ユング心理学の視点から見た日記。スーパー戦隊シリーズ キョウリュウジャー、トッキュウジャー、東のエデンのレビューと感想。エニアグラム、子どもが育つ魔法の言葉、話が通じない人の心理、自分に気づく心理学。ドラマやアニメから学ぶ人生観。
 
感情タイプはその名の通り、感情をつかまえるのが得意です。

ただし、外向的感情タイプの関心は外に向いているので、個人的な感情については、その限りではない。

いや、多くの人が持つような個人の感情ならつかまえますが、主観の色濃い感情については、むしろ理解しない。



このタイプの感情や価値観、そしてそれによる判断――それらを総合した“好み”――は、一般的です。広く世間にあり、みんなで共有しているようなものを好む。自然と感情を共有して、生きている。

なので、このタイプは、周囲と調和するのが得意です。みんなが持つような感情を持ち、さらにそれをすすんで表明するので、人付き合いを苦にしません。愛想もいいし、社会でうまく生きていけるタイプ。

そうね、そうだよね、と感情を共有し、生きている。概ねみんなと、仲間になれる。疎外感とは無縁のタイプです。



ただ、その一方で、みんなが持たないような感情については、さっぱり分からないといった態度をとることも。

「なぜ、そう思うの?」「なぜ、そんなことを言うの」と、なる。

当たり前に感情を共有するこのタイプは、共有し得ない主観的な感情については、冷淡なのかもしれません。特に悪気はないにしても、理解の外にある。


また、このタイプは、ひとりで考え込むといったことを好みません。

ひとりでいるのを嫌い、自己反省など意味のないことだと考えている。

そんなことをするよりは、「こう思うでしょ?」「そう思わない?」と、みんなで感情を共有していたいと願う。



外向的感情タイプは、みんなの中に積極的に入っていくし、人気も出やすいようです。みんなして「そうそう」「だよね~」と、わいわいやる。

が、その影で、主観が強く個人的に生きている人とは、そりが悪い一面も。

概ねみんなと仲よくやる一方で、ある少数に対しては、冷たく接したりします。



このタイプの影は、内向的思考。

自身の内部、無意識に、思考を眠らせています。

普段、このタイプは、感情機能に多くの領域を割くので、思考は使わない。使わないから、洗練されない。


他のタイプ同様、このタイプの劣等機能も、ある日突然、活性化されます。

ただ、思考は思考でも使われていない思考だから、どうしても粗末なものになるようです。


内向的思考はざっくりいうと“わたしの考え方”といった面がありますが、それが未成熟なままに使われてしまう。

だから、AからCを導くのに必要な、中間のBが抜けている場合も。

本人は、「AだからCなんです」と主張するのですが、それは飛躍で、合理的な道筋が欠けていたりする。

合理的な説明を欠いたまま、「AだからCなんです」と言い切り、疑問には思わない。

あるいは、世に出ている法則などを使うにしても、ずれた使い方をしてしまう。


そして一番問題なのが、結論自体は感情に頼りながら、それをまだ成熟していない思考で補強しようとするところ。

嫌いなものを否定し、好きなものを肯定しながら、そのために、新しい法則を作ったり、既存の体系や法則を用いたりする。思考するのではなくて、自分ルールを作ってしまう。

そうするとどうしても整合性のとれない箇所が生じるので、特に外向的思考タイプなどは、大いに憤慨します。

ただ、それを指摘されると、このタイプはより感情的になり、手に負えなくなってくる。



といっても、思考という機能が悪いわけではありません。

まだ十分に使い慣れていないだけ。

だから、不十分だからと切り離すのではなく、ゆっくり育てることが望まれます。


前述のように、感情を正当化するためだけに使われると困りますが、考えることは必要だし、考えをまとめるのも、必要。

その練習を、ゆっくりやればいい。


どのタイプであれ、使ってない機能は未分化で、成熟させるには時間がかかります。

ただ、今まで持っていなかった機能を持つことは、大きな武器や支えになるので、それが人間を豊かにすることにつながるようです。

善いか悪いかでもなく、完璧か不完全かでもなく、使えるか使えないかでもなく、ゆっくり育てて、使えるようにする。

そういったことが、どのタイプにもいえるんですね…





考える練習をしよう (子どものためのライフ・スタイル)
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自己実現の心理学―元型論入門
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次回は、内向的感情について…





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「競合する機能とサポートする機能/タイプ論(11)」




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Author:南方 城太郎
生息地:関西
分類:昭和人間
生まれ:
黒電話、赤電話が主流で、冷房は扇風機、暖房は石油ストーブと炬燵という時代


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