ユング心理学の視点から見た日記。スーパー戦隊シリーズ キョウリュウジャー、トッキュウジャー、東のエデンのレビューと感想。エニアグラム、子どもが育つ魔法の言葉、話が通じない人の心理、自分に気づく心理学。ドラマやアニメから学ぶ人生観。
 
人を苦しめるものは、いろいろとあります。

例えば、不理解、無神経さ、誤解や曲解、身体的な暴力から精神的な暴力まで、いろいろあるでしょう。



不理解、無神経さ、誤解や曲解、これらは、誰もが経験するものかもしれません。どうしても避けられない。

ある時はされるほうとして、ある時はするほうとして(してしまうほうとして)、経験があるかもしれません。


誰もが経験するので、時にそれは当たり前だと思われてしまうかもしれない。人によっては「たいしたことないよ」と、口に出すかもしれない。「誰もがそうさ」、そう言うかもしれない。

でも、これって、点と線では意味が違ったりするんですよね。一場面と連続した描写では、全然違ったりする。



さてさて、ここに容器があるとしましょう。そこにコップ一杯の水が注がれました。小さな、コップ一杯の水。

それを見ても、誰も気に留めませんでした。だって、コップ一杯の水が注がれただけですから。

誰も、何とも思いませんでした。目には留めても、気には留めない。すぐに忘れてしまいます。


でも、その容器は、実は今にも、こぼれそうなほどになっていたのです。今にも溢れかえりそうになっていました。

コップ一杯の水が何度も何度も注がれ、しかも、流れて行く先を持たなかったので、溜まりに溜まり、今にもこぼれそうになっていました。

こぼれないのがおかしいくらい。



人の心には、こういう性質もあるんですね。

誰もが、互いの不理解や無神経さにやられることがあります。時に身近な人に、時にまったく関係ない通りすがりの人に、そういうことをされてしまう。あるいは、してしまう。

それを一場面として見た時、人は気に留めないかもしれません。「ああ、よくあることだ」と、気にしなかったりする。普通のこととして、流してしまう。

しかし、連続した場面として捉えた時、その人の容器は、何かしらの感情により、今にも溢れかえりそうになっているかもしれない。こぼれる寸前かもしれない。


不用意な一言、無神経さに不理解、誤解や曲解だってそう。それを連続して受けている人は、たいへんなことになっているかもしれません。

感情が少しずつ注がれ、頭が気づかない内に心には蓄積され、溢れかえりそうになっているかもしれません。

一場面としては「よくあること」。でも、連続して起これば、それを越えることも…



何らかの「それ」を目にした時、我々はそれを「たいしたことない」と思うかもしれません。「確かによいことではない、でも、よくあること」、「確かにひどい、でも、誰にでもあるよね」、そう思うかもしれない。

でも、それは一場面にいえることであって、連続したその人の人生においては、また違う意味を持つかもしれません。


ちょっとしたことと限界は、実は紙一重だったりするので、よく聴いてみないと分かりません。

自分自身のことにしたって、頭は知らなくても、心は感じているかもしれない。

そういう時は、心に聴いてみないと…





ストレスを右から左へ受け流す方法
ストレスを右から左へ受け流す方法





例えば、物差しにちょっと力を入れてもなんてことはないけれど、

既に圧力を加えて曲げている――曲げきっている――物差しは、ちょっと力を入れるだけで、折れてしまうかもしれません。


ただ、人間の心は目に見えないので、誰もがそれに気づけというのも、ちょっと無理がありそう。

けれど、気づかないとどうしようもない時は…





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Author:南方 城太郎
生息地:関西
分類:昭和人間
生まれ:
黒電話、赤電話が主流で、冷房は扇風機、暖房は石油ストーブと炬燵という時代


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