ユング心理学の視点から見た日記。スーパー戦隊シリーズ キョウリュウジャー、トッキュウジャー、東のエデンのレビューと感想。エニアグラム、子どもが育つ魔法の言葉、話が通じない人の心理、自分に気づく心理学。ドラマやアニメから学ぶ人生観。
 
外向的直観タイプは、可能性を見抜く目を用いて、実際に行動しようとしました。受け取った可能性をカタチにし、実践することに喜びを感じる。

一方、内向的直観タイプは、「何かになる」とか「何かに使える」といった可能性よりは、「それが心の中に何を生むか」といったものに関心があります。あるいは、「何になるか」に関心があるにしても、実践はしない。

実際に何を生むかよりも、そこから生まれたイメージや観念に、興味を示すようです。関心の方向が、内向きです。



彼らにとって、イメージや観念は、実際に目の前にある物たちと同等の価値を持ちます。

目の前に存在し、誰もが見ることができ、触ることができる物体。そこから生まれる、イメージや観念を、このタイプは受け取る。そして、それを楽しみます。

ただこれは、彼ら自身の内的世界にあるものなので、特に外向型には理解されません。内的世界にあるものは、他の人には見えませんから。

また、このタイプは、説明することを苦手とする場合が多い。だからなおさら、周りの人には伝わりません。

芸術など、表現方法を持っていれば、別ですが。



説明が不得手で、他の人には知ることのできない可能性(のイメージ)ばかりを追う。こういった傾向は、彼らを社会の中で、低い地位に据えてしまうかもしれません。

いつも、ぼ~としていて、何かを考えているというよりは、何かを追いかけているようにも見える。

社会では「実際」というものが問題とされ、評価の対象となるので、どうしても、こんなことを言われてしまう。

しかし、逆に考えれば、このタイプが受け取っているものを、説明したり表現したりする方法が見つかれば、その限りではないのかもしれません。

他の人には受け取れないものを受け取り、それを具現化することができれば、そこに価値が発生することでしょう。

みんなに見えなかったものが見えるようになり、イメージだったものが実際になるわけだし。



このタイプの影は、外向的感覚。

外界にある感覚に対して関心がなかったり、無意識だったりします。

実際に何が起こったかよく覚えていなかったり、時間感覚にルーズだったり、今自分がどこにいるのかを忘れてしまったりする。

普段、自分にある能力を、イメージや観念を追うことに使うので、現実感覚に使われる領域は、どうしても限られてしまうようです。あるいは、視点が内向きなので、外のことは見逃しやすい。

こうなると、社会的な評価もあいまって、現実との接点が、だんだんと希薄になってしまうかもしれません。



劣等機能である外向的感覚が活性化されてきた時、ここでもその不慣れさから、過度になりやすいようです。

今まで無関心だったり、受け取らなかった反動か、極端に受け取ってしまう。

以前のこのタイプなら、感覚を受け取らないことから現実との関係が希薄になっていたのが、感覚を極端に受け取ってしまい、現実感覚から逸脱してしまう。些細なことを、増幅してしまうんですね。

あるいは、内界に適用される鋭い洞察力を、(内界に対するのと同じように)外界に対して用いてしまい、こんがらがってくる。

なので、時には、都市伝説的なものやオカルト的な敵を作り出し、攻撃してしまうこともあるようです。

(外向型の場合、外界に適用される理屈を、内界に使おうとして、ややこしくなるのですが)



ただ、外向的感覚という機能が不必要かというと、そうでもないわけで、むしろ必要です。

社会で暮らしていこうと思えば、なおさら必要。

相手と自分がどういう関係にあるか、時間は守られているか、今自分は(客観的に)どういう状態か、そういうことを(感じ取るという意味で)知ることは大事です。

これを完全にやれとはいいませんが、幾分はできたほうがいいでしょう。

というわけで、眠っていた外向的感覚機能が極端な働き方をするにしても、それが落ち着くのを待ち、だんだんと身に馴染むようになるのは、すごく意味のあることだと思われます。


どのタイプであれ、影の位置にある機能と付き合うには、こういった極端さや、それに伴なう失敗のようなものは、避けられないようです。カタチは違えど、誰でもそういう状態になる。

だから、こういった理(ことわり)を知り、みなが少しだけ寛容になれれば、影との対決も少しは楽になるのかな、なんて思ったりもします…





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次回は、ちょっとしたタイプのまとめ…





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Author:南方 城太郎
生息地:関西
分類:昭和人間
生まれ:
黒電話、赤電話が主流で、冷房は扇風機、暖房は石油ストーブと炬燵という時代


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