ユング心理学の視点から見た日記。スーパー戦隊シリーズ キョウリュウジャー、トッキュウジャー、東のエデンのレビューと感想。エニアグラム、子どもが育つ魔法の言葉、話が通じない人の心理、自分に気づく心理学。ドラマやアニメから学ぶ人生観。
 
久しぶりの特撮です。


レインボーマンのDVDを買ったので、レビューします。

見るの、久しぶりだな~。

昔はサンテレビで再放送してたけど、今はないもんな~。



レインボーマン 第1話 奇跡の聖者




第1話「奇跡の聖者」


1947年に始まった、インドとパキスタンの紛争。

1971年には三度目の全面戦争に突入していた。

第三次印パ戦争である。


なんと、その戦火の中に、ひとりの日本人が。

「あ~あ、ひでえめにあった」などと呑気なことを言ってる、この青年。

彼こそが、物語の主人公、ヤマトタケシであった。


彼は何のために、銃弾飛び交うインドに来たのか?

目の前には兵士たちの死体が転がり、時には自分も撃たれそうになる。

そうまでして、何を得ようというのか?


クリシュナガールの国境に差し掛かろうとした時、タケシはジープに乗ったインド兵に止められた。

パスポートを提示し、自分が日本人であることをアピールする、タケシ。

その時、パスポートから、雑誌の切り抜きらしいものが落ちた。


それを見て驚く、インド兵。

「ダイバ・ダッタ…」


ダイバ・ダッタの記事


そう、この 妖怪 老人こそ、ヤマトタケシが求める人であった。

この人に会うため、はるばる日本から来たのだ。


インド兵は写真に手を合わせ、祈り始めました。


「おいおい、何も拝むことたぁ…」

そう言いかけたタケシであったが、ハッとした。

「ダイバ・ダッタってのは、そんなに怖ろしい人なのか」


ジープで送ってもらおうとしたタケシでしたが、インド兵は険しい顔で、帰れと言う。

もう、すごい剣幕です。

よほどの聖人なのだろうか。


が、タケシもガキの使いじゃない。

死ぬかもしれないような場所に来て、今更帰れるもんか。


無理やり止めようとしたインド兵でしたが、これがまずかった。

考えるより先に、タケシの体が反応してしまったのだ。

手を払いのけたと思ったら、持ち上げて、肩車。さらに、大回転。

そのままインド兵を、数メートルも放り投げてしまった。


これそ、下町の黒ヒョウ・ヤマトタケシの必殺技“回転落とし”だった。


そして、タケシは思い出す。

この技が、自分の運命を変えたことを…。


-----------------------------------------------------

全国高校レスリング関東地区大会優勝決定戦。


タケシの相手は、まるでオッサンのようであった。

顔もオッサンなら、体もオッサン。

パワーも高校生を超えて、オッサン並みである。

さすがのタケシも、圧されてしまった。

片足を取られて倒され、ポイントを失うのでした。


あわやフォール寸前でしたが、タケシはこれをブリッジでこらえた。

そして一度離れ、あの技を放ったのだ。


相手の懐に飛び込み、肩口から抱え上げる。

肩に担いだまま、大回転。

平衡感覚をなくした相手を、放り投げる。

まさに、殺人技であった。


これで、ヤマトタケシの勝利!

みんなから称えられる――はずだった。


が、タケシを取り囲んだ人たちの口から出たのは、非難の声でした。

反則だぞ!

骨が折れてるぞ!

貴様、何人ダメにすれば気がすむんだ!

放課後電磁波倶楽部め!


目をむいて、タケシは返した。

「甘ったれるんじゃねえ!」

「レスリングってのはなあ、お嬢さんのダンスじゃねえんだぜ!」

「男と男の真剣勝負なんだ!」

「骨が折れるなんてえのはよぉ、未熟な証拠だい!」





後日、タケシは、レスリング部から除名されることになった。


当然、タケシは反発します。

弱小チームである城東高校を関東2位に押し上げたのは、誰のおかげだ!


もみあげキャプテンの言い分は、こうである。

「君の功績は認める」

「しかし、君は今度の大会で、4人もの負傷者を出した」

「(確かに相手が)未熟(なの)かもしれん。しかし、我々は、アマチュアのレスリングをやっているんだ」

「相手を野獣のように倒すことが目的ではない」

「君のはスポーツじゃない。野獣の格闘だ!」







タケシは、レスリング部を去った。

「こんな ぬるま湯みてえな学生レスリングなんか、こっちから願い下げよ!」と吐き捨てて。




タケシはその情熱を、プロになることに向けました。

必ずプロレスラーになって、頂点を取ってやる。


うさぎ跳び → 縄跳び → うさぎ跳び → 縄跳び → 飯もがっつり食う。

松の木に、キック! 松の木に、チョップ!

松の木に、タックル&キック!

(松木安太郎に物申す)




猛特訓の後、タケシはプロレス道場の門を叩き、テストを受けた。



が、思ってたのとちが~~う!

まったく歯が立たないのだ。

まるで子ども扱い。

打撃は容易に跳ねのけられ、まったく組ませてもらえない。

やがて、ボディスラムで撃沈。

「出直してこい」と、吐き捨てられたのでした。





タケシは、ガソリンスタンドで働く先輩のもとを訪れた。

(のちの警視庁湾岸警察署副署長であった)

(科捜研の女の父でもある)



黒木進(小野武彦)


彼は、アマレスの元チャンピオン。

現役の頃は、逆風車投げという技を使う猛者でした。

しかし、そんな先輩でも、プロレスラーには歯が立たなかったらしい。


「とにかく、プロで生きるには、技だけでなく、たとえ相手に刃物を持たれたとしても、かすり傷ひとつ負わないぐらいの特殊な訓練と、肉体を持たなければだめだ」


(プロレススーパースター列伝に出てきそうな言葉だった)


そんな人間離れした技なんて…。

タケシがそう言いかけると、先輩は教えてくれた。


「インドに、ダイバ・ダッタという老人がいる」

「一種の超・能力者だ」



先輩は、ある雑誌を見せてくれました。

白髪の老人が、修行僧のような格好で、岩場を飛んでいる。


「この老人は、世界でただ一人、奇跡を行う力を持っている人だ」


言葉だけ聞けば、にわかに信じられないことでした。

しかし、タケシは、写真の中の老人に引き込まれてしまった。

何か、言葉にできない「何か」が、そこにはあるような気がする。


先輩は続けた。

「七色の光の中から現れ、七つの違った超・能力者に、化身(げしん)するという」

ある時は岩を割り、ある時は炎を放ち、ある時は水や風を操る。

「これまで世界各国の武道家やスポーツマンたちが、弟子入りに押し掛けたが、誰一人として、彼の術を教わった者はいない」


「よし! オレがもらった!」

タケシの腹は決まりました。

「インドへ行って、ダイバ老人の弟子になってやる!」


-----------------------------------------------------





キャラクター大全 特撮全史 1970年代ヒーロー大全





<Bパート>


インド兵からジープを奪ったタケシは、ヒマラヤの麓を目指しました。

服を奪い、一応 変装している。

(人間誰でもみな同じだ。肌や言葉の違いを除きゃ)



が、インド兵もバカではありません。

検問で見破られ、追われることに。

(肌や言葉の違いでバレたか)


タケシはジープを捨て、山中に身を隠した。


そこで出会ったのは、インド人の母と娘でした。

戦闘に巻き込まれたのか、娘の方が負傷しています。


このぐらいの年の娘を見ると、ムラムラ――いや 日本を思い出す。

元気にしてるだろうか?


タケシは傷を消毒して、包帯を巻いてあげた。

そうしながら、心の中で誓うのでした。

「(みゆき、元気でいるか? おまえの足も、このオレがきっと、治してやるからな)」



-----------------------------------------------------


幼い日のこと、タケシは友達と公園で遊んでいた。

サッカーボールを思いっきり蹴ると、友達がヘディング。


その時、ボールが公園の外へ転がってしまった。


タケシは、妹のみゆきに命令しました。

「みゆき、ボール取って来いよ!」


喜んでボールを取りに行く、みゆき。


が、そこへ車が。





幸い、命は取り留めたものの、みゆきの左足は、もう思うように動かなくなっていました。

装具をはめ、杖なしでは歩けない。


みゆきとタケシは、重い十字架を背負うことになったのです。

(おのれ~車め~! クルマニクラスになってやろうか~!)




インドへ旅立つ前日、みゆきは寂しがった。

「明日から、母ちゃんとあたしと、二人きりね」


(事故のショックが大きかったのだろうか、幼き日と人相が変わっていたとか、いないとか)



修行が終わるまで、半年になるか、一年になるか。


タケシは約束します。

「兄ちゃんなあ、インドでうんと強くなって、世界で一流のプロレスラーになるんだ」

「そしたら、お金もたくさん入るし、おまえの足も治してやる」

「母ちゃんだって、働かなくてもすむようになる」



みゆきは斜め下を向きました。

「あたし、足も治してほしいけど、お兄ちゃんと一年も離れて暮らすなんて、いやだな」


タケシは、みゆきをおぶったあげた。

今は走れないけど、こうすれば一緒に走ったも同じだ。

そして、いつかきっと、走ることができるようにしてやる。


妹を背にして走りながら、タケシは誓った。

「(オレはどんなことをしても、おまえの足を治してやるぞ。おまえがお嫁に行くまでに、オレと かけっこができるようにな)」



-----------------------------------------------------



手当をしてあげると、インドの少女は、頬にキッスのお礼を。


!!


そこに インド兵たちが。


オレは日本人だと必死に訴えるタケシでしたが、兵隊たちには通じない。

(日本語を話しているような気もするが、勘違いだそう)

銃を構えて、今にも引き金を引きそうだぞ。


!!


その時、空に、七色の光が。

かと思うと、炎の中に、老人が見える。


空飛ぶ聖者


あれは、空飛ぶ浮○者!

いや、違う。


あれこそは、ダイバ・ダッタか!


宙に浮き、何やら呪文を唱えてるぞ。


ついに会えた。

歓喜する、タケシ。

「ダイバ~!」


!!


が、その時、インド兵が引き金を引いた。





ライフルの銃弾を至近距離で腹に受け、タケシは倒れた。

薄れゆく意識の中で、家族の名を呼びます。

「(ちくしょう)」

「(母ちゃん、みゆき~! オレは、オレは…死にたくない)」





タケシは、こと切れてしまったのだろうか?



ダイバ・ダッタは降り立ち、彼に触れた。

「う~む、やはり、日本人か…」

「近き日に、東方の国 日本から、若い男がワシを訪ねてくるというお告げがあったが…」

「あるいは、この男かもしれん」


ダイバは、タケシのシャツの前を、はだけました。

できたばかりの銃創がある。

鋭い目つきのまま、ダイバは言った。

「ワシが150年の間、待ち続けていた運命の男かもしれぬ」

真言を唱える、ダイバ。


!!

??


なんと、ダイバの手に、タケシの腹に撃ち込まれていたはずの銃弾が。


ダイバは続ける。

「この男がワシに遣わされた者なら、必ず生き返る!」

真言を唱えるダイバ・ダッタの体を、七色のオーラが包んだぞ。

気合一閃!


と、タケシの体まで、七色に包まれた。



やがて傷がふさがり、タケシの顔に血色が戻りました。



奇跡の技は、本当だったのだ。

(少年アシベのあの人とは違うのである)



「目覚めるのだ! ヤマトタケシ~~!」


ダイバの声を、タケシは聞いた。

目覚めると、その人が確かに、目の前にいます。

しかも、死んだはずの自分が生きていて、傷まで消えている。


「ついて来なさい」

ダイバ・ダッタは印を結ぶと、浮上した。


何から何まで信じられないことばかり。

しかし、追わないわけがありません。

弟子にしてもらう、最初で最後のチャンスかもしれぬ。

タケシは、ダイバを追った。








険しい山の頂に、ダイバ・ダッタは立っていました。

見上げるタケシに言う。

「ヤマトタケシ! ワシの弟子になりたいのなら、おまえ自身の力で、この断崖を、登ってこ~~い!」


それはとても人間が装備無しで登れるような崖ではありませんでした。

あのタケシが「そりゃ無茶だよ」と言うぐらいです。


しかし、ダイバは言うのでした。

「このぐらいの断崖が登れなくて、どうする!」

「ワシの弟子になれば、修行はもっと厳しいぞ~~!」

「さあ、どうするのじゃ!?」



これで、タケシのスイッチが入った。

「ようし! 登ってやらぁ!」

「日本男児の肝っ玉を、ぽっくり見せてやるぜ!」




断崖を登る、ヤマトタケシ。

途中、滑落しそうになるも、何とかこらえた。


ここには死にに来たんじゃない。

生きるために来たんだ。



と、ダイバがこんなことを言った。

「頑張るのじゃ」

「ワシの命は、もう先がない!」

「ワシにはおまえが、必要なのじゃ~!」




ダイバ・ダッタには、ビジョンが見えていた。

150年間目指し、求め続けた、あの存在が。

虹の男、レインボーマンが。

それこそが、ダイバ・ダッタの夢。



運命の人とダイバ・ダッタの夢




命がけで登る弟子を、ダイバは見守った。

「(ヤマトタケシ、頑張れ!)」

「(長い間、ワシが描き続けてきた夢を、おまえが実現してくれるのだ)」

「(タケシ、早く登って来い)」

「(ここに立ってお前の未来の姿を、己が目で見るがよい)」

「(この美しく雄々しい、レインボーマンの姿を)」





ヤマトタケシこそ、ダイバ・ダッタが出会うべき運命の人だった。

しかし、彼は知らない。

この先にある、厳しく険しい道を。

逃れることのできない、地獄道を。





愛の戦士レインボーマンVOL.1 [DVD]





(エンディングより)

原作:川内康範

ヤマトタケシ:水谷邦久

母 たみ:本山可久子

妹 みゆき:石川えり子


堀田:黒木進(小野武彦)

片山(後に吉岡?):倉田始


チム・サンバ グループ

ガズーダル

土屋晋次


堀切文雄

鈴木常明

岩下純二


ダイバ・ダッタ 井上昭文




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秋だから、実をためる


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ヤマトタケシが人間の真心に目覚めた時、愛の戦士が誕生する。

ついに、変身の時が来た。



レインボーマン 第2話 レインボーマン誕生




第2話「レインボーマン誕生」


ダイバ・ダッタの弟子になるため、断崖絶壁を登る、ヤマトタケシ。

落ちれば、即死だ。

が、妹のため、母のため、タケシは登らねばならない。

この試練を、越えねばならない。





が、その時、タケシがつかんでいた岩が砕けた。

バランスを崩し、真っ逆さまに落ちてゆく。

タケシは死を覚悟した。


!!


そばに生えていた木を引き抜く、ダイバ老人。

稲妻のように、投げつけたぞ。

まるで、ゼウスだ。


ダイバ老人が投げた木は、空中で反転。

急降下すると、岩に刺さった。


その木をつかむことで、タケシは九死に一生を得たのでした。


タケシを救うダイバ老人


「驚くことはない!」

「早く上がってくるのだ~~!」


ダイバ老人の発した声は、不思議なものだった。

まるで、直接、脳に響くようだ。






タケシは何とか、崖を登り切りました。

もう、陽は、暮れようとしています。

全身、ボロボロ。タケシは満足に歩くこともできない。


そんなタケシに、ダイバ老人は、やさしく語りかけるのでした。

「よく登ってきたな」

「約束通り、わしの弟子にしてやろう」

「さあ、これを飲むのじゃ」

「元気が出るぞ」


ダイバ老人は、椀をタケシの口元にやり、飲ませました。





不思議なことが起こった。

ひと口飲んだだけで、タケシの表情が一変したのだ。

まるで、ミイラが生き返ったかのよう。

タケシは椀をつかむと、一気に飲み干そうとしました。

が、思わず、吐き出してしまった。


「これ! もったいないことをするな」と、ダイバ・ダッタ。


「でも、苦いや」

タケシは顔を歪めます。

(ゲロゲロ~)


「タケシ、よいか…」

ダイバ・ダッタは、語りかける。

「まず、おまえ自身の肉体を、体質改善しない限り、どのような修行も、無駄なのじゃ」

「ましてや、わしの持つ秘術を受け継ぐなど、100年かかっても 不可能なのじゃ」




日本では、母たみが、タケシの写真に語り掛けていた。

「タケシ…。今頃、どうしてるんだろう?」

「無事なんだろうね?」



妹のみゆきには、兄の声が聞こえたような気がしました。


「母ちゃん、オレはやったぜ!」

「とうとう、ダイバ老人の弟子になれた」

「みゆき、きっと老人の秘術を、オレのものにして帰るからな」

「心配しないで待っててくれよ」




タケシの修行が始まりました。


岩の上で、逆立ち。

岩場を裸足で、横に素早く動き、何度も往復する。

岩と岩の間を、反復横跳び。


来る日も来る日も、修行が続く。


ついにタケシは音を上げました。

「もう、こんな基礎訓練は、おしまいにしてくれないか!」

「早いとこ、専門的な術を教えてくれ~」



厳しく指導していたダイバ老人でしたが、何を思ったか、微笑んで首を横に振った。

「よかろう」

印を結んで、呪文を唱える。





舞うようにしていたダイバ老人でしたが、やがて、鬼気迫る表情に。

「阿耨多羅三藐三菩提(あのくたら さんみゃく さんぼだい)、阿耨多羅三藐三菩提、阿耨多羅三藐三菩提」

手を差し出すと、岩が砕けた。

<遠当ての術>だ。


小さく砕けた岩が、道のようになっています。


と、ダイバ老人が続けた。

「火炎の術!」


!!


ダイバ老人の手から、ものすごい炎が噴き出したぞ。


砕けた岩に火がついて、炎の道ができた。


ダイバ・ダッタは言うのでした。

「タケシ、その手で印を結び、精神を統一して、炎の道を渡れ~~~~~えぃ!」


下町の黒ヒョウと呼ばれたタケシでしたが、これには困った。

あんなところを歩けば、ただの火傷ですみそうにないぞ。

さすがに、泣き言を漏らしました。

「渡れったって無茶だ!」

「火傷しちまうよ…」



が、ダイバ・ダッタは涼しい顔から一転、叱った。

「それくらいの危険を冒さずして、ひとつでも術が身につくと思うのかっ!」

「渡れ~ぇ!」



炎の道を見て心が折れそうになったタケシでしたが、腹を決めました。

この道を渡らぬ限り、先はないのだ。

自分のため、みゆきのため、母のため、未来を勝ち取らねばならない。

「ぎゃあぁぁぁ~~~!」

悲鳴にも似た気合を入れ、印を結ぶ。

半ばやけになって、炎の道に飛び込みました。


これが、やはり熱い。

歯を食いしばりながら、タケシは走った。

痛みに顔が歪み、悲鳴を上げ、不細工ながらも歩を進める。

最後は、倒れ込みました。

「助けてくれ~~!」

のたうち回るのも、当たり前。

足の裏が大変なことになっている。





と、ダイバ・ダッタが飛んだ。

ジャンプしたかと思うと、すーっと、そのまま横に移動。

重力など無いようだ。

タケシの傍までくると、ダイバ・ダッタは手から水を放った。

水で火傷を冷やそうという処置だ。

「どうした?」

「術を教えてくれと言ったのは、お前の方だぞ!」



「分かってるよ!」と、タケシ。

「みてろ~」

「渡ってみせてやる!」



タケシは再チャレンジ。


印を結び、気合を入れます。

熱い、とんでもなく熱い!

痛い、熱いを通り越して、痛い!

炎の道を渡り切ると、タケシはまた倒れ込んだ。


するとなぜか、みゆきのことを思い出すのでした。

みゆきをおんぶして、夕日の下を走る。

いつか、いつかこの手で、妹の足を…。


「みゆき~~!」

タケシは立ち上がった。

こんなところで、もたもたしてられないのだ。


炎の道の修行







修行は続きます。


今度は滝だ。

十数メートルはあろうかという滝つぼに、飛び込む。



ダイバ・ダッタは、命じました。

「よいか、この滝つぼの底に、白い石がある」

「あれを持って来い!」



タケシが潜ってみると、確かに白い石があった。

しかし、でか~~~~~いっ!

芸人なら、持てるか~~いっ! と、ツッコんでいることでしょう。


それでも必死に、タケシは挑む。

潜っては、でっかい石に喰らいついた。

(こりゃ、石というより、岩だろう)

何度でも、何度でも。


酸欠で気を失うと、ダイバ老人の喝で目を覚ます。

その繰り返しだ。




1日が終わりました。

タケシはもう、へとへと。

(キッチン戦隊くっくるんを観る気力もありません)



石に腰かけ、肩で息をする、タケシ。


ダイバは、話しかけました。

「あれくらいで気を失うとは、何事じゃ?」


「無茶だよ!」と、タケシ。

(上島竜兵なら、殺す気か! と叫んでる)

「オレは普通の人間なんだ!」

「人間に、魚にでもなれってのかい!」



「その通り」と、ダイバ老人は言う。

「水の中では魚に、空にあっては鳥に、土の中では木の根に、化身することこそ、ヨガの術の極意…」


「極意?」

タケシは立ち上がった。

「それを会得するのに、何年かかるんだい?!」


ダイバは言った。

「おまえがここに来た目的は、プロレスラーになるため」

背を向けて、続ける。

「しかし、本当の目的は、妹の足を治すことだった…はず」

「それがいつの間にか、己がレスラーになろうとばかり考えて、私利私欲の虜になっておる」



タケシは、叫ばずにはおれませんでした。

「ああ、オレだって人間だ!」

「若いんだ!」

「金も欲しいし、名声だって欲しいんだ!」

「それのどこが悪いんだ!」



( Hな欲望は言わないでおいた)


背中を向けたままで、ダイバ老人は言いました。

「おまえは、人間の真心というものを、見失っておる」


が、タケシは食い下がる。

「真心?」

「そんなもん、何になるんだい!」

「金がなければ、みゆきの足は治らない」

「ところがどうだ、いつまでたっても、レスラーに必要な修行など、これっぽっちもない」



「馬鹿者~っ!」

ダイバ老人は一喝した。

「ここまで修行を積みながら、まだ目が覚めぬのかっ!」

「わしについて来い!」






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<Bパート>


ダイバ・ダッタとタケシは、山を下りた。


そこは、戦争の真っただ中。

そこいらじゅうに煙が上がり、死体が転がっている。


「見よ…」と、ダイバ老人。

「同じ人間同士が、益も無い殺し合いをしおって…」


??


死体を前に、ダイバ老人は座ると、印を結び、何やら唱え始めました。

そして、死体の傷に、手を差し伸べる。


!!


タケシは、奇蹟を見た。

ダイバ・ダッタが、死体の傷口から、弾丸を取り除いてゆくのだ。

1つ、また1つ、兵士らの体内にあったはずの銃弾が、ダイバ老人の手に。


やがて立ち上がると、大きく腕を振りながら、ダイバ老人は唱えた。

「阿耨多羅三藐三菩提(あのくたら さんみゃく さんぼだい)、阿耨多羅三藐三菩提、阿耨多羅三藐三菩提」



兵士たちの死体を、やさしく薄赤い光が包んでいった。

戦場に似つかわしくない、あたたかな光だった。



そして、ひとり、またひとりと、死んだはずの兵士が起き上がる。


(ウォ~キング・デ~~~ッド!)



「奇蹟だ!」

ヤマトタケシは震えた。

人間の芯の部分に、何かを深く突き刺された心持だった。

そして、ハッとした。

「オレは、この秘術で助けられたんだ」

「この術さえあれば、みゆきの足も治してやれる」



生き返った兵士たちは、ダイバ老人を拝もうとしました。

しかし…。


「やめなさ~~いっ!」

手の中から弾丸を落とすと、ダイバ・ダッタはみなに言った。

「わしにとって、インド軍もパキスタン軍もない」

「同じ人間」

「だからこそ、仏の教えに従って、命を救ったのだ」

「己が命を尊いと思えば、他人の命も、尊い」

「ここには、敵も味方も無いはずだ」

「愚かな殺しは、やめなさい」



みんな、インド兵も、パキスタン兵も、銃を捨てました。

武器を捨てて、ダイバに対し、首(こうべ)を垂れた。


おだやかに、ダイバ老人は言う。

「こうして、元の平和な暮らしに、戻るのだ」


タケシの目に、涙があふれていました。


ダイバ・ダッタの奇蹟



「タケシ…ゆくぞ」

ダイバ老人は宙に浮き、行ってしまった。


「待ってくっださい」

タケシは追いかけます。

「お師匠様!」

「待ってくださ~い!」



タケシは、あらためてダイバの偉大な力と、それにも増して美しい愛の心に触れて、山へ帰って行った。



日本では、ヤマト家を、タケシの先輩・堀田が訪ねていました。

地図を広げて、たみとみゆきに説明します。

「ちょうど、印パ国境付近の戦乱で、ネパールの山岳地帯の情報がつかめないんです」

おかげで、タケシの消息は不明だ。

「ボクがダイバ・ダッタの話をしなければ、タケシ君は行かずにすんだんです」

(その通りであった)

「責任を感じてます」


「いいえ。堀田さんの責任じゃありませんよ」と、たみは言う。

「あの子は一本気で、こうと思い込んだら、とことんやり通す性格なんですから」


でも、みゆきは、ちょっと心配。

「じゃあ、お兄ちゃんには、もう会えないの?」


「そんなことはないさ、みゆきちゃん」と、堀田は笑ってみせた。

「タケシ君は、君の足を治すために、修行に出かけたんだ」

「君の兄さんは、約束したことは絶対に守る男なんだ」

「だから、きっと、帰って来るよ」






暮れようとする夕日に向かって、みゆきは話しかけました。

「お兄ちゃん、どこにいるの?」

「早く帰って!」

「わたし、足なんか治らなくていいの」

「お願い。お兄ちゃ~~ん!」



(なぜか、味噌汁が飲みたくなった)



タケシの修行は続いていた。

今日は、崖を素手で登る。

しかし、持ったところが すぐに崩れて、うまくいきません。

何度も転げ落ちた。


ダイバ・ダッタは言いました。

「土というものは、つかみどころがない」

「つかもうとするのではなく、つかんでもらうようにするのじゃ」



(ドリモグ~)


何度もチャレンジする、タケシ。

指が裂け、爪が割れて、手が血だらけだ。


それでもタケシの心は折れない。

「負けるもんか」

「石にかじりついても、師匠の術を ものにしてやるぞ!」

「みゆきの足を治すんだ!」




やがて、冬がきた。

雪が積もっています。


それでもヤマトタケシは、上半身裸。

バミューダパンツのみ。

寒さに負けず、座禅を組むのでした。

「くじけるもんか」

「石になってやる」

「強く、強く、硬い岩になってやる」



と、いつの間にか、ダイバ老人が現れたぞ。

「タケシ…食事じゃ」


「いただきます」

手を合わせて、タケシは椀を受け取った。



冬が去り、新たな季節に。


タケシに向かい炎を放つ、ダイバ・ダッタ。


すると、タケシはジャンプ一番、炎を避けると、頂点で回転するや、見事に着地したのだった。

修行の成果が、見て取れます。


印を結び、真言を唱える、ダイバ・ダッタ。

その姿と、炎の化身 ダッシュ・2が重なったぞ。


炎の連続放射!


しかし、そのすべてを、タケシはかわすのでした。


!!!


タケシも、真言を唱えだしたぞ。

「阿耨多羅三藐三菩提(あのくたら さんみゃく さんぼだい)、阿耨多羅三藐三菩提、阿耨多羅三藐三菩提」


!!


タケシが、水の化身 ダッシュ・3 に変化(へんげ)した。

重ねた手からは、大量の水が!


ダッシュ・3 が、ダッシュ・2 の炎を消しました。


ダッシュ・2 vs ダッシュ・3


「できたぞ、タケシ」

「それだ!」



師匠の言葉に、タケシは深くうなずく。

「はい!」



しかし、もう別れの時が来ようとしていた。



日が暮れた住処。


「タケシよ…」

「この一年間、よくぞやった」

「これで、一通りの術は、おまえに備わった」

「あとは、おまえひとりで、修行を積むのじゃ」



正座したまま、タケシは聞いた。

「お師匠様、もう教えてはくださらないんですか?」


「残念ながら、わしの寿命が尽きたのじゃ」

力なく、ダイバ・ダッタは座りました。

「明日の朝までの命じゃ」


「お師匠!」


狼狽するタケシを、ダイバが制する。

「聞けぃ!」

「おまえは、夜明けと共に、レインボーマンとなるのじゃ」

「レインボーマンとは、己の欲を捨て、世界の人々に、平和のために尽くす、愛の戦士…」



タケシの目から涙が…。

「お師匠様、わたしには、とてもそんな力はありません」


ダイバ・ダッタは、続けた。

「レインボーマンには、その使命を果たすため、如来の力によって、7つの超能力が与えられる」

「ダッシュ・1、すなわち、ヨガの体術の最高を極めた、月の化身にはじまり」

「ダッシュ・2、炎の化身」

「ダッシュ・3、水の化身」

「ダッシュ・4、草木(そうもく)の化身」

「ダッシュ・5、黄金の化身」

「ダッシュ・6、土の化身」

「そして、レインボーマンの本体である、ダッシュ・7、太陽の化身まで…」

「レインボーマンのエネルギーは、5時間のヨガの眠り」

「その時は、死んだも同然…」

「レインボーマンただひとつの、弱点となるのじゃ」

「気をつけろ…」



ダッシュ・1~7


「さらば、タケシよ…」

「勇気をもって、東方の光となれ…」


師匠を思い泣くタケシの前で、ダイバ・ダッタは、逝った。

まるで、深い深い、瞑想に入ったかのように…。


!!


師匠の亡骸の前で泣くタケシに、雷が落ちた。


!!!


卒倒したタケシに、ダイバ・ダッタが宿ったぞ。

師匠が魂となり、弟子と一体化したのか。






目を覚ましたタケシは、唱えた。

「阿耨多羅三藐三菩提(あのくたら さんみゃく さんぼだい)、阿耨多羅三藐三菩提、阿耨多羅三藐三菩提」

「レインボー、ダッシュ・7!」



旅立つレインボーマン






今、偉大なる人類愛の戦士、レインボーマンは誕生した。

その行く手に待つは、何か?


行け、レインボーマン!

七つの化身と超能力を秘め、愛と平和のために、戦うのだ。

我らは、レインボーマンを待っている。





愛の戦士レインボーマンVOL.1 [DVD]

ダイヤモンド・アイVOL.1 [DVD]





第2話は、名言の宝庫でしたな。





(オープニングより)

原作:川内康範

ヤマトタケシ:水谷邦久

母 たみ:本山可久子

妹 みゆき:石川えり子


堀田:黒木進(小野武彦)


ダッシュ・2:岩田浩

ダッシュ・3:阿部徳久次


ダイバ・ダッタ:井上昭文


ナレーター:納谷悟朗




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帰国したタケシに待つドラマとは?

気になる彼女、淑江さん登場。

特撮ヒーローらしくない敵と、タケシは戦う。



レインボーマン 第3話 レインボー・ダッシュ・7




第3話「レインボー・ダッシュ・7」


たみが眠っていると、不思議なことが起こった。

夢枕に、白髪の老人が現れたのだ。


老人は、語り掛けました。

「タケシの母上…」

「わしは、インドの、ダイバ・ダッタという、老いぼれじゃ」



「では、タケシのお師匠様…」

たみはその名を、堀田から聞かされていました。


「タケシは間もなく、元気で戻ってくる」と、ダイバ老人は言う。


たみは安心しました。

「タケシが元気でさえいてくれれば、もうなにも…」

「ありがとうございます」


深く深く、頭を下げるのだった。


「タケシをよろしくたのむ…」

そう言うと、老人は消えてしまった。


たみとダイバ老人


あれは、夢だったのだろうか?

たみには分かりません。


(ともかく、通報はしなかった)



ダイバ老人の予言通り、タケシは日本に戻ってきた。

ダッシュ・7の姿で、ビルの屋上に降り立ちました。

インドから日本まで、飛んできたのだ。


ん?

じゃあ、出国記録があるのに、入国記録がないんじゃね?



「とうとう日本へ帰って来たぜ」

ビルから飛び降りると、くるっと回転。

着地と共に、ヤマトタケシの姿に。

「久しぶりだ~」

「歩こう」



タケシはどこに向かうんだ?


にしても、髪がボサボサだ。

無精ひげも生えてる。

(職質、大丈夫か?)



プロレスの道場。

スパーリングか?

にしては、一方的です。

白いタイツのレスラーが、覆面レスラーに、痛めつけられてる。

(寺西勇とマスクド・スーパースターじゃないぞ)


とうとう、白いタイツのレスラーは、担架で運ばれてしまいました。



どうやらこれ、一種のゲームらしい。

ひとりフォールすれば、100万円もらえる。

しかも、世界のレスリング界にデビューするチャンスでもある。


川田という若いレスラーは、乗り気です。


しかし、トレーナーであるレスキの正造は、渋い顔。

(レスキとは、おそらく、レスリング○○○○。釣りキチみたいな感じなんでしょう)

川田を説得しようとします。

「オレが今、この手で、世界チャンピオンに育てたい男は、ふたりしかいない」

「ひとりは日本にはいないが、残るひとりは、川田、おまえなんだ」

「おまえに、もしものことがあったら…」


挑戦した白いタイツのレスラーは、病院送りにされてしまった。

このままでは、川田も。


「オヤジさんの気持ちは、よ~く分かってる」と、川田。

「だが、このチャンスを逃す手はねえ」

目が、ギラギラだ。

「オレには、絶対フォールできる自信があるんだ!」


「いや、いかん!」

レスキの正造は、顔を歪めます。

「これは、まともな試合じゃないんだ!」


リングの上から、帽子をかぶった背広の男が声をかけました。

「さあ、ひとり勝てば、スカウト料が100万円」

「3人勝てば、300万円」


この男は、カリモス。

この試合の仕掛け人だ。


「オレがやる」

川田が立ち上がりました。


「やめろ!」

レスキの正造が止める。


が、川田はやめない。

「オヤジさん、オレは金が欲しいんだ!」

レスキの正造の手を振り払って、リングに上がてしまったぞ。



おっと、カリモスはリングサイドで、覆面レスラーに不穏なことを指示してる。

「いいか、ここがリングである以上、相手が死んでも罪にはならないんだ」


レスキの正造と川田とカリモス


正造は、必死に止めます。

「川田、たのむ、今のうちにリングを降りてくれ」

「でないと、おまえは…」



ああ、ゴング代わりの笛が鳴ってしまった。


川田がリング中央へ突進する。


若いが、川田は将来を嘱望(しょくぼう)されたレスラー。

もちろん、腕に覚えがあります。

マディソン・スクエア・ガーデンでメインイベントを張る一流どころのプロレスラーならともかく、名前も知らないような覆面レスラーに後れを取るとは、1ミリも思ってません。


が、その思いは、一瞬で砕け散った。


組むや否や、ぶん投げられ、背中をしこたまマットに打ちつけられたのでした。

この相手、やはりレベルが違う。

レスキの正造は、それを見抜いていたのだ。


それにしても、この覆面レスラーたちは、何者なのだろう?

おそらくは、外国人レスラー。

(少なくとも、設定ではそうだ)


ロープに振られ、ドロップキック。

無理やり立たせて、腹に膝蹴り。

執拗な胃へのパンチから、ハイキック。

もう、川田はボロボロだ。


リングサイドの二人も一緒になって、攻撃。

最後は、トップロープから、フライング・ボディープレス。


3人で、蹴って殴って、川田はもう意識がないかもしれない。


川田 vs 覆面レスラー


戦意のない川田を、まだ覆面レスラーたちは、弄(もてあそ)んでいるぞ。

3人で上に乗り、腕を締めあげる。

折るつもりか?


「くそ~!」

ついに、レスキの正造が、リングに上がりました。

「こんな汚いことして、それでもおまえらは、プロレスラーの端くれか!」


と、その様子を覗いている者がいた。

髪ボーボー無精ひげのヤマトタケシが、ふらりと現れたのだ。


最初は、スパーリングかと思った。

でも、様子がおかしい。

そうしているうちに、レスキのオヤジさんまで。


「やめろ!」

いいようにやられているレスキの正造を助けるため、ついにタケシが飛び込みました。

「そこのヘンなマスクさんよ」

「おろしてやんなよ」



すると、覆面レスラーのひとりが言った。

「<ピー>の出る幕じゃねえ」

「けえんな!」



なんと、いきなりの放送禁止用語。

乞○、他の言い方では、ル○ペン。

時代を感じさせるぜ。

レスキもヤバイ気がするが。



フッと、タケシは笑いました。

「<ピー>が怖いのか?」


(繰り返さなくてもいいだろ、もう)


カチンときた覆面レスラーは、持ち上げていたレスキの正造を、リングに下ろしました。

「なにを~、この野郎!」

リングを降りて、タケシにつかみかかる。


が、タケシは以前のタケシではなかった。

もともと下町の黒ヒョウと呼ばれていたが、それを完全に超えた。

なんてったって、あのダイバ・ダッタのつらい修行に耐え抜いたのだ。


確かに、相手は一流のレスラーかもしれない。

しかし、今のタケシに敵うはずもなかった。

なんと、蹴り一発で、失神させたのだった。


さらには、蹴りと投げで、残りの二人まで倒してしまった。


これに言葉を失ったのが、カリモス。

が、すぐに笑顔になった。

「ああ、素晴らしい技だ!」

タケシに歩み寄ると、両手で握手したぞ。

「私はプロモーターのカリモスです」


しかし、タケシはすぐに、手を振り払った。

鋭いまなざしで、カリモスを睨みつけます。

「あんた、何の目的で、こんなことやったんだい!」


「これは私のビジネス」と、カリモス。

目が、宝物を見つけた子どものように光っています。

「あんたのような素晴らしいレスラーを、スカウトするためなんだ」


タケシは怒鳴りつけた。

「ひどいじゃないかよ!」


「仕方ない」と、カリモスは笑う。

「みんな弱すぎた」

「でも、あんたは違う」

「あんた、私のショーに出るつもりはないか?」

「賞金5万ドル出すよ」



タケシはきっぱりと言いました。

「オレは、金につられてリングに上がる気はない」

「第一、プロレスなんて興味ないね」



(お金が必要だから、プロレスラーになるため、インドに渡ったことは、内緒だ)


「ああ、もったいない」

カリモスは、かぶりを振りました。

「君のその腕があれば、いくらでも贅沢(ぜいたく)ができますよ」


タケシはもう何も言わず、リングへ。


すると、カリモスが言った。

「ああ、君キミ、お金 欲しくないのか?」

「契約してくださいよ~」



それをタケシは、どやしつけた。

「うっせえなあ!!」

「それどころじゃねえんだ!」



「OK! OK!」

カリモスは、笑顔を崩しません。

「金が欲しくなったら、ここに電話してください」

タケシの手に、名刺を握らせるのでした。

「待ってますよ」


それをタケシは、放り捨てた。

トップロープをジャンプで越え、リング内へ。

レスキの正造の肩を揺らします。

「オヤジさん! オヤジさん!」


タケシが軽く頬を叩くと、レスキの正造が目を覚ましました。

しかし、頭でも打ったのか、目の前が少しぼやけているようだ。

「ああ…おまえ…タケシか?」

そう言いかけて、気を失ってしまった。


レスキの正造とタケシ


「しょうがねえなあ」と、タケシ。

救急車を呼んで、レスキの正造を病院へと運んだのでした。



ついに、この時が来た。

たみが準備している小料理屋「おふくろ」の戸が開いたのです。


立っている男は、髪はボサボサ、無精ひげ、服は破れて汚れている。

「母ちゃん!」

しかし、この声と顔を忘れるはずがありません。

「ただいま」


駆け寄る たみの目からは、今にも涙があふれそう。

「タケシ、帰って来たんだね」


「ああ、心配かけてごめんよ」

タケシも人の子。なんて、やさしい声なんだ。


「いいんだよ、そんなこと」

たみは上から下まで、息子のことをじっくりと眺めた。

みゆきも元気かい? とタケシが聞くと、うなづきました。

「ああ、しょっちゅう、おまえのことばかり気にしてねえ」


と、間がいいことに、みゆきが帰って来たぞ。


目の前の現実を呑み込むのに、すこし時間がかかったようだ。

やがて驚き、そして泣いた。

不自由な脚で駆け寄って、待ちに待った兄と抱き合いました。


兄帰る


やっと、やっと、家族3人、そろったのだ。



タクシーから降りてきたのは、脚を引きずるレスキの正造と若い女性。

(おお、ミニスカート)


女性の方が、あきれるようにして言った。

「とんでもないお父さん」

「タケシ君だったかどうだったか、分からないなんて」



正造は弁解します。

「それがおめえ、ひっどいボサボサ頭のかっこうだったもんだから…」

「タケシだと思ったんだがな~」



「さ、もっと早く歩いてよ」と、女性はせかします。

「電話するんだから」


「ああ、いてて」

レスキの正造は、顔を歪めた。

「コラ、淑江(よしえ)!」

「もっと娘らしく、親を丁寧に扱え!」



そう、この女性は、レスキの正造の娘、淑江だ。

どうも、タケシのことが気になってるらしい。


ん?

正造は保育園「どんぐり園」も経営しているのだが、保母さんと子どもたちの様子がおかしい。


原因は、すぐに分かりました。

見るからにヤクザな3人が出てきたのだ。


兄貴分らしき男が言った。

「レスキの正造ってのは、あんたかい?」

「オレは任侠一家(にんきょういっか)のヤッパの鉄ってもんだが、300万円、すっぱりと けえしてもらいてえ」


懐から証文を取り出して、広げました。


しかし、おかしい。

正造には、身に覚えがありません。


すると、ヤッパの鉄が言った。

「借りた人間は川田っていう駆け出しのレスラーだが、保証人があんたの名前だ」

「幸い、これだけの土地家屋がありゃ、こっちも とりっぱぐれがねえってわけだ」



このレスキの正造、弱点があったようだ。

そう、お人よしなのです。

「よし、分かった」

「その借金は、オレがしきうけよう(引き受けよう)」

「その代わり、1週間だけ待ってくれ」

「その間に金は作る」



金が入るなら、悪い話じゃない。

ヤッパの鉄は、条件を付けました。

「1週間たってダメだったら、このどんぐり園をいただくことにするぜ」

そして、なめまわすように淑江を見て、笑うのでした。

「へっへ。かわいい姉ちゃん、泣かせないように、したいよな」


正造が前に出ます。

「おい! 娘には手を出すな! 金は払わんぞ!」


と、鉄がすごんだ。

「借金のかたに、姉ちゃん預かってもいいんだぜ!」

正造をどかすと、淑江の手をつかみました。


「なにするの、よしてよ!」


抵抗する淑江ですが、ヤッパの鉄は笑うばかり。

「へっへっへっへっへ」


ヤッパの鉄 淑江のピンチ


こりゃ、ヤバい。



って、何のドラマだ?

ヒーロー番組じゃなかったのか?





あの日が甦る! 昭和の外国テレビドラマ完全保存版 (エンターブレインムック)

懐かしの昭和こども新聞―昭和38年~昭和53年編





<Bパート>


淑江のピンチ。

しかし、レスキの正造は若くないし、ケガもしてる。

ヤクザ3人を相手に、どうしたらいいんだ?


おっ!

甘く見ていたようだ。

2人に抱え込まれていたレスキの正造でしたが、娘のピンチに力を発揮。

「おい、コラ! よせ!」

ヤッパの鉄の背中を、蹴ったぞ!


不意を突かれたか、吹き飛ばされる、ヤッパの鉄。

尻もちをついたのだが、懐から物騒なものを取り出しやがった。

「ちくしょ~~」

「相手さしてもらおうかい!」


短刀を抜いて、すごんできたぞ。


通常、ヤクザの武器は脅しの道具ですが、蹴られただけに、どうかな~。


!!


そこに、ヒーロー登場。


もちろん、タケシだ。

散髪し、ひげも剃って、きちんとした身なりになってるぞ。

(もう、職質はされない)

「おい、弱い者イジメはよせよ」

鉄の腕をねじ上げ、ヤッパを落とさせました。


「タケシさん」

淑江の顔が、パッと輝いた。


タケシはあっという間に、ヤクザをノックアウト。

これには幼児たちも、大喜び。歓声を上げたのでした。


「野郎、覚えてやがれ!」

ヤクザの常套句を残して、3人は逃げ去りました。


(しかし、覆面プロレスラーにヤクザと、特撮ヒーローが何と戦っとるんだ)


「タケシさん…」

駆け寄る淑江の顔には、ホの字が書いてあるかのよう。


タケシはちょっと照れてる?


「いや~助かった」

レスキの正造は、満面の笑み。

「今日はこれで、二度助けられたことになるな」



実はこれを、陰から見ている男がいました。


カリモスが、ヤッパの鉄たちの前に、さらりと現れたのだ。

「見ましたよ」

「タケシって若造に、やられましたね」



「てめえ、因縁つけんのかよ!」

当然、ヤッパの鉄がすごむ。


が、厳しいビジネスの場でもまれているのか、どんな時でも、カリモスは笑顔になれる。

「いや~、ノー、ノー」

「実は、私もあの男に、借りがありましてね」

「どうです、私に手を貸していただけませんか?」



何をするつもりなんだ?



淑江は、タケシに事情を話しました。

300万円の借金を肩代わり。

返す当てがない以上、このままでは保育園を手放すしかありません。


と、タケシがポツリと言った。

「オヤジさん、オレのプロ入り、期待してたんだろうな…」


「ダメよ、そんな」と、淑江は言う。

「そんなことで、タケシ君あてにしちゃ、いけないの」

「あなたがもし、川田さんみたいにひどいケガでもしたりしたら…私…」


下を向いてしまいました。


「大丈夫だよ、オレは」と、タケシ。

「もう、やめるって決めたんだから」


「本当よ?」


「うん」

淑江に、タケシは約束した。


(何のドラマだ?)



淑江と別れると、タケシは堀田のもとを訪れた。

「どうも、挨拶が遅れまして」と、頭を下げます。

「いろいろ、ご心配かけました」


再会を喜ぶと、堀田は聞いた。

「ダイバ老人には会えたのか?」


「はい。1年間、修行してきました」


「プロレスラーとしての腕を、磨いてきたってわけか」


堀田がそう聞くと、タケシは言いにくそうに言った。

「それが…」

「プロレスはやめました」

「お師匠さんにはものすごく絞られましたが、本当に人間修行の面だけで…」



これに驚いた堀田ですが、やがて笑い出しました。

「ハハハハハ」

「そうか」

「どおりで、下町のジャガーの雰囲気がなくなって、おかしいとは思ってたんだ」

「ハハハハハ」



確かに、第1話のタケシは、誰にでも噛みつきそうだった。



夜になって、ようやくタケシは我が家に。


と、店の前に、ヤッパの鉄が現れたぞ。


「何だ、まだ用があんのか?」


タケシが聞くと、鉄は笑った。

「へへへへへ」

「あんたの大事な人を、お預かりしてるんで」


小指を立てたぞ。


タケシの顔が曇ります。

「何!」


「ちょっと顔貸してもらえませんかね?」

ヤッパの鉄は、タケシをどこに連れていくつもりだ?


(アンパンマンなら、顔だけ貸せるのに)




車の後部座席には、淑江が。

隣ではヤクザが、ドスを突き付けてるぞ。


「さあ、どうぞ」

ヤッパの鉄は、タケシを車に乗せた。



夜道を走って、車は埠頭(ふとう)へ。


「さあ、降りろ」

ヤッパの鉄が促した。

「お客さんが、お待ちかねだ」


タケシを待ち受ける敵とは、誰だ?


向こうから、大男が3人歩いてきます。

あれは、あの覆面レスラーたち。


ああ、こういうことかと、タケシは思った。

車から降りると、タケシはヤッパの鉄に言いました。

「おい、もう、淑江さんを放せ」

「オレは、逃げも隠れもしないぜ」



「ダメだ」と、ヤッパの鉄。

「おめえが徹底的に痛めつけられるまでは、この娘は手放せねえな」

「約束だからな」


悪いやっちゃ。

へへと笑うと、ヤッパの鉄は車をバックさせた。

高みの見物を決め込むつもりか。


タケシに襲い掛かる、覆面レスラー。

ひとりは、チェーンを振り回しています。


それをタケシは、バク転でよけた。

それも、2連続。

続いて、大ジャンプで距離を取る。


おっと、別のレスラーは、ドラム缶を持ち上げてるぞ。

頭の上から、投げた!


これもタケシは、何とか避けました。


が、ドラム缶 第2弾が飛んでくる。

第3弾も。

第4弾まで。


ジャンプで避けていたタケシですが、おっと、ドラム缶の上に乗ったぞ。

まるで、サーカスのピエロだ。

そのままドラム缶を転がせて、相手の方へ。


投げたレスラーの方が、転がされてしまいました。


そこへダッシュし、タケシがキック!


が、今度は、チェーンの覆面レスラーが襲い掛かってきた。


!!


チェーンがタケシの腕に、絡まってしまったぞ。


タケシ vs 覆面レスラー


ああ、ついに、捕まってしまった。

チェンを首に巻かれ、羽交い絞めのような格好。


が、それでもタケシは負けなかった。

苦しみに耐え、背負い投げのように、脱出。


あっと!

3人目の覆面レスラーまで出現。

今度は、ロープを投げ縄のように投げてきた。

着地の瞬間を、狙いやがったな。


完全に捕まってしまった、タケシ。

残り2人も復活し、3人になぶられる格好になった。

こりゃもう、リンチだ。


ヤッパの鉄は、淑江を車から降ろし、子分たちと、これを見物。

「なるほど、あちらさんのやることは、徹底してやがる」


あまりの惨劇に、淑江は気絶してしまいました。


タケシへの私刑は続きます。

もう、やりたい放題。

普通の人なら、死んでそうだ。


さっきまで笑ってみていたヤッパの鉄も、これには引いてしまいました。

「関わり合いになるのはよそうぜ」

そう言うと、淑江を残し、子分たちと消えてしまった。


覆面レスラーたちが、ロープでタケシを、道の真ん中に固定。

何をするつもりだ?


おいおい、そりゃ、ヤバいだろ。

あいつら、車で轢(ひ)き殺すつもりだ。


「いよいよ、オレの力じゃ、どうにもならん」

タケシも腹を決めたか?

「お師匠、レインボーマンに化身するぜ」


覆面レスラーたちは、車に乗り込んだ。

ライトをアップさせ、走って来るぞ。


後ろ手に縛られているタケシですが、そのまま印を結びました。

「阿耨多羅三藐三菩提(あのくたら さんみゃく さんぼだい)、阿耨多羅三藐三菩提、阿耨多羅三藐三菩提」

「レインボー ダッシュ・7!」


変身と共に縄が解け、脱出!

ジャンプから着地すると、そのまま攻撃姿勢に。

「レインボーフラッシュ!」

合わせた手のひらから、黄金色の光線を発射。


ピンチに変身 ダッシュ・7


車はコースを外れ、ぶつかって、大炎上。

脱出しようにも、3人は外に出られないようだ。


と、レインボーマンが変化した。

「ダッシュ・3!」

水の化身になるや、海の水を操り、燃える車を消火。


水で消火だ ダッシュ・3


ドアを開けると、3人の覆面レスラーを外に引きずり出しました。


悪人といえど、人間。

見殺しにする気はないようだ。


ダッシュ・7に再び変化したのち、変身を解除。

人間の姿に。

タケシは、淑江を見つけ、駆け寄りました。

「淑江さん、大丈夫か? 淑江さん!」


互いに無事を喜び合ったのでした。



タケシは黒幕・カリモスのもとへ。

拳を握り、迫ったぞ。


「まっ、待ってください」

「ゆんべのこと、私、何にも知らない。関係ない」


白を切る、カリモス。

「あのレスラーたち、すぐクビにした」

「私、本当に、何も知らなかった」



「ようし、今度だけは信じてやろう」

タケシは、胸ぐらをつかんでいた手を放しました。

「その代わり、さっさと日本から出て行ってもらおうか!」


「分かったよ」と、カリモス。

「でも、マカオで、レスリングの試合があるんだ」

「あんたのような強い日本人に、出てほしかった」



タケシは声を荒げて聞いた。

「どうして、日本人じゃなきゃいけねえんだい!」


「日本人、強い」

「力道山のような強い日本人、私、新人で発見したかったんだ」

「賞金 は、5万ドル」

「どう? あんた、出ない?」


この期に及んで、商売とは。

カリモスの奴、やりおる。

「あんたの腕なら、大丈夫」

「マカオ見物しながら、どう?」

「1500万円」


タケシの心が動いたのを、カリモスは見逃しませんでした。

「契約書も、あります」

「すぐ出します」



1500万円。

これだけあれば、レスキのオヤジさんの借金も返せるし、みゆきの手術代も楽に出るだろう。

タケシの心が揺らぐのも、無理ありません。






結局、タケシは、マカオでの賭け試合を契約した。

試合に勝つ自信はあったが、やめたはずのレスラーの道を、一歩でも歩むことが、タケシの心を暗くしました。



タケシが帰ると、カリモスは意気揚々と電話。

「ああ、ミスターK! 素晴らしい獲物を見つけましたよ」

「ええ。必ず、ご満足していただけるものと思います」


そう言って笑うのでした。



タケシは、行く手に待ち受ける罠を、予想だにしなかった。

二度と生きて帰れぬ、死のリングが、マカオに待っていようとは…。




つづく。





愛の戦士レインボーマンVOL.1 [DVD]





今週も、本当の敵は出てこんかった。


ヤクザと戦うとか、と思ったけど、ズバットも戦ってたな。

レスラーだと、アステカイザー?





(エンディングより)

原作:川内康範

ヤマトタケシ:水谷邦久

母 たみ:本山可久子

妹 みゆき:石川えり子


堀田:黒木進(小野武彦)

レスキの正造:村田正雄


淑江:伊藤めぐみ

ヤッパの鉄:山崎純資

カリモス:中村哲


チム・ザンバ・グループ

ダッシュ・3:阿部徳久次

マー坊:梶浩昭

川田:遠矢孝信


ダイバ・ダッタ:井上昭文

ナレーター:納谷悟朗




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