毎週木曜夜6時半よりサンテレビで放送中の「天才バカボン」(再放送)。
第16回は、冬ならではの物語です。
第31話「服をきていると死刑になるのだ」
外は一面の銀世界。台所にいるママに、パパが「たいへんだ! たいへんだ!」と駆け寄ります。「庭にお砂糖が、たくさん、こぼれているのだ」と。しかし、動じないママ。どうも毎年同じことを言っているようです。
来年は別のことを言おうと考えながら町中を走るパパの前に、雪の中、パンツ一丁の男が現れます。男が言うには、「服を着ていたら死刑になる」というのです。「雪が降ったら裸にならないと死刑になると、国会で決まった」と。
真に受けて裸になる、パパ。またまた騒動が始まります――騒動に巻き込まれる、レレレのおじさん。南無~。
寒空の中、「国会で決まったから」と裸で歩くパパは、町中の笑いものに。
怒って男の元を訪れますが、悪い仲間がいて、またまた騙されます。
パパはこのまま騙され続けるのか?
☆
加減を知らないという点においては、パパの右に出るものはそうそういません。なもんで、騙そうと思えば騙し続ける覚悟がいるのですが、どうなりますやら。
人を騙すとただじゃすみません。最後には、イタ~イ結末が待っているかも。
☆
私の住んでいるところは雪があまり降らないので、雪だるまを作った経験はあまりありません。小学生の時に作ったのは、雪が少ないから泥で黒くなった記憶があります。
あと、雪といえば転んだ思い出も。
自転車ですっ転んで、死にそうになりました。
◇
第32話「スキーがなくてもヤッホーなのだ」
スキー・シーズンということで、スキー列車でスキー場に向かう、パパとバカボン。しかし、スキーもストックも持たずに、身一つで来たので、笑われます。
部屋を借りようと、政府登録国際観光旅館という触れ込みの「おかめ屋」に申し出ますが、お客さんが一杯ということでぞんざいな扱いをされます。「泊まれるもんなら、泊まってみな」と。
それならということで、勝手に上がって部屋を探す、パパとバカボン。どこも一杯ですが、奇跡的にひとつだけ空いた部屋が。なぜ――確かに空いてはいましたが、単にその時、部屋の客が不在だっただけでした。しかし、これぞ天のセッティング。二人は部屋の主と出会うことなく、御飯をいただき、温泉に入り、酒やジュースをいただき、マッサージまで受けるといった展開。
ということは…
☆
パパとバカボンが無料でくつろぐ一方で、踏んだり蹴ったりの御仁がひとり。
次第に鼻がへし折られ、最後はしおらしいくらいに。
よかったのか、悪かったのか…
☆
しかし、今回のBパートの画はなかなか…
年末はさんでモーレツに忙しかったのかな?
テレビ版「超時空要塞マクロス」を思い出しました。でも、これでいいのだ!!
赤塚不二夫ソングブック今週の格言――
「裸は風呂に限る」
「天は部屋の中に人を作らずというのだ」
雪の日のパパ
雪だるまさんによる天罰?
パパとバカボンをバカにするスキー客
顔を見るだけで声が肝付兼太さんだと分かります
画が…
(これでは伝わり難いか)
→
「天才バカボンの目次」なのだ。
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