どうした、こんな夜中に?」

モバイレーツを返せと言うマーベラスに、結城凱はダメだと言う。

「自分でも、分かっているはずだ」

「今のおまえに、戦う資格はない」

「偉そうに海賊なんて名のってるくせに、おまえ、ビビってるだろう?」



言い当てられたマーベラスは、何も言い返せませんでした。


「まったく、情けないやつだ」と、男は続ける。

マーベラスが胸ぐらをつかむと、「ったく、ガキだな」と吐き捨てた。

「自分の弱さと向き合えないとはな」と。


凱の言葉に、マーベラスはつかんでいた手をはなしました。


「今のおまえじゃ、ジェットマンの大いなる力を、使いこなせやしねえがな…」

そう言って去ろうとする男を、マーベラスは追いかけます。



この男、結城凱が、敵を討ち倒すヒントになるのだろうか…





ひょうひょうとしていて、何にでも立ち向かっていく、マーベラスの足が止まった。

どうやら、過去の恐怖がよみがえって来るらしい。

いつもは出る一歩が、なかなか出ません。

スポーツ選手でいう、イップスのようなものだろうか?

ともかく、意識ではどうこうできないような、引っかかりができてしまいました。


そんな中現れた、謎の男。

彼は、結城凱だと名乗った。


結城凱といえば、ジェットマンの最終回で、とんでもないことになったはず。

その彼が突然現れて、海賊たちに食ってかかった。

ジェットマンを探すなと忠告し、マーベラスの心境まで見抜きます。


結城凱は、いったいどうしようというのか…





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男を追ってマーベラスがたどり着いたのは、お墓。

Black wing sleeping here forever、そう刻まれた上には、結城凱の名が。

これは、どういうことだ?


やや遅れて、鎧たちがやって来ました。

「やっぱり、死んでいたんですね」と鎧は言う。


墓には、洋酒(マッカラン)やタバコ、アイドル歌手アコちゃんのグッズ(お菓子?)も。

花束や、おいしそうな野菜も供えられていました。

これらはきっと、他のジェットマンのみなさんからだろうと、鎧は話した。

きれいに掃除され、お供え物も、新しい。

きっとみんな、毎日のように来ているのだろう。


鎧には、なぜ結城凱がジェットマンのみんなを探すのを邪魔したのか、分かるような気がしました。

「結城凱さんと、他のジェットマンのみなさんは、今も強い絆(きずな)で結ばれている」

「だからこそ、凱さんは、他の4人を戦いに巻き込みたくないんですよ」

「ふつうの暮らしをしている、仲間たちを」




その結城凱は、キアイドー率いるザンギャック部隊の前に現れていた。

宇宙人だからか、ゴーミンたちにも結城凱は見えるようです。


「ほう、オレと遊んでくれるというのか?」と、キアイドー。


「ああ、楽しませてやるぜ」と、結城凱は不敵に笑いました。

そして、付け加える。

「泣くほどな」と。


「貴様が何者でも、かまわん。ただ、強くあってくれればな」

キアイドーは、赤い拳を握りました。

「見せてみろ!」

そう言ってキアイドーが斬ったのは、ゴーミンの背中。

部下を威圧し、けしかけたのです。


あわてて結城凱に向かってゆく、ゴーミンたち。

生身のままの結城凱の蹴りが決まる。

敵の攻撃を避けては蹴り、避けては殴る。

スマートかつ強烈に、凱が攻めます。


そこに海賊たちも駆けつけた。

しかし、伊狩鎧だけには、見えません。

戦隊ファンだけに、もったいない。


結城凱が腕を掲げると、クロスチェンジャーが出現。

光と共に、凱はジェットマンに変身した。


ブリンガーソードでゴーミンを斬ってゆく、ブラックコンドル。

細身の剣ですが、ダイヤの7~8倍の硬さです。


結城凱が変身したことに、海賊たちは驚きました。

ジェットマンのレンジャーキーはここにある。

なのに、どうして変身できるのか?

そもそも、死んだはずでは?


ついに対決する、ブラックコンドルとキアイドー。

「やるな、うれしいぞ」

ブラックコンドルの強さを、キアイドーは素直によろこんだ。

達人同士、剣と剣との火花が散ります。

Allons-Y!


それを見つめる、海賊たち。

ジョーの口から、「死んでもなお、戦っている…」と言葉がもれた。

「他のジェットマンを、守るために」


次第に圧されはじめる、ブラックコンドル。

キアイドーは、「来い」と、声をかけます。


マーベラスは目を閉じ、やがて拳を握った。

目を見開くと、一歩を踏み出す。

戦う結城凱の姿が、マーベラスの心に何かを宿らせたのか?


そんなキャプテンの姿を見て、ジョーはニヤリと笑いました。

満足気に、後に続きます。

仲間たちも、ふたりに続く。


決死の覚悟で突進する、ブラックコンドル。

斬り合いますが、つばぜり合いから、吹き飛ばされた。


着地したブラックコンドルの前に立ったのは、マーベラスたち。

キアイドーに向かって、言う。

「おまえの相手は、オレたちだ」


ブラックコンドル舞う!


ブラックコンドルは、変身を解きました。

そして駆けつけた頼もしい後輩に声をかける。

「おまえ、ようやく恐怖を乗り越えたようだな」


黙って、マーベラスは うなづきました。

そして、受け取ったものを口にした。

「自分に勝つ力。自分の壁を打ち破る力」

「死をも乗り越える、意志の力」



「分かったみたいだな、大いなる力が」

そう言うて、結城凱はモバイレーツを投げた。

「さっさと、あいつを倒して来い」



モバイレーツを受けとり、さあ、豪快チェンジ!

海賊戦隊、ゴーカイジャー!

強き意志持ち、いざゆかん!


派手に行くぜと、まずはゴーミン退治だ。

ゴーミンを倒し、レッドはキアイドーのもとに向かう。

追いかけようとするゴーミンは、ブルーが引き受けた。

(今日のブルーは、レッドを見つめるシーンが多かったぜ)

シルバーはギンギンに――行こうとしましたが、ゴーミン軍団に抑え込まれ、行けませんでした。

(今日のシルバーは、こんな感じ)


「ハハハハッ、うれしいぞ」

ゴーカイレッドと斬り合いながらもそう笑う、キアイドー。

強烈な一撃を、レッドの胸に叩きつけた。


ヒザをつきかけたレッドですが、踏ん張って、得意の足技をおみまい。

ゴーカイガンとゴーカイサーベルのコンボで牽制し、いざ、ジャンプ。

すべての力をのせて、剣をキアイドーに向かって振り下ろす。


それを剣で受けようとする、キアイドー。

が、レッドの剣はそれをすり抜け、キアイドーの体前面を切り裂いた。

激しい火花が、キアイドーの体から吹き出ます。


「ジェットマンで決めろ、ゴーカイジャー!」

結城凱の言葉を受けて、豪快チェンジ!

ここはもちろん、鳥人戦隊ジェットマンだ!

行け、翼広げて、飛翔せよ!


(ちなみに、シルバーはゴーミンのお相手)


空を舞い、キアイドーをかく乱。

ジェットウィングが、まぶしいぜ。


レッドホークは着地しつつ、ブリンガーソードの一撃を浴びせる。

キアイドーと斬り合うと、空中に飛んで注意を引きつけた。


そこにイエローオウルが横から飛翔し、斬りつける。

このイエローは、スマートだ。


ホワイトスワンは、キリモミ回転で急降下し、攻撃。

これも、ききそう。


このブラックコンドルは、ひと味違う。

ブリンガーソードで斬りつけた後に、「ぺローン」と挑発。

飛ぶ時の音も、ピヨ~ンだ。

さすが、中身はゴーカイグリーン。


ブルースワローの剣技も冴えるぞ。

バードブラスターとブリンガーソードで攻撃し、すぐに空中へ離脱。


ここでレッドホークの必殺技が出る、来た、飛行斬り!

ついに、キアイドーも吹き飛ばされた。


「貫く(つらぬく)ぜ!」

レッドホークを先頭に、5羽の鳥が飛翔する。

炎に包まれた戦士が、やがてひとつとなり、火の鳥に変化した。

決まれ、ジェットフェニックス!


キアイドーは悲鳴とも喜びの声ともとれる声を上げ、絶命しました。


ジェットマン vs キアイドー


「うはぁ~、カッコよかったぁ~」と駆け寄り、イエローに抱きつく、シルバー。

もちろん、ヒジ打ちを喰らいましたとさ。

罰金です。



みんなと帰りながら、結城凱は言いました。

「やったな。ったく、世話焼かせやがって」

何か言いたそうなマーベラスには、こう言った。

「何も言うな。ケツがかゆくなるからな」

(おっと、ギョウ虫がいるわけじゃないぜ)


ベンチに座り、懐かしい青い空を見上げる、凱。

「きれいな空だ。目にしみやがる」

「分かってるな? おまえらが守る番だ」

「あの空を」



いつもの調子に戻って、マーベラスは聞きました。

「海賊にそんなこと任せて、いいのか?」


ニヤリと笑って鼻を指でさすったあと、凱は満足気に言いました。

「あばよ」


マーベラスが振り返った時、結城凱の姿は消えていた。


「まったく、キザなやつだ」と、ジョー。


ルカは、「でも、まあ、いい男だったなあ」と、しみじみ。

「もっとはやく会いたかったかも」とまで。


でも、アイムは、「う~ん、わたくし的には微妙です」と。

ちょっとタイプではなかったかな。


みんながそう話している間、同じガイでも伊狩鎧の方は、必死で戦隊ヒーローの先輩の姿を探していた。

でも、見えない。

「結局、最後まで、見えませんでした…」

「どうしてですか~? オレが、オレが地球人だからですか~?」



鎧が騒いでいる後ろで、マーベラスは空に誓っていました。

『結城凱、確かに受け取ったぜ。ジェットマンの、大いなる力』


晴れ渡る空には、白い雲と、ひと筋の飛行機雲が。

あれはもしかして、ブラックコンドルが帰って行ったあとか…



結城凱はあの女性の待つジャズバーへ。

女性は聞きました。

「どうだった、地上のお酒は?」


「ああ、うまかったぜ」と、凱は答えた。

「最高にな」と。


女性は、手札を開き、言いました。

「ストレートフラッシュ、今度こそ、わたしの勝ちね」


が、凱は静かに手札を置く。

「悪いな、ロイヤルストレートフラッシュだ」

「あんた、神様のくせに、弱すぎだぜ」



神様、あるいは女神(川村りか)は、微笑みました。

そして、お願いする。

「ねえ、一曲、聴かせてくれない? 凱?」


それが神様であろうと、女性に甘い声でたのまれれば、イヤというわけにはいかない。

凱は得意のサックスを手にとりました。

彼は楽器も、女性のように扱う。


バー「Golden Gate」に、凱の甘い演奏が響き渡ります。

手前に置かれているお酒は、「HEAVEN SKY」。

そして、カクテルグラスに入れられたダーツは、まるで仲間の羽根のようだった…


ゴールデンゲートにて






つっかかっていった結城凱ですが、実はその背中で、言いたいことを語っていたようです。

そして、マーベラスはそれを受け取った。

「自分に勝つ力」

「自分の壁を打ち破る力」

「死をも乗り越える、意志の力」


死してよみがえる、まさに不死鳥、フェニックス。

一度死んだようになって、それから復活した人間は強い。

壁を打ち破るという意味を、結城凱は教えてくれた。



天国でも、よろしくやっているらしい、凱。

地上ではさんざん頑張ったから、これもご褒美(ごほうび)?





海賊戦隊ゴーカイジャー ゴーカイマシンシリーズ04 風雷丸



NEO ACTOR(ネオアクター) VOL.15 (廣済堂ベストムック177号)




海賊戦隊ゴーカイジャー レンジャーキーシリーズ レンジャーキーセット08

 






今週のおまけ

海賊戦隊ゴーカイジャー 今週のおまけ

左上:ハカセが「イテッ!」
右上:ナビィも「イタッ!」

左中:ハカセ、足がからまってるぞ
右中:ジェットマンが…と今日はずっとこんな感じだった、シルバー

左下:役名通りの美女でした、川村ゆりさん
右下:帰ってきた、結城凱! 若松俊秀さん 





来週のゴーカイジャーは――


来週の海賊戦隊ゴーカイジャー

第29話「アバレ七変化で新合体」

アイムが婦人警官に?

あれ? 女子高生に、看護師さん?

そしてこの男女は、爆竜戦隊アバレンジャーの三条幸人(冨田翔)に今中笑里(西島未智)?

なぬ、旧姓だと?


というか、アイムの前にいるのは、誰だ?

幻のアバレピンクも登場?





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<<「イケメン ハカセと 泣き顔 ルカ vs レガエル/第27話 いつもより豪快なチェンジ」
   「アイムの七変化 アバレンジャー vs ダイヤール/第29話 アバレ七変化で新合体」>>
 

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南方 城太郎

Author:南方 城太郎
生息地:関西
分類:昭和人間
生まれ:
黒電話、赤電話が主流で、冷房は扇風機、暖房は石油ストーブと炬燵という時代


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