ユング心理学の視点から見た日記。スーパー戦隊シリーズ キョウリュウジャー、トッキュウジャー、東のエデンのレビューと感想。エニアグラム、子どもが育つ魔法の言葉、話が通じない人の心理、自分に気づく心理学。ドラマやアニメから学ぶ人生観。
 
海賊戦隊ゴーカイジャー、第24話「愚かな地球人」――



僕らのヒーローが帰ってきた。

その名は、ジェラシット…



海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE 空飛ぶ幽霊船 メイキング 6人の絆 【DVD】





たまには外で食べようと提案する、ハカセ(清水一希)。

たまにはいいですねと、アイム(小池唯)も大賛成です。


ルカ(市道真央)は、回転寿司がいいと言います。

(寿司自体が回転すると勘違いしているようですが)

マーベラス(小澤亮太)は、第1回で食べそこねたカレー。

ジョー(山田裕貴)は、手羽先。


鎧(池田純矢)はなぜか、ゴーカイシルバーに変身しました。

そして言うには、「タコ焼きにしましょう!」


でも、宇宙人である他の海賊たちは、タコ焼きを知りません。



その頃、ゴミ捨てに来たおばさん(大島蓉子)が、ゴミ捨て場でおかしなものを目にしていました。

どうしたの? と声をかける、おばさん。


そいつは言いました。

「ザンギャックに、粗大ゴミとして捨てられました」


こっ、こいつは、ジェラシット?

確かにジェラシットは、インサーンに「粗大ゴミとして、捨てちゃってください」と言われていた。

って、本当に粗大ゴミとして捨てられていたのか!


困ったわねえ、と おばさん。

粗大ゴミは事前に電話して、指定されたシールを貼っておかねばならない。

「今日は燃えるゴミの日だから――あんた、生きてんだからさあ、生ゴミとしてなら、回収してくれんじゃないの?」

そう言って笑うと、おばさんはジェラシットの上に持っていたゴミ袋を置いて、立ち去りました。


何たる仕打ち、何たる屈辱。

ザンギャック生活二十数年、こんなくやしい思いをしたことは、な~~い!

「地球人に生ゴミにされてしまった~~!!」

ジェラシットはゴミ袋に顔をうずめて、泣きました。

この時、涙はしょっぱい味がしたという。


と、ジェラシットの鼻が、何ともいえないいいニオイを捉えました。

花の蜜に吸い寄せられる蝶々のように、ジェラシットはニオイの方へ。

そこにあったのは、船の形をした容器にのった不思議な食べ物。

丸っこいのがいくつも並んでいる。

我慢できず、ジェラシッドはそれを食べようとしました。


「コラっ!」

屋台の大将(宮崎吐夢)に叱られる、ジェラシット。

それは、売り物のタコ焼きだったのです。


スミマセンと、ジェラシットは素直に頭を下げました。

「ず~~っと、何も食べてないんです」

おまえは? と聞かれると、「生ゴミです」と答えた。

(おい!)


よく事情の呑み込めない大将ですが、食え! とタコ焼きを差し出しました。

が、ジェラシットが手を伸ばそうとすると、「待て!」と。


ん? どっち?


大将は言いました。

「おまえ、オレのペットになる気はないか?」


はい?

ペット?


その時、ジェラシットのお腹が鳴りました。

そりゃそうだ、長い間、何も食べてない。

お腹を押さえるジェラシットに、大将はやさしく言った。

「お食べ」


「いただきます」

大将とタコ焼きに後光を見出しつつ、ジェラシットはタコ焼きを口に運びました。

な、何だこれは。

外はカリッと、中はモチモチ。

辛いような甘いようなソース。

上にかかっている緑の物からは、ほのかに海のにおいがする、

中の具がまた、何とも言えません。

ジェラシットの意思と関係なく、手が勝手に動いて、タコ焼きを口に運んでいく。

まるで包丁人味平のカレー戦争だ。


スーパースター ジェラシット




旗艦ギガントホースに、奇妙な行動隊長が現れました。

ザンギャック エージェンシーのセンデン(SEN-DEN)?

名刺には、第三侵略宣伝部長、ザンギャック最強クラブ名誉会長、No.ザンギャッククイズ王初代王者、侵略コンサルタントなど、肩書がいっぱい。


センデンは、ワルズ・ギルたちを前にプレゼンをはじめました。

モニターやホワイトボードまで、使います。

ザンギャックが宇宙最強であることを地球人の脳裏に浸透させ、抵抗する気力をなくしてしまえば、武力を使うことなく地球制服を成し遂げることができる。


が、退屈なのか、ワルズ・ギルはウトウト。

参謀長ダマラスは、プレゼンを切り上げさせ、出動を命じました。


行動隊長 センデン




海賊たちは、鎧のすすめでタコ焼きの屋台へ。

そこのタコ焼きは、最高においしいらしい。


が、屋台は、もぬけのカラでした。

大将はどこだ? と見渡すと、公園で何か声がする。

って、何じゃ、ありゃ?


タコ焼き屋の大将は手を差し出し、言いました。

「お手」

その前にいるのは、プードル? ゴールデンレトリバー? それとも、柴犬?

いえ、調教されているのは、ジェラシット。

(ペットで、調教? まあ!)


お手、おかわり。

そんな要求に懸命に応える、健気な健気な、ジェラシット。

大将は喜び、ほめます。

よ~し、すごいじゃないか、すごいじゃないか。

お~し、おしおし。


バンッ! と撃つマネをすれば、やられた~! と倒れる。

何と愛らしい、ジェラシット。

お~し、おしおし。

大将は愛犬に接するように、ジェラシットを抱きかかえ、お腹をなでます。

お~し、おしおし。


そんな様子を生温かい目で見守る、海賊たち。

アイムも、「あいかわらず、意味が分かりませんね」と。

(そのとおり)


「帰るか」

マーベラスの一言で、みんな家路に就こうとします。

君子危うきに近寄らず。

さわらぬ神にたたりなし。

脱力がイヤなら、ジェラシットには関わらない方がいい。


が、それを、鎧が止めました。

鎧は、ジェラシットがどんなキャラか、知りません。

「あの店のタコ焼きを知らずに、地球のタコ焼きは語れません!」



その頃、センデンは、宣伝活動にいそしんでした。

まずは、ビルの上から、ビラまき。

ゴーミンたちも街に出て、チラシを配る。


「地球人は、我々ザンギャックに征服されることにより、はじめて平穏に生き延びることができるんです」

そんなことを、拡声器で叫んでいる。

「センデン、センデ~ン! ザンギャックに、逆らうな~!」



一方、公園では、ジェラシットとタコ焼き屋の大将の 調教 交流が続く。

大将がブーメランを投げると、ジェラシットが追います。

側転、側転、そして、真剣白羽どり。

ティラノレンジャーの龍撃剣には失敗しましたが、ブーメランなら、大丈夫。

フリスビーだって、ジャンプして、ナイスキャッチだ!


ご主人さまに手を振る、調教済み芸人 ジェラシット。

と、その後ろに、センデンとゴーミンたちが。


何やってんだ! と言うセンデンに、ジェラシットは、「ペットだけど?」と。

差し出した手に反応して、お手まで してしまっている。


もだえるようにして、センデンは言いました。

オレが一生懸命、ザンギャックが宇宙最強であることを地球人にアピールしている時に、ザンギャックが地球人のペットになるなんて、そりゃ、ねえだろう!

センデンは、ジェラシットを、どつきまわします。

バカヤロー! と。


ここで、ザンギャック最強光線、発射。

ザ・ン・ギ・ャ・ッ・ク・最・強の文字が、ジェラシットを貫きます。


思わずご主人の後ろに隠れる、ジェラシット。


「ザンギャックなのに、ペットになるやつも、ペットにするするやつも、ゆるさ~ん!」

センデンとゴーミンは、ジェラシットを追いかけます。

(7時37分、センデンの向かって左にいるゴーミンは、女性?)



遠くから眺めていた海賊たちですが、しょうがねえと、不承不承ながら、変身。

ジェラシットと大将を、助けます。

ゴーカイガンをぶっ放し、ゴーカイサーベルで斬りつける。


レッドはゴーミンを踏みつけ、名乗りを。

ブルーは座りながら、余裕の対応。

イエローは、後ろ回し蹴りを放った。

グリーンは柵(さく)で前回りしますが、ゴーミンの棍棒(こんぼう)が股を直撃し、チン!

かかと落としで踏みつけるのは、ゴーカイピンク。

槍が蒼い(あおい)弧を描く、ゴーカイシルバー。


ここで、豪快チェンジ!

電磁戦隊メガレンジャーだ!

メガレッドは、ドリルセイバーを振るう。戦えば戦うほど、強くなるぜ。

メガイエローは、メガスリング。パチンコを、ガンガン。

メガブルーは、メガトマホークだ。超振動で、ダイヤモンドだって砕く。

メガピンクは、メガキャプチャー。アンテナから、超音波、発射。

メガブラックは、メガスナイパーを分割し、メガショットとメガマグナムの二丁拳銃。

メガシルバーは、シルバーブレイザー ソードモードで戦う。


あっという間に、ゴーミンを撃退した。

あとは、センデンを残すのみ。


ここは、忍者で決める。

豪快チェンジ!

忍風戦隊ハリケンジャー、シュシュッと参上!


ん?

参上しましたが、センデンはいつの間にか、逃げていた。

レッドは、「あいつも、そういうタイプか」と。


メガレンジャー


ハリケンジャーは、来週のお楽しみ。



戦闘の様子が中継されていた、ギガントホース艦橋。

しかし、そこに残っているのは、ダマラスとバリゾーグのみ。

ワルズ・ギルは、頭痛がするからと部屋に戻り、インサーンも、ジェラシットの顔は見たくないと、出て行ってしまった。


バリゾーグはダマラスに、ワルズ・ギルからの伝言を伝えました。

「あとはすべて、ダマラス様にお任せすると」


言葉もない、ダマラス。

そこへ、バリゾーグと入れ違いに、センデンが帰還しました。

「すみません」と、いきなり謝る、センデン。

「ちょっと武器貸してもらえませんか?」

「やっぱり、武力が大事です。はい」




しようがなく関わってしまった、海賊たち。

ペットになった事情をジェラシットが話そうとするも、「いや、聞きたくない」と。

みんな眉間に、しわがよっています。


ただ、鎧が言いました。

「とにかく、タコ焼き屋のご主人、宇宙人をペットにすることは、やめましょう」


「確かに…」と、大将。

「地球人としてはちょっと、横暴だったかも」と、反省します。

ジェラシットはかわいかったけど、付き合い方というものがある。

彼にも、「どうも、すみませんでした」と、深く頭を下げました。

(って、今日は頭を下げるシーンが多いな)


しかし、ジェラシットは、「オレがタコ焼きを食べたいばかりに…」、そう言って大将を気づかいます。


そこで、ハカセがアイデアを出しました。

そんなにタコ焼きを食べたいのなら、タコ焼き屋さんの弟子になればいい。

アイムも、宇宙人初のタコ焼き屋さんなんて素敵だと、賛成します。


宇宙人初のタコ焼き屋を想像する、ジェラシット。

火星人相手に、宇宙タコ焼きを、屋台で売る。

うん、悪くない、悪くないかも。

でも、オレになれるだろうか?


「なれるさ、ジェラシット」と、ハカセが励ましてくれました。

(これは、カーレンジャーの大いなる力?)

「自信を持って!」


マーベラスも、ジョーも、応援している。

アイムも、ルカも、鎧だって、応援します。

生きていいんだ! こんなミジンコみたいな宇宙人のオレでも、生きていいんだ!


海賊たちに励まされ、ジェラシットは「うん!」とうなづいた。

オレ、タコ焼き屋さんになる!



が、思わぬ障害が。

大将がいいと思っても、大将のお母さんが何て言うか分からない。

そこで海賊たちも一緒に、お母さんを説得しに家へ。


座敷に入って来た母親を見て、ジェラシットは驚きました。

あなたはオレを生ゴミにした、おばさん。


「わたしゃ、反対だよ」

おばさんは、いきなりそう言いました。


なぜ! と絶望する、ジェラシット。

「オレが粗大ゴミだったからか? オレが生ゴミだったからか?」


「それもあるけど」と、おばさんは言う。

「宇宙人をタコ焼き屋の弟子にしようなんて、あたしがゆるしても、保険所が許可しない!」

(いや、ごもっとも。前例がないからなあ)

「だいたい宇宙人って、トイレに入っても、手を洗わないっていうじゃないの」

おばさんは、顔を歪めてそう言いました。


でも、それは偏見。

ジョーなんかは、それこそていねいに洗う。

汚れた手でポッケに触れないように、あらかじめハンカチを口にくわえ、用を足したら、石けんでゴシゴシ。

ジェラシットも、同じようにしていました。


が、おばさんは信じません。

「歯だって、磨いてるかどうか、分かんないね~」と、ハーデー(歯~出~)のポーズで、罵り(ののしり)ました。


でも、これも偏見。ヘンケン艦長。

ジェラシットは、丁寧に歯を磨いている。

面倒だからと磨かないのは、タコ焼き屋の大将。

(みんな、虫歯にならないように、歯を磨こうね!)


おばさんは言いました。

「ノブユキ、女手ひとつでおまえを育てて、20年。地球の文化でもあるタコ焼きの伝統を守るためにも、宇宙人を弟子にするわけにはいかない!」


まあ、なんということでしょう。

ダメ宇宙人ジェラシットが、せっかくやる気を見せたのに。


そこで、海賊たちが後押ししました。

ルカは、「だから、それが偏見だっていうの!」と。


が、おばさんは腕組みして、ゆずりません。


その時、ふすまが開いた。

誰が来たのかと思ったら、なんと、センデンとゴーミンです。

「おまえたち全員、さっきはよくも邪魔してくれたな!」

「借りを返しに来たぞ!」



タコ焼き志願


戦う気満々の、センデン。

が、マーベラスが低い声で言いました。

「待て」

「今、大切な話をしてんだ」

「ちょっと待て」



マーベラスににらまれ、ビビるセンデン。

「いいだろう。全員待機!」

テーブルを取り囲んだまま、待つことに。


異様な光景ではありますが、ジェラシットの弟子志願は続けられることに。

が、ジェラシットの心は折れてしまっていました。

「もういいよ」と、テーブルに手をつく。

「立派な宇宙人初のタコ焼き屋になって、ザンギャックのやつらを見返してやろうと思ったけど、しょせんオレはザンギャックに見捨てられた粗大ゴミ。地球人からは、生ゴミ扱い…」


その言葉に、センデンが反応しました。

地球人から生ゴミ扱い?

そうしたのは誰だと聞くと、ジェラシットはおばさんを指さした。

「ザンギャックは、宇宙最強だ。それをペットどころか、生ゴミ扱いだと!」

センデンは怒りに燃える。

自分たちが粗大ゴミ扱いしたことは置いといて、ともかく、待機命令中止。

最新兵器、ザンギャックバズーカを、おばさんに向けます。


これはさすがにヤバイと、マーベラスたちは豪快チェンジ!

果たして、間に合うか?


そして、ジェラシットはタコ焼き屋になれるのか?





ついてない、ジェラシット。

ただインサーンが好きなだけだったのに、利用された。

それでも愛が伝わり、うまくいきかけたけど、最終的にはゴーカイ侍斬りを喰らい、ボロボロに。

インサーンにも捨てられた。

粗大ごみの日に出しておいてと。


粗大ゴミが最底辺かと思われましたが、違いました。

地球で、粗大ゴミから、生ゴミ扱い。

でも、何とか、ペットに昇格(?)。

そこで宇宙初のタコ焼き屋という夢を抱いた。


が、その夢も、宇宙人に対する偏見で、バッサリ。

このままジェラシットは、ゴミのように処分されてしまうのか?

ああ、神よ、哀れなジェラシットを救いたまえ!





スーパー戦隊シリーズ 海賊戦隊ゴーカイジャー VOL.1【DVD】



海賊戦隊ゴーカイジャー キャラクターブック



てれびくん 2011年 09月号 [雑誌]






間一髪、ゴーカイジャーはみんなを救出し、外へ。

ひとまず3人を、土管の中に避難させます。


広場で怒りに燃えるセンデン率いるゴーミン軍団と、戦闘開始。

今回は戦力強化で、スゴーミンも加わっています。

とはいえ、成長した海賊たちには役不足か。

次々と、ゴーミンもスゴーミンも、倒されてゆく。


ブルーは、邪魔だと言って、ゴーカイガン発射。

グリーンは土管を使って、トリッキーな動き。オラオラ。

シルバーは、ゴーカイスピアで、スゴーミン2体を含み倒した。

ほっ、よっ、と土管の上を飛ぶのは、イエロー。バランス抜群。

ピンクは円形連射で、ゴーミンを一掃だ。

ゴーカイにサーベルをふるうのは、我らがレッド。


そんな中、ジェラシットは頭を抱えていました。

「オレは、どうすればいいんだ」

「ペットになることもできず、タコ焼き屋になることもできず、ハア~」


深い深いため息が出ます。


隣の土管には、タコ焼き屋の親子が。

よせばいいのに、暑いからと、おばさんが外に出てしまいました。

熱中症になっちゃうからと、息子が止めても聞かない。


それを、センデンは見逃しませんでした。

ターゲットは、ザンギャックを生ゴミ扱いした、このおばさんなのです。

「おばさん、これで終わりだ」

ザンギャックバズーカの銃口が、おばさんに向けられる。


危ない!

ゴーカイシルバーが、気づきました。


おふくろさん!

ジェラシットも、飛び出す。


ザンギャックバズーカが、発射された。

させるか! とシルバーがゴーカイスピアをふるうも、発射された後。

青い砲弾は、おばさんの方へ。

このままでは、あぶない。


その時、ジェラシットが前に出ました。

大きく手を広げ、おばさんの盾になった。


ジェラシットの腹の上で砲弾が炸裂し、爆炎が。

力なくヒザをつく、ジェラシット。

そして、スローモーションのように、あおむけに倒れた。

腹には、焦げた大きな穴が。


みなが駆け寄りました。

おばさんは、息を呑んで、自分を救ってくれた人を見つめる。

「宇宙人に対してヘンな偏見を持っているあたしを…」

「宇宙人が助けてくれて…」

「こんな素晴らしい宇宙人がいたなんて…」


涙と共に、おばさんの偏見は洗い流されました。

ジェラシットの傍らに座り込み、おばさんは言った。

「あたしゃ、何と愚かな、地球人…」

おばさんはジェラシットの手を握って、聞いた。

「こんな愚かな地球人を、どうして助けてくれたの?」


今にも途切れそうな息の中、ジェラシットは答えました。

「おふくろさん、宇宙から見れば、あなたもオレと同じ、宇宙人だから…」


何という人間愛、宇宙人愛。

が、ジェラシットは、ガクンと、力なく倒れた。

おばさんは、命の恩人の名を何度も呼びます。

ジェラシット、ジェラシット!


ゴーカイジャーたちも、あまりの結末に戸惑い、空を見上げる。

言葉も出ません。


誰かがぽつりと言った。

ジェラシットは、遠いお空で、美しい星になったんだよ。

ほら、空に輝く、切れかけた豆電球のように輝く、ぐんじょう色の星。

あれが、ジェラシット星だよ。


ジェラシットの名を叫びながら、胸の上で泣く、おばさん。

そんなおばさんに、何か言う者が。

「まだ生きてます」


え?


ジェラシットは、上半身を起こした。

「ここで死ねれば、ドラマチックだったんですけど」


イエローが、額をこつきます。

ブルーはジェラシットの鼻をつまみ、「おまえ、本当はすごく強いだろう?」と。

ゴーカイ侍斬りでも死なず、ザンギャックバズーカの直撃でも死なず、ホントは防御力最強なんじゃねえ?

打たれ強そうだし。


ああ、ジェラシット




すっかり置いてけぼりを喰った格好の、センデン。

この恨み、センデンだけに、千年は忘れんぞ。


ゴーカイジャーも、この脱力に対する怒りは、センデンに向ける。

6人は、豪快チェンジ!

炎の中から現れたのは、未来戦隊タイムレンジャー!

(グリーンは、Vサイン)


時間もないし、いきなり大技だ。

ベクターエンド・ビート ディフェンダー!

6人のダブルベクターが、センデンを襲った。

タイムレッドは、ザンギャックバズーカも破壊したぞ。


ここで、6人はゴーカイジャーにもどった。

一気に決めるぞ。

シルバーは追加戦士のレンジャーキーを召喚し、ゴーカイシルバーゴールドモードに変身。

出すぞ、必殺の、ゴーカイレジェンドリーム!

5人も続く、ゴーカイスクランブル!

弾丸に剣圧を加え、一気に葬る。


これではセンデンもひとたまりもない、絶叫しながら、爆死しました。


未来戦隊タイムレンジャー




インサーンがいないため、ため息交じりに光線を放つ、ダマラス。

センデンは、巨大化復活しました。


「めんどくせえやつだ!」

ゴーカイレッドはゴーカイガレオンを呼び、ゴーカイオーに海賊合体。


シルバーも、豪獣ドリルを未来から召喚。

豪獣レックスに、二段変形した。


まずは、ゴーカイスターバースト、発射!

大砲の連続攻撃だ。

すかさず、レックスドリルを喰らわせる。

そして、豪獣神に変形。


宣伝波で反撃を試みる、センデン。

衝撃波で、コクピットも火花に包まれました。

続けてパンチにヘッドパッド。

接近戦でも、なかなかやる。


そこでレッドは、レンジャーキーをセット。

ガオレンジャーの大いなる力を使う。

ガオライオン、召喚。

鋭い爪が、センデンを襲いました。


さらにレンジャーキーをセット。

シンケンゴーカイ―、完成だ!


宣伝パンチは、長刀で振り払う。

そして必殺の、烈火大斬刀 ゴーカイ侍斬り!


とどめは、豪獣神だ。

3形態に分身して、3つのドリルを叩き込め。

豪獣トリプルドリルドリーム!


センデンは再び、絶叫と共に、爆死した。


救急戦隊ゴーゴーファイブ




再び公園を訪れた、海賊たち。

何を運んでるのかと思ったら、開店祝いの花?

「ジェラシットさん江 祝開店 海賊戦隊ゴーカイジャー」

そう書かれてある。


そうか、ジェラシットはついに、タコ焼き屋さんに。

ダメだ、感激して、涙が出てきた。


タコ焼きって宇宙でも流行るかもなと、マーベラスも言っています。

でも、ジョーは、宇宙にはタコがいないと。

ルカは、火星人がタコみたいだという噂(うわさ)を思い出しました。

それでは火星人焼きで流行らないと、アイム。



あれ?

でも、屋台に、ジェラシットがいません。

力なく、店の大将が言いました。

「ジェラシットは、オレの母親と、駆け落ちしてしまった…」


は?

なぬ?

かけおち?


おばさんは決めたのです。

タコ焼き屋の暖簾(のれん)を捨ててでも、ジェラシットと一緒に生きていくと。

ふたりの指には、エンゲージリングが。

おばさんはジェラシットを、「ねえ、ダーリン♪」と呼んだ。

(あっ、めまいが)

ジェラシットは師匠に謝るとともに、お母さんは必ず幸せにしますと、約束した。


風の噂では、ふたりは今頃、どこかの温泉で楽しくやっているのだという。


その通り、ジェラシットとおばさんは、とある温泉で働いていた。

真面目に働き、仕事の合間には、顔を見合わせて、フフフと笑い合う。


おばさんは、うれしそうに、恥ずかしそうに、笑いました。

何か言いたそうだけど、言えないらしい。

ジェラシットは命の芽生えに気づき、こう叫びながら、おばさんのあとを追った。

アイ・ラヴ・ユ~!



引き上げる海賊たち。

用済みになった花は、なぜか棺のように見えた。


ジェラシット、その愛


何なんだ、いったい。

いい意味で…





宇宙人初のタコ焼き屋という夢に向かったはずのジェラシットですが、その到達点は、愛でした。

何と、自分を生ゴミ扱いしたおばさんと、結ばれることに。

偏見が理解に変わり、そして愛になった。


ついてないジェラシットにも、ついに平穏な日々が。

そして、新たな命も、感じられる。


――って、また出るの?

いや、出てほしい。

冬頃、待ってます。

子連れの姿を。


たぶん、出だしは、落ちぶれてるんだろうなあ…





海賊戦隊ゴーカイジャー 海賊合体 DX豪獣神



スーパーロボット超合金 ゴーカイオー (初回特典付き)





今週のおまけ

海賊戦隊ゴーカイジャー 今週のおまけ

左上:くらえ! 必殺の、お手だ!
右上:ゴーミン、レディ?

左中:チン!
右中:関わりたくない雰囲気

左下:夢は、宇宙進出さ
右下:逆に、洗わないやつは叩き斬る





来週のゴーカイジャーは――


来週の海賊戦隊ゴーカイジャー

第25話「海賊とニンジャ」

忍風戦隊ハリケンジャーから、3人とも登場!

椎名鷹介(塩谷瞬)、野乃七海(長澤奈央)、尾藤吼太(山本康平)。

ジャカンジャ暗黒七本槍から、六の槍 サタラクラと、七の槍 サンダールまで!

え? Jr?





スーパー戦隊ぴあ







<<「ゴーピンク巽マツリ vs ファイヤーロイドのメラン/第23話 人の命は地球の未来」
   「ハリケンジャー vs サンダールJr. サタラクラJr./第25話 海賊とニンジャ」>>
 

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Author:南方 城太郎
生息地:関西
分類:昭和人間
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黒電話、赤電話が主流で、冷房は扇風機、暖房は石油ストーブと炬燵という時代


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