ユング心理学の視点から見た日記。スーパー戦隊シリーズ キョウリュウジャー、トッキュウジャー、東のエデンのレビューと感想。エニアグラム、子どもが育つ魔法の言葉、話が通じない人の心理、自分に気づく心理学。ドラマやアニメから学ぶ人生観。
 
政治に社会、もっと身近な問題まで、いろんなことが起きますね。

そこで気になるのは、「日本語が通じてないんじゃないか?」ということ。

もちろん互いに日本語を話しているし、一応は会話のかたちをとっているのだけれど、どこかおかしい。

ズレてる気がする。

そんな時があります。





「多少そうでも問題ありません」


これ、問題あるのか、問題ないのか、どっちだと思います?


答えは、ウェブで。

ああ、ここがウェブか。

いや、そんなことは、どうでもいい。


正解は、問題になることもあれば、問題にならないこともある。

多くは、基本的には問題なくて程度を超えると問題になる、といった感じ。



極端な例だと、体に悪いから水は飲まないという人は、ほとんどいないでしょう。

いや、「きれいな水」というのが前提にある場合ですよ。

でも、水を飲んで死ぬこともあります。

海外の水を大量に飲むコンテストで、水中毒で女性が亡くなっているのです。



<場合分け>

水は基本的に、無害。

むしろ、人間が生きていくうえで必要。

健康のため、飲み方を指導されることもある。

ただ、それにしたって、程度を超えると危険。



別の例をば。


ある野菜があるとします。

その野菜には、(A)という成分が含まれる。

この(A)を過剰に摂取すると、健康を害する可能性がある。


それを避けるには、(B)という調理法がのぞましい。

(B)すれば、(A)は問題ない程度となり、健康に影響しない。


これを、どう考えます?


多くは、こうではないでしょうか。

そうか、その野菜は(B)しないで食べるとよくないのか。

気をつけて食べよう。

(でも、食べる時って、だいたい(B)されてるよな、とか)


大事なのは、どうなったら危ないのか。

例えば、

生で、大量に、長期間にわたり、

こうなると害になる恐れがあると。


ということは、

(1) (B)という調理をすれば問題ない。
(2) 仮にそうしてなくても、
  大量に食べなければ、そんなに問題ない。
(3) 仮に一度くらい食べてしまっても、
  長期間 間違った摂取をしなければ問題ない。

ということになってきます。


かといって安心して、生で、大量に、長期間食べれば、危ないわけですけど。




ここで考えたいのは、「そもそもどういう条件下では危ないのか」、それを知っておくこと。

量、期間、接し方(食べ方)などを、知っておく必要があります。

そして、これなら問題ないという方法を周知し、ある程度、徹底しなければならない。


で、逆にいえば、条件が分からなかったり、開示されてないと、怖い。

安全のラインが示されてないと、安心できません。

また、安全な方法が確立されてないと、心配。

こういうことになるでしょうか。



人は時に、危険だと聞かされると、条件や場合分けを忘れて、すべてにおいて危険だと思い込むことがあります。

でも、よく注意しないと、置かれた条件や場合場合で、意味や影響は大きく違ってくる。


こういうことが分かっていると、やがて生きやすさにも、つながるのだと思います。





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「可能性がある」

これは、そうなるかもしれないし、そうならないかもしれない、ということ。

また、多くは、接し方やありようで、可能性の強弱、パーセンテージは変わっていく。


なのに一部の人は、「可能性がある」→「でも、今回は起こらなかった」という事例に対し、抗議することもあるようです。

「可能性がある」は「必ず起きる」じゃないんですけどね。





【関連記事】
「認知の歪み/割合と場合分け」




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「普通にしていれば問題ありません」

なら、絶対に大丈夫かというと、そうでもありませんよね。

この言葉は、「普通じゃなければ問題が出てきます」とか「普通じゃない時は問題が出てきてもおかしくありません」ということも含んでいる。


じゃあ、「普通」って何だ? ということになるのですが、言葉にすると難しそうです。

三省堂の大辞林には、このように書かれています。


[1] いつでもどこにでもあって、めずらしくない・こと(さま)。
[2] ほかとくらべて特に変わらない・こと(さま)。
[3] 特別ではなく、一般的である・こと(さま)。




ただ、本人が普通だと思っていることが、他の人にしたら普通じゃないということもあるので、ややこしそうです。

ある地域では普通で、でも他の地域では普通でない、そういうこともあります。国、地域、家族、いろんなところで、それぞれの普通がある。


「普通にしていれば問題ありません」というのは基本的に安心してもらうための言葉だと思うのですが、すごく心配になっている人には、この言葉が届かない場合も。

あるいは逆に、心配という意識が著しく欠けている場合、「ああ、何をやっても大丈夫なのか」と、曲解されてしまうケースも考えられる。

普通の範囲内なら安心でも、普通から逸脱すれば違ってくるんですけどね。


なので、問題なくコミュニケーションが取れている場合は「普通にしていれば問題ありません」という言葉だけで済む反面、そうでないケースも想定した方がいいのかも。

時には、問題に影響するであろうエッセンスを取出し、一応の範囲みたいなものに言及しておく必要も、あるのかな、と。

心配している人に安心してもらうためとか、ちょっと理解できているかあやしい場合に確認しておくためとか。

病気なんかだと、十分な睡眠をとか、十分な栄養をとか、ありそうですね。外科的なものの場合、しばらく激しい運動は控えてとか。あるいは、これはやり過ぎで普通じゃないということを示しておくとか。



逆に問題が出る場合を考えると、「普通じゃないことを普通だと思い込む」という状態になるだろうか。

で、それを避けるためには、別の目が要ると。

誰かが勘違いしても、他の誰かが「ちょっと待った!」と言えばいい。

複数の目があることで、避けられます。


思えば、昔は、たくさんの目がありました。

お父さん、お母さん、おじいさん、おばあさん、親類縁者、近所の人々。

多少間違っても、誰かが止められた。

それが今や、「ひとりでやる」ことが多くなって、「ちょっと待った!」の声がかかりにくくなってるのかもしれませんね。


普通を判断するには、それなりに広い関わりが要るわけで、そこいらへんの意識が昔とはちょっと違ってるのかもしれません。





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「きちんと対処すれば大丈夫です」


これも同じような言葉ですね。

 (1) きちんと対処できれば、問題は生じません。
 (2) きちんと対処しない場合は、問題が生じる可能性があります。



「きちんと対処すれば大丈夫です」、そう言われた場合、「ああ、きちんと対処しよう」とか「対処の必要があるんだなあ」と思うことでしょう。

ただ、対処をすっ飛ばして、「何もしなくても大丈夫」だと思うと、危ないと。


気をつけたいのは、じゃあその対処とは何か? ということ。

何に対して、どうやるのか?

期限は関係あるのか? いつまでにやった方がいいのか?

誰が対処するのか?


これらがハッキリしていればいいですが、ハッキリしてないなら、確認した方がいいかもしれません。

対処したつもりとか、誰かがすると思ってたとか、対処が不十分だったとか、そういうことで問題が生じる可能性もあるわけだし。





日本人の知らない日本語





普通とか、常識とか、昔ほど通用しなくなっている感じも。

ということは、何が普通なのか、何が常識なのか、再確認する時期なんですかね。

社会環境も、ずいぶん変化しているわけだし。




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南方 城太郎

Author:南方 城太郎
生息地:関西
分類:昭和人間
生まれ:
黒電話、赤電話が主流で、冷房は扇風機、暖房は石油ストーブと炬燵という時代


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