ユング心理学の視点から見た日記。スーパー戦隊シリーズ キョウリュウジャー、トッキュウジャー、東のエデンのレビューと感想。エニアグラム、子どもが育つ魔法の言葉、話が通じない人の心理、自分に気づく心理学。ドラマやアニメから学ぶ人生観。
 
スーパー戦隊シリーズ 第39作。

手裏剣戦隊ニンニンジャー

忍びの1「俺たちはニンジャだ!」(2月22日)


妖怪カマイタチ 登場。

(チェーンソーより誕生)



(ネタばれ注意)



手裏剣戦隊ニンニンジャー 主題歌シングル【DVD付き限定盤】





[前半のレビュー]


伊賀崎天晴(いがさき たかはる:西川俊介)が、忍術道場(にんじゅつどうじょう)に帰ってきた。

ひさしぶりの実家(じっか)だ。

しかし、門をくぐろうとしたところ、いきなり爆発(ばくはつ)。

吹き飛ばされてしまったぞ。


(家の人は、そうとう怒ってるのか?)


後ろから走って来たのは、足軽(あしがる)のような格好(かっこう)をした異形(いぎょう)の者たち。

口はあるけど、目も鼻もない。

幽霊(ゆうれい)? それとも、妖怪(ようかい)?

ジッパ、ジッパと、声を出しています。


こいつらが道場を爆破(ばくは)したのか?

話の通じる相手ではないようだ。

天晴にも攻撃してきた。


「仕方(しかた)ない」

天晴は、剣を手にしました。

「ちょっくら、使ってみるか」

さらに、手裏剣(しゅりけん)をシュシュッと投げる。

何体もの敵を、倒(たお)したぞ。


足軽みたいなヤツらは、話せるようです。

「貴様(きさま)、何者だ!?」


すると、天晴が答えた。

「忍者だ」

赤い手裏剣を、カチンとロック。

<アカニンジャー シュリケン>

剣にセットすると、「変」というボタンを押した。

<ザ・変化(へんげ)>

天晴が、光る赤い風に包(つつ)まれた。

「オレこそ、ラストニンジャ、伊賀崎好天(いがさき よしたか)の孫(まご)にて、その意志(いし)を継(つ)ぐ男。伊賀崎天晴だ!」

(アッパレじゃないぞ! もちろん、カッポレでもない)


アカニンジャー 伊賀崎天晴
(「剣」の字はあるが、仮面ライダー剣とは、関係ないぞ)


天晴が変身したのは、アカニンジャー。

手にした剣は、変身忍刀<忍者一番刀>。

さあ、実家を破壊したこの連中に、まずはお仕置(しお)きだ。

斬って、殴(なぐ)って、蹴(け)って。

手裏剣を喰(く)らえ!


バク転に、側転(そくてん)。

敵の真ん中に来たら、忍者刀で斬りつける。

かと思ったら、遠くの敵に、刀を投げつけた。

お次は、刀なし。

素手で勝負だ。

横蹴りに、掌底(しょうてい)。

ローリング・ソバットまで飛び出した。

自由奔放(じゆうほんぽう)な戦い。


また、刀を手にし、斬りまくる。

敵の銃弾を避(よ)けつつ走り、手裏剣で鉄砲隊(てっぽうたい)を撃破(げきは)。


でも、気づいてなかった。

キツネの面をかぶった異形の者が、爆破された家の中から、打出(うちで)の小槌(こづち)を盗み出そうとしていることに。


おっと、アカニンジャーが、剣についている真ん中のボタンを押したぞ。

<ザ・技(わざ)>

赤い疾風(しっぷう)!

目にも止まらぬ速さで、斬っていく。

<忍者一閃(にんじゃいっせん)>

ジャンプすると、最後は竜巻のように降下して、敵をみんな斬り倒した。


アカニンジャー


敵は全員倒しましたが、いったい、どういう連中だったのか?


と、背後(はいご)で大声が。

「あ~~っ!」

天晴の妹、伊賀崎風花(いがさき ふうか:矢野優花)だ。

「ちょっと…何これ?」


天晴は、変身を解(と)きました。

「よう、風花! ひさしぶりだな!」

「4年ぶりだっけか?」



それを見て、風花はさらに、目を丸くしたぞ。

「お兄ちゃん!?」

「放浪(ほうろう)してたんじゃなかったの?」



「放浪じゃない。修業(しゅぎょう)だって」と、天晴。

うれしそうに、刀を見せます。

「ていうか、熱いだろ? これ」


「熱いだろじゃないでしょ、これ!」

風花は、プンプンだ。

「忍者一番刀、勝手に使っちゃって、どういうつもり?」

「しかも、道場、こんなにして…」



天晴は、説明します。

「いや、ヘンな連中に、襲(おそ)われたんだって」

「あれはオレたち、伊賀崎家の敵だぞ」

「刀返して」



「ダメ!」と、風花。

「こんな時代に、敵なんているわけないじゃん」

(銃刀法違反で、逮捕されるわ)


あらら、信じてくれないようだ。


「いたんだって、実際に」

刀を取り返したと思った天晴ですが、なぜか、ネギだった。

「えっ?」

手品?

忍法?


瓦礫(がれき)の中から、風花は、写真を拾い上げた。

「天国のおじいちゃん。バカなアニキで、ごめんね…」


と、そんなふたりに、声をかける者が。

「ひさしぶりだな、天晴」

メガネのこの人は、伊賀崎旋風(いがさき つむじ:矢柴俊博)。

天晴と風花の父です。

普通にしてても、笑顔になってる。

人がよさそうだ。

「天晴を呼び寄せ、そして忍者一番刀を送ったのは、お父さんだ」

「まあ、一応(いちおう)、まだ使うなとは言っておいたんだけどね」



口をとがらせて、風花は言います。

「お兄ちゃんに使うなって言っても、聞くわけないじゃん」


伊賀崎家のヒエラルキーが見えた気がした。

 天晴 < 旋風 <<<(越えられない壁)<<< 風花。


「すいません」

旋風は素直に、あやまります。

(父ですが…)


伊賀崎風花、旋風


それよりも気になるのは、あの連中のことです。

いったい何者なのか?


旋風は言った。

「そのことを話すために、おまえの従兄妹(いとこ)も呼んでるから、少し待ちなさい」


「待つ必要はないな、おじさん」

誰だ?

声はすれども姿は見えず、ホンにあなたは屁(へ)のような。

声の主(ぬし)は、頭上にいました。

逆さになって、木にぶら下がっている。

一回転して降り立ったのは、その従兄弟のひとりだ。

「加藤・クラウド・八雲(かとう くらうど やくも:松本岳)、ここに推参(すいさん)」


天晴は、目を輝かせました。

「八雲! イギリスにいたんじゃないのか?」


「今、戻ったばかりだ」と、八雲。

「それに、オレだけじゃないぞ」


!!


黄色い手裏剣が飛んできた。

それを八雲は、一回転して、かわす。


思わず身をすくめてしまった風花でしたが、手裏剣は、天晴と八雲が、素手でつかみ取ってくれました。


手裏剣を見て、天晴はピンときた。

「凪(なぎ)、いくつになっても、いたずら小僧(こぞう)は変わんないな」


やって来たのは、黄色い帽子(ぼうし)の青年。

「ひさしぶり、タカちゃん、フウちゃん」

「さすがだね、ヤッくん」


松尾凪(まつお なぎ:中村嘉惟人)、彼も天晴の従兄弟です。


八雲は、顔を背(そむ)けました。

「スキが多いのも、変わってない」

「イージーだな」



凪の背中には、「背後(はいご)に注意」という貼(は)り紙(がみ)が。


そして、風花の後頭部(こうとうぶ)には、「おひさしぶり」という貼り紙。


こんなことするのは、あの子。

風花は笑顔になった。

「霞(かすみ)ちゃんだ」


「大当たりです」

忍法で姿を消していたのは、百地霞(ももち かすみ:山谷花純)。

「凪ちゃんも、フウちゃんも、大きくなりましたね」


これで、全員そろったようだ。


ニンニンジャー


旋風が言った。

「よし、みんな、忍シュリケンを出しなさい」

天晴は赤、八雲は青、凪は黄色、風花は白、霞は桃色。

それぞれ、忍シュリケンを持っています。

「知っての通り、我々、伊賀崎家は代々、忍びの一族」

「我々の先祖は、戦国時代、天下を恐怖で統一しようとした戦国最悪の武将、牙鬼幻月(きばおにげんげつ)との戦いを繰り広げ、ヤツを葬(ほうむ)った」

「だが、牙鬼は予言を残した」

「444年後、もう一度、天下を恐怖で支配せん…と」



その先は、天晴が。

「444年経(た)って、予言通り妖怪になって復活した牙鬼を封印して、決戦を終わらせたってのが、オレたちのじいちゃん、伊賀崎好天なんだ」

「だから、じいちゃんは、ラストニンジャって呼ばれてたんだよ!」

「熱いぜ、じいちゃん!」



旋風は、ちょっと困った顔をしました。

「その予言なんだが、う~ん」

「どうやら、数え間違っちゃってたらしくて」

「よくよく調べ直すと、444年後というのは、今年!」

「…かもしれない」



どっちやねん!

仮定の話かよ。

(家庭内で、仮定の話)


2015年から444年を引くと、1571年。

比叡山焼き討ちがあった年で、柳生宗矩が生まれた年でもある。

没した武将だと、塚原卜伝、毛利元就、島津貴久、北条氏康など。


でも、待てよ。

天晴には、引っかかることが。

「オレと戦った相手も、ひょっとしたら、その牙鬼の手下!」


旋風と天晴は、声を合わせた。

「…かもしれない」


と、風花が顔をゆがめました。

「親子そろって、バカかもしれない」


(このフレーズ、流行らすつもりかもしれない)


牙鬼と戦う伊賀崎家にも、鬼がいたようだ。

その名も、能天鬼(のうてんき)。

でも、それを諌(いさ)める本当の鬼が ―― いや、なんでもない。


おっと、八雲に凪、霞も言った。

(「親子そろって、バカかもしれない」に対し)

「そうかもしれない」


ともかく、天晴は、こう理解したようだ。

「オレたちが、忍者の末裔(まつえい)として、牙鬼の復活を阻止(そし)しろってことだろ?」

単純熱血タイプか。

レッドらしくて、いい。

「オレ、じいちゃんみたいな最強の忍者になることが、夢だったんだ!」

「燃えてきた~っ!」



ん?

旋風が大木に巻かれていた しめ縄(なわ)を取ったぞ。


と、地中から、竹が4つ出てきた。

中には、忍者一番刀が。

これが、牙鬼と戦うための力らしい。


「おまえたちは、これで…」

旋風は、刀を差し出した。


でも、思ったような反応は得られませんでした。


霞は、両手を広げた。

「おじさま、わたし、まだ大学生ですから」


(トッキュウジャーなんか、ホントは 子どもだったぞ)


八雲も、そっぽを向いてしまった。

「突然(とつぜん)、言われても、オレもまだイングランドで、魔法のレッスンが残っている」


(あの人と戦うのか?)


凪も、頭をかきました。

「ボク、基礎(きそ)しか修業してないし」

「実践(じっせん)なんて、やったことないから、ムリだよ!」



やる気があるのは、自分だけ?

天晴は言った。

「おいおい、何だ? おまえら」

「ビビってんのか?」



「どっちが?」

風花が前に出ます。

「そんな根拠(こんきょ)もない おとぎ話みたいな予言を怖れてるのは、お兄ちゃんとお父さんじゃない」



旋風は5人を、ある岩(いわ)の前に連れて行きました。

実はこれこそ、牙鬼幻月が葬られている墓(はか)なのです。


(墓のない人生を「はかない」人生という。南無~)


墓には、手裏剣が刺さっている。

これはラストニンジャ・伊賀崎好天が使った48ある封印(ふういん)の手裏剣。

これが、牙鬼の妖気(ようき)を、封(ふう)じ込(こ)めているのです。


でも、見る限り、異変はなさそう。

本当に、復活するのだろうか?


「まったく、ヘンなことに付き合わせて…」

風花は、やれやれといった感じに。

「帰るからね」

踵(きびす)を返してしまいました。





みんな気づいてませんが、キツネ面の異形が、現れてますよ。

打出の小槌を手に、何やら術を発動するみたいだ。

念を込めて、鈴を鳴らす。


!!


辺(あた)りが暗くなったぞ。

そして、うめき声が。


墓から、黒い妖気が噴(ふ)き出てきました。

封印の手裏剣が、弾き飛ばされてゆく。


何だ?

何が起こった?


「うぅぅぅうぅぅ…!」

「時は満ちた」


宙に、牙鬼幻月の像が。

「我が家臣(かしん)たちよ、天下をこの牙鬼幻月の恐怖で統一(とういつ)すべく、我が復活を成(な)し遂(と)げよ!」


牙鬼幻月
(ベルト・サタン?)


牙鬼の像は消えたけど、封印していた48の手裏剣は、散らばって、飛んで行ってしまったぞ。


手裏剣は黒い妖気を発していて、その妖気が地面に落ちると、あの足軽みたいなヤツが湧(わ)いてきました。

こいつらは、牙鬼軍団の雑兵(ぞうひょう)、ヒトカラゲ。

(ジッパと声を出すヒトカラゲ。十把一絡げ)

封印の手裏剣から漏(も)れ散った妖気から、誕生します。


ヒトカラゲが、人々を襲いだした。

街が、悲鳴に包まれます。

大人たちが逃げ惑(まど)い、子どもたちが泣(な)いている。


したたり落ちる、液体。

それは、人々の怖れだった。

それが、ひょうたんに集まる。


そのひょうたんを持つのは、打出の小槌を奪(うば)った、あのキツネ面の異形。

こやつこそ、牙鬼軍団の小姓(こしょう)、十六夜九衛門(いざよい きゅうえもん)だった。


ヒトカラゲと十六夜九衛門






手裏剣戦隊ニンニンジャー 変身忍刀 忍者一番刀



手裏剣戦隊ニンニンジャー 手裏剣装着 ニンニンバックル



手裏剣戦隊ニンニンジャー あばれるぜ!さいきょうにんじゃ (講談社シール101絵本)






[第1話 後半のあらすじ]


人々の悲鳴を聞き、天晴たちは街に駆(か)けつけた。

道場を破壊(はかい)したヤツらが、街の人々を襲っています。


と、封印の手裏剣のひとつが飛んできた。

かと思ったら、チェーンソーに刺さりました。


!!


牙鬼の声が聞こえる。

「意志持たぬ作られし者よ」

「我、牙鬼幻月のために、意志を持て」



!!!


チェーンソーが、妖怪に変化(へんげ)した。

「チェーッハッハ!」

こいつが、妖怪カマイタチ。

(テロップに書いてあるから、間違いない)


妖怪カマイタチ


(あっちに、鎌井さん、こっちには釜井さん、そっちには鎌居さん。かまい たち)

(スミマセン、スミマセン、スミマセン)



うわっと!

カマイタチが手の大鎌(おおがま)を振るうと、木や自動車が、ぶった斬られたぞ。

離れているのに、真っ二つだ。

これぞ、真空(しんくう)カマイタチの術。


!!


今度は、天晴たちの方に、鎌を振るった。


何とか、みんな避けましたが、風花のマフラーが斬られてしまいました。

あとコンマ数秒 遅(おそ)かったら、首が斬られていたところだ。

あぶね~。


妖怪カマイタチが吼(ほ)える。

「怖れろ! 刃に斬られる恐怖を、しっかりと味わえ!」

「チェーッハッハッハ!」


そうやって、怖れを集めるつもりか。


これを見て火がつかぬ天晴ではありません。

「いくぞ! オレたちで、ヤツを倒す!」


「あれと戦うの?」

風花は、兄の服をつかんだ。


「ムリだよ、あんなの!」

凪も、おびえています。


霞も、及(およ)び腰(ごし)だ。

「実践も経験していませんし。さすがに…」


八雲は無言で、拳(こぶし)を握(にぎ)った。


「そうか」と、天晴。

「なら、オレは、ひとりでやるぜ!」

「おりゃあ~っ!」


風花の手を振り払い、行ってしまいました。


ヒトカラゲたちの中に飛び込むと、パンチ&キック。

でも、多勢(たぜい)に無勢(ぶぜい)、分(ぶ)が悪そうだ。


凪は聞いた。

「タカちゃん、怖くないの?」


「怖いだあ?」

戦いながら、天晴が答える。

「オレたちはみんな、ラストニンジャの孫なんだぜ!」

そうは言っても、雑兵ヒトカラゲにも苦戦している。

生身ではキツイか。

でも、歯を食いしばりながら、天晴は立ち上がるのでした。

「怖れる前に戦う」

「それが、オレのできることだ!」



その姿に、4人は心を動かされた。


怖れる前に戦う


「グレイト!」

八雲は、ニヤリと笑った。

「タカ兄(にい)にしては、言うじゃないか」

(タカ兄のくせに)

「仕方(しかた)ない、付き合ってやる」


霞も、前に出ます。

「確かに…わたしたちも、おじいさまの孫ですもんね」


凪の顔にも、勇気の色が。

「うん。ボクも、怖くなくなってきた!」


「みんな…」

さあ、風花はどうだ?

一度目を閉じて、心を決める。

「分かった。やろう!」


さあ、忍者一番刀で…。


って、ない!

ないぞ!

持って来てないんだ。


どないする?

どないしょ~?


と、ちゃんと持って来ましたよ。

旋風がね。

「胸を張って、使え!」

「おまえたちこそ、忍者だ!」


(わたしは断じて、戦わないけどな)


天晴に襲いかかる、カマイタチ。

が、大鎌が斬り裂こうとしたその時、天晴が消えた。


現れたのは、高台の上だ。

しかも、5人並んで。


凪から忍者一番刀を受け取る、天晴。

「いくぞ!」

忍者一番刀に、変化忍シュリケンをセット。


<アカニンジャーシュリケン>

<アオニンジャーシュリケン>

<キニンジャーシュリケン>

<シロニンジャーシュリケン>

<モモニンジャーシュリケン>

「変」のスイッチに、タッチ。

<ザ・変化>

<ニンニンニン ニンニニンニン>

<ニンニンニン ニンニニンニン>

「シュリケン変化!」

<アカジャー アオジャー キジャー>

<シロジャー モモジャー>

<ニンジャー!>


妖怪カマイタチが、吼える。

「何者だ、貴様ら!」


アカニンジャーが言います。

「問(と)われて名乗(なの)るも、おこがましいが」

「問われなくても、聞かせてやるぜ!」

「暴れてアッパレ!」

「アカニンジャー!」



お次は、青だ。

「轟(とどろ)け、八雲!」

「アオニンジャー!」



黄色も、いってみよう。

「きらめきの凪!」

「キニンジャー!」



白も、いくよ。

「ひとひら、風花!」

「シロニンジャー!」



最後は、ピンクだ。

「揺(ゆ)らめく霞!」

「モモニンジャー!」



「忍びなれども、忍ばない!」

百花繚乱(ひゃっかりょうらん)、花吹雪(はなふぶき)!

「手裏剣戦隊、ニンニンジャー!」


ザ変化

手裏剣戦隊

ニンニンジャー


「忍ぶどころか、暴れるぜ!」



これは違う


さあ、いってみよう。

斬って、斬って、斬りまくれ。


バク転しながら移動する、アオニンジャー。

いつの間にか、ヒトカラゲが、ワイヤーでつながれています。

まとめたところで、ガマガマ銃、発射!

いっぺんに、撃ち抜いたぞ。


キニンジャーは、ぶら下がるのが好きなのか?

ワイヤー付き手裏剣で移動。

ヒトカラゲをつかんで、ぶん投げた。


自由奔放な、アカニンジャー。

蹴って、斬って、回転しながら、手裏剣を投げる。

その手裏剣もまた、地面に刺さってから、さらに回転。

ヒトカラゲの狙撃手(そげきしゅ)を、つんざいたぞ。


ジャンプがキレイな、モモニンジャー。

シュリケン忍法、発動だ。

今週は、落とし穴。

一網打尽(いちもうだじん)です。


銃弾の嵐を刀で弾き返す、シロニンジャー。

敵に囲まれたら、キックで応戦。

っとと、うまくいってたのに、バナナの皮で、こけちゃった。

「そんなバナナ…」


ここは、兄ちゃんがフォローだ。

アカニンジャーが駆けつけ、ヒトカラゲを蹴散らします。


さあ、あとは、妖怪カマイタチ。

「この、忍び風情(ふぜい)が!」

「怖れを抱かせてやる!」


怒ってますよ~。


が、アカニンジャーは言うのでした。

「こっちは生まれてこの方、怖れとは無縁(むえん)でな!」

カマイタチの真空波を、刀で受け止めたぞ。

さらに、投げ返した。

「まだまだ!」

間をおかず、斬りかかります。


と、シロ&モモが、フォロー。

「カラクリヘンゲン! 弓(ゆみ)!」

これは、大型手裏剣型の可変武器。

刀、弓、爪(つめ)の3モードに変形して使える。


弓矢(ゆみや)が命中したと思ったら、いきなり、キニンジャーが現れた。

至近距離(しきんきょり)から、「カラクリヘンゲン! 刀!」


空中から襲いかかるのは、アオニンジャーだ。

「カラクリヘンゲン! 爪!」


最後は、アカニンジャーが決めるぞ。

<ザ・技>

「シュリケン忍法 奥義(おうぎ)!」

<なんじゃ なんじゃ>

「忍烈斬(にんれつざん)!」

<アカジャー ニンジャー>

ダッシュして、1回。

返す刀で、1回。

さらに1回、まだまだ、もう1回。

前に回って、もう1回。

最後は、大ジャンプからの~。

<忍者一閃(にんじゃいっせん)>

袈裟切(けさぎ)りだ!


「忍びなのに…派手(はで)すぎる~~ぅ!」

妖怪カマイタチは爆発して、四散(しさん)した。


カラクリヘンゲン!

忍烈斬


アカニンジャーは言った。

「悪いな。忍んでなんか、いらんねえんだよ」



が、ここでまた、キツネ面の十六夜九衛門が、暗躍(あんやく)します。

「伊賀崎の連中か…」





十六夜九衛門が小槌を使うと、カマイタチが巨大化復活。

まだ、48分だもんな~。


困ったぞ。

どうやって戦えばいいんだ。

サイズが違いすぎる。


!!


そんな5人の前に、忍シュリケンが。

誰が投げたんだ?


躊躇(ちゅうちょ)なく、アカニンジャーは忍者一番刀にセット。

「とりあえず、やるっきゃない!」

「おまえたちも、やれ!」



<ザ・召喚(しょうかん)>

<だれじゃ? だれじゃ?>

<だれじゃ? だれじゃ? だ~れだれじゃ?>


むっ!

ビルの壁(かべ)がどんでん返しのように回って、赤いロボが出てきた。

ちょっと、バトルジャパンっぽいぞ。

疾風の速さで走るのは、シノビマル。


凧(たこ)から龍(りゅう)に変形したのは、ドラゴマル。

道路に現れたのは、ダンプマル。


リニアモーターカーの中から現れたのは、ビュンマル。

それに乗ってる犬型ロボ、ワンマル。


5人はそれぞれ、相棒に乗り込んだぞ。


シノビマルが、ビルの壁を走る。

「よし! 行き当たりばったりだ!」

「このまま突っ込むぜ!」



おおっ!

シノビマルは、ロボなのに身軽(みがる)だ。

簡単に、宙返り。

カマイタチの真空波を避けます。

懐(ふところ)に飛び込んでからも、大鎌を避けまくる。

素早(すばや)いぞ。

敵の攻撃が、まったく当たりません。

クナイによる攻撃は、畳(たたみ)がえしならぬ、道路がえしで防御(ぼうぎょ)。


しかも、代わりに現れたのは、ダンプマルだ。

マキビシ攻撃で、足を止めたぞ。


ビュンマルは大手裏剣を発射したのですが、これを忍犬ロボ・ワンマルが、口でくわえちゃった。

まだまだ、躾(しつけ)が必要なようです。


おっ!

ビルの中からシノビマルが現れて、背後から、巨大化カマイタチに、め~んっ!

追い詰(つ)めようとしたのですが、建物に足が引っかかって、こけちゃった。

カマイタチに、ビルに押しやられ、壁ドンならぬ、ビルドンだ。

これでは、ときめかないぞ。


それを救(すく)ったのは、ドラゴマルの火炎攻撃でした。


ん?

手裏剣が光った。

もう一度 回せと、言っているみたいだ。


アカニンジャーが手裏剣を回すと、カラクリが発動。

「シュリケン合体!」

オトモ忍 シノビマルを胸部(きょうぶ)に収納(しゅうのう)し、シュリケンジン、初(はつ)お目見(めみ)えだ。


さあ、もう、52分。

決めちゃいましょう。

シノビマルでかき回してからの~。

「シュリケンジン、アッパレ斬り!」


「ジャアァ…」

「アッパレなヤツらよ…」


巨大化カマイタチは大爆発。

今度こそ、滅(めっ)せられたようだ。


ニンニンジャー

ニンニンジャー


シュリケンジンの勝利です。

「忍ばず、ワッショイ!」


おっと、カマイタチが倒されると、封印の手裏剣が元に戻った。

もう、闇を噴き出していません。

どうやら、こうやって回収していけばいいようだ。



風花は、霞と八雲に聞いた。

「ねえ、ふたりは覚えてる?」

「昔 教わった、忍者の心得(こころえ)」



「もちろんだ」

八雲は読み上げました。

「忍者たるもの、怖れるべからず、悩むべからず」


霞も続けます。

「侮(あなど)るべからず」

「ですね」



兄と父を見ながら、風花が言う。

「わたしたちは いずれ来る忍者になるべき時を、怖れてたんだね」

「それを気づかされたのかもしれないな」

「お兄ちゃんに」



今度は、霞が言った。

「かもしれないって」

「やっぱり、おじさまと天晴くんに似てますね、風花ちゃん」



(一番 言われたくない言葉だった)



忍シュリケンに、天晴は誓(ちか)います。

「じいちゃん、オレ、絶対、じいちゃんみたいなラストニンジャになってみせる!」

「だから、天国から見ててくれよ!」



と、声が聞こえた。


「ヒヨッコどもが、何を偉(えら)そうに言うておる!」

なっ!

塔(とう)の上に、じいじゃん・伊賀崎好天(笹野高史)がっ!


(幽霊や!)

(ナンマイダ! エクソシスト! 成仏して!)



ラストニンジャは、生きていたようです。

「わしの作ったオトモ忍の使いっぷりも、まだまだじゃな…」

生きてたのか? と驚く天晴に言った。

「勝手に、死んだことにするな!」

ひょいと飛んで、何十メートルも離れていた天晴たちの前に着地。

「よいか?」

「忍タリティを磨(みが)き、おまえたちが ワシの意志を継ぎ、牙鬼を倒せ!」

「そして、この世に、ラブ・アンド・ピースをもたらせ!」



ファンキーじいちゃん


なんや、ファンキーなじいちゃんやな~。



◇感想◇


器用な人が多いな~と思うことが続いていましたが、ひさしぶりに昭和のヒーローを見た気がした。

要潤という成功例もあるぞ。

ガンバレ!



第1話は、テンポよく展開。

小気味よかった。

小さい子に受けると、いいな。


忍術は、幅が広そう。

よく動くシノビマルにも期待。


敵の幹部はまだ全員出てないし、ゆっくり盛り上げていって欲しいですね。

楽しんで、視聴させていただきます。





手裏剣戦隊ニンニンジャー シュリケン合体 DXシュリケンジン



手裏剣戦隊ニンニンジャー ニンニンアクションシリーズ01 アカニンジャー



手裏剣戦隊ニンニンジャー 開口忍砲 ガマガマ銃






来週のニンニンジャーは――


ニンニンジャー 来週の予告

第2話「ラストニンジャになる!」


じいちゃん好天の修業が始る ―― のか?

天晴と八雲が、もめそう。



















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手裏剣戦隊ニンニンジャー

忍びの2「俺たちはニンジャだ!」(3月1日)


妖怪カッパ 登場。

(消火器より誕生)



(ネタばれ注意)



天晴たちの修業が始る。

忍タリティって何だ?

五トン忍シュリケンとは?



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[前半のレビュー]


今は昔(むかし)、

封印(ふういん)された最強最悪(さいきょうさいあく)の戦国武将(せんごくぶしょう)、牙鬼幻月(きばおに げんげつ)。

その完全復活(かんぜんふっかつ)を防(ふせ)ぐべく、手裏剣戦隊ニンニンジャーが集結(しゅうけつ)した。



戦いを終えた天晴(西川俊介)たちの前に現れたのは、死んだと思われていた祖父(そふ)でラストニンジャの伊賀崎好天(笹野高史)だった。


好天は天晴たちを連れ、新しい忍術道場へ。

どうも、密(ひそ)かに、作っていたらしい。


「おひとりで、作られたのですか?」

「さすが、おじいさまです!」


霞(山谷花純)は感激(かんげき)しています。


「グラッチェ、グラッチェ!」と、好天。


天晴も、興奮(こうふん)してますよ。

「じいちゃん、もしかして、これからここで、オレたちの修業(しゅぎょう)つけてくれるのか?」


が、好天は、かぶりをふった。

「ノングラッチェ」


「イタリア語で、遠慮(えんりょ)しますという意味(いみ)だな」と、加藤・クラウド・八雲(松本岳)。


「は? 遠慮? 何で!」

天晴は、好天に詰(つ)め寄(よ)りました。


好天は言います。

「ラストニンジャのワシが、おまえたちヒヨッコに、かまっていられるか」

「もっとも、ワシを足止めできれば、話は別(べつ)だがな」



ニヤリと笑(わら)う、天晴。

「じいちゃんと手合(てあわ)せできるなんて、願(ねが)ったり叶(かな)ったりだぜ」

「いくぞ!」


忍者一番刀を、かまえましたよ。

<ザ・変化(へんげ)>

「シュリケン変化!」

<ニンニンニン>

アカニンジャーに変身して、好天に斬(き)りかかった。







でも、好天はドロン。

消えてしまいました。


!!


かと思ったら、大増殖(だいぞうしょく)。

分身(ぶんしん)の術(じゅつ)か。


さらに後ろから、ハリセンでパシンッ!

1本取られた、アカニンジャーなのでした。


「忍タリティが足(た)りん!」と、好天。


忍タリティ?

掛(か)け軸(じく)にも書かれてますが、何なんでしょう?

バイタリティなら、活力(かつりょく)や生命力(せいめいりょく)のことだけど。


好天は言った。

「というわけで、最(もっと)も忍術を学び、忍タリティを高めた者にこそ、ワシの持つラストニンジャの称号(しょうごう)を与(あた)える」

「ここで、よ~く学ぶがよい!」

「では、諸君(しょくん)…チャオ!」


オチャメに、好天は消えちゃいました。

5人に置(お)き土産(みやげ)を残(のこ)して。



ラストニンジャの称号を得(え)るために、祖父の志(こころざし)継(つ)ぐ5人の孫(まご)たち。

倒(たお)す相手(あいて)は、恐(おそ)るべき敵(てき)、戦国最強、牙鬼幻月。

今をときめく若き忍者は、忍びなれども忍ばない!

手裏剣戦隊、ニンニンジャー!




新しい忍術道場で、伊賀崎旋風(矢柴俊博)の講義(こうぎ)が始まりました。

「では、まず、シュリケン忍法の基礎(きそ)をおさらいする」

そうさ この世のドブさらい?

それは、ワイルドセブンだ。

小さい子は、知らないぞ。


「じいさんが、いないんだ。オレが教えるしかないだろ」というわけらしい。


でも、天晴にツッコまれました。

「忍術できないじゃん」


(実子かな? 娘婿かな?)

(話す感じは、実子っぽい)



それはともかく、風花(矢野優花)が忍術書を読み上げます。

「シュリケン忍法とは、忍者の持つ忍力(にんりょく)を元に生み出され、その忍力の大きさが、シュリケン忍法の力に比例(ひれい)する」


これがどうも、忍タリティのことらしい。


今度は実技(じつぎ)です。

好天が置いていった“五トン忍シュリケン”を使ってみよう。

竹林に、ゴー!


五トン忍シュリケンとは、シュリケン忍法の源流(げんりゅう)となる5つの忍法を発現(はつげん)させる忍シュリケンのことだ。

順番に、見てみよう。


凪(中村嘉惟人)が発動したのは、「木の術」。



だ!





発動しない?


<もくもくじゃ>


あ、いや、発動したけど、方向(ほうこう)が…。

風花が、やられちゃったよ。


でも、風花は笑顔で「ドンマイ!」と、凪をなぐさめる。

風花は、17歳。凪は、16歳。

お姉さんなのだ。

(ちなみに、天晴は20歳。八雲と霞は、19歳だ)


霞が発動するのは、「土の術」。

<どんどんじゃ!>


あっ!

土が爆(は)ぜたのですが、そのとばっちりが、また風花に。


霞は、あやまります。

「ごめんなさい、風花ちゃん」

「わたしも、かなりのブランクが…」



風花は、こんな役回(やくまわ)りなのか。


お次は、天晴。

「金の術」だ。

<きんきらじゃ!>


が、これも、風花に発動。

つか、金(かな)だらいが落ちてきたぞ。


天晴相手なら、遠慮いりません。

風花は怒(おこ)った。

「問答無用(もんどうむよう)!」

「水の術」を発動だ。

<じゃぶじゃぶじゃ!>


が、水が飛んできたのは、風花自身にだった。

ついていません。

「もうやだ…」

風花は、ビッショビッショ。


 運の悪い 風花ちゃん
 ホントについてない 風花ちゃん

 るるるる~るる る~るるるる~る
 るるる~る る~るるる~るる る~るるるる~る

 月曜日 木の葉が飛んできた
 火曜日 土が爆発だ
 水曜日 金だらい落ちて~き~て
 木曜日 水でびしょ濡れ~悲し~



と、ここで八雲が前に出た。

「仕方(しかた)ない」

「火炎の術」を発動します。

<めらめらじゃ>


ヤバイ!

ウエルダンに、なっちゃう!


かと思ったら、うまくいった。

ちょうどいい火加減(ひかげん)で、風花もニッコリ。

(あったかいんだから~)


ついてない風花




一度、道場にもどり、休憩(きゅうけい)です。


凪は感激してる。

「ヤッくん、すげえな…」


(でも、おじさんは、霞の胸板に感激 ―― いや、何でもない)


ん?

天晴は、妬(や)いてんのか?

「ま…まあまあだな」とか言ってら。


「ああ、まあまあだ」と、八雲は冷静(れいせい)です。

「オレのいた魔法学校じゃ、もっとすごいことを学んでいたんだ」

魔法の杖(つえ)みたいなのを、取り出したぞ。

「シュリケン忍法など、イージーだな」

そう言って、キレイに火炎を出してみせた。


あれか、

何とかかんとか、パトローナムか。



風花と凪は拍手(はくしゅ)してますが、天晴はカチンときたようだぞ。

「八雲! おまえ、忍法に対して、いや、じいちゃんに対して、失礼(しつれい)だぞ」


「失礼か」

八雲は腕組(うでく)みして、目を閉じた。

「しかし、オレはタカ兄(にい)と違(ちが)って、現実主義(げんじつしゅぎ)でな」

(幻術ではないよ)

「あのじいさんが どれだけすごいか、よく分からん」


「分かんないなら、教えてやる」

天晴は、いかに好天がすごいか、語った。

「中国で、パンダ30頭に勝ったり」

(パンダは意外と狂暴だ)

(特に、呪泉郷に落ちたやつは、強い。まさに、悲劇)


「ジャングルで、30メートルの大蛇(だいじゃ)を倒したり」

(大蛇を倒したのは、だれじゃ?)

「宇宙人と30回交信したり」

「みんみん軒(けん)のジャンボ餃子(ぎょうざ)を、30分で完食(かんしょく)したりな」

「数々のすごい伝説を残してるんだ!」



八雲は、ため息をついてから、言った。

「タカ兄。オレたちは、子どもの頃(ころ)とは、違うんだ」

「妄想(もうそう)するのも、ほどほどにした方がいい」



何だと!

何で、じじいで妄想するんだ。

妄想するなら、お姉さんだろ!



天晴は、八雲に迫(せま)った。

「誰が、暴走してるって?」


あかん!

この兄ちゃん、アカン人や。



「妄想だ」と、八雲は眉(まゆ)をひそめる。

「いかに、じいさんがタカ兄の中で大きかろうが、忍者など、しょせん過去(かこ)のもの」

「世界はもっと広くて新しいぞ、タカ兄」



「でも、ラストニンジャだぞ!」

天晴は食い下がります。

「すげえと思わねえのかよ?」


(海外市場でも、いけそうじゃないか)


「ラストニンジャ?」

「興味(きょうみ)ないな」


天晴の目を見据(みす)えて、八雲は、はっきりと言った。


こんなこと、天晴には認められません。

「おまえ、あやまれ」

「じいちゃんに、手ぇ合わせて、あやまれ!」



でもな、天晴。

その写真(しゃしん)じゃ、説得力(せっとくりょく)ないぞ。


八雲と天晴





その時、カエルの鳴き声が。

<ゲロゲロゲロ…>

<ゲロゲロゲロ…>


これはもちろん、青空球児・好児さんが漫才を始めたわけじゃありません。

ガマガマ銃(じゅう)が、急に鳴きだしたのです。


これは、新しい妖怪が生まれたことに対する、反応(はんのう)。

ガマガマ銃は、センサーにもなっているのだ。

ロゲローゲ。



街で、妖怪が暴れている。

消火器から生まれた、妖怪カッパ。

人々を池に放り投げて、恐怖を集めるつもりか。


妖怪カッパ


ヒトカラゲまで襲来(しゅうらい)し、街は大混乱(だいこんらん)だ。

あちこちで、悲鳴があがってるぞ。


おっと、ここで、天晴たちが到着(とうちゃく)。

まずは、ヒトカラゲから退治(たいじ)だ。

街の人を、避難(ひなん)させよう。


カッパに、天晴が言い放つ。

「この妖怪野郎。ひどいこと、すんなよ!」

忍シュリケンを忍者一番刀にセットし、変身だ。


<ザ・変化>

<ニンニンニン>

<ニンニニンニン>

<ニンニンニン>

<ニンニニンニン>

「シュリケン変化!」

回せ、手裏剣。

<アカジャー アオジャー キジャー>

<シロジャー モモジャー ニンジャー>


手裏剣戦隊

ニンニンジャー


さあ、いってみよう!


アカニンジャーは、カッパに突(つ)っかかる。


キ、シロ、モモは、ヒトカラゲの相手だ。


って、アオニンジャーは、高みの見物?

何してんの?


おっと、アカニンジャーは、カッパと相撲(すもう)を始めたぞ。

いいのか?

カッパは相撲が得意(とくい)。

そこは、向こうの土俵(どひょう)だ。


ああ!

案(あん)の定(じょう)、投げられた。

決まり手は、上手投(うわてな)げ。


アカニンジャーは、川にボチャン!

と、ならない、ならない。

なんと、水面に着地したぞ。

スコア、9.8!

さすが、忍者。


さあ、仕切(しき)り直(なお)しだ。

ジャンプして、岸(きし)へ。

今度は、忍者刀で斬りつける。


カッパは、張り手で抵抗(ていこう)します。

「なかなか、やるな」

「しかし、まだ青い!」



すると、アカニンジャーが言った。

「どう見ても、赤いだろ!」


この人、天然(てんねん)や。


!!


一瞬(いっしゅん)、ビミョーな間ができましたが、カッパは口から白いものを噴霧(ふんむ)して、攻撃。

これは絶対零度(ぜったいれいど)の吹雪(ふぶき)。

アカニンジャーは、もんどりうって、倒れてしまった。

カッパは笑います。

「見た目は赤でも、中身は青いな」


と、今度は、キニンジャーだ。

滑(すべ)り台(だい)から、強襲(きょうしゅう)。


シロとモモも、加勢(かせい)します。


ああ!

でも、3人とも、絶対零度の吹雪に、やられてしまった。

あの技、やっかいだ。


となると、残るは、アオニンジャー。

「なるほど」

見ていて、何かつかんだかな。


アオニンジャーは、火炎の術を使うつもりだ。

妖怪カッパの背中(せなか)に、炎(ほのお)を浴(あ)びせた。

<めらめらじゃ!>


カッパは、熱がっています。

効(き)いてる、効いてる。

「こ…こりゃ、たまらん!」

「うわっ!」



妖怪カッパは、川に逃げてしまいました。


ガックリ、ヒザをつく、アカニンジャー。

「ああ…逃げられた」


変身を解(と)いた八雲が言います。

「イージーだな、タカ兄」


天晴も変身を解除(かいじょ)し、八雲の前へ。

「オレの反撃(はんげき)が、始まるとこだったのに!」

「空気読めよ!」



八雲は、ムッとした。

「相手がどんなやつか分からず飛び込むタカ兄が、空気を読むべきだ」

「それに、一番実力ある者が敵を倒す方が、合理的(ごうりてき)だろ」



今度は、天晴が喰ってかかる。

「誰が一番、実力あるって?」


八雲はすまして言った。

「さっきのレッスンで、明白(めいはく)だと思うが」


でも、ケンカしている場合じゃありません。

妖怪カッパを探さないと、また街の人が襲われてしまう。


と、八雲が前に出た。

「オレがやる」

「この中でシュリケン忍法を使いこなせるのは、オレだけだからな」



あっ!

ドロンと、消えちゃった。





手裏剣戦隊ニンニンジャー 変身忍刀 忍者一番刀



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てれびくん 2015年 03 月号 [雑誌]






[第2話 後半のあらすじ]


魔法を使い、八雲は川辺(かわべ)に降り立った。


と、そこに声をかける者が。

「どうですか?」

見上げると、霞が電灯の上に立っていました。


「霞 姉(ねえ)…」

一瞬、驚(おどろ)いた八雲でしたが、すぐにポーカーフェイスに。

川辺に下りて妖怪を探す霞に、言います。

「何か言いたげだな」


「別に、何もありませんよ」と、霞。


八雲は言った。

「決して、忍者がつまらないと思っているわけじゃない」


勝手に語りだしたので、霞は「はい?」と、首をかしげた。


八雲は続けます。

「忍者の末裔(まつえい)だから、やるしかないことは分かっている」

「まあ、魅力(みりょく)は感じないけどな」



「どうしたんです? 突然(とつぜん)…」

怪訝(けげん)な顔しながら、霞は八雲の前へ。

(何か悪いものでも、食べたんですか?)

(ダメですよ、拾い食いしちゃ)



「いや…とにかく、やるべきことはやるから、心配しないでくれ」

八雲は八雲で、暴走気味ですね。

血筋なのか?

そうとう、霞のことを意識しているみたい。

「まあ、じいさんの志を継ぐ云々(うんぬん)は、興味ないが」


と、一拍おいて、霞が聞いた。

「それは…忍者で勝負しても、天晴くんには勝てないから、ですよね?」


「違う!」と、八雲。

大きな声が出てしまいました。

「霞姉も、さっき見ただろ!」

「タカ兄は、オレには敵(かな)わないということを」



「そうなんですか?」

霞は、目を丸くした。


頭を振って、八雲は顔を背(そむ)けました。

「相変わらず、毒舌(どくぜつ)だな。霞姉は」


毒舌なのかな?

ただ正直なようにも思えるけど。


八雲は、ムキになったようだ。

「じゃあ、証明(しょうめい)してやる」

「オレの忍法は、誰にも負けないということをな」



言うだけ言うと、八雲は行ってしまいました。


そんな姿を見送り、霞はもらした。

「まったく…相変わらず、子どもですね」


(手…手のひらの上か)



おっと、また、カッパが動き始めたぞ。

まずはイチャつくカップルを、噴水(ふんすい)にドボンっ!

(ナイス!)


「いたな、妖怪!」

そこに現れたのは、八雲だ。

さっそく変身。

<ザ・変化>

「シュリケン変化」


おおっ!

敵の中に飛び込むと、あっという間に、ヒトカラゲを倒してしまった。

魔法を使ったのか?


カッパに対しては、刀で勝負。


でも、敵には必殺技があるぞ。

「こうしてやる!」

ほら、狙(ねら)ってる。


しかし、アオニンジャーも読んでいるようだ。

「同じ手は食うか」

忍者刀に、手裏剣をセットします。

「シュリケン忍法、火炎の術」


さあ、絶対零度の吹雪 vs 火炎の術。

勝負は、どうなる?


両者の中央で、吹雪と炎がぶつかり合う。


おっと、相手の手の内を読んでいたのは、カッパも同じようだ。

「さらに倍(ばい)だ!」

吹雪の威力(いりょく)を上げたぞ。


圧(お)される、アオニンジャー。


!!


力負けして、吹き飛ばされてしまいました。

ああ、大ダメージで、変身まで解除されてる。


アオ vs カッパ


一転して、大ピンチだ。


妖怪カッパは、勝ち誇(ほこ)ります。

「威勢(いせい)がよかったのは、変化するまでだな」

「シャバとのお別れを、惜(お)しむがいい」



ヤバイ!

生身であの吹雪を喰らったら、おしまいだ。


!!


「火炎の術!」

<めらめらじゃ!>


八雲を救ったのは、天晴だった。

火炎の術で、吹雪を防いだぞ。


さらに刀を大地に突き刺(さ)し、火炎を走らせて、カッパに攻撃。

ダメージを与えた。


「おっしゃあ! ようやく出たぜ」

忍者刀をうれしそうに掲(かか)げる、天晴。


「何で?」

八雲は、不思議でなりません。

「さっきは、全然ダメだったのに…」


天晴は笑顔で言いました。

「オレ、本番に強いタイプだから」

は? となってる八雲に、さらに言う。

「八雲、おまえ言ってたな」

ラストニンジャに興味ないと。

「おまえが興味ないのは、勝手だ」

「でも、偉そうなこと言うなら、じいちゃん超えてから言いやがれ」

「っていうか、その前に、オレに勝ってみろ」



思わず、八雲の口元がゆるみました。

(チャックが開いてるぞ)

「上等だ、タカ兄」

「やってやろうじゃないか」



そんなふたりを見て、駆けつけた霞も、ニッコリ。


天晴と八雲


火炎攻撃でアッチッチになっていたカッパですが、ようやく持ち直したようだ。

「貴様(きさま)ら! オレの消火器を火事にするとは、あべこべだ!」


敵には、ヒトカラゲが加勢。

こっちはこっちで、5人そろったぞ。


さあ、あらためて、変身だ。

<ザ・変化>

「シュリケン変化!」

<アカジャー アオジャー キジャー>

<シロジャー モモジャー ニンジャー>


暴れてアッパレ! アカニンジャー!

轟(とどろ)け八雲! アオニンジャー!

きらめきの凪! キニンジャー!

ひとひら風花! シロニンジャー!

揺(ゆ)らめく霞! モモニンジャー!


忍びなれども、忍ばない!

手裏剣戦隊、ニンニンジャー!



「おお、なるほど!」と、妖怪カッパ。

「貴様らが、忍びというわけだな」


が、アカニンジャーは言うのでした。

「忍ぶどころか、暴れるぜ!」


!!


5人が消えた。

どこだ?

ギル? ギルギル?





いきなり飛び込んできたのは、アカニンジャー。

妖怪カッパに、斬りかかったぞ。


他のメンバーは、ヒトカラゲのお相手だ。


気合が入ってきた、アオニンジャー。

ヒトカラゲの注意を上にやると、3体を一気にぶった斬った。


蹴り技が冴(さ)える、シロニンジャー。

幼い頃から、兄を蹴ってきた成果か。

背後を狙われましたが、いつの間にか、わら人形に。

変わり身の術だ。

驚くヒトカラゲを、背後から、ガマガマ銃で、シューティング。

これも、幼い頃から、兄を撃ってきた成果か。


キニンジャーは、体術で勝負。

関節を取ったり、敵の武器を利用して、巻き込み、倒したり。

器用(きよう)だ。


「まだまだ、いきますよ」

モモニンジャーは、大型手裏剣カラクリヘンゲンの弓(ゆみ)モード。

空に放てば、しだれ弓矢に。

雨が降るような矢に射抜(いぬ)かれて、ヒトカラゲが倒れていく。


さあ、カッパと戦うのは、アカニンジャーだ。

刀を振るい、キックまで出すぞ。

離れたら、手裏剣。

そして、「シュリケン忍法、火炎の術!」だ。

<めらめらじゃ!>

もう、完全に、習得(しゅうとく)したみたい。


おっと!

焼かれたばかりのカッパに、今度は水が。


「水の術」

アオニンジャーだ。

<じゃぶじゃぶじゃ!>


アカニンジャーは、怒ります。

「おい、八雲! おまえ、横取りすんなよ!」


でも、アオニンジャーは知らん顔。

「フン、イージーだな」

「タカ兄のものなら、名前くらい書いておけ!」



さあ、こっからは、競(きそ)い合いです。

どっちが先に、カッパを倒すか。


いや、競っているようで、協力しているようでもある。

結果的に、コンビネーション攻撃になってるぞ。


「それじゃ、一発で…」

忍シュリケンをかまえる、アカニンジャー。


っと、その前に、アオニンジャーが出た。

「オレこそ、一発で決めてやる」


火炎の術と水の術かと思ったら、違うようだ。

ふたり、同時に叫(さけ)んだ。

「シュリケン忍法」

「金の術!」


<きんきらじゃ!>


「同じ手は食うか!」

火炎と水に備(そな)える、カッパ。

でも、頭の上に振ってきたのは、金だらい2つでした。


コンッ! コンッ!


あっ!

頭の皿が割れてる。

これは、チャンス。


アカ&アオ。

同時に発動するぞ。

<ザ・技(わざ)>

<なんじゃ、なんじゃ…>

「シュリケン忍法奥義」

「忍烈斬(にんれつざん)!」


<なんじゃ、なんじゃ>

<なんじゃ、なんじゃ>


!!


高速で斬りまくり、大ジャンプ。

<忍者一閃(にんじゃいっせん)>

ダブル斬りだ!


一刀両断され、カッパは爆発。

アカ&アオの勝利だ!


シュリケン忍法

忍者一閃


アカニンジャーが笑う。

「ハハッ、見たか? 今の」

「オレの技、スゲエだろ!」



アオニンジャーも言います。

「そっちこそ、見てなかったのか? タカ兄」

「今のは、オレの技が決まったんだよ」



どうやら、コンビネーション技の意識は、なかったようだ。

ひとり一人の活躍(かつやく)が、結果として、チームプレーになる?


と、ここでまた、キツネ面の妖怪が、暗躍(あんやく)。

十六夜九衛門(いざよいきゅうえもん)が、術を発動したぞ。

「妖術(ようじゅつ) 肥大蕃息(ひだいはんそく)の術」

あの打出(うちで)の小槌(こづち)を振ります。


(「蕃息(はんそく)」とは、生き物が増えること。繁殖)


これで、妖怪カッパが巨大化復活。


となれば、オトモ忍の出番です。

<ザ・召喚(しょうかん)>

「シュリケン忍法 召喚の術」

<だれじゃ だれじゃ>

<だれじゃ だれじゃ>

<だ~れ だれじゃ>


忍び走りのロボ、シノビマル。

空舞う龍、ドラゴマル。

パワフルに走るのは、ダンプマル。

かわいい忍犬、ワンマル。

超スピードのリニアモーターカー、ビュンマル。


さあ、手裏剣合体だ!

シノビマルが胸部に収納(しゅうのう)された巨大ロボ、シュリケンジン。


アカニンジャーが叫ぶ。

「よし、勢(いきお)いで いくぞ!」


すると、アオニンジャーが言った。

「タカ兄は、勢いしかないだろ」


忍法剣“ドラゴンソード”を振るう、シュリケンジン。

巨大化カッパの胸に、二度、三度と、決まった。

よし、押せ押せだ。


敵が吹雪を噴霧してきたら、ドラゴシールドで防御(ぼうぎょ)。

攻守(こうしゅ)のバランスがいいぞ。


と、カッパがお尻(しり)を向けちゃった。

「こりゃ手強(てごわ)い」

火炎噴射ならぬ、吹雪噴射。

まるで、ガメラだ。


ガメラみたいなカッパ


ここで、シノビマルが分離(ぶんり)。

壁(かべ)を走って、カッパを追いかけます。


が、届かない。

空中戦は、ムリか。


逆に、カッパに、つかまっちゃったぞ。


空中での戦いなら、これしかないでしょ。

アオニンジャーが、ドラゴマルで助けに向かいます。


火炎放射で、カッパに攻撃。

シノビマルを救い出した。


さあ、もう一度、合体だ。

ただし、今度は、アオニンジャーがリードするぞ。

「シュリケン合体!」


胸に収納されるのは、ドラゴマル。

シノビマルは、左腕になった。


これぞ、シュリケンジンドラゴだ!


シュリケンジンドラゴは、翼(つばさ)で空も飛べる。

さあ、カッパをつかまえようぜ。


すぐに追いつくと、シュリケンジンドラゴは、カッパの周りを飛び、翼で斬り裂いたぞ。


地上戦になったら、シッポで、ぶっ叩(たた)く。


さあ、とどめといこう。

「シュリケンジン、ドラゴバースト!」

口から高エネルギーを放ち、巨大化カッパを粉砕(ふんさい)した。


大勝利~っ!

忍ばず、ワッショイ!


キョウリュウジンドラゴ

シュリケンジン ドラゴバースト!


戦いを見守っていた、旋風。

ウンザリした顔で聞きました。

「どういう、つもりだよ? 父さん」

「何も説明しないで」



木の上の好天は言った。

「もはや、ワシには、今一度、牙鬼と対決する力はない」

「あとは、孫たちがワシの力を超えるのを、待つだけじゃ」

「あやつらには、その可能性がある」

「…かもしれんじゃろ?」



「かもしれないな」と、旋風。



さあ、これで2個目の封印の手裏剣が戻(もど)ったぞい。


八雲にだけ聞こえるように、霞は言った。

「天晴くんって、何も悩(なや)まないですよね」

「それって、忍者として、一番すごいです」

「おバカさんだからかも、しれませんけど」



「相変わらず毒舌だな、霞姉は」

そう言ってから、八雲は、天晴の前へ。

「やはり、忍者に魅力は感じない」

「しかし、とりあえず、オレは、タカ兄にも、じいさんにも、勝つ」

「そしてオレが、ラストニンジャになってやる」



「上等だ」と、天晴。

笑顔で拳(こぶし)を突き出します。

「絶対、負けないぞ」


「イージーだな」

八雲も微笑んで、拳を重ねた。






暗い暗い、あるお屋敷(やしき)。

十六夜九衛門が、ひょうたんから水を注(そそ)いでいます。

いや、水でなく、人間から集めた恐怖か。


それは、割れた般若(はんにゃ)の面に、注がれている。


と、妖気と共に、妖怪変化が復活しました。


十六夜九衛門が言う。

「よくぞ、お戻りで」

「牙鬼軍団 一番槍(いちばんやり)」

「蛾眉雷蔵(がびらいぞう)殿(どの)」




蛾眉雷蔵






<感想>


伝説のラストニンジャ 好天ですが、もう牙鬼と戦うだけの力はないようです。

となれば、孫たちを鍛えねばならない。

消えていたのは、その準備のためか。


技術的には疑問だけれど、やる気だけはある、好天。

けど、霞は「悩まないところ」を認めているようだ。


その霞を意識しているのが、八雲。

技術は今のところ一番かもしれませんが、忍タリティとなると、どうかな。

意外と、もろそうでもある。


来週語られることになりそうな、弟分の凪。

ちょっとおっちょこちょいっぽい、風花。


一番どっしりしているのが、霞かな。

毒舌家っていうよりは、冷静に分析しているようにも見える。

ああ、もっと、毒舌で罵ってほしい。


来週は、新幹部も登場。

さて、どうなるか。



ロボ戦。

ミニチュアの木とかも、カッコよかったな。

CGの空中戦も、いい感じだし。





手裏剣戦隊ニンニンジャー シュリケン合体 DXシュリケンジン



手裏剣戦隊ニンニンジャー ニンニンアクションシリーズ01 アカニンジャー



手裏剣戦隊ニンニンジャー 開口忍砲 ガマガマ銃






来週のニンニンジャーは――


ニンニンジャー 来週の予告

第3話「強敵、蛾眉あらわる!」


凪は忍術を、参考書で勉強?

敵幹部、蛾眉雷蔵が登場する!

スケートの妖怪も、出るよ。





今週のおまけ

左上:霞さんの胸板が…。
右上:すまして毒舌?

左中:Dボタンのゲームも、始まった。
右中:ライダーロボだと…。

左下:金の術は、これでいいのか?
右下:コータローの百人拳を思い出した。




















<<「伊賀崎天晴と伝説のじいちゃん vs 妖怪カマイタチ/第1話」
   「遠足と蛾眉雷蔵 vs 妖怪カシャ&ガシャドクロ/第3話」>>



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手裏剣戦隊ニンニンジャー

忍びの3「強敵、蛾眉あらわる!」(3月8日)


妖怪カシャ(火車) 登場。

(インラインスケートより誕生)


巨大妖怪ガシャドクロ、召喚。



(ネタばれ注意)


参考書に頼る凪だけど、大丈夫なんだろうか?

敵の一番槍と、初対決。



手裏剣戦隊ニンニンジャー 主題歌シングル【DVD付き限定盤】





[Aパートのレビュー]


忍者姿の5人は、ミッション遂行中(すいこうちゅう)。

地図に示(しめ)された場所に潜入(せんにゅう)し、巻物(まきもの)をゲットできれば、成功です。

天晴(西川俊介)と八雲(松本岳)は、張り合っているみたいだ。


「待って、ボクも!」

そこに割って入りたいのが、一番年下の凪(中村嘉惟人)。


さあ、どうなるかな?


落とし穴(あな)があるかと思えば、障子(しょうじ)から槍(やり)が出てくる。

いくつかのトラップを潜(くぐ)り抜(ぬ)け、巻物を手にしたのは、天晴でした。

「取ったど~っ!」


でも、大声出しちゃったので、ミッションは失敗。

みんな、捕(つか)まっちゃいました。

詰(つ)めが甘(あま)いですね。



一方、牙鬼軍団(きばおに ぐんだん)に、動きが。

キツネ面の妖怪(ようかい)が、幹部(かんぶ)を復活(ふっかつ)させたようだ。

十六夜九衛門(いざよいきゅうえもん)は言った。

「よくぞ、お戻(もど)りで」

「牙鬼軍団、一番槍(いちばんやり)」

「蛾眉雷蔵(がびらいぞう)殿(どの)」



「誰だ? 貴様(きさま)は?」

蛾眉雷蔵は、覚(おぼ)えてない様子(ようす)。


キツネ面の妖怪は言った。

「お忘(わす)れですか?」

「わたしは、牙鬼幻月様が小姓(こしょう)、十六夜九衛門でございまする」



「いち小姓のことなど、覚えておらぬわ!」と、蛾眉。


九衛門は、話を続けます。

「さっそくですが、蛾眉殿。ひとつ、お願(ねが)い申(もう)し上げまする」

「牙鬼幻月様 ご復活には、人々から湧(わ)き出る怖(おそ)れの力が必要」

「あなた様には、人々を襲(おそ)い、その怖れの力を、集めていただきたく存(ぞん)じ上げまする」



「できんな!」

蛾眉は、あっさりと断(ことわ)りました。

「オレの仕事が戦場(いくさば)にあることは、おやかた様もご存知(ぞんじ)のこと」

「ちまちました働きなど、貴様ら三下(さんした)がやれ」

「どこかで、ヒマでも潰(つぶ)すわ」

「戦(いくさ)になったら、教えろよ」



蛾眉雷蔵は、消えてしまった。



天晴たちが忍者屋敷(にんじゃやしき)に戻ると、好天(笹野高史)がいました。

小指立てて、エスプレッソなんか飲んでる。


それを見た霞(山谷花純)が言った。

「お顔に似合(にあ)わず、ハイカラなのですね」

(顔のままなら昆布茶、いえ、泥水でもいいぐらいなのに)


先ほどの修業(しゅぎょう)ですが、好天の採点(さいてん)は、「0点」です。

好天は言った。

「よいか! 家(うち)に帰って『ただいま』と言うまでが、遠足(えんそく)じゃ」

(修業ちゃうんか~い!)

「そのことが分からんままでは、ラストニンジャの称号はやれん!」

「では、諸君(しょくん)! チャ~オ!」



いつものように、好天は消えてしまいました。

代わりに薬玉(くすだま)が現れて、「甘い!」と書かれた紙が出てきた。

相変わらず、ファンキーな じいちゃんです。



休憩(きゅうけい)タ~イム。


おっと、凪はお勉強か。

「初めての忍術」

「よくわかる忍者の医学」

「正しい手裏剣の使い方」

「超マルわかり 忍術の基礎のキソ」

忍術の傾向(けいこう)と対策(たいさく)を、参考書(さんこうしょ)で学んでいるようだ。

今までもこうやって、資格(しかく)を取ってきたらしい。

簿記会計(ぼきかいけい)、ボイラー技師(ぎし)、電気工事士(でんきこうじし)、消防施設士(しょうぼうしせつし)などなど。

(忍者がダメでも、いつでも就職できます)



街では、妖怪が誕生(たんじょう)しようとしていました。

インラインスケートに、封印(ふういん)の手裏剣(しゅりけん)が突(つ)き刺(さ)さる。

こうして生まれたのが、妖怪カシャだ。

「オレ様は、牙鬼連合関東支部総長(きばおにれんごう かんとうしぶ そうちょう)、カシャだ!」

「夜露死苦(よろしく)! ハッ!」



妖怪カシャ


「火車(かしゃ)」とは仏教(ぶっきょう)で、生前(せいぜん)に悪事(あくじ)を犯(おか)した亡者(もうじゃ)を地獄(じごく)に運ぶという、火の燃(も)えている車のことである。

妖怪としての火車では、悪事を重ねて死んだ人間の亡骸(なきがら)を奪(うば)ってゆくのだという。



ガマガマ銃(じゅう)が、妖怪の誕生を探知(たんち)。

天晴たち5人が、出撃したぞ。



街を爆走(ばくそう)し、人々の恐怖を集める、妖怪カシャ。

泣いている男の子を抱(かか)えて、スケーティングなんぞしている。


と、急にカシャの腕が重くなった。

なんと、変わり身の術で、男の子と天晴が入れ替(か)わったのです。


驚(おどろ)くカシャの前で、5人並(なら)んで、変身だ。

<ザ・変化(へんげ)>

<ニンニンニン>

<ニンニニンニン>

<ニンニンニン>

<ニンニニンニン>

「シュリケン変化!」

<アカジャー アオジャー キージャー>

<シロジャー モモジャー ニンジャー>


忍びなれども、忍ばない!

手裏剣戦隊、ニンニンジャー!


手裏剣戦隊

ニンニンジャー


忍ぶどころか、暴れるぜ!


さあ、まずは、ヒトカラゲたちとの戦いだ。

ジャンプ一番、アカとアオが敵(てき)の真ん中に飛び込み、斬りまくる。


と、アカニンジャーが言った。

「よ~し、八雲! どっちがあいつを倒すか、ラストニンジャ争奪戦(そうだつせん)だ!」

「燃えてきた~!」



アオニンジャーも、受けて立ちます。

「おもしろい。望(のぞ)むところだ!」


さあ、どちらが先に、妖怪カシャをやっつけるのか。


おっと、キニンジャーも参戦(さんせん)か。

「あっ、待ってよ! ボクも行く!」


アカとアオに挟(はさ)まれたカシャですが、動きが素早(すばや)い。

「そう簡単(かんたん)に捕まって、たまるかよっと!」

インラインスケートで、ス~イスイ。

「誰もオレ様のスピードに、ついて来(こ)らんねえだろ~っと!」


と思ったら、キニンジャーが出てきた。

「参考書の傾向と対策どおりだ!」

急(きゅう)ブレーキしたカシャに、忍者一番刀をかまえたぞ。

「漁夫(ぎょふ)の利(り)、いっただっきま~す!」

横一閃(よこいっせん)、斬りかかった~!


けど、空振(からぶ)りだ~!


カシャは、逃げちゃった。

「オレ様のスピード、なめんなよ~!」

背中が小さくなって、見えなくなりました。



妖怪は逃げちゃったので、みんな、変身を解除(かいじょ)。


凪は、謝(あやま)ります。

「ゴメン、仕留(しと)め損(そこ)なっちゃった」


「気にすんな、凪」

天晴は肩(かた)を叩(たた)きましたが、


八雲は言った。

「トゥー・イージーだな、凪」

「参考書か何だか知らんが、とどめを刺す前から、おまえは勝った気でいただろう?」

「実戦は、資格を取るのとは、わけが違(ちが)うんだ」

「自分で考えて行動できなければ、ここにいる資格はない」



「分かったよ」と、凪。

「自分のミスは、自分で帳消(ちょうけ)しにすればいいんでしょ?」

「行ってくる!」



ああ、ひとりで行っちゃいました。

だいじょうぶなんかいな?





手裏剣戦隊ニンニンジャー 変身忍刀 忍者一番刀



手裏剣戦隊ニンニンジャー 手裏剣装着 ニンニンバックル






[第3話 Bパート]


敵を探していた凪の前に、カシャが現れた。

「いたな! さっさと片付(かたづ)けてやる!」

さっそく変身だ。

キニンジャーとなって、いきなりキック。

カシャを転(ころ)ばせました。

「もう、おまえのスピードは、分かったからね」


「大した自信(じしん)だな」

ゆっくりと起き上がる、妖怪カシャ。

「よし! じゃあ、オレと坊主(ぼうず)で、スピード勝負(しょうぶ)だ」

「サシでやろうぜ」


1対1と聞いて躊躇(ちゅうちょ)するキニンジャーを、挑発(ちょうはつ)しはじめたぞ。

「なんだ? おまえ、怖がってんのか?」


(こいつ、DQNだな)


「怖がってなんかない!」

腰(こし)が引けてるキニンジャーですが、相手のペースにのってしまいます。

<忍者は、怖れを抱いちゃいけないんだ!>

そう思い、刀を手にしたぞ。

「よし、やってやるよ!」


「そう来なくっちゃ!」

「カシャリラ、カシャリラ~」

「止めてみな~!」


妖怪は、インラインスケートで走り出した。


スピード能力の高い敵に、どうするつもりだ?


キニンジャーは、刀をかまえました。

「シュリケン忍法、水の術!」

刀から水を噴射(ふんしゃ)し、またがって、追いかける。

魔法のホウキみたいだ。


それを見ていた天晴も変身し、水の術を発動。

こっちは刀に、サーフィンのように、のっかったぞ。



キニンジャーを追いかけたアカニンジャーですが、見失(みうしな)ってしまったようです。

しょうがないので、いったん、変身を解除。


と、その前に、意外(いがい)な敵が。

「へえ~。まさか、こんな場所で、遭遇(そうぐう)するとはね」

キツネ面の、十六夜九衛門です。


「何だ? おまえ」

天晴にとっては、初対面(はつたいめん)か。


「ボクは、十六夜九衛門」

「おまえの祖父(そふ)が封印した、牙鬼幻月の家臣(かしん)だよ」



刀をかまえる、天晴。

「そういうことなら、戦うしかないだろう!」


でも、九衛門は笑っています。

「まあ、死に急ぐなよ、ラストニンジャの孫(まご)」

「その内、ボクたちは、相(あい)まみえるだろうね」

「でも、まだ時(とき)じゃないな…」



落ち葉と共に、九衛門は消えた。

(油揚げをお供えするヒマもありませんでした)


十六夜九衛門




カシャを追うキニンジャーは、山中の工事現場(こうじげんば)へ。

でも、敵の姿は見えません。


かと思ったら、後ろから出てきた。

突き飛ばされ、キニンジャーは転んじゃったぞ。





何を思ったか、カシャが走って来たトラックを止めた。

リングをトラックにくっつけて、自由に操(あやつ)るつもりだ。


こうしてキニンジャーは、トラックに追われることになってしまいました。

(ザ・激突)


工事現場を逃げ回る、キニンジャー。


らちが明かないので、忍術発動。

変わり身の術だ。


これで、何とかなったかな。


いや、なってない、なってない。

見破(みやぶ)られて、再び、トラックが襲(おそ)ってきた。


暴走トラック


キニンジャーは、頭を抱(かか)えます。

「うわぁ~! 参考書どおりに、いかないじゃん!」


おっと、十六夜九衛門が、この様子を見物してるぞ。

凪の怖れが集まって、いい気分のようだ。

「ふふふ…よく働いてくれているじゃないか」


カシャは、さらに術を発動。

キニンジャーを、トラックの側面(そくめん)に貼(は)りつけてしまった。

トラックに振り回され、キニンジャーはまたまたピンチに。

落ちたら、大ケガだ。


と、そこに、八雲、霞、風花(矢野優花)が到着(とうちゃく)したぞ。


すぐに助けたいところですが、3人の前に、カシャが立ちふさがります。

「助けてえなら、このオレ様を倒してからにするんだな」


剣先を向ける、八雲。

「貴様など、瞬殺(しゅんさつ)してやる」


さあ、3人で変身です。

<ザ・変化>

「シュリケン変化!」


アオ、シロ、モモ。

3人で、妖怪カシャに斬りかかる。


連携攻撃(れんけいこうげき)で敵を転ばせると、技の発動だ。

<ザ・技>

アオニンジャーが放つ。

「シュリケン忍法、奥義(おうぎ)! 忍龍斬(にんりゅうざん)!」

自らが竜巻(たつまき)となって、カシャをぶった斬った。

<忍者一閃>

コマのように、何度も何度も。


奥義 忍龍斬!


!!


カシャは倒れたのですが、誰か出てきたぞ。


これは、牙鬼家 一番槍、蛾眉雷蔵!


おっと、急に、カシャが元気になった。

「雷蔵兄貴(らいぞうあにき)が来た以上、おまえらは、もう終わりだい!」


腰の剣に手をかける、蛾眉雷蔵。

「飽(あ)きたぞ!」

「三下の戦いにはな」



剣をひと振りすると、カシャの腹が、パックリと割(わ)れました。

そして、爆発。

兄貴分の手により、葬(ほうむ)り去られてしまった。


アオたち3人にも剣圧が放(はな)たれた格好(かっこう)ですが、こちらが避(よ)けられたようだ。


蛾眉雷蔵


キニンジャーのピンチも、続(つづ)いています。

暴走トラックから、振り落とされそう。

しかも、運転席には、気絶(きぜつ)した人が。

何とかしなければなりません。


さて、困ったぞ。

参考書には、こんな状況(じょうきょう)、書いてない。





手裏剣戦隊ニンニンジャー 開口忍砲 ガマガマ銃

手裏剣戦隊ニンニンジャー ニンニンアクションシリーズ01 アカニンジャー






[第3話 Cパートのあらすじ]


蛾眉と相対(あいたい)することになった、アオ、シロ、モモ。

その圧倒的(あっとうてき)な剣圧の前に、防戦一方(ぼうせんいっぽう)です。

立っているのがやっとの状態。


いや、ついに力尽(ちからつ)きて、変身まで解除。

霞と風花は倒れ、八雲もヒザをついてしまったぞ。


「その程度(ていど)か」と、蛾眉は吐(は)き捨(す)てる。

「オレが死んでいる間に、娑婆(しゃば)の連中も、弱くなったものだ」

「眠気覚(ねむけざ)ましにも、ならなかった」

「うりゃ~っ!」


3人に向かって、刀をひと振り。

剣圧が襲ってきたぞ。


!!


それを止めたのは、天晴だった。

何とか、間に合ったようだ。


忍者一番刀で剣圧を受け止め、金の術を発動。

<金の術>

<きんきらじゃ>

何とか、後ろに、そらすことができました。


金の術は、金だらいだけではなかったのか!


あまりの剣圧に、天晴の手は打ち震(ふる)えています。

「何だ? あいつの攻撃」

「ハンパねえ…」


まだ、手がビリビリしている。

天晴は、3人に言った。

「ここは、オレに任(まか)せろ!」

「おまえらは、凪を助けに行け」



こうして始った、天晴 対 蛾眉雷蔵の一騎打(いっきう)ち。


天晴は言うのでした。

「向かい合っているだけで、分かるぜ」

「おまえ、ムチャクチャ強いだろ」


おもわず、拳(こぶし)を握(にぎ)りしめた。

「熱いな、これ!」

「燃えてきた~~ぁああっ!」



この大ピンチに、うれしそうだ。

あんた、サイヤ人か。


さあ、変身だ。

<ザ・変化>

「シュリケン変化!」

アカニンジャーとなって、斬りかかる。



トラックから今にも振り落とされそうな、キニンジャー。

必死に、考えます。

「マズイ! こんな時、タカちゃんだったら、どうする?」

そして、思い当たった。

「そうか! タカちゃんは、何にも考えないや!」


こうしてキニンジャーは、あれこれ考えるのを止めた。

まずは、運転手を救(すく)うことを、最優先(さいゆうせん)にします。

考えるヒマがあったら、動く。


ドアをこじ開け、運転席に乗り込み、急ブレーキ。

でも、ブレーキが効(き)かないぞ。


しょうがないので、木の術を発動。

<もくもくじゃ>


崖(がけ)を落下するトラックから、運転手を放(ほう)り投げる。

それを、木のネットでキャッチ。


ああ!

でも、キニンジャー自身は、飛びすぎたみたいだ。

このままだと、崖の下に。





それをキャッチしてくれたのは、モモのビュンマル。

ピンチを脱(だっ)することができました。



ピンチが続いているのは、アカニンジャーの方だ。

ヒヨッコ忍者では、格が違うのか。

蛾眉雷蔵に、圧(お)されまくりです。


ついに刀を弾(はじ)き飛ばされ、倒されて、踏みつけられてしまったぞ。

上から見下ろす、蛾眉雷蔵。

「その程度か? 赤いの」

「結局、威勢(いせい)だけのようだな」



「マジで強いな」

そう言うや、アカニンジャーは忍術を発動。

変わり身の術だ。

刀を拾って、斬りかかる。


が、これも蛾眉に、簡単に弾き返された。

吹っ飛ばされ、地面にしこたま、背中を打ちつけます。


また上から見下ろす、蛾眉雷蔵。

「どうあがいても、ムダだ」

「まあ、オレを怖れぬとは、アッパレなやつだったがな」



倒れたまま、アカニンジャーは言います。

「分かってるじゃんか!」

「オレの名は、アッパレと書いて、天晴(たかはる)!」

「ムダかどうか、見せてやる!」


歯を食いしばって立ち上がり、刀をかまえたぞ。

刃(やいば)に、指で作った印(いん)を走らせる。

「リュリケン忍法奥義!」

<ザ・技>

「忍烈斬(にんれつざん)!」

<なんじゃ なんじゃ>


!!


突進(とっしん)したアカニンジャーでしたが、敵の前で姿が消えたぞ。

かと思ったら、頭上から降ってきた。

<忍者一閃>

全体重と重力を、刃にのせます。


これを受け止める、蛾眉雷蔵。

両者の刀が、火花を散らせた。


!!


なんと、アカニンジャーの刀が、蛾眉雷蔵を斬った。

ただ、体の表面だけのようだ。

しかし、ダメージを負った蛾眉は、ヒザをつきました。


やった!

一矢報(いっしむく)いた。


アカニンジャー vs 蛾眉雷蔵

奥義 忍烈斬!


肩で息する、アカニンジャー。


一瞬、うめき声を上げた蛾眉でしたが、すぐに笑ったぞ。

「ハッ! やるではないか、赤いの」

力強く、立ち上がった。

「ようやく、目が覚めたぞ!」


うわ~、むしろ元気になってる。


「マジかよ…」

さすがのアカニンジャーも、これには及(およ)び腰だ。

あれを喰らって軽いダメージなら、どうしたらいいんだ?


叫(さけ)ぶ、蛾眉雷蔵。

「いくぞ!」

「ここからが本気の、命のやり取りだ!」


体中から、黒い妖気が立ち上ります。


このままではマズイ。

確実に、やられる。


と、その時、ピンクの影が、アカニンジャーの前へ。

「シュリケン忍法、水の術!」

モモニンジャーが、術を発動した。

<じゃぶじゃぶじゃ>


水の蒸気が霧(きり)の煙幕(えんまく)となり、ふたりは蛾眉の視界(しかい)から消えることができました。


モモニンジャーは言います。

「今のうちです、天晴くん」

「引いてください」


立ち向かおうとする天晴を、押さえる。

「ここは、引く勇気」

「家に帰るまでが遠足です」



「仕方ないな!」

アカニンジャーは、従(したが)うことにした。


霧の向こうでは、蛾眉が叫んでいる。

「赤いの!」

「オレの名は、蛾眉雷蔵だ!」

「次、会う時は、もう少し強くなっていろ!」



「当たり前だ!」と、アカニンジャー。

「次は必ず、倒す!」



アカとモモは、他の3人と合流。





と、その前に、十六夜九衛門が。

「ふっふっふっふ…」

「おまえたちばかりが、召喚(しょうかん)の術を使えると思うなよ」


封印の手裏剣に闇を込め、打出(うちで)の小槌(こづち)にセットし、振る。

「ガシャドクロ召喚の術」

「フン!」



空で封印の手裏剣が巨大化し、闇を噴(ふ)き出したぞ。

やがて、ドクロが現れ、無数の骨が集結していく。

そして、巨大な物の怪(け)が現れた。

巨大妖怪、ガシャドクロだ。


「また会えるのを、楽しみにしているぞ」

「ニンニンジャー」


鈴の音(ね)と共に、十六夜九衛門は消えました。

いや、また現れた。

「もっとも、おまえたちが生きて逃げられればの話だがな」

そう言うと、今度こそ、消えた。



さあ、でっかい敵を、何とかせねばなりません。


となれば、これしかない。

<ザ・召喚>

「シュリケン忍法、召喚の術!」

<だれじゃ だれじゃ>

<だ~れだれじゃ>


まずは、ドラゴファイアでけん制。

足を止めたら、シノビマルがキック。


パワー負けしたけど、お次は、ダンプマルがやって来た。

山ほど載(の)せた岩を、アームで連続して投げつける。

(ダッシュ村アタック!)

さらに、アームをぶん回して、キニンジャーが飛んだ。

刀で、ドクロに斬りつけたぞ。


すっかり混乱(こんらん)している、ガシャドクロ。


このスキに、シュリケン合体だ。

シノビマルが胸部(きょうぶ)に収(おさ)まった、シュリケンジン、完成!


神輿(みこし)に乗るのは、アカニンジャー。

「このまま突っ走るぜ!」


シュリケンジンが、ドラゴソードで斬りつける。

何度も斬ったら、さあ、とどめだ。

シュリケンジン、アッパレ斬り!


これでガシャドクロは、真っ二つ。

爆発し、粉(こな)みじんになりました。


忍ばず、ワッショイ!

キニンジャーの活躍(かつやく)も、光りましたね。


巨大妖怪ガシャドクロ

ダンプマル

シュリケンジン




戦い終わって、忍者道場。

おや?

凪が参考書を、ダンボールの中へ。

仕舞(しま)ってしまうのだろうか?


凪は笑った。

「一応、全部読んだし」

「それにここには、参考書よりもお手本になる、みんながいるからね」



と、風花は、天晴の方を見て、ひと言。

「反面教師(はんめんきょうし)もね」


(最終教師じゃないぞ)


!!


その時、庭に矢が。

風船がついていて、ふくらみはじめたぞ。

(一瞬、映してはダメな風船かと思ってしまった)

敵襲(てきしゅう)か?


が、聞こえたのは、好天の笑い声。

「ハッハハッハハ!」

「凪! 天晴たちをお手本などとは、まだまだじゃな~」

「手裏剣戦隊、マダマダジャーじゃ」


言うだけ言うと、破裂(はれつ)した。


つくづく、ファンキーなじいちゃんです。


と、八雲が、凪に聞きました。

「で、どうするんだ?」

「おまえも目指(めざ)すのか? ラストニンジャ」



「う~ん…分かんない」と、凪。

「でも、ラストニンジャも資格のひとつって考えると…」

「就職に、有利かも!」



(やっぱり、それかい!)


でも、風花は言います。

「実は、この中で、一番すごいのって…」


八雲も、言った。

「確かに。霞姉がいなかったら、どうなっていたか」


本人は、キョトンとしてますけどね。





<感想>


妖怪の造形と動きを、インラインスケートで表現。

ナイスです!


さて、今回は、キニンジャーこと、松尾凪の回。

参考書人間の凪。

往年の吉本新喜劇のギャグ、「わし、空手習ろてんねん」「通信教育やけどな」を思い出させます。

あるいは近年の、資格取得ブームを風刺しているのか。


そして強敵、蛾眉雷蔵、登場。

声がザンキ(斬鬼)さんこと、松田賢二さんだけど、素面もあるかな。

すっごく似合いそうだけど。



相変わらず、特撮もカッコイイ。

空飛ぶドラゴンに、煙の表現。

大地や木も細かいし、CGとのマッチングも、ナイスだ。

毎週、毎週、芸が細かい。

どうして、やれるのだろう?





手裏剣戦隊ニンニンジャー シュリケン合体 DXシュリケンジン



手裏剣戦隊ニンニンジャー オトモ忍シリーズ壱 パオンマル






来週のニンニンジャーは――


ニンニンジャー 来週の予告

第4話「でたゾウ! パオンマル!」


4話にして、新しいオトモ忍が登場。

でも、ラッキー池田さんにゾウは、危険ではなかろうか。






今週のおまけ

左上:エンディングで一番元気に踊ってるのは、風花かも。
右上:チャオ~!

左下:風船で登場するし。
右下:孫たちから、ひと言。




















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手裏剣戦隊ニンニンジャー

忍びの4「でたゾウ! パオンマル!」(3月15日)


妖怪ツチグモ(土蜘蛛) 登場。

(冷蔵庫より誕生)



(ネタばれ注意)



熱血おバカな、天晴。

一直線はいいけれど、チームプレーがとれません。

仲間とも、チグハグ。

ヒントは、おでん屋台にあった。



手裏剣戦隊ニンニンジャー 主題歌シングル【DVD付き限定盤】





[前半のレビュー]


ヒトカラゲの軍団(ぐんだん)と交戦(こうせん)する、ニンニンジャーの5人。

多勢(たぜい)に無勢(ぶぜい)で、圧(お)され気味(ぎみ)です。

すっかり、囲(かこ)まれてしまいました。


こうなると、作戦が必要か。


アオニンジャーは言った。

「落ち着け。手はある」

「霞姉(かすみ ねえ)はまず、水の術で、ヤツらの目をくらませてくれないか?」

「そのあと、タカ兄(にい)は、ヤツらの注意を引きつけてくれ」

「そして最後に、凪、風花、オレで、ヤツらの背後(はいご)から…」



って、アカニンジャーは、話を聞いてなかったようです。

「おりゃあぁぁあぁぁ~~!!」

雄叫(おたけ)びを上げながら、敵に突進(とっしん)。

<忍者一閃(にんじゃいっせん)>

「新奥義(しんおうぎ)! 超・忍烈斬(ちょう・にんれつざん)!」


あっという間に、敵を倒(たお)してしまった。


といっても、これはシュミレーション。

実際は、忍者屋敷(にんじゃやしき)の中です。


変身を解(と)いた天晴(西川俊介)は、ガッツポーズ。

「よっしゃあ!!」

「見たか? オレの強さ」

「アッハッハッハッハッハ!」
と、高笑(たかわら)い。


でも、4人はドン引きだ。


凪(中村嘉惟人)でさえ、顔をしかめてますよ。

「チームプレーの修業(しゅぎょう)だったのに、ひとりでやっちゃったよ」


風花(矢野優花)は、お説教(せっきょう)モードに。

「分かってる? お兄ちゃん」

「チームプレーの修業なの!」

「ひとりで攻撃しちゃったら、意味ないでしょ!」



(パトレイバーの太田さんじゃないんだから)


だが、天晴に、反省(はんせい)の色なし。

「でも、全滅(ぜんめつ)させたから、いいじゃんか。なあ?」


ため息(いき)交(ま)じりに、風花はもらした。

「ポジティブすぎる兄って、時に残念(ざんねん)なんだね」


と、なぜか、天晴は頭をかくのでした。

「よせやい…照(て)れるべ」


(アカン、この人、アカン…)





矢文(やぶみ)だ。

小さな冊子(さっし)が、ついてるぞ。

「ラストニンジャ 好天のパラパラ漫画(まんが)」と書いてある。


開いてみると、やけにリアルな好天(笹野高史)の絵が。

パラパラやると、表情(ひょうじょう)豊(ゆた)かに、しゃべりだした。

「忍タリティを高めよ」

「されば、封印(ふういん)の手裏剣は、おまえたちの力となり、レッツ・パーリィ・ナウ!」


最後には、クラッカーが飛び出してきた。


ラストニンジャ 好天のパラパラ漫画


相変わらず、ファンキーなじいちゃんやで。


これは、何かのヒント?

八雲(松本岳)は腕組(うでぐ)みして、考えます。

「封印の手裏剣がオレたちの力となる…か」

十六夜九衛門(いざよいきゅうえもん)が封印の手裏剣を変化(へんげ)させたことと、関係あるのだろうか?



暗(くら)い暗い、闇の武家屋敷(ぶけやしき)。


十六夜九衛門は、願(ねが)い出た。

「蛾眉(がび)殿(どの)。牙鬼幻月(きばおにげんげつ)様、ご復活(ふっかつ)のため、そろそろ怖(おそ)れの力を、お集めになってはいただけませぬか?」


しかし、蛾眉雷蔵(がびらいぞう)に、その気なし。

「くどいぞ、九衛門」

「そのようなことは、貴様(きさま)たちでやるがいい」

「オレは、ヤツを討(う)つ」

「あの、赤いヤツをな…」




さて、ニンニンジャーは、今度は野外(やがい)での修業です。

仮面ライダー、超人バロムワンなどでもおなじみ、崖(がけ)を転がる大きな岩を使うぞ。

伝統(でんとう)ある特訓(とっくん)だ。


が、ここでもアカニンジャーが、ひとりよがりに。

みんなでやるはずが、ひとりで飛び出して、岩をぶった斬ってしまった。


炎(ほのお)に対する修業でも、同じ。

ひとりで水の術を発動し、消しちゃった。


しかも、それをやめる気がなさそうだ。

天晴は言った。

「オレは、強くなきゃいけないんだ」

「あのカビナイゾウを倒すためにはな…」



カビちゃう。

ガビ。

蛾眉雷蔵や。


と、旋風(矢柴俊博)が、やって来たぞ。

「よ~し。それなら、こういうのは、どうだ?」

「天晴とある程度、力のバランスが取れるようになるまで、他の4人で特訓する」

「天晴は、ひとりで頭を冷(ひ)やして、何が悪かったか考えるのも大事!」

「…かも、しれないだろ?」




こうして、天晴はひとり、別行動に。

いわば、謹慎処分(きんしんしょぶん)のようなものです。


で、天晴がどこに行ったかといえば、屋台(やたい)のおでん屋さんなのでした。

つか、タマゴばっかり食べてる。


3つばかりタマゴを食べたあと、天晴は頬杖(ほおづえ)をついた。

「まったく…オレの何が悪いってのかな?」

しばらく考えましたが、長くは続かないようだ。

「まあ、いっか!」

「おっちゃん、もう1個、タマゴちょうだい!」



ポジティブなのはいいけれど、考えることが苦手(にがて)なようだ。


と、低い声で、屋台のオヤジさんが言った。

「おい、坊主(ぼうず)。さっきから、タマゴしか食わねえな」


天晴は、笑って答えます。

「だって、好きなもん、ずっと食べていたいじゃん」


「ああ、そうかい…」

そう返したオヤジさんですが、どこかで見たような…。


おでん屋台のオヤジさん




ゴミ捨て場に、牙鬼幻月の声が響(ひび)いた。

「意志(いし)持たぬ作られしものよ」

「我(われ)、牙鬼幻月のために、意志を持て!」



捨てられていた冷蔵庫に、封印の手裏剣が刺(さ)さる。

こうして誕生(たんじょう)したのが、妖怪ツチグモだ。


妖怪ツチグモ


妖怪としての土蜘蛛(つちぐも)は、顔は鬼、胴体(どうたい)は虎(とら)、さらに、長いクモの足を持つとされる。

また、オオカミの性質とフクロウの心を持つという伝承(でんしょう)も。



<ゲロゲロ ゲロゲロ ゲロゲロ>

天晴のガマガマ銃(じゅう)が、反応(はんのう)したぞ。

「妖怪か」

天晴の顔が、パッと輝いた。


さあ、出撃だ。


(食い逃げじゃないだろうな)



妖怪が現れたもんだから、街はパニック状態(じょうたい)。

人々が悲鳴をあげながら、逃(に)げ惑(まど)っているぞ。


と、一番先に到着(とうちゃく)したのは、天晴だ。

「出たな、妖怪!」

忍者一番刀に、手裏剣をセット。

<アカニンジャー シュリケン>

<ザ・変化(へんげ)>

「一気に、叩(たた)きのめす!」

「シュリケン変化!」



アカニンジャーに変身し、いざ、勝負(しょうぶ)。


斬りかかったアカニンジャーですが、いきなり、つかまってしまったぞ。


ツチグモには、8本の手足があります。

そのうちの2本でつかまえ、別の2本で攻撃。

アカニンジャー、いきなり、ピンチだ。


「ほれほれ、ほれほれ!」

ツチグモの連打(れんだ)が炸裂(さくれつ)。

「これで、手も足も出まい!」

「ハハハハハ!」






ここでアカニンジャーは、大きく、反(そ)りかえったぞ。

力をためたら、頭をガツン!

ヘッドバットだ。


こっちの頭も痛かったけど、脱出(だっしゅつ)できた。

「イタタタタ…」

頭を押さえる、アカニンジャー。

「(手足は出なくても)頭は出たぜ!」





おっと、八雲たち4人も到着だ。

シュリケン変化して、加勢(かせい)するぞ。


が、4人を待たずに、またアカニンジャーが突(つ)っかかった。

ツチグモに、斬りかかります。


!!


ここで、ツチグモが術を発動。

アカニンジャーは、呑(の)み込(こ)まれてしまいました。

ツチグモの胃袋(いぶくろ)は、冷蔵庫なのです。

そこにいろんなものを、丸呑(まるの)みできる。


呑み込まれるアカニンジャー


にしても、なんで先走るかな~。

5人でやれば、だいじょうぶだったかもしれないのに。


一応(いちおう)、天晴は無事(ぶじ)です。

変身は解除されたものの、胃の中で生きている。

ツチグモの胃の中は、まるで異世界(いせかい)のよう。

飲み込まれた物が、たくさん貯蔵(ちょぞう)されてるぞ。

しかも、冷蔵庫だけあって、寒い。


と、声が聞こえた。

「だいじょうぶか?」

出て来たのは、おでん屋のオヤジさん。

屋台ごと、呑み込まれていたようだ。

「まったく…」

ん?

オヤジさんの声が、変わったぞ。

「妖怪に呑まれるとは、だらしがないね」

「それにじゃ、おでん屋のオヤジではない」


サングラスを取ると、知った顔が。

おでん屋のオヤジの正体は、好天だったのです。


(ニンゲン観察、モニタリングしてたのか?)

(木部さんは、どこ?)




ツチグモを何とかしなければならないニンニンジャーですが、4人では無理(むり)そうだ。

取(と)り囲(かこ)んでも、8本の手足で、反撃されてしまいます。

まともに戦っていては、歯(は)が立ちそうにないぞ。


と、ここでアオニンジャーが、忍シュリケンをセット。

「みんなは、ヤツの腕を押さえててくれ」

「シュリケン忍法、火炎の術!」


<めらめらじゃ>


が、シロニンジャーが気づいた。

「待って、ヤッくん!」

「お兄ちゃんが中に!」



アオニンジャーは、動くに動けなくなってしまった。


「手を出さないなら、こちらからいくぞ!」

ツチグモは、6本の腕を巨大化。

強烈(きょうれつ)なラッシュで、4人を吹き飛ばしてしまいました。


変身を強制解除(きょうせいかいじょ)された霞(山谷花純)たちは、地面を転がった。



「何とか、ここから脱出しないと」

天晴は、忍者刀を握(にぎ)りました。

火炎の術を試(ため)します。


けれど、変化なし。


好天は言った。

「ダメなようじゃな」


「まだまだ!」

天晴は、あきらめません。

「火炎の術!」

術を再度(さいど)、発動してみる。



八雲たち4人は、いったん、身を隠(かく)すことにした。

一度、ツチグモを、やりすごします。


そうしながら、八雲が言った。

「よし、オレが突撃(とつげき)する」

「ここまで来たら、イチかバチかだ。ヤツに呑まれる」

「その瞬間(しゅんかん)に、木の術で、オレの足に蔦(つた)を絡(から)ませてくれ」

「オレがヤツの胃袋に入って、タカ兄を助けるから、引き上げろ」



そんな八雲を見つめて、霞は言うのでした。

「その無謀(むぼう)さ、天晴くんに似(に)てきましたね」


(正直さが、毒舌につながる?)

(うっ! 心当たりが…)




さて、胃の中の天晴ですが、火炎の術を続けています。

<めらめらじゃ>

けれど、まるで変化なし。


「まあ、無理じゃろうなぁ」と、好天も言います。

「おまえがいくら攻撃したところで、この妖怪にとっては、蚊(か)に刺された方が痛かろうて」


「いや、オレは、あきらめないぜ!」

天晴は、刀をかまえます。


でも、好天は言うのでした。

「まあまあ、座(すわ)れ」

「こういう時は、これでも食べて、落ち着け!」



差し出したのは、おでん。

しかも、タマゴなしです。

さっき、天晴が食べ過ぎたので、タマゴは売り切れたみたいだ。


残念そうにしながらも、天晴はおでんを食べた。

「ん?」

「んん?」


何だ、この感じ。

口から全身に、何かが広がっていく。

味?

それだけじゃないぞ。

味以上の何かが、全身を駆(か)けめぐっていく。

何だ、この心地(ここち)よさは?


やがて、天晴は気づいた。

今、幸せなんだ。

幸腹(こうふく)なんだ。

おいしい時は、おいしいって言いたい!


天晴は、笑顔になった!

「うまいな!」


と、好天は、底(そこ)の方で、見つけたようです。

「おっ! ラッキーじゃな」

「タマゴが残ってた!」



「おっしゃあ~!」

さらにテンション上げ上げになる、天晴。

さっそく、よく煮込(にこ)まれたタマゴを、パクリ。

「う~ん! うんまい!」

あまりのおいしさに、天晴が光り輝(かがや)いた。

「いろいろ食べた方が、よりうんまいな!」


好天は、深くうなずきます。

「うむ!」

「ひとつの味では、単調(たんちょう)じゃろ?」

「いろんな おでん種(だね)があるから、互(たが)いが引き立て合って、タマゴそのものも、うまくなるのじゃ」



「互いが引き立て合う?」

天晴は、ハッとした。

「じゃあ、これは、おでんのチームプレーってことか!」


「うん…まあ、そんなとこじゃな」と、好天。

伝えたかったことは、それなりに、伝わったようです。


おでんと天晴


さあ、天晴が動きますよ。

「おっしゃあ!」

「腹も膨(ふく)らんだし、じいちゃん、ちょっといいか?」






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[第4話 後半のあらすじ]


4人は再(ふたた)び、変身。

八雲の作戦に賭(か)けます。


まずは、キニンジャーとシロニンジャーが飛び出した。

ガマガマ銃をかまえて、シューティング。


ツチグモが避難(ひなん)した先には、モモニンジャーがいました。

忍法、隠れ身の術。

(光学迷彩かな?)


モモニンジャーが追いだしたら、アオニンジャーが登場。

ふたりで斬りつけます。


さらに、アオの横蹴(よこげ)りまで決まった。



胃の中でも、始めるようですよ。

天晴は好天に何か頼(たの)んだようですが、何するつもりだろう?


「シュリケン忍法、火炎の術!」

まずは、天晴が術を発動。

<めらめらじゃ>


刃(やいば)が炎に包(つつ)まれたところで、今度は、好天が動いた。

「フン!」


好天の手に、小さな竜巻(たつまき)が。

それを、天晴の忍者刀へ。


!!


炎+竜巻。

竜巻が酸素(さんそ)を運び、火炎の威力(いりょく)が倍増(ばいぞう)。


燃(も)え盛(さか)る刀を手に、天晴はエキサイト。

「かっけえ!」

「熱いな、じいちゃん!」



好天は、笑います。

「グラッチェ、グラッチェ♪」


さあ、いってみよう。

伊賀崎忍法、火炎の術プラス!


好天+天晴 火炎の術!


外では、妖怪ツチグモが術を発動。

アオたちを、呑み込むつもりか。


しかし、それこそがアオの狙(ねら)いです。

わざと呑まれて、腹(はら)の中に入る。


!!


が、ツチグモの口から、ものすごい炎が。


いや、それだけじゃない。

天晴まで、飛び出てきたぞ!


突っ込もうとしていたアオニンジャーと、出てきた天晴が、ゴッツンコ。

ぶつかって、地面にドスンだ。


遅(おく)れて、好天も出てきました。

「やあ、諸君(しょくん)。ボンジョルノ♪」


いきなりのことに、4人はビックリ。

え? え? え? の嵐(あらし)だ。


「ワシは、心配無用(しんぱいむよう)じゃ」と、好天。

「おまえたち、このままケリをつけてこい!」



さあ、天晴がシュリケン変化して、5人そろったぞ。


暴(あば)れてアッパレ! アカニンジャー!

轟(とどろ)け八雲! アオニンジャー!

きらめきの凪! キニンジャー!

ひとひら風花! シロニンジャー!

揺(ゆ)らめく霞! モモニンジャー!


忍びなれども、忍ばない!

手裏剣戦隊、ニンニンジャー!


忍ぶどころか、暴れるぜ!


まずは、ヒトカラゲをぶった斬れ。


モモはアオを踏み台にして、空中から、手裏剣を投げた。

雑兵(ぞうひょう)を、いっぺんに、やっつけたぞ。


「まったく…」

アオは首を振りますが、そんな悪い気もしてないだろうに。


(ああ、踏まれたい)



キとシロは、合体技だ。

フィギュアスケートのアイスダンスのように、キがシロを持ち上げる。

リフト・アップ!

そのまま振り回して、敵を翻弄(ほんろう)。


おかげで、シロは、目が回っちゃった。

こういう役回りなのね。



さあ、ヒトカラゲは倒しました。

あとは、ツチグモだけだ。


「いくぜ!」

突っかかろうとしたアカでしたが、急ブレーキ。

「おっとっと! おでんだ、おでん」

忘(わす)れるところでした。

バックして、言った。

「八雲。おまえが指示(しじ)を出せ」


これには、アオも驚(おどろ)いた。

「どうしたんだ? タカ兄」


アカニンジャーは言います。

「つまり、オレがタマゴなら、おまえ(アオ)は竹輪(ちくわ)で、凪がガンモ。風花が白滝(しらたき)で、霞がハンペンってことだよ」


おでん戦隊


これに、4人はポカ~ン。


すると、アカニンジャーが言った。

「分かんないヤツらだな~!」

「みんなで力を合わせる!」

「そうした方が、それぞれの力も引き立つんだ!」

「とにかく、指示を出せって、八雲」

「イージーなんだろ?」



「イージーだな」と、アオレンジャー。

「まずは、霞姉。頼む!」


さあ、モモニンジャーが、前に出ましたよ。

<水の術>

「シュリケン忍法、水の術!」

<じゃぶじゃぶじゃ>


水を蒸発(じょうはつ)させ、霧状(きりじょう)に。

敵の視界(しかい)を奪(うば)ったぞ。


が、ツチグモはすぐに、落ち着きを取り戻(もど)した。

「視界をクモらせたところで、わたしの8つの目からは、逃れられん!」


霧の外では、アオが指示を。

「そして、タカ兄。ヤツを引きつけてくれ」


「おおっ!」

アカは、カラクリヘンゲンの弓(ゆみ)モードを発射(はっしゃ)。


注意を向けさせたところで、背後(はいご)から、キニンジャーが襲いかかったぞ。

「ハアッ!」

一撃入れると、キはすぐに、退避(たいひ)。

姿(すがた)を消します。


そこに、アオ&シロが飛んできた。

カラクリヘンゲンの刀モードで、大上段(だいじょうだん)から、斬(ざん)っ!

ツチグモは、ひっくり返った。


さあ、ここで決めちゃおう。

カラクリヘンゲン、モードチェンジ。

<ザ・カラクリ>


まずは、シロとモモだ。

<弓ヘンゲン射(しゃ)>


アカは、ジャンプ。

<刀ヘンゲン斬(ざん)>


アオとキは、空気を斬り裂き、烈風(れっぷう)をカチ上げる。

<爪ヘンゲン烈(れつ)>


空中のアカが、カラクリヘンゲンの3モード、射・斬・烈を、1つに合わせます。

そして、撃ち出した!


3つが合わさって、1つのエネルギーに。

手裏剣のカタチになって、ツチグモを、つんざいた。


「その連携(れんけい)に、クモりひとつないとは…!」

シャレを言って、ツチグモは爆発。

ニンニンジャーの勝利だ。


これも、おでん効果?


カラクリヘンゲン





封印の手裏剣に、変化が。

緑色の忍シュリケンになったぞ。

オトモ忍シュリケンかな。


忍タリティを高められたって、ことだろうか?




おっと、いつの間にか、十六夜九衛門が。

「妖術(ようじゅつ) 肥大蕃息(ひだいはんそく)の術」

小槌(こづち)を振ると、鈴(すず)の音(ね)がした。


!!


妖怪ツチグモが、巨大化復活。


となれば、これだろう。

「シュリケン忍法、召喚(しょうかん)の術!」

<だれじゃ だれじゃ>

<だ~れだれじゃ>



まずは、ドラゴマルが火炎を吹いたぞ。

ドラゴファイヤ!


お次は、ビュンマルが手裏剣を発射。

ビュンシュリケン!


ダンプマルは、ダンプまきびし!


ワンマルは、まだ調教中かな?


おっと、シノビマルが空中で、クルリンパ。

からの~、飛び蹴りだ!

小柄(こがら)だけに、動きが早い。

攻撃を避けて、バックをとったど!

ジュニアヘビー級の動きだ。


が、ツチグモには、表も裏もありません。

腕が伸びてきて、殴(なぐ)りつけられた。


「粋(いき)がるのも、ここまでだ」

ツチグモが、仕掛(しか)ける。

「こうしてくれる!」


!!


クモの糸を噴(ふ)き出し、シノビマルが捕縛(ほばく)されてしまった。

いや、5体とも、糸で縛(しば)られ、動けない状態に。

ああっ、乗っているニンニンジャー、5人もだ。

クモの糸で、グルグル巻き。


こりゃ、マズイぞ。


アカニンジャーが聞きます。

「八雲、今度は、どうすんだ?」

「イージーなんだろ?」



「ムチャ言うなよ、タカ兄」

アオニンジャーにも、打つ手なしか。


と、モモニンジャーが言った。

「天晴くん! 先ほど変化した封印の手裏剣を、使ってみましょう」


その手があったか!

アカニンジャーは、忍者一番刀に、緑のオトモ忍シュリケンをセット。


<ザ・召喚>

<だれじゃ だれじゃ>

<だれじゃ だれじゃ>

<だ~れだれじゃ>


おっと、緑色のゾウ型ロボが走ってきた。

かと思えば、大きな岩で、まるで玉乗りみたいに。



それを遠くのビルの上で、好天が眺めていました。

「うむ」

「封印の手裏剣が、本来の姿に戻ったか…」



つか、おでん、食べてるし。

チビ太みたいに、串(くし)に突き刺して。



アカニンジャーは忍者刀で、クモの糸を切った。

ジャンプし、緑のゾウ型ロボに乗り移(うつ)ります。


「何が来ようと、同じだ!」

ツチグモは、また、クモの糸を発射。


ヤバッ!


と思ったのも、束(つか)の間(ま)。

ゾウ型ロボは、鼻で糸を吸い込んでしまいました。


「熱いぜ、こいつ!」

これには、アカニンジャーもビックリだ。

「よし、名づけたゾウ!」

「パオンマル!」



こうして、ゾウ型ロボの名前が決まった。

オトモ忍 パオンマル。


おっと、パオンマルが、鼻から何かを噴射(ふんしゃ)したぞ。

これが命中し、ツチグモは、もんどりうって倒れた。


その間に、パオンマルが、他のロボの糸を吸引(きゅういん)。

助け出しました。



アカニンジャーが叫(さけ)ぶ。

「オトモ忍変化!」

おおっ!

パオンマルが、人型に変形。

アカニンジャーは興奮(こうふん)します。

「うおおっ! こいつは、止まんねえゾウ!」


ジャンプ一番。

空中から、肩(かた)のキャノン砲(ほう)を発射。

ツチグモの腕4本を、破壊(はかい)したぞ。


パオンマル


さあ、もう53分だ。

決めにかかろう。

「シュリケン パオーン合体!」


パオーン丸を、胸部(きょうぶ)に収納(しゅうのう)。

<シュリケンジン パオーン>


うなれ、巨大斧(きょだいおの)、パオンアックス!

2つの斧(おの)で追い詰めたら、鼻から発射。

忍法ガス攻撃、パオンジェット!


さあ、とどめだ。

「パオーンブーメラン!」

2つの斧を、投げた。


ダブルアックスに八つ裂(ざ)きにされ、ツチグモは大爆発。

四散(しさん)しました。


忍ばず、ワッショイ!


シュリケンジン パオーン


しかし、驚きました。

突然(とつぜん)、こんなに変わるとは。


八雲は聞いた。

「しかし、いったい、どんな心境(しんきょう)の変化だ? タカ兄」


「ホ~ント!」と、風花。

「おじいちゃんと妖怪のお腹の中で、何があったの?」


(まさか…。あんなことや、そんなことまで…)


「つまりだな…」

天晴は説明します。

「おでんは、いろいろ食べた方が、より うんまいってことを、教えてもらったんだよ」




食べ合わせ?


説明ベタな天晴ですが、パオンマルのオトモ忍シュリケンに誓(ちか)います。

「ありがとう、じいちゃん」

「オレ、もっと強くなるぜ!」






実は、そんな様子(ようす)を、牙鬼軍団幹部が見ていた。


十六夜九衛門が振り返る。

「お分かりいただけましたか?」

「ヤツらの狙(ねら)いは、封印の手裏剣」

「つまり…」



蛾眉雷蔵が言う。

「妖怪のいるところ、ヤツらが現れるということか」

「いいだろう、九衛門」

「貴様(きさま)の言う通りに、動いてやる」



「ありがたき幸せ」

九衛門は、頭を下げました。

「さすれば、ラストニンジャの孫どもを…」

「フッフッフ…」






<感想>


できる人間がひとりで仕事するのと、そこそこの人が何人か集まって仕事するの、どっちが効率的か?

つか、両方が集まってうまくやるのが、一番。

いくらできる人でも、人間ひとりの容量には、限界がありますからね。

また、できる人はできる人で、案外、できない部分を持つもの。

逆に、できる人じゃないとされる人の中にも、意外と光るものがあったりするし。



にしても、おでん戦隊の合成、すごいな。

違和感無し。

毎週あげていく中で、こんなことまで、こなせるのか。


パオンマルの人型形態のキャノン砲、カッコいい。

ゾウ型だと、かわいいし。


来週もオトモ忍が出るらしいけど、いったい、何体出るんだろう?





手裏剣戦隊ニンニンジャー シュリケン合体 DXシュリケンジン



手裏剣戦隊ニンニンジャー オトモ忍シリーズ壱 パオンマル



手裏剣戦隊ニンニンジャー オトモ忍シリーズ弐 UFOマル






来週のニンニンジャーは――


ニンニンジャー 来週の予告

第5話「宇宙忍者 UFOマル!」


霞の夢は、科学者になることだった。

きっかけは、好天?


またまた新しいオトモ忍が登場。

って、UFOなの?






今週のおまけ

左上:旋風父さん。
右上:風花ちゃん。

左下:ワンマルの活躍にも、期待。
右下:しっかし、シノビマル、よく動くな。




















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   「宇宙忍者ファンタスティック・ファイブ vs ウンガイキョウ/第5話」>>



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手裏剣戦隊ニンニンジャー

忍びの5「宇宙忍者 UFOマル!」(3月22日)


妖怪ウンガイキョウ(雲外鏡) 登場。

(パラボラアンテナより誕生)



(ネタばれ注意)


霞の夢は、科学者。

でも、忍者と両立できるだろうか?

八雲も心配しているようで…。



ミニアルバム 手裏剣戦隊ニンニンジャー&スーパー戦隊





[前半のレビュー]


封印(ふういん)の手裏剣(しゅりけん)が、パラボラアンテナと合体。

新たな妖怪(ようかい)が生まれました。

それが、ウンガイキョウ。

元となる雲外鏡(ウンガイキョウ)は、鏡の妖怪だ。


忍者屋敷(にんじゃやしき)のガマガマ銃(じゅう)が反応(はんのう)。

天晴(西川俊介)たちが、駆(か)けつけます。


しかし、そこで見たのは、意外(いがい)な光景(こうけい)だった。

妖怪が子どもたちに、風船(ふうせん)を配(くば)っていたのです。

子どもたちは、大喜(おおよろこ)び。


と、霞(山谷花純)が遅(おく)れてやって来ました。


にしても、この妖怪、どうなってるんだろう?


「どうでもいい。さっさと倒(たお)すぞ」

八雲(松本岳)が前に出たぞ。


さあ、5人で変身だ。

「シュリケン変化(へんげ)!」


<アカジャー アオジャー キージャー>

<シロジャー モモジャー>

<ニンジャー!>


5人 並(なら)んで、ガマガマ銃をかまえる。


と、ウンガイキョウは、あたふた。

あわてています。

「ええっ、何!?」

「ちょっと、やめて!」


柱(はしら)の後ろに、隠(かく)れちゃいました。

「何なんですか? あなたたちは!」

「こんな人畜無害(じんちくむがい)なわたし、ウンガイキョウに、なんて物騒(ぶっそう)な!」

「妖怪というだけで攻撃(こうげき)しようとするなんて、ひどいですよ!」

「世の中には、人気者になりたい妖怪だって、いるんだヨウカ~イ」



最後のダジャレはともかく、言っていることは、一理(いちり)あるかもしれない。

過去(かこ)の怪人(かいじん)たちの中にも、いいヤツはいたし。


でも、アオニンジャーは、信用してないようだ。

「フン、妖怪の言うことなど、聞いてられるか」

銃口(じゅうこう)を向けます。


けれど、アカニンジャーが止めた。

「待(ま)て、八雲!」

「あいつ、あんなに、みんなを喜ばせてるじゃんか」



アオニンジャーは、反論(はんろん)します。

「イージーだな、タカ兄(にい)」

「とはいえ、ヤツは妖怪たぞ」



でも、人間を襲(おそ)っていたわけではありません。

理由(りゆう)もなしに、倒(たお)していいものか?


とはいえ、放(ほう)っておくわけにもいきません。


すると、モモニンジャーが言った。

「では、折衷案(せっちゅうあん)として、交代(こうたい)であの妖怪さんを見張(みは)るというのは、どうでしょう?」


「張(は)り込(こ)みかぁ~!」

ありゃ!

アカニンジャーのスイッチが入っちゃった。

「燃(も)えてきた!」



こうして、ウンガイキョウを見張ることになりました。


まずは、風花(矢野優花)です。

隠(かく)れ身(み)の術(じゅつ)を駆使(くし)しながら、見張る。


凪(中村嘉惟人)は、水遁(すいとん)の術。


でも、ウンガイキョウに、おかしなところはありません。

子どもたち、女子学生、おばさんたちにまで、風船をプレゼントしている。

もらった相手は、大喜びだ。

恐怖(きょうふ)を集めるのとは、正反対(せいはんたい)です。



監視(かんし)する八雲のもとに、霞が駆けて来ました。

「すみません! 遅くなりました」

「交代の時間です」



八雲は、聞いてみた。

「霞姉(かすみねえ)、さっきも来るのが遅れていたな」


「すみません」と、霞。

「大学の講義中(こうぎちゅう)だったので」

おっと、アクビまで出ちゃいました。


八雲は言います。

「忍者たるもの、ちゃんと睡眠(すいみん)をとるべきじゃないのか?」


「分かってますけど…」

「それがなかなか…」


霞といえど、両立は難(むつか)しいのかな?


八雲は聞いた。

「忍者の修業(しゅぎょう)もたいへんなのに、そこまでして科学(かがく)の勉強を続けるのは、なぜだ?」


と、驚(おどろ)くべき真実(しんじつ)が。

「子どもの頃(ころ)、おじい様から、伺(うかが)ったんです」

「宇宙人と30回、交信(こうしん)したことがあると!」



あのファンキーじいさん、霞にも影響(えいきょう)を与(あた)えてたのか。


これには、八雲もビックリ?

「えっ? まさか、それを信じていたのか?」

(あの枯れた、ミイラじいさんを?)


「はい」

霞は、当たり前ですが、みたいな顔をした。

「そのお話がきっかけで、宇宙や科学の分野(ぶんや)に興味(きょうみ)を持ち、ずっと科学者になるのが夢だったんです」

「ですから、今も勉強は続けているのですが…」



情熱(じょうねつ)は、伝(つた)わりました。

でも、八雲は言う。

「やりたいことがあるのはいいと思うが、やるべきことも忘(わす)れないようにな」


気になる人には、ついつい、いろいろ言ってしまいがちになりますな。


少しさみしそうな顔をして、霞は大学の本を手にした。

「どちらも取るのは、無理(むり)ですよね…」


「それは…」

言葉に詰(つ)まる、八雲。

「どうだろうな」


霞の前では、イージーではなくなるようです。



忍者屋敷。

天晴はもうすぐ、霞と交代です。

凪に、アンパン買ってこいとか言ってる。

刑事の張り込みか、つーの。

フルスロットルか、つーの。


と、八雲が、風花に聞いた。

「風花の子どもの頃の夢って、何だった?」


「う~ん、夢か…」

考えてみた風花ですが、思い出せません。

「何だったかな?」

「ヤッくんは?」



「オレは、サッカー選手になりたかった」

おっと、意外だ。

「まあ、今じゃ、忍法と魔法を融合(ゆうごう)して、新たな忍者となることが目標(もくひょうだが)だが」


「霞ちゃんは、科学者だっけ?」と、風花。

「子どもの頃の夢、持ち続けてるんだもんね」

「素直(すなお)に、うらやましいよ」



「どうだろうな…」

八雲は、遠い目をしています。

「忍者を続ける以上、他(ほか)の夢を持つことは、つらい場合もある」

「かといって、大学をやめるべきなど、オレには言えん」



♪♪


八雲の携帯(けいたい)が鳴りました。


凪からだ。

「たいへんだ!」

「タカちゃんが、妖怪と一緒(いっしょ)に消えた!」




その頃、天晴は…

なんと、妖怪のお手伝いをしてました。

風船配ってる。


おいっ!



八雲、凪、風花が駆けつけると、いたのは天晴だけ。

妖怪がいません。


と、その時、陰でウンガイキョウが叫(さけ)んだ。

「仕込(しこ)み完了(かんりょう)~!」

「そろそろ、いっちゃおっかな~!」


!!!

あっ!

顔が変わったぞ。

「さあ、とことん怖(おそ)れてもらうぜ~!」


妖怪 ウンガイキョウ


前は、やさしい声だった。

まるで、ぼくのまちを探検(たんけん)しそうなぐらいに。

でも、今は、凶悪(きょうあく)な顔と声に。


!!


ウンガイキョウは、空に向かって何かを発射(はっしゃ)したぞ。

電波?

それとも、音波?



ああああああっ!

街に、巨大な妖怪が出現(しゅつげん)!

「愚(おろ)かな民(たみ)どもよ、この牙鬼幻月(きばおにげんげつ)の前に、ひれ伏(ふ)すのだ」

なんと、牙鬼幻月がっ。

しかも、一体じゃありません。


いきなり攻撃された天晴たちでしたが、炎(ほのお)に包(つつ)まれながらも、ザ・変化。

ニンニンジャーに変身だ。


巨大 牙鬼幻月


牙鬼幻月が、街を攻撃している。

「怖れろ、人間ども」

「我、牙鬼幻月に、ひれ伏せ~っ!」


そこかしこで、悲鳴(ひめい)が上がっています。



ビルの上には、十六夜九衛門(いざよいきゅうえもん)が。

人々の怖れが集まっているので、ほくそ笑(え)んでる。


と、蛾眉雷蔵(がびらいぞう)が、やって来ました。

「九衛門!」

「おまえの言うた通り、赤いのが現(あらわ)れたようだな」



行こうとする雷蔵を、九衛門は止めた。

「お待ちくださいませ、蛾眉殿」

「もう少々、怖れの力を集めさせていただきたく…」



「う~ん」

不承不承(ふしょうぶしょう)ながら、雷蔵は待つようだ。

「早く終わらせろ!」



ニンニンジャーはまず、街の人々を避難(ひなん)させた。


と、霞が走って来ました。

「すみません!」

「大学の研究室に行ってまして…」



「だいじょうぶなのか?」

そう聞いたのは、アオニンジャー。


霞は、うなずいた。

「はい」

「終らせてきました」



終らせて?


驚く、アオニンジャー。

「えっ? 大学を辞(や)めてきたのか?」


アカニンジャーは、ガマガマ銃に忍シュリケンをセット。

「とにかく、街を守るぞ!」


4人でガマガマ銃を撃ったのですが、牙鬼幻月はノーダメージ。

いくら巨大だからといっても、これはおかしい。

どういうことだ?


と、霞が言った。

「当然(とうぜん)です」

「あれはすべて、ウンガイキョウが作りだした幻影(げんえい)ですから」



霞がふり向くと、陰から、ウンガイキョウが出てきました。

「バーカめ!」

「最初から、こうなる計算(けいさん)だったんだよ!」



これにアカニンジャーは激怒(げきど)した。

「この野郎(やろう)!」

「信じてたのに!」



ウンガイキョウは、せせら笑います。

「勝手(かって)に信じたおまえが悪い」

「あとは、去(さ)るのみだ!」

「トウッ!」


ジャンプして、逃亡(とうぼう)したぞ。


「空に逃げるなら、オトモ忍を使う!」

アオニンジャーは、忍者一番刀に、オトモ忍シュリケンをセット。


「おし、オレもだ!」

アカニンジャーも、オトモ忍を呼ぶぞ。


<ザ・召喚(しょうかん)!>

<だれじゃ だれじゃ>

<だ~れだれじゃ>


ドラゴマルとシノビマルが、登場。


が、ウンガイキョウは、ビルの上で、アンテナ剣テカガミを かまえたぞ。

「あんな程度(ていど)のデカ物(ぶつ)、こうしてやる!」


??


怪電波を放射されたドラゴマルとシノビマルの様子(ようす)が、おかしい。

思うように動けないみたいだ。

シノビマルなんかまるで、ロボットダンスを踊(おど)ってるみたい。


ウンガイキョウが吼(ほ)えた。

「見たか! マリオネット攻撃」

「さらば!」


またジャンプして、消えてしまいました。


さて、困(こま)りました。

すぐに追わないと、逃げられてしまう。

しかし、追いかけたら、巨大・牙鬼幻月に街を破壊されてしまう。


と、アカニンジャーが叫んだ。

「迷(まよ)うな!」

「どっちも、何とかする!」



どっちもって、どうするんだ?


アカニンジャーは、木の術を発動。

<もくもくじゃ>

なんと、大きな凧(たこ)を作った。


凧に乗って、ウンガイキョウを追いはじめたぞ。


まるで、白影さんやないか。

赤いけど。


凧に乗ったまま、カラクリヘンゲンの弓(ゆみ)モードを連続発射。


凧に乗るアカニンジャー


ウンガイキョウをひっくり返したら、次は牙鬼幻月だ。

ホントに、どっちもやるみたいですね。




??


巨大牙鬼に弓矢を放った、アカニンジャー。

矢は牙鬼の体をすり抜けたのですが、その矢がウンガイキョウが配っていた風船に命中。

すると、牙鬼の1体が、消えてしまいました。


それを見たシロニンジャーが気づいた。

「そっか。風船が、受信機(じゅしんき)だったんだ」


謎(なぞ)が解(と)けたのはマグレですが、結果(けっか)オーライ。

アカニンジャーは、ウンガイキョウを追いかけます。


アオニンジャーは言った。

「あれだよ、霞姉」

「どちらかを あきらめる必要なんて、ない」



でも、霞は、ポカンとしています。

「はい?」


気づかないのか、アオは語(かた)ります。

「タカ兄は、残念(ざんねん)なくらい、あきらめの悪いやつだ」

「でも、あきらめが悪いことが、あれだけの力をもたらしているのも、事実(じじつ)だ」

「だから…!」

「大学と忍術、あきらめたりしないで、どちらも取ればいいじゃないか!」



霞は、あっさりと答えた。

「はい」

「最初から、そのつもりですよ」



アオと霞


え? となるアオを前に、霞が変身するぞ。

<モモニンジャーシュリケン>

忍者一番刀に、セット。

「変」のボタンを押す。

<ザ・変化!>

<ニンニンニン>

<ニンニニンニン>

「シュリケン変化!」

忍シュリケンを回した。

<モモジャー ニンジャー>


霞姉、変身!


変身したモモニンジャーは、木の術を発動。

アカと同じように、凧を作ったぞ。


「これでいきます」

モモニンジャーは、ラジコンのプロポのような装置(そうち)を手にしている。

これは、霞が作った「カラクリ忍アンテナ」。


これを、どうするつもりなのだろうか?





手裏剣戦隊ニンニンジャー 三段忍撃 カラクリヘンゲン



手裏剣戦隊ニンニンジャー 回転超忍法 五トン忍シュリケン



食玩 手裏剣戦隊ニンニンジャー ミニプラ シュリケンジン 全5種セット






[第5話 後半のあらすじ]


ウンガイキョウを追うアカニンジャーに、モモニンジャーが合流(ごうりゅう)。

凧が2つ、並びましたよ。


「それでは、いきますよ!」

モモニンジャーが、カラクリ忍アンテナのスイッチオン。

いや、モールス信号のように、連打した。


カラクリ忍アンテナ


!!


急に、ウンガイキョウが苦(くる)しみ出しました。

「これは…!」

「わたしの放(はな)っている電波が、乱(みだ)される~っ!」

「このままでは…」

「ああぁぁあぁぁ~~っ!」



ウンガイキョウが悲鳴を上げると、街のそこかしこにあった風船が爆発。

と同時に、巨大・牙鬼幻月が、すべて消えてしまったぞ。


アオニンジャーは、ハッとした。

「霞姉、終わらせたって、もしかして、大学のことじゃなくて…」


凧の上で、モモは首をかしげた。

「大学?」

「何のことです?」

「張り込み中に考えたこのカラクリ忍アンテナを、大学の研究室で、急いで作り終えたんです」

「おかげで、八雲くんがおっしゃるようには、睡眠とれませんでしたが…」



深いため息をつく、アオニンジャー。

「大学を取るか、忍術を取るかで、悩(なや)んでたんじゃないのか~」


とれなかったのは、睡眠(すいみん)でした。

わ~おっ!

閉店ガラガラ。

おやすみなさい。


あわてているのは、ウンガイキョウだ。

「まずいぞ! ううッ…」

作戦が失敗したので、逃亡(とうぼう)を図(はか)ります。


そうはさせじと、アカニンジャーが凧の上で、忍術のを発動。

「シュリケン忍法、蜿蜒長蛇(えんえんちょうだ)の術!」

蜿蜒(えんえん)とは、ヘビがうねりながら行くさま。

蜿蜒長蛇(えんえんちょうだ)で、うねうねと長く続いているもののたとえ。


アカニンジャーがセットしたのは、パオンマルの忍シュリケン。

<ぱおぱおじゃ>

術を発動すると、アカニンジャーの腕(うで)が、ゾウの鼻のように伸びたぞ。


伸びた手で、ハエたたきのように、ウンガイキョウをたたこうとします。

パオーン! と、最後は、つぶしちゃった。

ウンガイキョウはもう、ペラッペラ。

風に吹かれて、飛んでしまいそうだ。


凧から地上に降(お)りたつ、アカ&モモ。

そこに仲間が合流し、5人そろいました。


おっと、ウンガイキョウが立ち直ったぞ。

「こうなったら、全員マリオネットにしてやる!」

アンテナ剣テカガミを、5人に向けた。


が、ニンニンジャーは、ひるみません。

それどころか、名乗ってみせた。


暴(あば)れてアッパレ! アカニンジャー!

轟(とどろ)け八雲! アオニンジャー!

きらめきの凪! キニンジャー!

ひとひら風花! シロニンジャー!

揺(ゆ)らめく霞! モモニンジャー!


忍びなれども、忍ばない!

手裏剣戦隊、ニンニンジャー!

大回転で、斬(き)り裂(さ)くぞ!

忍ぶどころか、暴れるぜ!


「喰(く)らえ!」

ウンガイキョウは、怪光線を発射するつもりだ。

「ええいっ!」





「その技(わざ)、見切(みき)った!」

アオニンジャーが、飛び出したぞ。

「シュリケン忍法、鏡花水月(きょうかすいげつ)!」

<じゃぶじゃぶじゃ>


忍者一番刀を大きく回すと、水の盾(たて)ができた。

その盾に跳(は)ね返(かえ)されて、怪音波が、ウンガイキョウの方へ。


「だあっ! しまった!」

ウンガイキョウは、カクカクした動きに。

「これじゃあ、わたしが、マリオネットだ!」


さあ、今度は、キとシロが、前に出たぞ。

「シュリケン忍法、土の術!」

<どんどんじゃ>


地面が盛(も)り上がって、ウンガイキョウは、ドスン。

ひっくり返されました。


「おっしゃ!」

アカも前に出ます。

「みんな、一気に決めるぞ!」


<ザ・技>

<なんじゃ なんじゃ>

「シュリケン忍法 奥義(おうぎ)、一斉(いっせい)・忍烈斬(にんれつざん)!」


!!!


順番に斬りまくり、最後は<忍者一閃(にんじゃいっせん)>。

重力(じゅうりょく)の力も借(か)り、同時に、斬(ざん)っ!


悲鳴を上げながら、ウンガイキョウは爆発しました。


シュリケン忍法奥義、一斉・忍烈斬


って、熱(あつ)っ!

アカニンジャーが、飛び上がりました。


封印の手裏剣が光って、あっちんちんになってる。


と、やがて、青い忍シュリケンに変化した。


モモニンジャーも、喜びます。

「わあ!」

「あきらめないという気持ちが、忍タリティを高めて、この封印の手裏剣を変化させたんですね」



(霞姉、ナイス説明!)


!!


「ようやく会えたな、赤いの!」

おっと、蛾眉雷蔵だ。

「今一度、刃(やいば)を交(まじ)えようではないか!」

アカニンジャーとやる気 満々(まんまん)だ。



と、陰から、十六夜九衛門が見ています。

「残念」

「今日は、ここまでだね」


また、打出(うちで)の小槌(こづち)を振ったぞ。

「妖術(ようじゅつ)、肥大蕃息(ひだいはんそく)の術」


こうして、ウンガイキョウが巨大化復活。


水を差された雷蔵は、怒(いか)り心頭(しんとう)だ。

「九衛門! どういうつもりだ!」


が、何も答えずに、九衛門は消えてしまうのでした。


こうなると、ニンニンジャーは、巨大化ウンガイキョウと戦うしかありません。


雷蔵にしたら、ごちそうを盗(と)られたようなもんだ。

「逃げるか!? 赤いの!」


「逃げないって!」と、アカニンジャー。

「『待て』くらいできるだろ?」


イヌか?


蛾眉雷蔵は言います。

「オレが欲しいのは、戦(いくさ)の手柄(てがら)だけだ」

「すぐ、もどってこい!」



おっ!

待つのは、待つのか。

意外と素直(すなお)だ。




さあ、ロボ戦だ。


「来い、オトモ忍!」

<ザ・召喚>


??


新しいオトモ忍シュリケンをセットしたのですが、何も出てきません。

あれ?

故障(こしょう)か?


しょうがないので、いつものオトモ忍を呼ぶ。

シノビマル、ドラゴマル、ダンプマル、ワンマル、ビュンマル。


「こうなったら、宇宙から攻撃してやる」

ウンガイキョウは、大ジャンプ。

ホントに宇宙まで行くつもりだろうか?


空を飛ぶなら、これだ。

ニンニンジャーはオトモ忍を、シュリケンジンドラゴに合体させたぞ。


上昇を続ける、ウンガイキョウ。

シュリケンジンドラゴも追いますが、このままだと、大気圏(たいきけん)を突破(とっぱ)してしまいそう。


??


その時、円(まる)く回転する物体が、飛んできた。

UFOか?


いや、オトモ忍だ。


UFO型だったのが、ロボ形態(けいたい)に変形。

新しいオトモ忍シュリケンは、ちゃんと発動してたようですね。


アカニンジャーが、命名(めいめい)します。

「あいつの名前は…」

「UFOマルだな!」



一番 興奮(こうふん)してるのは、意外にも、モモニンジャー。

「おじいさまが宇宙人と交信したと おっしゃっていたのは、こういうことだったのですね!」


(おっ…おう)


さあ、こうなれば、合体だ。

「シュリケンUFO合体!」

<UFO合体>

出た!

シュリケンジンUFO!


モモニンジャーが言った。

「このまま、銀河の果(は)てまでも、妖怪を追いかけましょう!」


巨大化ウンガイキョウ vs シュリケンジンUFO。

対決の舞台(ぶたい)は、月面(げつめん)に。


コックピットの おみこしの上で、アカニンジャーが叫びます。

「おっしゃー!」

「宇宙でも、暴れてやるぜ!」



「こっちも、暴れるぞ~!」

先に殴(なぐ)りかかってきたのは、ウンガイキョウだ。


シュリケンジンUFOも、負けじと殴り返す。


背景(はいけい)は、宇宙空間。

真っ暗な中に、鮮(あざ)やかな火花が散(ち)ります。


怪電波で攻撃に出たウンガイキョウですが、パワーではシュリケンジンUFOが上だ。

近距離戦(きんきょりせん)では、完全に押せ押せです。


さらに、足のホバーで上昇(じょうしょう)。

「宇宙忍者 襲名(しゅうめい)!」

「シュリケンジン UFOビッグバン!」



円盤型巨大銃“UFOマルランチャー”発射。

3つの手裏剣型エネルギーが命中し、1つの大きな手裏剣が描かれた。


「うわあぁっ!」

「地球は、やっぱり青かった~!」


ウンガイキョウは宇宙で、チリになりました。


忍ばず~~~~~ワッショイ!


UFOマル

シュリケンジンUFOビッグバン!



「ホッホッホッホ…うまくいったか」

好天(笹野高史)は、天体望遠鏡(てんたいぼうえんきょう)で、見てたようだ。


「何?」

そこに、旋風(矢柴俊博)がやって来た。

「何がうまくいったんだよ、父さん」


「うん」と、好天。

「今回、あやつらに与えたUFOマルこそが、すべてのオトモ忍の原型(げんけい)なんじゃ」

「宇宙人のテクノロジーアを元に、孫たちの好みに合わせて、オトモ忍を開発したというわけじゃ」



(何気に、すごいこと言うな)


「ま~た、冗談(じょうだん)ばっかり」と、旋風は言います。

「とにかくさ、もう、いろいろ与えすぎだよ」

「オレの時とは、まったく違う」


口を、とんがらがしちゃった。

「いくらなんでも、甘すぎるんじゃないか?」


でも、好天は言うのでした。

「なぁに、甘いのも、ここまでじゃ」

「ラストニンジャを目指(めざ)す者には、これから本当の苦しみが待っておるんじゃからな」




やがて、5人も、忍者屋敷に帰って来ました。


と、八雲が聞いた。

「霞姉、いつから、妖怪の作戦に気づいていてんだ?」


「いつって…」

霞は、すまして言います。

「最初からですけど」


これには、風花も目を丸くした。

「ええ!?」

「なんで、言ってくれなかったの?」



「だって、聞かれなかったので」と、霞。


凪は、笑ってしまいました。

「霞ちゃんって、案外(あんがい)、天然(てんねん)だよね」


八雲は、腕組(うでぐ)みしています。

「結局、完全に、オレの勘違(かんちが)いだったんだな」


霞は、すまなさそうな顔をした。

「はい」

「でも、お気遣(きづか)いありがとうございます」

「ただ、わたしは、科学者もラストニンジャも、欲しいものは全部、取りますので」



やだ!

貪欲(どんよく)~!



すると、凪が言った。

「霞ちゃんも、タカちゃん側(がわ)の人だったんだね」


頭を振る、八雲。

「もう、あれこれ考えるのは、やめる」

「忍者たるもの、悩(なや)むべからず…だな」




ん?

天晴がいつになく、大人しいぞ。

なに考え込んでるんだ?

「な~んか、忘れてる気がするんだよな」

でも、思い出せないので、やめた。

「まっ、いっか!」




そう、彼らは忘れていた。

蛾眉雷蔵のことを…。


忘れられた雷蔵


ガンバレ、雷蔵!

斬ったれ!





<感想>


宇宙忍者といえば、「宇宙忍者ゴームズ」。

これは邦題で、原作はあの「The Fantastic Four(ファンタスティック・フォー)」。

主人公がゴム人間のようで、しかも、名探偵ホームズみたいに頭が切れるから、「ゴム」と「ホームズ」で、ゴームズ。

ニンニンジャーは5人だから、さしずめ「ファンタスティック・ファイブ」か。



忍者の道と、科学者の道。

霞は、どちらを取るのか?

やきもきした八雲ですが、霞の腹は決まっていたようです。

どちらも、やるだけやってみる。


じいさんのUFO話を信じていたところといい、霞と天晴は、底の方で似てそう。

突っ走る天晴と、冷静な霞。

表面上は、違うんですけどね。


風花は夢を語りませんでしたが、本当に覚えてないのだろうか?

それとも、口に出せないわけが?


風花の回も、楽しみ。



(そういや、バルタン星人も、宇宙忍者か…)





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来週のニンニンジャーは――


ニンニンジャー 来週の予告

ニンニンジャーが逮捕され、牢屋へ。

忍者 vs 警察 の戦いが勃発か?


ニンニンジャー&仮面ライダードライブ。

春休み、合体1時間スペシャル。






今週のおまけ

左上:ポスト?
右上:いえ、霞です。

左下:白衣&あくび。
右下:振り回された、アオさんでした。



















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   「逮捕されたニンニンジャー vs 妖怪ブルブル/春休み合体1時間SP(前編)」>>



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生息地:関西
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黒電話、赤電話が主流で、冷房は扇風機、暖房は石油ストーブと炬燵という時代


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