ユング心理学の視点から見た日記。スーパー戦隊シリーズ キョウリュウジャー、トッキュウジャー、東のエデンのレビューと感想。エニアグラム、子どもが育つ魔法の言葉、話が通じない人の心理、自分に気づく心理学。ドラマやアニメから学ぶ人生観。
 
直観というのは、可能性を知覚する機能です。

外向的直観タイプは、その機能を使って、外界と関わっていこうとします。

(例えば、思考型は、物事を組み立てて、あるいは順を追って、結果にたどり着きます。一方、直観型は、直接結果にたどり着きます。結果を直接観るかのように)



感覚タイプはそこから生ずる感覚を受け取りましたが、直観タイプは可能性を受け取るので、外向型の場合、「それをどう使えるか」ということを考えます。

例えば、何かを食べた時、感覚タイプならその味を楽しみますが、外向的直観タイプは、「これを使って何をやれるだろうか」などと考える。あるいは、もう少しすすんで、「これは○○に使えるぞ」などと、なる。



このタイプは、目の前のそれがどうなっていくか、可能性を見抜くのが得意です。目に見えない可能性を、自然と受け取ることができる。

しかも、外向型ですから、それを実際に使い、外界に具現化しようとします。可能性を使うことを考える。



ただし、その機能はプラスにも、マイナスにも、働くようです。

前述のように、このタイプは、これからどうなるかといった可能性を見抜く目を持っています。

けれど、その目に振り回される面も、否定できません。

というのは、ひとつの可能性に取り掛かっていても、次から次へと可能性を知覚してしまい、それを追いかけてしまう傾向があるのです。

また、物事が実現してしまうと(その分における)可能性は消えてしまうので、熱が冷めやすい。

そうなると別の可能性へと興味は移り、せっかく実現したものを維持する、といったことには無頓着になってしまいます。



こういった傾向から、外向的直観タイプは、一所に落ち着かない傾向があり、傍にいる落ち着きたい人と対立することもあるようです。

せっかく手に入れたのだから、それでゆっくり、というところがなく、可能性を見つけると、追いかけずにはおれないところがある。



このタイプの影は、内向的感覚。

感覚がないことはないんだけど、あまり興味がない。

上に書いたように、「美味しい!」と味を楽しむよりは、「これをどう使おう」となってしまう。

また、よく動く分、自分の内的な感覚に対して、無関心だったり、無自覚だったりすることも。

疲れたとか、どこそこの具合が悪いとか、そういうものを感じるより先に、可能性を追いかけることに労力を使ってしまう。



そういった傾向がある中で、ある時、劣等機能である内向的感覚が、活性化されます。

他のタイプ同様、眠っていた影が動き出す。

そうなると、このタイプは自身の感覚に対して不慣れなので、それをうまく受け取れません。

直観タイプは可能性を受け取ることに優れていますが、感覚を受け取るのが不得意です。(そして、感覚タイプは、その逆)

したがって、外向的直観タイプは、自身の内部から送られてくる感覚を、誤解して受け取ったり、拡大して受け取ったりしてしまう。

今まで健康に無関心だったのが一転して、自分の体の調子や健康状態について非常にこだわるようになったり、時には必要以上に心配して、何かの病気ではないかと疑ったりしてしまう。



こうなるのは困ったことのように思えますが、これもある意味では、不慣れなだけともいえます。

今まで自分の感覚と付き合いがなかったから、“程度”というものが、うまくつかめない。

他のタイプなら、幼い頃からの付き合いを通して程度を学んでいるわけで、ということは、このタイプはスタートが遅かっただけ、ともいえる。

今までやってこなかったことを、今やり直している、と。


そう考えると、これは、避けることではなくて、経るべきものだということが、分かります。

芽を摘むのではなくて、育てる対象であることが、分かる。



どのタイプでもそうですが、一見悪いと思えることにも、その奥には、案外いいものだったり、意味あるものが隠されていたりします…





夢追い人
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自己実現の心理学―元型論入門
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次回は、内向的直観について…





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Author:南方 城太郎
生息地:関西
分類:昭和人間
生まれ:
黒電話、赤電話が主流で、冷房は扇風機、暖房は石油ストーブと炬燵という時代


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